―――パチュリーside―――
修行をしようと思ったのは何故か。それは突然膨大な魔力、武術に、私だけの魔法、頭の良さ、そして丈夫な体と、超能力が手に入り、それをすぐに扱おうと思ったからだ。時間は2年間もある。取り敢えず魔力と魔法を扱おう。私だけの魔法も、きっとパチュリーのスペルカードだろう。分からない所は神様に聞けばいいと思うし。まず、限界を知ろう。最大火力と持続力の。
ーーーー十日後ーーーー
この力は思ったよりチートだった。パチュリーのスペルカードは簡単に出来たし、威力も神様に作ってもらった鉄の塊を一瞬で溶かしたり、圧縮したり操ったり出来たし、パチュリーの体のおかげで寝なくてもご飯を食べなくても大丈夫なのを利用して、一週間ぶっ通しで魔法を使えて、まだ魔力も1割も削れて無い。と言うか疲れない。この位でいいか、研究は今度すればいい。一応、身体強化の魔法も出来たし。その時は聖人を軽く超える強さだし。次に武術だが、身体強化の魔法ですぐ出来たし。後は超能力を使おう。
ーーーー更に十二日後ーーーー
私はやっと超能力の意味を理解した。この超能力は魔法を『科学式演算』で使える、と言うことだ。全く同じ精度、威力、扱いやすさも、この利点は魔法が通じない相手には超能力、超能力が通じない相手には魔法、と使い分けが出来る点だ。分かり易いように、世間的に発火能力と言うことにしとこう。それと、魔法と科学の同時発動は相乗効果により、片方の時より約2.5倍位強くなった。ただ、いつもより集中しなければいけない。身体強化を使った時は、音速の10倍位で移動でき、パンチを繰り出せば光を超える速度の攻撃が出来たが、2日使った時に、とても軽いが反動が来た。少し眠くなるだけだったけど。片方だけだと、少なくとも二十日は反動が来なかったのに。まぁいいや、いつもは身体強化して過ごしている。今度は、身体強化無しで、木原神拳をできるようしとこう。神様に、人形に反射膜を付けてもらった。これで、核が落ちても大丈夫な人形の出来上がり。後は、身体強化無しでも有りでも出来るように練習しとこう。
―――神様side―――
私は今、仕事をしながら私が唯一殺してしまった人の修行を見ています。あの人は、頭脳のおかげか物覚えがよく、3週間ちょっとで一通り終らせてしまいました。暇そうですね、思ったよりハイスペックでしたか。そうだ、あの人に修行の合間で良いから仕事を手伝って貰いましょう。暇そうですし。頭良いでしょうから。
さて、そうだと決まれば話し掛けますか。
……………………この時の、話し掛けた事が切っ掛けで神様から気に入られる等とは、神様すら予想していなかった。
―――会話だけ(神様から)―――
「今暇ですか?」「丁度暇ですが何故ですか?」「それは良かった、私と一緒に私の仕事しませんか?」「良いですよ、暇つぶしになりますし、興味も有りますしね。」「では、仕事場に行きましょうか。」「よろしくおねがいします。」………「驚きました、かなり仕事出来るじゃないですか。いつか正式に私の側近に成りませんか?」「では、私が死んだらで(笑)」「そうしますね」「今更ですが、この世界の1日ってどうなっているんですか?何となく1日だって分かりますが。」「それは貴方の為に特別に付けたんです。」「ここの時空ってどうなっているんですか(苦笑)」「この世界の時空は私の思い通りです。なので、貴方が転生した後で時間弄って私の体感で1日で貴方をこちらに来させる事も可能です。と言うかそうします。」「何でも有りですね」「いいんですよ、私と貴方しかこの世界にはいないんですから」「それもそうですか」「あぁ、あと少しで仕事が終わりますね。有難うございました。またよろしくおねがいします」「こちらこそありがとうございました。」
―――パチュリーside―――
嗚呼、楽しかったな。さて、後1年と十一ヶ月、修行しますか。そう思い、修行に明け暮れた。
ーーーー十一ヶ月後ーーーー
武術と魔法と超能力と仕事をローテーションでこなした後、あと1年か、と黄昏てみる。かなり強くなったとは思うけど、この世界に後1年しか居られないと思うと、悲しくなる。神様は優しいし離れるのが辛い、ただ、結局この世界に帰って来るので心配はしていない。
ーーーー更に1年後ーーーー
私が転生する二日前となった。転生する当日、神様は忙しいらしく、パーティーは二日前と前日にやった。まさかのケーキ、シャンパン、ワイン、チキン等を二人で二日掛けて食べた。さすがに二人とはいえアルコール類を78本も開けたのはやりすぎだと思った。と言うか普通は二人でも多くて8本しか開けないのに。まぁいいや、後数時間後には転生だ。神様に感謝しとこう。そして、早めに帰ってこよう。さぁ『行ってきます』