その後、契約書や今後の説明を受け麗が外にでるとれいな、みいな、しいなの三人が待っていた。
麗が出てきたことに気付いたれいなは近寄ってくる。
「ごめんね、なんか突然変なお願いしちゃって。」
しかし、麗は首を横に振った。
「あぁ、正直展開が早すぎて俺も理解しきれてないけど…まぁとりあえずどこまでできるかわからないけど…」
「それじゃあ!」
「まぁやれるだけやってみようかなと思う。至らない所もあるけどよろしく頼むな。」
その言葉にれいなのみならず、しいな、みいなも目を輝かせた。
「やったね!これで本格的に色々できるねっ!」
「そうねぇ。私達だけでは行動範囲も狭まりますから。よろしくお願いいたしますね。」
「本当にありがとね麗!これからよろしくねっ!」
三者三様の返事を受け、麗は今までのアルバイトとは違う。そんな雰囲気を感じていた。
「そういえば三人は麻雀はどの程度できるんだ?」
麗がふと思い出したかのように聞くと、れいなが苦笑しながら答える。
「実は…三人ともまだやっとルールをやっとこさ覚えたくらいなんだよね。」
「あーなるほどな…まあやってるうちに色々とおぼえてくるとはおもうけど、三人ともレッスンとかで忙しんじゃないのか?」
すると今度はしいなが答える。
「えぇ。まぁレッスンもありますけど終わってからちょっとずつ三人で勉強してましたので…」
と、麗が疑問に思い聞く。
「勉強って卓や牌を使わずにか?」
と、三人はすこし悪戯っぽい笑みを浮かべる。
麗がよくわからないような顔をしていると、みいなが立ち上がった。
みいなが立ち上がると他の二人も立ち上がる。
「じゃあ麗君には紹介しておくのですよ!ここの事務所の秘密の部屋です!」
言いながら今までいた部屋、社長室ともう一つあったドアを開けた。
するとそこには麻雀の卓が鎮座していた。
「ま、まじで。しかも全自動?これ高いんじゃないのか…?」
聞くとしいながあまり気にした様子もなく答える。
「えぇ。でもそこまでの値段でもなかった…と思いますけど…どうなのでしょう?」
と、聞かれたれいなは引きつった笑みを浮かべる。
「ま、まぁしいなにとっては…なのかな。…私にとってはまぁ…ねぇ…」
「いや、大丈夫だれいな…俺も同じ意見だ…」
と、二人で意見をあわせると、
「まぁ。お二人と意見が合うなんて相性がよろしいのですね。」
と、かなりずれた発言をする。
その発言に麗は苦笑しながられいなに耳打ちする。
「なぁ…しいなってもしかして…」
と、麗のいわんとすることがわかったのか、れいなも耳打ちで答える。
「うん…かなりマイペースっていうか…天然さんだね。」
やっぱりか…とつぶやくと、みいなが後ろから二人の間に割り込んでくる。
「なに二人でこそこそしてるですか?しいなのいう通りもうそんな仲ですか?」
「ち、ちがうって!そんなんじゃなくって…!」
「もうっ!みいな!怒るよっ!」
唐突にいわれ、麗は否定し、れいなはみいなを追いかけ始める。
そんな二人を見ながら麗はぽつりとつぶやく。
「ま、これから忙しくなりそうだな。」
「はい。よろしくおねがいしますね、麗様。」
「そうだよっ!これからよろしくねっ!麗!」
「よろしくなのです!麗君!」
麗の呟きが聞こえていたのか、追いかけ合いをやめ、三人が駆け寄ってくる。
「あぁ。俺のほうこそよろしくな!」
それに対し麗も笑顔で答え、その日はそのまま談笑をし解散となった。
後書きのテストとなります。
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