飛龍提督の基地づくり   作:ふわとろたまご

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お久しぶりで申し訳ないです。
一ヶ月で10文字も書いていないのが続いたのですが、急に話を書く気力が出たので途中から変になってるかもです。



ボーキの聖地?バシー島!

ビスマルクの援軍によって、無事にアイアンボトムサウンドが攻略できた。その情報を聞いたのはつい、さっきのことでビスに援軍を頼んだ京子はホッとしていたのだった。但し、次の海域が最終ということもあって、気が抜けないのは事実だった。最終海域はおそらく空母や戦艦の上位クラスの姫が出てくるであろうと予想していたためである。

 

 

京子「ってもう私は艦娘じゃないから関係ないんだけどね~。今日はバシーだったっけ?あそこはボーキサイト結構取れてかなり空母を頼りにしている鎮守府にはありがたい海域なんだよなぁ。ただ、エリート級がなぁ」

 

バシー島沖には多数のエリート級が確認されており、空母級が多くないと迷いやすい迷路のような地形になっていることで一つの初心者超えのための壁の一つともされているのである。そういうこともあって、今回は吹雪を旗艦に扶桑、瑞鶴、睦月、川内、58の六人で出撃することになっていた。

 

北上「初めての休みじゃない?楽しませてもらいますよ~」

 

そう言っていた北上さんと夕立が今回初めてのお休みとなっている。ずっと連戦であり、北上の言う通り今回は初の休みとなっている。岩川は横須賀のように多くの艦娘が在籍していないため、こうなってしまっているのも仕方が無いことではあるが、疲労は中疲労、高疲労とあり、高疲労では、万全の状態でも大破しやすくなっているとされているので、疲労抜きは提督が艦娘のためにしなければならないことの一つとして規約となっている。

 

 

京子「ブラック鎮守府にするつもりは少しもないからね」

 

 

夕立「夕立はそんなに疲れてないっぽい~?でも、折角だし応援してるっぽい~!吹雪ちゃん達頑張るっぽい~」

 

 

吹雪「ボーキサイトも沢山とってきたいですね!」

 

 

瑞鶴「いつもよりも頑張っちゃうんだから!」

 

空母にボーキサイトということもあってか、いつも以上に瑞鶴がやる気であった。

京子は艦娘を辞めた今だからこそボーキに関心は無いが、艦娘だった時代は一航戦の加賀や赤城ほどではないが、それなりに欲しがっていた自分をうっすら思い出す。バシー島沖は初めて(一応)姉妹艦の蒼龍と一緒に挑んだ海域であった。

ボスまでの道が短いこともあって、蒼龍は割とふてくされていたが、京子にとってはとても大切な思い出の一つになったのであった。

 

 

吹雪から無線が入り、無事に海域までたどり着いたことがわかる。

 

 

京子「それじゃあまず東の方向へ進んで、そうしたらボーキサイトが落ちている島があるわ。その後先に進めばボス海域にすぐにたどり着ける海域よ。道中は敵に見つからなければボスだけで済むからできるだけ見つからないように気をつけて」

 

 

その指示を受けて吹雪たちは東の方向へ向かっていく。

 

 

吹雪「見てる感じでは見られませんね」

 

 

睦月「そうだね…ただ、複数出会ったら私たちだときついかも…」

 

 

扶桑「そうなったら私たちが助けるわよ?」

 

 

瑞鶴「今のところ見当たらないよー?」

 

 

エリート級の深海棲艦に遭遇して、被弾してボス戦に影響が出ないように普段よりもさらにきっちりと偵察しながら進んでいっている。

 

 

暫くすると、一同は島を発見した。島には熱帯雨林が広がっている。ここにはボーキサイトが大量に眠っているとされており、また、敵に会わずにボスまでたどり着く為の一番良い方法がここを抜けることなのである。しかしながら道が整っているわけでもないし、湿度も高くジメジメしており、森の中には危険な動植物がいないという保証は取れていないのである。いくら艦娘といえども、空腹でその辺りのきのこを食べたりしたら、食中毒になることもあるし、動物に襲われたら怪我もするのだ。

 

 

川内「私この暑さと湿った空気苦手かも」

 

 

瑞鶴「ここを抜けないと本当に行けないの?」

 

 

艦娘たちから出る要望に京子が答える。

 

 

京子「エリート艦に囲まれたいならどうぞ?」

 

 

その一言でみんなは黙り込んでしまう。誰だって痛いものは嫌だ。しかも轟沈してしまう可能性があるのだ。不死身ではない。そんな危険なことを流石にしようとする艦娘はいないのであった。

 

 

吹雪「皆さん気が緩んでますよ!ここは戦場です。そんな文句ばっかり言ってて安全な場所じゃないんです…今、この瞬間にも深海棲艦の砲撃がこちらへ向かってくる可能性だってないわけじゃないんですから」

 

 

吹雪の一言で元気づけられ、森の中を進んでいく。ガサガサといった木をかき分ける音とともに、よくわからない生き物の声が響き渡っており、尚更不気味な雰囲気を増している。

 

 

瑞鶴「木を避けながら進まないといけないから時間がかかるなぁ」

 

 

睦月「しかも、昼のはずなのに日光が殆ど入ってきていないですもんね…」

 

 

文句がまた徐々に見え始めたその時だった。

 

 

58「みんな!ふせるでち!」

 

 

言われて吹雪たちが慌てて伏せると同時に森の上をヴヴーンという音ともに暗いロケットのようなものが飛んでいっているのだった。ボスである空母ヲ級のエリート艦は通常のものと違い、頻繁に偵察をしてきて、奇襲をかけてくることがある深海棲艦なのであった。

ここで改めてエリート級の恐ろしさを実感する艦娘たち。

 

 

瑞鶴「あれが深海棲艦の艦載機?!かっこよくない?!ずるいでしょ?!」

 

 

吹雪「瑞鶴さんなんかずれてますよ!」

 

 

58「でも偵察があるってことはボス海域も近いし、ボーキサイトもこの辺りにあるんじゃないでちか?」

 

 

扶桑「その可能性は高いわね。探してみましょう」

 

 

そうすると、すぐに茶色い岩がある程度の場所に落ちている場所に着いたのだった。一人多めにボーキサイトを持って帰ろうとしているが、これから戦闘があるのだと怒られて、この世の終わりのような顔をしているが、各自適当な量のボーキサイトを拾い集めた。まだ扶桑が航空戦艦に改造されていないため、ボーキサイトを必要としているのは瑞鶴だけであり、必要最低限のボーキ自体はその量で余裕に足りているのだった。

ボーキを回収して更に先に進むと森が開けてきた。

そこには簡易の出撃の為の施設が作られている。この施設は横須賀がバシー島を攻略する際に作られたものだという。

そこから出撃をするとすぐに周りの海の色が赤くなり始めていた。それとともに黒いオレンジ色に光る艦載機が吹雪たちを襲いに来る。奇襲に慌てつつも対処していく駆逐艦。瑞鶴は対抗するために艦載機を放つ。

 

 

吹雪「対空装備まだほとんどできてないんですよぉぉ!」

 

 

瑞鶴「あなたたちはあのボーキをいつも食べれてさぞかしいい気分でしょうね!海へと帰れぇぇぇ!」

 

 

なにか普段と比べて叫んでいる艦娘が多い気もするが、そこは気にしてはいけないのであろう。艦載機を倒していくと、目に赤い光が灯っている空母ヲ級が現れた。

 

 

吹雪「あれ、怒りすぎじゃないですか?!」

 

 

エリート級を実際に見たことのない吹雪はわかっておらず、仲間から説明を受ける。幸い護衛艦をしているのは駆逐や軽巡はエリート級ではないので、ボーキサイトが取れることもあって、バシー島が練度上げの場所の一つとして使われることがあるのかもしれない。

 

苦戦することもなく、駆逐や軽巡を倒していく。

吹雪、睦月、川内が空母ヲ級に攻撃するが、殆どダメージが通らない。

 

 

吹雪「エリート級の空母ともなると攻撃が全然効きませんね」

 

 

川内「しかも被弾するとこっちは大ダメージというね!」

 

 

ヲ級の攻撃の頻度も速くなっており手こずる要因になっている。扶桑や瑞鶴の攻撃でどうにか小破まで持ち込んだが、割と回避性能も高く攻撃が外れていた。

その時だった、空母ヲ級の足元が急に爆発した。

ヲ級は倒れ、海域は晴れていく。

そんな中、吹雪たちが呆然としていると海面が盛り上がって、58がニヤニヤしながらピースしている。

 

 

58「雷撃には対処できなかったみたいでちね!」

 

 

こうして岩川基地はバシー島沖を攻略したのだった。




次回がいつになるかはわかりませんが、また読んでいただければ幸いです。
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