ご注文はそげぶですか?   作:sr_mmm

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第十二羽

ラビットハウスの店内にカランカランという音とともに一人の男が入ってきた。何故かその男は学生服を着ており、どこか上条に似ていた。しかし上条の目印であるツンツンがなかったため別人だと判断した。ココアはラビットハウスの店員としてその男に

 

ココア「いらっしゃいませ」

 

と元気よく接客を始めたが上条似の男は何故か戸惑っていた。ココアは上条似の男を席に座らせ

 

ココア「ご注文は?」

 

と聞いたが、上条似の男は頭に疑問符を浮かべてココアを見つめていたしかしココアは注文が来ないため

 

ココア「あの……注文は?」

 

と再度聞いた。すると上条似の男はチノの方を見て何かを伝えようとしているがチノには伝わらなかった。上条似の男は今度はリゼにチノと同じように何かを伝えようとしたが、伝わらなかった。上条似の男はそこで口を開いた。

 

上条似の男「じゃあエメラルドマウンテンで」

 

と注文した。ココアは注文が来たことに喜び"分かりました"と言って走っていった。上条似の男はため息をつき何かを思い付いたようで考えていた。しばらく待つとココアが出てきて。コーヒーの入ったカップを上条似の男の前に置いた。上条似の男はココアに

 

上条似の男「これお前が淹れたのか?」

 

と尋ねた。それを聞きココアは

 

ココア「えっと……そうです」

 

と答えた。上条似の男は嬉しそうに

 

上条似の男「そうか、お前上手くなったなー」

 

と笑っていた。それを見たリゼはチノに

 

リゼ「あんな客ここに来たことあったか?」

 

と聞いたがチノは首を降り

 

チノ「いいえ、いませんでした。あんな上条さんに似た人がいたら嫌でも記憶に残ってしまいます」

 

と答えた。リゼはそれを聞いてだよなと言いこの話を終わらせた。上条似の男は嬉しそうにココアを褒めていたが途中でリゼの頭の中にある仮説が立った。それは『あれが上条当麻本人であるのではないのか』という物だリゼはこの説が正しいかどうかを確かめるため上条似の男に近づいて

 

リゼ「上条なのか?」

 

と聞くと上条似の男はほっとしたような顔をして

 

上条似の男「そォだよ」

 

と不機嫌そうに返答した。するとココアはえ?という間の抜けた顔をして

 

ココア「当麻くんなの?」

 

と上条に聞いたすると上条はうなずいて

 

上条「驚いたか?」

 

と続けた。ココアは微妙な顔をしながら頷いたチノはその集団に近づき上条の顔を見ていた。上条は不機嫌そうな顔を消して

 

上条「それはそうと お前ら俺の目印はあの頭か?」

 

と聞くと全員が頷いた。上条はため息をついてから着替えるために更衣室に向かった。上条はすぐに着替えを済ませて戻ってくると扉が開く音が聞こえた。来店したのはシャロと千夜だった。二人は上条を見るなり

 

千夜+シャロ「新しいバイト?」

 

と聞いた。すると上条は

 

上条「上条当麻という者です。俺を示すものはツンツン頭だけだそうです。」

 

と言うと二人は"嘘?"とか言っていたがそこにチノが割り込み

 

チノ「上条さんのアイデンティティーはまだありますよ」

 

と言うと上条はチノの方を見た。チノはそこから

 

チノ「上条さんにはまだ不幸というアイデンティティーがありますよ」

 

と続けた。それを聞いてリゼは

 

リゼ「それフォローに成ってない気が……」

 

と突っ込みを入れたが上条は笑いだし

 

上条「そうだよな俺には不幸があるって……なんだこの展開」

 

と上条は訳のわからないことを言っていたがそこにシャロが疑問に想ったことを上条に聞いた

 

シャロ「結局何で上条はそんな髪型なの?」

 

上条はそういえばと言いい

 

上条「いや昨日なココアを運んでいた時にココアが興味本意で俺の髪で遊んでたんだよ。んでこの前も小さい子に髪をむしられてな髪型を普通にすればどうなんのかなと思ってこの髪型にしたんだ」

 

と述べた。暫くの間沈黙が続き雨が振りだしてきた。シャロは

 

シャロ「コーヒー」

 

と呟いた。すると上条が立ち上がり全員分のコーヒーを淹れてきた。真っ先に飲んだのはシャロだった。それから次々に飲んでいき全員が飲み終えた後リゼは、ハッとしたような顔をするとシャロを見たそこには酔っ払ったシャロがいた。シャロは原因は分からないがコーヒーを飲むと酔ってしまうのである。

 

シャロ「みんなー!今日は私と遊んでくれてありがとー!」

 

シャロは物凄いテンションになっていた。その姿はかなりココア似にていた。

 

 

時間が過ぎていき雨も酷くなっていた。シャロは寝ていて、上条は奥に引きこもって酔いざましに良さそうなものを作っていた。その為シャロは千夜が送っていく事になった。が千夜には元々体力がなかったためか、千夜とシャロが外で倒れていた。チノは二人を風呂に連れていき上条の知らないところで千夜とシャロとリゼと上条がラビットハウスに泊まることになっていた。上条は他の人が風呂に入っている間暇だったためラビットハウスの夜の仕事を手伝うことにした。チノの父であるバーのマスターのタカヒロは何の抵抗もせずあっさりと上条が手伝うことに許可をした。何故なら上条は何故か人の悩みを聞くことが出来その悩みにアドバイスをしたり手伝ったりしていた。その面で上条がいると楽になるのだ。更にラビットハウスの知名度も上がり一石二鳥で上条も楽しんでいるのでタカヒロとしても問題がないと思っていたためである




オマケ
上条「よく考えたら俺の特徴ってツンツン頭と不幸だけじゃねか」

浜面「身体的特徴が一つだけとはなー 中身なら結構特徴あんのに」

チノ「違いますよ浜面さん上条さんの不幸は外に滲み出ているから身体的特徴です」

上条「何か嫌だ‼‼」

オマケ終了

誤字やチノの敬語忘れ、違和感があれば指摘してください。
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