上条は特売に行っているときにチノがスキップをしながら帰っているのが目に入り何か良いことがあったのかなと考えながらそのまま特売に向かった。今回は珍しく何事も無くついたため時間が余っていた。上条はとりあえず時間を潰すためぶらぶらとし、そろそろ始まるという時間になったため目当ての商品がある場所まで行った。目当ての商品がある場所にはいつも通り金髪が目に入ったため声をかけた。
上条「よおシャロ」
しかし呼んでも返事が無かったため近寄ると何かを呟いていた。よく聞いてみると
シャロ「玉ねぎ3玉100円キャベツ半分で50円これで1150だから……よし1500円以内に収まりそうね!」
と言っていた。シャロに唐突にチノが声をかけたためシャロはビクッと動き上条はシャロから貧乏だということを誰にもばれないようにするよう頼まれていたため言い訳を考えたがそれよりも速くシャロが
シャロ「あの商品棚にぎりぎり手が届かなくて!」
と言い訳をするとチノは
チノ「お互い苦労しますね……」
と同情しながらジャンプしてシャロが指した商品を取ろうとしたがそれでも手が届かなかった。上条はその商品を見るとスッポン汁で値段も高かったためそれを取ってやる事が出来なかった。チノは幸い上条の存在に気づいていたものの商品を取るのに必死だったため頼まなかった。上条はその場から離れたがその後リゼが横からその商品を取りシャロに渡した。
リゼ「ほら」
チノはリゼを見るなり
チノ「リゼさん 奇遇です」
と言った。シャロはスッポン汁を大事そうに持ち
シャロ(背が小さくてよかった……!)
と心の中で呟いた。上条は特売を諦めなければならないシャロを見て
上条(メールで何が欲しいか聞いとくか)
という案が浮かび早速実行した。シャロは上条から届いたメールを見て、欲しい商品を書き返信した。上条はそれを見ながら買い物を済ませフルール・ド・ラパンに向かった。フルール・ド・ラパンに着いた上条は店長である浜面の元へ行き、浜面にシャロに先ほど上条がシャロに買ったものを渡すように頼んだ。上条はその後ラビットハウスに入ったらリゼが
リゼ「らっしゃいませー!」
叫んだ。今日の上条はウニだったため客と間違えられるはずもないと思っていたため上条は
上条「おい」
と言うとリゼはマズイというような顔をして上条に説得をしようと試みた。
リゼ「いや、これには深い訳があって……その」
というところでチノが
チノ「これはリゼさんが私のためにやった事なんです」
とチノも説得を始めた。上条は頭に疑問符を浮かべた。
上条(何故だ?ここまで焦る必要は……ん?チノのため?意味が分からねえぞそれ俺を客として迎えることがどうチノのために……まさか焦っているのは叫んだためか?しかしそれでもそれがどうチノのためになるんだ?)
上条はこの二人が焦っている理由を考えたが分からなかった。チノは上条に身長を気にしていたためだと説明すると上条はチノの頭に手を置き、
上条「頑張れ」
と一言だけ言うとその場から立ち去りラビットハウスの制服に着替えて戻ってきた。上条は何事も無かったかのようにはノートをとりだし何かを書き始めた。途中で携帯電話を取りだし誰かとメールしそれを見ながらさらにノートに何かを書いていき出来上がったものを持ってチノの前に来てノートをチノの前にだして
上条「ほい、学園都市の名医が考えた身長が延びるというスケジュールだ心配しなくても大丈夫だお前が嫌いな食べ物は人参とセロリだけしか入って無いからな頑張れよ」
と言うと、チノはそのノートの中を見たそこには一年間のスケジュールが書いており食事の内容も無論決められていた。チノの嫌いな人参が毎日のように出ており、セロリは二週間に一回は出ていたチノには厳しい内容だった。最後の方に食事の方は月三回程度なら違うものを食べても問題無いと書いてあった。運動面に関しては何も書いておらずほとんど食事についてだけだった。するとココアがそれを見て
ココア「これって私も身長延びるの?」
と上条に聞いた。上条はその質問に対し首を降り
上条「いや、これはチノ専用だ……お前も身長気にしてんのか?」
と否定した後疑問に思った事を質問した。
ココア「チノちゃんに身長負けたくないから」
と少し小さめの声で上条に答えた。上条はココアに
上条「身長と体重と……」
と上条は紙を取りだしながらココアに聞いていった。ココアは上条から紙を受け取り上条に聞かれた内容を書いていった。上条はココアが書いていった。チノはふと疑問に思った。事があった。それは何故上条が今ココアに聞いている情報を自分には聞いていないのに知っていたのかということだ。チノはそれを聞いてみた。
チノ「上条さんは私の時聞いて無かったのにどうやってこれを書いたのですか?」
と聞くと上条はそういえばと言いながらその質問に答えた。
上条「去年お前酷い熱を出して倒れただろその時に来た医者がお前の情報を手に入れてたから必要無かったんだよ。ちなみにその医者とこの医者は同一人物だからな」
最後の上条の言葉にチノは目を丸くしていた。何せこの街に学園都市の医者が来ていたというのだ市価も自分のためだけに。しかしそれでもチノの疑問は晴れなかった。
チノ「しかしあの時に行った病院って確か学園都市じゃありませんでしたが何故そこに学園都市の医者は来たんですか?」
上条はその質問には直ぐに答えず少し間を開けて答えた。
上条「その病気は学園都市の中で科学者が作った病気だったんだ。だからこの街で見ても正体不明で打つ手が無かったんだ。そこで学園都市の医者に頼んだという訳だ。」
その後チノはあっと言い、
チノ「それでその病気が治った後に頭を下げてきたんですか?」
その質問に上条は頷き
上条「あの時は迷惑をかけて悪かった。」
と頭を下げた。チノはおどおどしていたためリゼが上条に頭をあげるように言った。上条はその後ココアが書き終わった紙を見ながらメールをした。チノは最後のページにある"冥土返し"という名前が気になり上条にその事について聞いた。上条はちょっと待ってくれと言った後にメールを送た。そしてチノの質問に答えることにした。
上条「冥土返しじゃなくてそれは"ヘブンキャンセラー"と読んでくれ。一方通行を"アクセラレータ"って読むのと同じようなもんだ」
と答えた。ココアはその内容を聞いて学園都市ではそういった名前の人が多いのかと思い上条に聞いた。が上条は首を横に降り否定した。が上条はその後
上条「でもlevel5の奴はこう呼ばれる場合が多いんだぜ第二位の垣根帝督だったら"未現物質"と書いて"ダークマター"って読むから垣根帝督ではなく"ダークマター"って呼ばれることが多いし第三位の御坂美琴なら"超電磁砲"と書いて"レールガン"って読むから御坂美琴ではなく"レールガン"って呼ばれてるんだ。でも一方通行は別だぞあいつの場合は自分でも本名忘れてるらしいから。」
と続けた。するとリゼは興味本意でlevel0だから何もないだろうな~と思いながら
リゼ「ちなみに上条は?」
と聞いた。その質問に上条は頭をかきながら
上条「俺は一部の奴らからは"幻想殺し"って呼ばれてる」
と答えると。ココアは
ココア「イマジンブレイカーってどう書くの?」
と聞いたため、上条は紙を取りだしそこに幻想殺しと書いた。リゼはこれを見て頭に疑問符を浮かべ、上条に聞いた。上条は右手を見ながら
上条「この右手には幻想殺しっていう異能の力なら問答無用で打ち消す力が秘めてあるんだ。だから異能の力を使うものからしたら天敵。しかも味方に居れば多少の戦力にもなる。だから俺は幻想殺しって呼ばれてるんだよ。その言葉には怒りや憎しみを込められることもあるしな」
そこに客が入ってきたためこの話は終了した。入ってきた客は修道服を着ていて、チノはそれを見た瞬間に
チノ「いらっしゃいませ、インデックスさん久しぶりです」
と言ってインデックスを店に迎えた。
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