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サブタイトルをつけることにしました
「大変だ皆、プールが!」
岡島の焦った声により平穏だった昼休みが終わった。
「プールがどうしたんだ?」
「いいから来てくれ!」
何がどう大変なのか分からないまま、岡島にせかされ教室にいた全員がプールに向かった。
「めちゃくちゃじゃねーか……」
前原が言う通り、プールは無残にも破壊されゴミなどが浮かんでいた。
「せっかく私のセクシー水着を披露するつもりだったのに‼」
「それは喜ぶべきだな」
「何よトオヤマ!私の水着がそんなにみたくないわけ!」
「当たり前だろ」
そりゃ、ヒスりたくねーしな。
「キー!トオヤマの癖に生意気よ!」
「だからってすぐに銃をこっちに向けんな!」
毎度思うが、コイツだけなんで武偵高のノリでくんだよ!
「……」
「凛香無言で秋水撃つ準備しないでくれ!それが一番怖い」
ビッチ先生の銃を取り上げつつ凛香に必死にやめてくれと言っていると、ニヤニヤと笑いながら寺坂、村松、吉田がやってきた。
「あーあ、こりゃ大変だ」
「まあ、プールとか面倒いしいいんじゃね」
余りにもワザとらしく言うため、全員がプールを破壊した犯人が分かってしまった。
「んだよキンジ、俺らが犯人とか疑ってんのか?証拠出してみろよ、武偵なんだろ」
視線が合った寺坂が俺の服をつかんで睨んでくる。
「俺は
そう答えていると気づけばプールが直っている。
「こんなもの先生がいれば一瞬で直せます。なので犯人探しなどくだらない事しなくていいです」
ここにわざわざ来る必用なかったな……
「クソッ」
寺坂たちは吐き捨てるように言うと、森のほうに行ってしまった。
俺もここにいる必要がないため、凛香をなだめた後一緒に教室に戻った。
教室に戻ると殺せんせーが何か作っている。
「何作ってんだ、殺せんせー?」
「プールの廃材があったんで、雑誌で見たこれを作ってたんです。」
それは木製のBMW・K1200Rだった。
そういえば、武藤からこれを最近手に入れたって自慢のメールが来たな。
「すげー‼まるで本物じゃねーか」
ん?吉田もこういうの好きなのか?
吉田が模型に興奮していると、そこに寺坂が教室に入ってきた。
「何してんだ、吉田……」
「寺坂か、前にこいつとバイクの話で盛り上がってよ。こんな興味持っている奴なんてこの学校にいねーからな」
「先生は大人な上に漢の中の漢ですからね」
武藤を紹介してやったら、吉田のヤツ喜びそうだな。
「世界最強のエンジンを搭載したネイキッドバイク…一度でいいから本物に乗ってみたいですね」
「そのバイクを持ってる知り合いならいるぞ」
「「⁉」」
「
「頼むキンジ!」
「先生にも紹介してください!」
「吉田は良いが、アンタ国家機密だろ……」
「……変装すれば大丈夫なはずです」
そんなやりとりをしていると寺坂が急にバイクの模型を蹴り壊した。
殺せんせー大人な上に漢の中の漢なんだろ泣くなよ……
「寺坂やりすぎだ」
「キンジの言う通りよ、殺せんせー泣いてんじゃん謝んなよ!」
教室にいた全員から非難の声を浴びせられた寺坂が
「ブンブン虫みてーにうるせーな。駆除してやるよ」
そう言って何かガス缶のような物を叩きつけた。
「皆教室からすぐに出ろ!」
俺は武偵高で教えられた毒ガスの名が脳内を駆け巡り、反射的に皆に指示を出し凛香を連れ教室を出る。
廊下に出ると、すぐに自分の症状を確認し凛香にも大丈夫か聞く。
「私は大丈夫だけど、アレって……」
凛香は大丈夫みたいだな、だが皆がまだ出てこない。
強い毒だったのか?
教室の中を確認しようとすると、教室のドアが開いた。
出てきたのは寺坂だった、寺坂はそのまま走って校舎を出て行く。
追いかけて問い詰めようとも思ったが、教室にいた皆が心配だ。
警戒しながら教室戻るとどうやら皆は無事なようだった。
「良かった。皆無事だったんだな」
「キンジ、ただの殺虫剤でビビりすぎだぞ」
そう言いながら三村がガス缶を見せてくる。
確かに市販の殺虫剤だな。
「前の学校で毒ガスの名前や症状とか教えられたから、ガス缶を見てそっちの可能性がとっさに浮かんだんだ」
「毒ガスって……キンジの学校物騒すぎだろ」
俺が殺虫剤で慌てたことに笑っていた皆は、俺の言葉を聞いて笑うのをやめ顔を引きつらせている。
毒ガスの知識より、それを教える
その後は小さな事件もなく学校が終わったが、寺坂だけは教室に戻ってくることがなかった。
学校が始まったので、これからの更新速度が遅くなるかもしれません……