天才少女と紅色少女   作:夢見茅

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キャラ設定を忘れてもいいように投稿しておいたら、文字数足りなくて寿限無を長々と書いて文字数稼ぎしていたら運営さんに怒られました。
なのでそれを消してオリキャラを増やすという作戦に出ました!
まだ当分出てくる予定はありませんが。
前にも1回運営さんに怒られてるんですよね・・・。
ルイズコピペをめぐみんバージョンにして投稿した時に。
直ぐに消しましたけどね。

それでは本編をどうぞ!


LEVEL.5

 

・・・・・モチノキ町立植物園 深夜・・・・・

 

 

「ジュロン!!」

 

 

男が叫ぶと前にいる少年が地に手を付け、太いツルを地面から生やし、木の幹を縛り付ける。

 

 

「ハァ、ハァ、ハァ・・・、フゥ。連続だと6回くらいが限度か。まあいい、これだけ使えりゃ上々だ。次は動く標的だな。」

 

 

・・・・・とある孤児院 朝・・・・・

 

 

麻耶(まや)、朝だよ!植物園行くんでしょ、早く行こ!」

 

 

レティが私に跨り揺らしてくる。

 

 

「うーん、あと、5時間・・・。」

 

 

「ダメだって!敵が現れるんでしょ、倒さないと!」

 

 

「私達が行かなくても清麿達がいるし、行かなくてもよくない?」

 

 

「よーくーなーいー!いーこーうーよー!」

 

 

「わかった、わかったから揺らすのやめて。」

 

 

「やった!じゃあ、早く着替えてよね。先にご飯食べてるから。」

 

 

「はあ、せっかくの休みが・・・。」

 

 

「毎日休みみたいな子が何を言ってるんですか?」

 

 

げっ、院長じゃないか。また、説教か?

 

 

「院長・・・。居たんですか。」

 

 

「たった今来たところです。布団干すので早く起きてください。ご飯食べたら水に浸けといてくださいね。」

 

 

「はいはい。わかってますよ。」

 

 

それから朝ごはん食べて鞄に本を入れて植物園に向かった。

 

 

・・・・・植物園・・・・・

 

 

「へー、本当に植物しかないのね。つまんないの、燃やそうかな。」

 

 

何、物騒なことを口走ってんだこいつは。

 

 

「ダメに決まってるでしょ。さてさて、清麿達はどこかな?」

 

 

「前にも言ってたけどその清麿って誰なの?麻耶の恋人?」

 

 

あん?そんなわけないだろ。ぶっ飛ばすぞ。

 

 

「違うよ、私が一方的にしってるだけ。」

 

 

「ストーカー?」

 

 

カチン。

 

 

「なんかもう疲れちゃったし帰ろっか?」

 

 

「ごめんなさい!帰らないでください!」

 

 

わかればいいんだよ、わかれば。

 

 

「全く、誰がストーカだっての。」

 

 

「それより、清麿って誰なの?」

 

 

誰って言われてもなあ。天才中学生兼魔本保持者、かな?

 

 

「んー、百聞は一見に如かずって言うし会ってみた方が早いと思うけど。」

 

 

「じゃあ、会わせてよ。」

 

 

「そのつもりなんだけど、どこに居るかな?」

 

 

「もう!木が多すぎて全然見渡せないじゃない!本当に燃やして────」

 

 

やめろ、と言おうとした瞬間、

 

 

「『ジュロン』!!!」

 

 

ふふ、ようやく来たか。

 

 

「レティ。」

 

 

「わかってる。」

 

 

レティは出てきたツルを足で踏み、押さえ込む。

 

 

 

辺りから悲鳴が聴こえてくる。

 

 

「チッ、ダメじゃねーか。みんな、しっかり逃げてくんねーと。オレたちのトレーニングになりゃしねえ。」

 

 

「何!?」

 

 

お、清麿達そこに居たのか。

どうしよっかな。この後ラシルドが発現するはずなんだけど。

まあ、いっか。雑魚倒したら私達が相手してあげればいいし。

 

 

「レティ、手を前に。」

 

 

「ようやく、戦わせてくれるのね?楽しみだわ。」

 

 

「うん、戦いと呼べるか微妙だけどね。」

 

 

「だって」

 

 

一方的な蹂躙になっちゃうからさ。

 

 

「第1の術 『イグニ』!」

 

 

レティの手から1.5m大の火の玉がかなりの速さで飛んでいく。

 

 

術者の方へ(・・・・・)

 

 

「ぐああああ!あああ!あぢい!あぢいい!!」

 

 

「春彦!?だ、誰だ!!」

 

 

初めての戦いだ。カッコよくいこうか。

 

ようやく、私の物語が

 

 

始まる。

 

 

「はじめまして。私の名は麻耶。この子はレティエナ。貴方を殺しに来ました。短い間ですがどうぞ、よろしく。」

 

 

「あ、あんたは!あの時の!」

 

 

清麿は私を指差す。

だから手を振りながらこう返した。

 

 

「やっほー、久しぶり。悪いけど今忙しいからまた後でね。」

 

 

「待ってくれ!あんたはいったい何者なんだ!」

 

 

「それも含めて後で遊んであげるから待っててね。」

 

 

「ウヌ!清麿、それよりも早くつくしを!」

 

 

「あ、ああ!わかった!あっちを向け、ガッシュ!『ザケル』!」

 

 

「他の人もよろしくねー。さて、えっと、スギ花粉くんだっけ?」

 

 

「スギナだ!!なぜ、春彦を攻撃した!?」

 

 

「え?何言ってんの?人間の方が弱いんだからそっち狙うのなんて当たり前じゃん。それとも君を死ぬまでいたぶる方がよかった?私はどっちでもいいんだけど。」

 

 

「この化け物がっ!!」

 

 

「酷いなあ。君だって同じ様なことしたじゃない。自分はしておいて、されたくないってのは我が儘なんじゃない?まあ、そんな事はどうでもいいんだけどさ。本を渡してくれないかな?もう要らないでしょ。そこのパートナーさん、死にかけだし。」

 

 

「ぐっ・・・!」

 

 

ああ、いいな。その泣きそうな顔。もっと虐めたい。絶望に染まる顔が見たい。

女になったせいかな?ショタに目覚めた気がする。

 

 

「はい、没収ー。本は大切に私が預かっとくから安心して。大丈夫だよ、燃やしたりしないから。」

 

 

「返せ!」

 

 

スギナが飛び掛ってくるが、回し蹴りで蹴り飛ばす。

 

 

「おっと、ごめんね。つい、足が出た。あ、そうだ。アレを試そう。第8の術。」

 

 

「えっ!?アレ使うの?ちょっと可哀想じゃない?」

 

 

第8の術とは、レティが触れた相手を幻の炎で全身が焼ける幻覚を見せる術。魔力結晶を埋め込む事で遠隔操作ができる。

つまりいつでも幻覚を見せることができるのだ!

拷問する時に便利だぞ!

 

 

「いいから早くやる。はい、『トラテューラ・イグニス』。」

 

 

「わかったわよ、しょうがないわね。はい、タッチ。」

 

 

「ぐがああああああああああああっっ!!!ああああああああっっ!!があああっ!ぐああああ!ががあああああああっっっ!!!がっっ!!!!」

 

 

5分くらい絶叫した後、ぷつりと静かになった。

 

 

「あれ?気絶した?」

 

 

「気絶はできないはずだよ。寝ても激痛で起こされるから。精神が死んだんじゃないの?」

 

 

「なんで私より詳しいのよ、私の術なのに。」

 

 

アンサートーカーがありますからね。

 

 

「わかるんだからしょうがない。そろそろ燃やすか。」

 

 

「前から思ってたけど麻耶って相当のクズよね。」

 

 

「ありがとう。」

 

 

「褒めてない。貸して燃やすから。」

 

 

「はい、『イグニ』。」

 

 

それからスギナが消えるのを見送り、まだ残っている人がいないか見回った。

 

 

「大丈夫そうだね、帰ろっか。」

 

 

「待ってくれ!」

 

 

声の主は清麿だった。

 

 

「あ、ごめん。すっかり忘れてた。そういえば後でって言ったもんね。うっかりうっかり。」

 

 

無意味だろうけど危険なヤツじゃないアピールをしてみる。

 

 

「それであんたはいったい何者なんだ。」

 

 

見りゃわかるだろ。

 

 

「えーと、君の同じ魔本保持者だよ。」

 

 

「なぜ、あの時俺の前に現れた。」

 

 

あの時、言っただろうが!

 

 

「言ったじゃん、暇だったからって。」

 

 

「なぜ、ここにいる。」

 

 

ここは誤魔化しとくか。漫画読んで知ってましたじゃおかしいしね。

 

 

「レティが魔力を感じ取ったから」

 

 

「最後に、なぜ男に術を打った。」

 

 

「ふう、あのさあ。あの子にも聞かれたけどね、魔物は人より体が丈夫だからそっちを狙ってもあんまり意味無いの。だから弱い人間を狙うの。わかった?」

 

 

「ああ、十分にわかった。お前が最低のクズって事がなっ!SET!『ザケル』!!」

 

 

「麻耶!?」

 

 

大丈夫、大丈夫。そんな顔するなって。

アンサートーカーを使って、電撃を紙一重で避ける。

 

 

「危ないなあ。人に攻撃したヤツをクズ呼ばわりしといて自分もやってるじゃん。私じゃなかったら死んでるよ?」

 

 

実際はあと3人くらいいるけど。

デュフォーとフォルゴレとナゾナゾ博士の3人。

デュフォーは避ける、フォルゴレとナゾナゾ博士は耐える。

 

 

「黙れ!!『ザケル』!『ザケル!』『ザケル』!!!」

 

 

「なに?図星突かれて怒っちゃった?」

 

 

清麿を煽りながら電撃を避けてく。

 

 

「『ザケル』!!『ザケル』!!『ザケル』!!『ザケル』!!」

 

 

パシュッ!!

 

 

「ありゃりゃ、もう終わりか。ん?何その驚いた顔。

もしかして知らなかった?しょうがない、教えてあげよう。

あのね、呪文を使うのもただじゃないんだよ。

心の力を消費して発動するの。でも、どんなエネルギーでも使えば空っぽになるの。それがたとえ、心の力でもね。

ねえ?今、本当に私の事が憎い?殺したい?」

 

 

清麿はこちらを睨みつける。

 

 

「そんな事はないって顔だね。そうだ、頭ではわかってる。殺したいってね。けど心の底から殺したいって気持ちは消えてるでしょ?

君さ、私に何回打った?8回くらいだよね。それより前にも1回打ってるし。

それだけでも素人にしては打てた方だよ。よほど怒ってたんだろうね。

けど、私は1度も君に攻撃していない。

さっきだって、男に1回、あの子に1回、本に1回、計3回。

十二分に余裕がある。さて、どうする?」

 

 

「くっ・・・!」

 

 

「はいはい、もう充分楽しんだでしょ。帰るよ、麻耶。」

 

 

「んー、もうちょっと遊びたかったけど、もうすることないしね。帰るか。」

 

 

「ま、待てっ!」

 

 

「なに?まだやるの?

態々(わざわざ)こっちから帰ってあげるって言ってるんだから素直に感謝しながら見送ればいいじゃない。

そんな生き方だと早死するよ。」

 

 

そう言うと清麿は押し黙った。

 

 

「それとガッシュくん、だっけ?」

 

 

「ウ、ウヌ・・・・。」

 

 

「1つお姉さんからアドバイスだ。私が言うのもなんだけど、憎しみや怒りからは何も生まれない。生まれるとしたらそれは悲しみと虚無感だけ。

君に必要なのは守る心。大切なものを守りたいと願い続けるなら君は君の望む王になれるだろう。それじゃあね、バイバイ。」

 

 

・・・・・翌日 清麿家・・・・・

 

 

「なんでお前が俺の家で朝飯食ってんだあああっ!!」

 

「あ、清麿。おはよう、お邪魔してるよ。」




ああ、頭痛い・・・。
前回の後書きでスギナなら〜、とか言った結果がこれだよ。
麻耶さんがクズになっただけ。
戦闘もろくにしてない。
何をやっているんだ、私は。
ただ私は、麻耶さんは自分勝手で我が儘な所が伝えたいだけなのに。
レティさんより好戦的じゃないですか、ヤダー。
なんとか最後に和解しようと試みたんだけど・・・。
無理っぽい?ポイ(ง ˘ω˘ )วポイポーイ
とりあえず、ガッシュとは仲良しで清麿とはあんまりっていう設定にしよう。
頑張れ、未来の私!
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