ガンダム 一年戦争と称される戦場の中で戦いつづけるひとりの男がいた(ジオン側)   作:ぱみゅぱみゅ

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第1話 試練

  

宇宙のある場所にて

 

『訓練開始までカウント30秒です。』

 

『諸君、敵艦隊のみだが作戦完了するまで本艦にもどるな!』

 

 モビルスーツコクピットのなかではオペレーターの冷静な声と艦長の怒声が混じって不愉快に感じたのか小さく舌打ちしつつも短く返答し、すぐ操縦桿を握り片手で姿勢制御設定、目標との距離などの設定を確認している。

 そして彼はふと見上げ、左右追従する僚機に確認すると

 

「アルファ2,3 これよりミノフスキ―粒子散布されるから通信は一応可能だが直振通話(肌の触れ合い通信)とサインのみだ。」

 

「アルファ2、3:了解です」

 

その返事にはわずかに震えているような声だった。それも仕方かたない、三人とも士官学校を卒業したてでありMSの扱い方についてさんざん聞いてきたところで、いざ戦場に出るとそれを活かせるかは本人次第。

しかも訓練と称していきなり戦場に放り出されたらそこは死という現実に向き合うしかない。

 

 小隊長であるガリス・ヴェンも死という現実に苦笑しつつもその瞳は覚悟を持ち、生き残ってやると心に誓う。同時に本艦から通信遮断した、これは作戦開始という合図である。

 

「時間だな。 アルファ2,3 作戦開始する。」

 

隊長機は前方に向かって指差す。左右の僚機はモノアイでそれをみてうなずいた、そして隊長機が先導して目標に向かって進行した。 

途中で障害物多数あったが、スラスターを必要最低限に姿勢制御もしつつ障害物を避け続け三機とも激突することなく無事に切り抜けた。

 だが、一息つく間もなく突然に

 

 ――ピッピッ と鳴った。

 

彼はその音に反応して、鳴った方向を見ると顔を歪め大きく舌打ちした。

 そこにはマゼラン級戦艦一隻だけではなく左にサラミス級戦艦一隻、護衛機戦闘機4機もみられた。

 

こっちは三機ともザクⅠである、一隻ならぎりぎりたおせるが二隻いたらたおせるどころかかえってこちらが生き残れるかどうか問題になると考えたが、幸いに目標は真下であるためまだこちらの存在に気づいていない。

 

とすれば指揮者いるだろうのマゼラン級戦艦を優先におとすかと瞬時判断して僚機にマゼラン級戦艦を落とすことをサインで伝え、背部にあるスラスターを全開にして真上から突撃した。

 

あと300Mに切ったところで相手は気付いたのか慌てて砲塔と対空銃座がこちらにむけようとしている、サラミス級と戦闘機も鈍い旋回行動している。

 対する隊長は片手にサインを出し追従していた僚機はすぐに105mmマガジンを構えて牽制のためかマゼラン級にむけて発射した。

隊長は280mmバズーカを装填し、マゼラン級に向けてさらに突撃する。

 

 マゼラン級も黙ってやられるわけにはいかなく、敵の僚機から牽制に困惑するが即座に砲塔と対空銃座で突撃してくるザクⅠに向けて発射する。

 

隊長機ザクⅠはその砲塔から放ってくるビームと対空銃座に臆することなく足にあるスラスターをつかい右に向けて噴射したり左に向けて噴射したりして猛烈な迎撃を避けつつ僚機の援護もあってか大きな被害を受けることなく突撃しつづける。

 遂にマゼラン級のブリッジが目の前に飛び込んですぐ姿勢を整え、280mmバズーカをブリッジに向けると彼の瞳はブリッジにいたクルーと艦長であろうの人の顔には恐怖が抑えきれないように歪んだのを見届けながら発射し、ブリッジは爆散され完全に沈黙状態となった。

 

 「よし、あとはサラミス級か。」

 

そう呟いてその姿を見続ける暇もなく、左にいたサラミス級にむけて即座に反転しそうとしたが、突如パイロットに大きな衝撃を受ける。

 

「アルファ2,3:ガリスさん!!」

 

――ウーウー!!

 

「くっ、直撃じゃないだけでマシか」

 

 ガリスは警告音にうっとうしく思いながらモニターに出ている機体の状況を確認した。

左足が破損で左手もサラミス級が放ってきたビームの影響からか変形して武器持てなくなったというのを確認したがかろうじてうごけることを知り、そばにきている宇宙戦闘機4機いるのを気づいてすぐ姿勢を整うが時間がかかる。

 

目の前にいた戦闘機1機は攻撃仕掛けてくると思ったが、

真上にいた僚機がそばまで駆けつけながら105mmマガジンでその戦闘機を蜂の巣にした。 

 

味方の悲惨な姿を見た戦闘機1機は真上からやってきた敵機に戸惑いながら旋回しつつ左足を失った敵機に狙いを定めるが、目の前にいつの間にか左足失ったザクⅠがいた。

そしてザクⅠの変形した左手でこのコクピットに目掛けて振り落とそうとしてるのを呆然して見つめた。

 メキッと嫌な音をだし、戦闘機のコクピットは血まみれと化した。それを見つめると

 

「すまない」

と小さく呟いた。

 

ふと戦闘機残り2機いたのを思い出し、周囲を確認するがすでに僚機によって火の玉に化したふたつがあった。

 

 あとはサラミス級のみであるが敵の懐に入るのに苦労する。

が、動くしかないと即座に僚機2機に対してサラミス級の左側に回り込んで攻撃しろと直振通話して、僚機はそれを認識しすぐ左側に向けて突進した。

 

隊長機は片足のみであるため、姿勢制御の設定を普段より高めにしてある程度ならいけるがその分にパイロットに対する強烈な衝撃負担かかることになる。

 それでも右側にめざし突進する、これは相手を困惑させ反応を遅らせるためである。

 

サラミス級は正面にいた3機モビルスーツがいきなり分散させられ、一瞬戸惑ったが手負い1機が右側に向かってくるのを認識し砲塔と対空銃座はまず手負い1機に向けて放たれた。

 

 「くっ、やっぱこっちに狙ってくるか」

 

そのパイロットの口には小さく歪みつつ、フットペダルを小刻みに踏むことで変則的な行動とりつつ距離を縮むが片足のみだからか姿勢制御がやや厳しい。しかも砲塔から放たれるビームに触れたら即死だから強烈な衝撃負担を襲われつつ操縦桿を握る手が緊張からか手汗が出ているのがわかる。

 

 その一方、僚機2機は狙われることなかったが、左側についている対空銃座から迎撃うけるがそれを避けつつ応戦して破壊し、ブリッジを目指す。

サラミス級は左側から突撃してくる敵機2機に気づいて慌てて後退しながら左側にある砲塔からビームを放ったが、敵機に当たることなく避けられた。こうして混乱気味になる。

 

その右側に回避を徹していた手負い隊長機は迎撃が弱めたのを感じ取ってその隙に突いて280mmバズーカを構えると戦艦の中心に目指し2発くらい発射した。そのバズーカから放たれた弾頭は狙い通りに戦艦の中心あたりに着弾し、そのなかにある機関に当たったのか連鎖に引火おこし戦艦あちこちから黒煙がでていてついにはブリッジまで到達したのか爆破おこし轟沈となった。

 

 「はぁはぁ、やっとおわったか」

 

と呟いた。手負い隊長機は轟沈しているサラミス級のブリッジに手をかけた。

そして前にいる僚機から通信来た。

 

 「アルファ2:ガリスさん、大丈夫ですか?心臓に悪いよ。」

 

 「アルファ3:むちゃくちゃですわ。」

 

その問いに苦笑しつつも

 

 「心配かけてすまんな。作戦完遂により本艦に連絡取る。」

 

『はい、作戦完了を確認しました。これより本艦に帰還することを認めます。』

 

オペレーターから相変わらず冷静な声である。が、やっと帰還できることが単純に嬉しかった。

 

 「ガリス:アロン,アイリス  許可もらったからこれより帰還するぞ。」

 

 「アルファ2(アロン):了解です、あ、僕の肩を貸しましょうか?」

 

 「アルファ3(アイリス):了解ですわ、後続を警戒に当たります。」

 

 「ガリス:アルファ2 ああ、すまんな 言葉に甘える。」

 

手負い隊長機は先頭であるアルファ2僚機の肩を掴んで牽引してもらいながら後続はアルファ3が周囲警戒当たりつつ本艦に目指す。

 

手負い隊長機のモノアイは横に向けると小さな地球を見つめ、

 

 「美しいな。」

 

とちいさく呟いた。

 

 

 宇宙世紀0079年 ついにジオン公国と地球連邦政府ともに後に一年戦争と呼ばれる戦争に入った。

 一年戦争の初戦 一週間戦争がはじまり、そのなかに宇宙攻撃軍に属するガリス・ヴェン中尉がいた。

 




 初投稿です。今後ともよろしくお願いします。

描写がわかりづらいとおもいますが、これからうまく伝わるよう励みたいです。

 こういう作品ですが評価と感想くるのを楽しみにお待ちします。
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