麻雀物語2~目指せ!雀ドル決定戦!~   作:REJID

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初戦へ向けて④

大会二日前と迫ったある日、社長に呼び出され、事務所に到着すると、すでに三人が集まっていた。

「あ、麗くんやっと来たです!」

みいなに言われて苦笑する麗。

「いや、これでも時間には間に合ってるんだが…なんかみいなに言われると少しショックだぞ…」

「むー!どーゆー意味ですか!?」

みいなが麗に飛びつき、それを見てしいなとれいなは笑う。

と、そこに社長が入ってくる。

「よー。みんなすまんね急に呼び出して。」

全員が社長に挨拶すると、れいなが疑問を口にする。

「それで、社長。なんでまた急に呼び出しを?」

すると、社長の後ろから麻美がスーツケースを持って現れた。

「えぇ、こないだ採寸したライブ用の衣装。完成したのよ。皆に試着してもらおうと思ってね。」

麻美が言いながらスーツケースから衣装を取り出しハンガーにかけた。

衣装はそれぞれオレンジ、ピンク、青となっており、やや露出されている部分は大きいがいかにも。と言ったようなアイドル衣装であった。

「わー!かわいいです!」

「ほんと!なんか見劣りしちゃいそう!」

れいなとみいながそれぞれ感想を述べると、麗がとあるマークを見て社長に聞いた。

「え…これ。社長、これってもしかして結構有名なデザイナーの方じゃ…」

すると社長はいつもの笑みを作る。

「あぁ、よく知ってるなぁ。」

そう言われ麗は苦笑する。

「いや、まぁ多少は…でもこれって相当…その、お金がかかってるんじゃ…」

そこまで言うと、しいながくすくすと笑う。

「えぇ。私のお父様が資金面で相当な援助してくださっているのですよ。あの卓もお父様からのプレゼントですわ。」

いままでその事実を知らなかった麗はあっけに取られる、

「さて、そして次はキミの仕事着ね!」

と、麻美に呼ばれて我に返る。

「お、俺の仕事着…ですか?」

麻美は頷くと、スーツケースからもう一着取り出す。

カバーをとり中身を見ると男物のスーツが姿を表した。

それを見て麗は若干慌てる。

「え、でも俺まだとりあえずお試しの予定で…」

と、麗は言うが、社長はいつもどおり笑う。

「まぁ、とりあえずの間でも仕事は仕事だ。もし個々を離れるようなら置いて行ってくれても構わないさ。さ、四人ともぼやっとしてないで試着してこい。」

社長に有無を言わさず渡され、麗は卓のある部屋。三人は隣の談話室で着替えを始めた。

 

試着。と言っても麗はスーツなのですぐに着替えは狩猟し部屋からでる。

「おー。なかなか似合ってるじゃないか。」

「そうね。いかにもプロデューサー。ッて感じじゃない。」

社長と麻美に言われて、麗は若干照れくさいのか「やめてくださいよ。」と苦笑する。

 

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