話が終わって麻美は部屋に戻り、麗は三人の差し入れを買いに外に出ていた。
そして、戻ると丁度三人がレッスンを終えて部屋から出てきたところだった。
「おー丁度良かったな。三人ともおつかれさん!」
麗が飲み物の入った袋を渡すと、三人から笑顔がこぼれる。
「わぁ!ありがとうです、麗君!」
「ありがとうございますー」
「ありがとう、麗!」
三者三様の返事をすると、それぞれが飲み物を持って休憩所の椅子に座った。
麗もそれを追って、自身の飲み物を開けながら椅子に座る。
レッスン終わりの談笑の中、不意にみいなが麗に聞く。
「そういや麗君の立場ってどうなるんだろうね?」
「んー…三人のお付き…?保護者代わり…?」
麗が考えているとしいなが笑顔で答える。
「あら?麗様は立場的にプロデューサー、になるのではないのですか?」
と、言われた麗は少々焦る。
「い、いやそんな大したものになるつもりは…」
と、言い掛けたところでれいながその言葉を切る。
「いいじゃん、麗!やりたいことそのままここで決めちゃえば!」
と、言われるが麗は苦笑する。
「いや、そう簡単にも行かないだろう?まぁまだとりあえずお試しの期間ってやつだからな。その辺も追々考えていくさ。」
と、言われたれいなは少しわかりにくいが残念そうな顔をする。
が、すぐにそれを隠し、話に戻る。
「あ、そうだ。今夜みんなで麗の歓迎会みたいなのしようよ!」
れいなの提案にしいなとみいなも乗ってくる。
「あっ!それいいと思うのです!」
「いいですわねー。でもれいな、場所はどうしますの?」
と、あまり考えてなかったのかれいなは少し考え始める。
「んー…うちは家族が多いし…突然二人の家って言うのもあれだし…」
と、麗が苦笑しながら言う。
「おいおい、するって言いながらそこまで考えてなかったのかよ。」
するとれいなは少し顔を赤くする。
「お、思いつきだったんだもん!仕方ないでしょ!」
そんなれいなを笑いながらふと思いつく。
「じゃあ俺の家でもくるか?うちなら今は俺一人だからな。」
その案は予想してなかったのか、三人は一瞬間を空けるが、
「いいね!さすが麗!思いつかなかったよ!」
「それじゃあみんなでお買い物に行くですよ!」
と、みいなも一瞬で乗ってくる。
すでに行く気満々の二人を見ながらしいなと麗は笑う。
「まぁまぁ、とりあえず二人とも着替えが先だろう?」
「軽く汗も流さないと麗様のご自宅にあがるのに失礼ですよ?」
しいなの言葉に二人はレッスン後だったことに気付き、シャワー室へと走っていった。
「全くレッスンも楽じゃないだろうに…」
「それだけ、嬉しいのではありませんか?」
しいなに言われ麗は頭に?マークを浮かべるが、しいなはそんな麗を尻目に。
「では、私も汗を流して参りますわね。」
と、シャワルームへと歩いて行った。
「まぁ俺が何かしらにでも役に立っているのならいっか…」
と、麗は深く考えずに三人を待った。
えー…なんだかんだで8話まで更新させていただきました。
思ったより感想が伸びない…w
誤字などはなるべくは投稿の時に直してはいますが、まだまだ未熟なので文章の使い方で違和感等あると思いますが、ご意見、ご指摘や純粋な感想などお待ちしておりますw