グリモアーたとえ面倒でも世界は動く-   作:FAMZ

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地文は主に第三者目線と
ロウ目線の2つで書かせていただきます。


第1話 初クエストスタート

「まっ、俺のやりたいようにやらせてもらうか。」

 

そうつぶやき、ロウは学園内に入っていった。

 

「おおい、ちょっと待て!」

 

「うおっ!?」

 

急に歩きを止められ、転びそうになる。

 

だれだ、急に・・・・。

 

「・・・ええと・・・ネズミ?」

 

「いや、ウサギだっての!!」

 

制服を着たウサギがつっこむ。

 

「ったく、この俺との初対面の時も同じようなことやりやがって・・・。」

 

「軽いジョークだろ? つか、なんで急に止めたんだよ?

 新たな生活のスタートを踏む構図だったろ。」

 

「お前の転入予定は明日じゃなかったか?」

 

その指摘にバツが悪そうに頭を掻く。

 

「いや、実は大家にここに来る日付間違って教えてな、

 それで無理やり追い出された。」

 

「結構間抜けな理由だったな・・・・。」

 

「うるせえ、とりあえず、今日は寮に入れてくれよ。

 必要な書類は全部そろってるし。」

 

カバンから書類を取り出しピラピラと見せる。

 

「ぐっ・・・全部そろってる・・・わかったよ

 話は通しておくから。」

 

「さすが、うの助もとい、ねこ助。」

 

「いや、もとい付けなくていいから。」

 

 

 

 

 

 

<ロウ、移動中>

 

 

 

 

 

 

学生寮

 

「よっこいしょっと。」

 

カバンをベッドの上に置く。

 

さて、1日あるしどうしようかな・・・・。

 

ピピピ!ピピピ!

 

「ん?」

 

スマホを取り出す。

 

「おっさんからか。もしもし?」

 

『おう、ロウ、もう着いたか?』

 

「ああ、なんとかな。つか何の用だ?」

 

『つれねえ奴だな。・・・あいつに関する情報だ。』

 

「それを早く言えよ。」

 

顔が一気にこわばる。

 

『つっても、電話じゃあまり大っぴらには言えなくてな

 メールで送っておいた。パスワードは

 半角ローマ字でkonokuniwokaeru、だ。』

 

「この国を変える・・・・・。」

 

『俺は忘れてねえってことだ。じゃあな。』

 

「ああ、じゃあな。」

 

電話を切る。

 

「さてっと・・・・。」

 

さっきのメールを確認する。

 

これか。

 

「このくにを、かえるっと。」

 

ロックされていた添付ファイルが開く。

 

「・・・なるほど・・・。」

 

カバンからパソコンを取り出し

スマホを接続する。

 

「・・・これでよし。」

 

パソコンにデータを移し替えた。

 

だがまだ奴に迫れていない・・・・・。

 

「・・・学園の地図でも見てるか。」

 

ベッドに寝ころぶ。

その後はゴロゴロしながら

転入前日を過ごした。

 

しっかしこの学園・・・・・。

 

「広すぎるな・・・・・。」

 

地図を見てすぐに思った感想だった。

 

ピピピ!

 

「ん?」

 

ロウのデバイスが鳴る。

 

「・・・校門前に? めんどくせえな・・・。」

 

メールには校門前に来るようにと

書かれていた。

 

「・・・まあいい。1日暇だしな。」

 

そう言って、ロウは部屋から出た。

 

 

 

 

 

<ロウ、移動中>

 

 

 

 

「さて、来たには来たが・・・。」

 

「お待たせしました~!」

 

ロウがちょうどついたところに

オレンジのリボンをした生徒が走ってくる。

 

「いや、今来たところだ。」

 

「そ、そうですか・・・。

 あっ、本日、学園の案内をさせていただきます

 南智花です!」

 

「相田ロウだ。よろしく。」

 

手を差し出す。

 

「あ、よ、よろしくお願いします!」

 

握手を交わす。

 

「それで、案内をするのか?」

 

「はい。なにしろ学園は広いので・・・・・。

 迷子にならないようにと。」

 

「なるほど、確かにバカみたいに広いな。」

 

学園を見上げる。

 

「そ、それでは案内しますね!

 ついてきてください。」

 

そして、およそ数時間

ロウと智花は学園をまわった。

 

 

 

 

<翌日>

 

 

 

「これで、よし。」

 

ロウはおろしたて学園の制服に袖を通した。

 

うーん・・・・。

 

「似合わねえな・・・・・・・

 あっ、ブレザー裏返しだ。」

 

危ない危ない。初日から恥かくことだった。

 

 

 

 

<ロウ、移動中>

 

 

 

「リリィの教室は・・・・ここか。」

 

教室の扉の前に立つ。

 

にしてもなんだよ、リリィって・・・・。

 

「まあいい、入るか。」

 

ピピピ!ピピピ!

 

「んん?」

 

電話がかかったようだ。

 

「もしもし?・・・・はあ・・・・へえ・・・・

 クエストに・・・・で、誰が?・・・・・・俺が!?」

 

クエスト要請の電話だった。

 

俺まだ教室にも入ってねえのに・・・・。

 

「・・・・・わかりました、で、場所は?

 ・・・・・校門前に、もう1人いるから

 合流しろ・・・・はい、了解でーす。」

 

うーん、初日からいろいろあるな・・・・。

 

「とりあえず荷物置いてくるか。」

 

来た道をすごすごと戻っていった。

 

 

 

 

<クエスト準備中>

 

 

 

 

校門前

 

「さて・・・で、まだ誰もいないんかい!」

 

言われたため、急いで準備したが

早すぎたのかまだ自分以外来ていなかった。

 

「お、お待たせしました!」

 

オレンジのリボンをした

生徒が走ってくる。

 

あれか・・・・。

 

「ああ、5分くらいは待った。」

 

「す、すみません・・・・。

 本日は一緒にクエストに行かせていただきます、

 

「ところで、1つ聞きたいんだが・・・。」

 

「はい?」

 

「クエストって、どうやって受けるんだ?」

 

「ええ!?」

 

やけに驚く。

 

そりゃ、転入初日だしな・・・・。

 

「あの、ということはデバイスは・・・。」

 

「デバイス・・・?」

 

「彼のデバイスならここよ。」

 

「うお!?」

 

突如、声が聞こえたため驚いた。

 

誰だ、急に。

 

「あっ、宍戸さん!」

 

「宍戸?」

 

「・・・魔導兵器開発局の宍戸結希よ。

 とりあえず、これを渡しておくわ。」

 

スマホのような端末を手渡される。

 

「これがデバイスか。」

 

「ええ、希望があれば、自分の携帯を使うことも

 できるのだけれど・・・・。これで、

 いつでもクエストを受注できるわ。」

 

「了解した。」

 

デバイスを懐にしまう。

 

「無尽蔵の魔力・・・・興味深いわ。

 お願いだから間違っても死んだりしないでね。」

 

「・・・はあ・・・。」

 

「今回はサポートとしてモニターしているから。」

 

そう言い残して、後にした。

 

「・・・だ、大丈夫ですよ!

 クエストは生徒の力量によって、魔物の

 レベルが変わっているので・・・。」

 

「・・・そういうもんか。さて・・・。」

 

デバイスを操作し、クエストを受注する。

 

これでよしっと・・・。

 

「んじゃあ、そろそろ行くとするか。」

 

「はい!」

 

2人は戦闘服に変身し、出発した。

 

・・・なんでこんな格好なんだ・・・?

 

ロウの戦闘服は黒のロングコートに

色の薄く、黒いサングラスをかけていた。




駄文ですが、よろしくお願いします。

11/26 加筆しました。
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