インフィニット・イフ・ストラトス 我輩は猫では無い (凍結中) 作:銭湯妖精 島風
ダブルオー セブンソードを作りました
ブレイヴより良い出来で嬉しいです
そんな訳で翌朝、結局マトモに一夏と会話が出来なかった
少し疲れが抜け切っていないのか怠い身体を動かし、寝巻きからジャージに着替え髪をポニーテールにして支度をする
健全な魂は健全な肉体に宿る、と束さんが言っていたので毎朝軽く走るのを日課にしている
春先なので、陽はまだ低く綺麗な紅を空に移している中を、無理せずに ゆっくりと走る
日頃のトレーニングで重要なのは無理や無茶をせずに徐々に身体に慣れさせ高めて行く事
最初から、ハイレベルな事を出来る人は あまり居ない
30分程走り、ジャージの袖で汗を拭き部屋へ戻って軽くシャワーで汗を流し、身支度を整えて行き食堂へ向かう
廊下でクラスメイトに挨拶や軽く雑談をしつつ食堂に入ると箒と一夏を発見した
とりあえず、バイキング形式だったので和食セットを作成して一夏達の方へ向かい
「隣、いいか?」
「ん?あぁタマか良いぞ?な、箒」
「ふん・・・」
ありゃ、機嫌悪そうだな箒。これはマズったかなぁ・・・
とりあえず座り手を合わせ全ての食材と それに携わる人に感謝をして食べ始める
「この鮭、絶妙な塩加減で白米が進む。くっ・・・IS学園、侮りがたし・・・」
「お前、何やってんだ?一芸?」
場を和まそうかと思い一芸を披露したら一夏が呆れた表情でワタシに言う
「勿論、一芸だよ。箒ってば、不機嫌そうにばかりしてても仕方ないよ?笑ってる方が可愛いしさ?」
そう言うと、箒が此方を睨む様に見てきた
「私は お前とは昨日が初対面の筈だ。何故お前にそれが分かる?適当な事を言うな」
「それはそうだけど、ワタシは一夏からアルバム見せて貰った事が有るしね?あ、アルバムを見た理由はちゃんとしてるから安心して?。あと束さんにもアルバムを見せて貰ったし」
ワタシの記憶が戻る手掛かりにならないかと一夏がワタシにアルバムを見せてくれた
結果は失敗で有ったが、幼い一夏は今以上に千冬さんに似ていて、まるで姉妹の様にも見えた
束さんについては、箒が産まれた時の話から始まり現在に至るまで延々と聞かされ、少し疲れたのを覚えている
そう言うと箒の目付きが更に鋭くなる
「では理由を聞かせて欲しいな?」
何だろう?某背中に鬼の顔を持つ漢みたいにオーラで周りが滲んでる気がする
「此処じゃ人が多いけど・・・まぁ隠してる訳でも無いし良いか、ワタシは約2年前の目を覚ました日以前の記憶が無いんだ」
ワタシは肩を竦めて言うと、箒は嘘だろと信じていない様子だったので一夏が口を開きそうだったのを手で制しておく
まぁ信じて貰う必要は、あまり無いのかな?うん
とりあえず、本作は原作1巻の内容までは書こうと思います
その後は、まだ何も決めていないです