れいなを送り届けると、麗はその足で事務所に来ていた。
ふと見上げると事務所の一室から明かりが漏れているのが見えた。
麗は事務所に入ると、光の漏れていた部屋へと向かった。
「失礼します。」
「おー麗君じゃないか。どうしたんだこんな時間に?」
そう、明かりが漏れていたのは社長室。
社長が夜遅くの時間になにやら書き物(おそらく仕事であろう)をしていたのだ。
「いえ、ちょっと仕事内容の確認と勉強になりそうな資料があればと思って寄らせてもらったんですが…社長も遅くまで大変ですね。」
麗が言うと社長は「そうでもないさ。」とコーヒーを一口のんだ。
「キミも飲むかい?」
進められたコーヒーを今は遠慮し、麗は口を開いた。
「あぁ、そうだ、社長、一つ謝らなければならないことが…」
と、麗は夕方のモールでの出来事を社長に説明した。
すると社長は笑いながら一枚の紙を取り出す。
「これは…夕方の子達が言っていた大会の申込書…ですか?なんで?」
麗が聞くと、社長は笑みを崩さないまま話す。
「ま、あの子らもそろそろ一回実戦…と思ってな。丁度いい機会と思って明日提案しようと思っていたんだがその手間が省けたよ。」
と、社長は少し真剣な顔をする。
「ただし、正直な話あの子らにはまだ早いと言うのも事実だ。そのモールであった子達…ブラック1'sといったかな?おそらくロンロン事務所の子達だろう。」
「ロンロン事務所?」
麗が聞くと社長は頷いて続ける。
「私の知り合い…というかライバルみたいな奴が社長をしている事務所でね。そこの社長の麻雀の腕を考えたらその子たちの自信も納得がいく。…きみは大会に参加するか否か…どう思うだろうか?」
社長に聞かれ、麗は少し考えると口を開いた。
「俺も…正直な話れいな達にはこの大会はまだ少し早いとお思います。だけどもし勝てたらそれはそれでデビューになりますし…もし仮に負けてしまっても今のうちに敗北を知っておくのも今後のためとなるんじゃないかなと…思います。」
麗の答えに社長は満足そうに頷くと、社長はすでに書き込んであったその申込用紙を封筒に入れ麗に手渡した。
「そこまで考えてくれているのなら大丈夫そうだ。これをポストにでもほり込んできてくれ。」
麗はその封筒を受け取ると、挨拶をし、部屋を出ようとする。
と、部屋を出るところで呼び止められた。
「あぁ、麗君。そういえば先ほどの話、面白いことも聞けてよかったよ。三人を頼んだよ、プロデューサーさん。」
社長がイタズラっぽい笑みを浮かべて言うので、麗は苦笑する。
「やめてくださいよ、社長。まぁ、でもとりあえずこの大会を最初の期限としてやれるだけやってみます。そこから先のことはその時までに考えを纏めさせてもらいます。それでは…」
麗は言うと扉を閉じた。
「ふっ。そんなこと言いながらなかなかやる気は満々じゃないか。やはり、れいなの人を見る目は正しかったようだな。」
社長は麗が出て行った扉を見つめると一人そうつぶやくのだった。
はい、また少しだけモチベあがっとります(
実際ガン○ン、TE○A、P○O2などなどネトゲ色々やってるのと介護をしてるのでなかなか時間が無いのが本音だったり(ヲイ
ちなみに私事ですが利き手の小指の付け根にヒビはいりました(´・ω・`)
しかもその二日後に親も転倒して右腕骨折の左腕靭帯損傷とかわけわからん自体に…
お祓いいかなあかんかな…
そんなこんなでひびはいってる状態で介護してる私でした(
次は来週当たりに更新予定ですのでよろしくお願いします(*´∀`*)