気がついたら艦これの世界にいた。自分が設計した他の艦と共に 作:小鳥遊 小佳夏
一応この話で戦闘は終わりです
とりあえず2艦隊を殲滅した後、俺は一度艦載機を引き上げて補給と敵艦隊の様子を伺っていた。
「んで、これ、どーしよ」
俺が悩んでいる理由は、敵艦隊の行動にあった。3個艦隊がやられたのを確認したらしく(ミサイル着弾の爆音と艦娘が損傷時に出した煙で把握されたらしい)、残存の約90隻がまとまりつつあるのだ。
「15式ミサイルがあれば一気に殲滅できるんだけど・・・。もう1隻くらい連れてくればよかったか?」
まあ、今更言っても仕方がない。正攻法でやるか。
「補給が完了次第艦載機隊は再度発艦。戦艦をメインで敵艦隊に攻撃開始」
他の奴らはアウトレンジのRGM/UGM-109E/Hタクティカル・トマホークで削ってやろう。
補給が完了したらしく、航空甲板からベルクートと神電が次々に発艦する。
「それじゃあ、俺も行きますか。速力100.3kt。進路043。対艦戦闘よーい」
ちなみに、敵潜水艦隊はFNJフルバック隊の対潜魚雷と爆雷によって全潜水艦が大破させられている。07式国産ASROCを使えなかったのがちょっと残念なところでもある。
そして、発艦中に思ったんだけど、ただアウトレンジ決めるだけじゃなんとなく物足りないので、やっぱり突撃することにした。まあ、それぞれの詳細なデータは渡してないし、大丈夫だろう。というか、普通空母が突っ込んできたら油断するだろうし。
「オートメラーラは対艦砲弾、Mk.45にはAGS砲弾を装填」
これで準備は万端。さて、1対90と洒落込みましょうか!
大変なことになった。どうやら、3個艦隊が全滅したらしい。それに潜水艦隊との連絡も取れないところを見ると、そちらもやられたのだろう。ある程度予想したことであるが、こうもあっさりとやられるとは思っていなかった。それに電探が使えないのでろくに索敵もできない。索敵機を飛ばそうにも索敵機との通信ができないので飛ばしたところで意味がないしな。
しかし、艦隊を分散させたのは間違いだったか・・・?
「どうする、長門?」
陸奥に聞かれるが・・・。正規空母による航空艦隊がやられたんだ。はっきり言って、もう勝てる自信がない。まあ、最初からないようなものだったがな・・・。とは言っても、このままやられるというのは私の戦艦魂が許さない。なんとか捕捉さえできれば、あとは私の40cm砲弾、あとは大和たちの46cm砲弾をぶちかませると思うのだが・・・。
「! 何かが近づいてきます!」
雪風が何か見つけたらしい。それを見ると、って、あれは!
それはあっという間に近づいてきて迎撃の指示を出す間もなく葛城や大鳳などの空母艦隊に命中。確か、あれはあいつらが使う噴進弾。飛行甲板をやられているし、もう航空機は発艦できまい・・・。
その後にはありえない速度で近づいてくる航空機隊を捕捉。対空弾幕を張るも早すぎて捕捉できない間に噴進弾と魚雷によって重巡艦隊と航空戦艦隊に被害が出る。
「っ、くそっ、何もできないというのか・・・」
このままなぶり殺しかと思ったが、そういうわけではないようだ。一通りの攻撃を終えた航空隊が離れていく先から、1隻の艦が現れる。
「っ、あいつ・・・空母のなりで突っ込んで来る気か!?」
現れたのは艦隊を率いていたこかげだった。どう見ても空母にしか見えず、装甲が厚いようには見えない。しかも単艦だ。噴進弾で全艦にダメージを与えなかったところを見ると、次弾発射にはいくらか時間を置かなければならないと見える。では、この隙にせめて飛行甲板だけでも破壊してしまいたい。そうすれば戦艦隊でのアウトレンジ砲撃で抑えられるはずだ。
「敵の旗艦が現れた! 各艦、自由攻撃! 敵旗艦を撃沈する!」
「了解っ!」
あれだけの攻撃を受けつつも、士気が下がらなかったのが幸いだな。さて、何のつもりで来たのかは知らんが、落とさせてもらう!
「ある意味、ソロモンの悪夢並みのことができるかな?」
ここまで上空を飛んでいた索敵機と思われる飛行物体をESSMで落としつつ、そろそろ主砲の射程圏内というところまで近づいてきた。艦載機も一度収容する。
「さて、怪我だけはしないようにしないと。あとではるゆきが怖そうだし」
なんとなくだけど、ヤンデレに追われるみたいな感じになる気がする。なんとなくだけど。
「じゃあアレやるか!」
俺は袖についている小物入れからヘアピンを取り出すと、左目を覆っている髪をまとめ、左目を露出させる。左目は右目と違い赤担っていて、それが発光するように光り出す。
「イージスシステム、自動発射管制モード」
どういうわけでこうなるかは知らないが、俺の場合、自動発射管制モードを使うにはこうする必要があるそうだ。ちなみに、頭の回転も速くなるらしい。らしいというのは、はるゆきから聞いただけで、実際に使うのは今回が初めてだからだったりする。あいつ、俺のことをどこまで知ってるんだか・・・。
と、別なことを考えていても射程圏内に入った主砲からは絶え間なく砲弾が発射され続ける。うん。実際楽だ、これ。その砲弾は外れることなく誰かに命中し、すでに多数の駆逐艦が大破判定をもらっている。そんなことを思って完全に警戒を解いていると、飛行甲板に衝撃が走った。
「!? あっぶねー・・・」
周りを見渡すと、砲身から煙を上げてる長門型と大和型が見えるので、主砲で砲撃され、それが命中したのだろう。だが、甲板には傷一つ付いてない。まあ、、80cm装甲だからな・・・。あんなので傷つくわけないか。危なくなったら応急修理かければなんとかなるだろうし。
それを考えつつ、俺は自動発射管制モードに割り込みをかける。艦娘だからできることだろう。そして俺は大和型の副砲、それから長門型は・・・弱点どこだか忘れたから砲塔に照準する。
「トマホーク、サルボーッ!」
再装填の終わっていたトマホークを発射し、割り込みを終了。発射された12発のトマホークは照準通りの場所に着弾し、大和型の2隻は副砲を突き破り弾薬と火薬に誘爆。その一撃で大破判定を食らう。長門型はそこまでいかないが、各砲塔にトマホークが着弾。天井の部分を突き破り、全砲門を使えなくした。
「これであとは大丈夫っしょ」
それから俺は、敵全艦が大破判定をもらうまで、100.3ktで走り続けた。
それから10分くらいで鎮守府艦艇全艦に大破判定がつき、俺たちの(というか俺の)圧勝で終わった。
正直、ただのゴリ押しだったような気もするが、細かいことは気にしない方針で行こう。
戦闘描写が難しい。
というか、本当にたくさんのキャラを生かすって難しい。
次は演習の後始末やらなんやらの予定