艦隊これくしょん〜放縦者たちのカルメン〜   作:プレリュード

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戦闘と工廠

 

 出撃命令を受けた5人が勢いよく海へ飛び出し、単縦陣をとる。波はそこまで高くない。足元に気をつけながらの戦闘にはならずに済みそうだ。

 

「夕張。念のため対潜哨戒を。天津風は夕張と一緒にいって。矢矧と鈴谷は私と敵艦隊を叩くわ」

 

「夕張、了解ですっ!天津風ちゃん、よろしくね」

 

「天津風、了解よ。夕張、こっちこそよろしく」

 

 2人がざっと列から離れ哨戒をはじめる。潜水艦は怖い。いきなり、雷撃されて直撃などしようものならば一撃で大破、最悪は撃沈にまでもってかれてしまう。

 

「叢雲、電探に感あり。ブラボーに6、敵水雷戦隊と推定。あと10分ほどでエンゲージよ」

 

矢矧が素早く旗艦である叢雲に報告する。時間にあまり余裕があるわけじゃない。

 

「わかった。あんた、交戦許可をちょうだい」

 

『こちら帆波、交戦許可だ。目標、敵水雷戦隊。有効射程に入ると同時に砲撃開始だ』

 

「「「了解っ!」」」

 

緑の髪をたなびかせながら鈴谷は主砲を構える。その顔には余裕の色漂っていた。

 

「ねぇ、敵が水雷戦隊なら今回アタシ出る必要なくない?」

 

『念のためって言っただろ。もしもバックにえらいのがいたら時間を稼ぐために火力のある鈴谷がいた方がいい』

 

「そんなもんかなぁ?」

 

「っ!敵艦隊発見!」

 

 叢雲が目視で敵艦隊を発見。黒と白と灰色の群れがこちらを狙っていた。その瞬間にゆるゆるとしていた雰囲気が一気に締まり、鈴谷が主砲を構えた。

 もうふざけている暇などなくなった。目前に深海棲艦が迫っているのだから。

 

『総員、砲撃開始。思いっきりぶち込め!』

 

 腹の底を大きく揺らすような爆音とともに3人の主砲から砲弾が打ち出される。その様子を見た深海棲艦も回避行動をとるがイ級が1隻かわしきれずに直撃を喰らい沈み、もう一隻のイ級に砲弾の破片が突き刺さる。

 

 沈んだイ級の穴を埋めるように深海棲艦が艦列を組み直しこちらを見据えた。直後に砲撃。

 

 

「敵艦隊が撃ってきた!」

 

「回避っ」

 

 再び爆音が響き今度はこちらに砲弾が降り注ぐ。叢雲のはるか頭上を通り後方に着弾し大きな水柱が立った。それ以外の砲弾も近くに着弾し、爆風の煽りを受けた。

 

 ただの人間なら砲弾が掠めただけでどころか、爆風に煽られただけで即死だろう。ところが彼女たちは何の影響も出ない。艤装の内部にある妖精共振装置と呼ばれる装置が、艦娘の体内に宿る妖精の動きを活発化し、妖精がダメージを逃すのである。

 しかし逃しきれないダメージは体に怪我として返ってきてしまうし、もちろん艤装を装備していなければその効果も期待できない。たった一発の銃弾で死んでしまうか弱い少女に戻る。

 そしてあまりにもダメージを受けすぎると体内の妖精が死んでしまい艦娘も死ぬ。つまり轟沈となるのだ。

 それでも艦娘が艤装を装着している場合、彼女たちは深海棲艦と渡り合えるほどの力を得ることができるのである。

 

「海の、底に、消えろっ!」

 

 叢雲の放った砲弾が軽巡のホ級に突き刺さりホ級の主砲が誘爆を起こし沈んでいく。いきなり旗艦を討たれ混乱した深海棲艦の艦列が乱れ始めた。

 

『鈴谷、はぐれたイ級をやれ!』

 

「了解!鈴谷におまかせっと!」

 

 鈴谷の主砲が火を噴き群れから離脱したイ級をあっけなく沈める。装備しているものが重巡洋艦と同じ砲口径だけあってさすがの火力だ。

 

 深海棲艦たちも負けじと弾幕をはり、こちらに次々と生命を脅かす砲弾が飛来した。素早く回避行動に移るが、最初の攻撃は夾叉していた。つまりここで回避することは非常に難しい。

 

「くっ!やったわね!」

 

イ級の砲弾が矢矧に命中した。服が少し破れ左腕に血が滲んだ矢矧が痛みを堪えるかのように顔を顰めつつ爆炎の中から姿を現した。

 

『矢矧!大丈夫か!』

 

「問題ないわ。小破にも満たない程度よ。戦闘継続は可能と判断するわ」

 

『そうか。無理だけはすんなよ』

 

「えぇ。もちろん」

 

 

 その後矢矧の炎上している副砲が切り離され海に落ちる。いわゆるダメージコントロールだ。炎が弾薬に回ったら目も当たられないことになる。もちろん副砲がなくなってしまうことは痛い。だが弾薬に火が回り、艤装が大きく抉れて吹き飛ぶよりはましというものだ。

 

「たかが副砲よ。どうってことないわ!」

 

 仕返しと言わんばかりに矢矧の主砲が火を吹くとホ級に直撃し、装甲や装備を吹き飛ばす。砲撃に当たってはしまったが矢矧がやられたままでいるわけではなかった。

 

『叢雲、主砲のコントロールもらうぞ』

 

 峻からの通信と共に、叢雲に艤装の操作権が主砲だけ離れる感覚が走った。叢雲の砲塔が峻の脳波により操られ、放たれた砲弾がイ級を仕留めた。

 

 敵陣形が乱れを見せ始めた。それなりの数を落としたことが影響しているのだ。そろそろ畳み掛けるべきかもしれない。

 

 そう思った矢先に峻から叢雲に通信がはいった。

 

「ええ、了解よ」

 

 息を大きく吸い込み無線機にむかって思いっきり怒鳴った。

 

 

「総員、雷撃用意!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そのころ司令室で、空中に投写されたホログラムのパネルで峻は戦闘を確認していた。矢矧に砲弾があたり、どっと峻の背中を冷や汗が流れる。

 矢矧は問題なしと言っていた。だが本当に大丈夫なのだろうか。本人が気づいていなくとも、損害がひどいというケースはままある話だ。

 

 司令室の椅子に座り、ホロウィンドウで矢矧の被害状況をみる。

 機関に問題なし。主砲に損害なし。魚雷発射管にも異常は見つけられず。副砲を一門持っていかれて炎上中。

 

 大したことがなくてよかったと胸をなでおろしつつコネクトデバイスを使い脳と矢矧の艤装をダイレクトリンク。延焼を避けるため副砲を残った土台ごと切り離しを実行すると矢矧の副砲がガシャっと切り離される。これで延焼は避けられるだろう。

 

「叢雲、主砲のコントロールもらうぞ」

 

 次に叢雲の主砲とダイレクトリンクし狙いをイ級に付ける。相対速度、風速、湿度、波高などのデータを入力していくと館山基地の演算コンピュータが適切な照準を表示し、そのターゲットの中にイ級を捉えた。

 

「てぇーー!!」

 

 峻のコントロールしていた主砲から飛び出した砲弾がイ級を仕留める。峻は叢雲の視覚情報を映したしたウィンドウで確認した。なかなか順調だ。

 

「さて、状況はどうなってるかねぇ」

 

 叢雲の視覚映像を映していたウィンドウを指でスライドして弾き、俯瞰図のウィンドウを手前に引き寄せ戦況を確認する。

 

「ホ級1隻とイ級3隻の撃破を確認。残りもホ級は中破でイ級は小破か」

 

 もう残りは半分にまで減った。これならそろそろカタをつけてもいいのかもしれない。

コネクトデバイスの通信を叢雲にいれる。

 

「こちら帆波。叢雲、止めをさすぞ。雷撃用意だ」

 

『ええ、了解よ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「総員、雷撃用意!」

 

 叢雲の号令で3人が魚雷発射管を構え狙いを付ける。

 

『放てぇ!』

 

 峻の号令で圧搾空気が解放され魚雷が深海棲艦たちに向かっていく。魚雷が放たれたと知り、急いで回避しようとするホ級。しかし機関にダメージが入っているのか、軽巡らしからぬノロノロとした動きしか出来ない。放射状に放たれた魚雷の網から逃れられず大きな水柱をあげ沈んでいく。

 

「ホ級の轟沈を確認。イ級はなおも活動中よ」

 

 淡々とした叢雲の状況報告を聞いた矢矧が主砲を構える。素早く照準を定めて、砲撃。

 

「さっきのお返しよっ!」

 

 爆音が轟き、放物線を描いた砲弾がイ級に命中。最後まで残っていたイ級が炎上しながら沈んでいった。

 これで最後だ。周囲には3人の艦娘と広がる海だけが残された。

 

「戦闘終了。残存勢力はなしよ」

 

『了解。みんなお疲れ。帰投してくれ。艤装はハンガーにおいておけよ。あと医務室に行って体に異常がないか見てもらうこと』

 

「わかったわ。総員、これより帰投するわ」

 

 蒼い海に白い航跡を残しながら3人が基地に向かう。しばらく航行していると2つの人影が近づいてきた。わずかに叢雲が警戒に身構えるが近づく影がはっきりと見えるようになるとその警戒を解いた。

 

「いやー、私たち見事に出番ありませんでしたねぇ」

 

 夕張が笑いながら天津風と共に合流した。潜水艦の妨害はないどころか、そもそもいなかった。つまり夕張たちは出番がなかったわけだが、それでも対潜哨戒は大事だ。

 

「ホントよ。潜水艦なんていなかったし砲戦参加したかったわ。ね、連装砲くん」

 

 文句を言いつつ天津風の固有装備、連装砲くんをなでる天津風。だが天津風も本気で入っているわけではない。だから誰もたしなめようとは思わなかった。

 

「ま、とにかく基地に帰るわよ」

 

 叢雲が指示を出し5人が帰投を始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うん。矢矧くん以外は大した怪我もないし自由にしていいかな。矢矧くんは少しここに残りなさい」

 

 すこし小太りで年老いた男の医務長の指示により矢矧以外がゾロゾロと医務室を出て行く。基本的に艦娘を診る軍医は枯れた年寄りか女性と相場はきまっているのだ。

 

「さて、矢矧くん。きみも大した怪我ではないみたいだから高速修復材までは使わなくてもいいみたいだね。消毒だけしたら入渠風呂に入っていればすぐ治るよ」

 

「はい、先生。ありがとうごさいます」

 

「すこし消毒液がしみるが我慢してね?」

 

 消毒液が矢矧の左腕の怪我にかけられピリピリとした痛みがくるが気にしない。これしきは砲撃が当たった時の痛みと比べれば大したことはなかった。

 

「うん、これで完了だ。入渠しておいで」

 

 ゆったりとした声が掛けられ、座っていたスツールから立ち上がり、一礼をし矢矧も医務室から出て行く。向かう先は入渠風呂だ。

 

 風呂といってもただの風呂ではない。特殊な薬液の入った湯で体内の妖精の治癒活動を促すことで身体の怪我を治す。

 高速修復材とは、この薬液の高濃度版で体内に直接取り込むことにより、瞬く間に怪我を治せる。摂取する方法は注射タイプが一般的だ。けれど副作用が出る場合が多いため、よっぽどの時しか使われない。

 

 脱衣所で服を脱ぎ、バスタオルを巻いて浴場に入る。風呂にちゃぷんと浸かると程よい温かさが体を包んだ。

 

「ふぅー」

 

 弛緩した矢矧の声が入渠風呂の壁に反響する。スラリとのびた長い脚を上下に動かすとちゃぷちゃぷとお湯が揺れた。風呂に入っているだけで怪我が治る。実に楽だ。普通ならば何日も入院しなくては治らない怪我が、入浴するだけで治るのだから。

 ただひとつ。この方法は時間がかかるのだ。贅沢な悩みではある。だが正直に言わせてもらうならヒマすぎて時間を持て余すのだ。

 

「治るんだから文句は言えないけど、ね」

 

 矢矧がちゃぷりと肩にお湯をかけた。じんわりとしたぬくもりが肩から全身に広がっていく感覚は心地いい。ついうつらうつらとしてしまう誘惑と戦うことはなかなかに難しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そのころ峻は司令室から執務室に戻り、叢雲の報告を受けていた。相変わらずギシギシと椅子を傾けている。だが叢雲が口を開いた瞬間、すぐに峻は傾けていた椅子を元に戻した。

 

「矢矧が小破、それ以外は損害なし。敵艦隊は殲滅を確認したわ」

 

「そうか。お疲れさん。あとは休んでていいぞ」

 

 ガタッと椅子から峻が立ち上がり上着を肩に引っ掛ける。その動きからは疲れの様子が全く見えていない。これでも峻はついさっきまで戦闘の指揮をしていたのだ。戦闘は同時に戦闘する艦娘の装着するすべての艤装状態を確認しつつ、場合によっては艤装の砲撃管制などにも介入する。

 つまり疲労が溜まっていないわけがない。けれども峻はそんな様子を微塵と見せることはない。

 

「俺はちょっと工廠に行ってくるから」

 

 それだけ告げると峻は颯爽と執務室から去っていくと、叢雲は夕陽が差す執務室に一人残された。

 

「ま、休んでろって言われたけど別に疲れてないし」

 

 叢雲が机の上の書類に手を伸ばし、ペンを握る。あれくらいの戦闘は叢雲にとってなんでもない。かなり余裕が残っているのだった。戦闘は全力でやった。だが余力はいくらか残していた。強力な艦隊が背後に控えていた場合に叢雲は引きつけて時間を稼ぐつもりだったからだ。

 

「あいつは今から工廠で整備だし、書類仕事くらいやっておいてあげてもいいかしらね」

 

 出来れば夕食までには終わらせたい。あと2時間ちょっとくらいだろうか。意外と時間がない。

 工廠で整備をするのなら書類仕事に手を回している余裕はないはずだ。そしてやらずに放置しておけばただ溜まっていく一方になる。

 

「こんなんだったら戦闘の方がよっぽど楽ね」

 

 先まで握っていたマストをペンに変えて叢雲は秘書艦の椅子に腰を下ろした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 峻は工廠のロッカーに入れておいたツナギに着替え、油臭い工廠の奥に踏み入った。

 

「あ、提督。くると思ってましたよ!」

 

 くるりと振り返りにこやかな笑顔を見せるピンクの髪が特徴的な工作艦”明石”が手招きする。

 

「手伝いにきたぜ。ていうか夕張、お前さっき出撃だったろ。休んでていいんだぞ」

 

「いえいえ、私は損害ゼロでしたし、これも趣味みたいなものですから十分に休憩ですよ」

 

「ならいいんだけどな」

 

「提督こそ、半分趣味みたいなものでしょう」

 

「一応俺はここの司令官および技術士官なんだがな」

 

 苦笑しながらどっこいしょと明石と夕張の近くに腰をおろす。兼任という形は珍しくはある。というよりもほとんどいないだろう。だが現状の海軍は人手不足だ。それにより、いちおう認められていることではある。

 

 

「とりあえず矢矧の艤装からやるか。明石、引っ張ってきてくれ」

 

「了解ですっ」

 

 明石が手元の機械をいじるとハンガーから矢矧の艤装がクレーンで隣接した工廠へゆっくり運ばれてくる。ガション、と機械的な音と共に整備台の上に下ろされた。

 

「んー、大したことはないですね。副砲周りの補修と副砲の取り付けで完了って感じです」

 

「じゃ、私は換えの部品とか持ってきますね」

 

 夕張がちゃきちゃきと動き始め、明石が副砲周りの壊れた部位を素早く外していく。

峻は矢矧の艤装の保護カバーをはずし端子に持参したパソコンから延びるプラグを刺しこむ。

 

 

「姿勢制御システム正常に稼動。浮力力場発生装置異常なし。機関コントロールシステム問題なし。妖精共振装置の正常な動作を確認。火器管制システムの副砲部分だけ直しとくか」

 

 パソコンに表示されていく艤装のコントロールシステムを確認。すべて問題ないことを確認するために次々と開かれるウィンドウに目を走らせていく。切り離した副砲のコントロールシステムは元々あてていた物のバックアップをコピーして叩き込んだ。

 

「提督、副砲周りの補修は終わりました。あとは副砲の取り付けだけです。そちらはどうですー?」

 

 明石が副砲を仮固定しながらこちらの進捗具合を聞いてくる。もう副砲周りの補修は片付いたらしい。

 

「こっちも矢矧のシステムメンテナンス終わったぜ。異常なしだ」

 

「相変わらず早いですねー」

 

 副砲の土台を固定しながら夕張が感心した様子で峻を覗き見てくる。だがしっかり手を動かすことは忘れない。そこはしっかりしているからこそ、夕張を信用して作業を明石は任せているのだろう。

 

「夕張ー、ここの区画お願い」

 

「ん、わかったー」

 

 夕張と明石の方も順調らしい。流石だ。仕事が早い。この様子なら他も一気にやれてしまいそうだ。

 

「明石、出撃したやつらの艤装ぜんぶ工廠に入れてくれ。一応メンテナンスしておこう」

 

「はい!いま入れますね」

 

 ギャリギャリギャリと喧しい音を立てながら残りの4つの艤装が工廠に入ってくる。

 

「まずは、鈴谷のから見てくとするか」

 

 矢矧の艤装からプラグを抜き、鈴谷の艤装の保護カバーを外して刺しこむ。明石と夕張は艤装の損傷がないかをチェックしていく。

 幸いなことに他の艤装には目立った破損が見当たらなかった。そのせいかしばらくすると暇を持て余し始めた2人が峻のパソコンの液晶をぼんやりと眺め始めた。

 

「明石も夕張も終わったみたいだし先にあがってていいぞ」

 

「提督はどうします?」

 

「俺は艤装のシステムの確認だけしたらあがるわ」

 

「じゃ、お先に失礼しますね」

 

 そう夕張が告げると2人が工廠から出て行く。おそらくシャワーでも浴びに行ったのだろう。先にあがれるほど早く片付いたということはそれだけ損害がないということ。なんともうれしいことだった。

 そんなことを思考しているうちに鈴谷のメンテナンスも終わった。

 

「さて、と。次だ、次」

 

 今度は天津風の端子にプラグを差し込む。その後も工廠にキーを叩く音が響くのだった。




後書き書き忘れた……

こんな感じでやってきます!
誤字やなんかこれ意味ちがうなーとかは気軽に言ってください。感想もお待ちしてます。

にしても戦闘描写って結構難しいんですね…
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