仮面ライダー、本郷雄介と一文字修也は改造人間である。彼らを改造したショッカーは世界征服を企む悪の秘密結社である。仮面ライダーは人間の自由と平和の為にショッカーと戦うのだ。
遂に始まった3号との決戦……。
一進一退の攻防だったが、途中ウルガ、ブッファル、イーグラの3体の怪人に襲撃を受ける。その時、イーグラは、サーベルで俺の腹部を刺した。そこから大量の血が……。
そして、3号はライダーキックを、放とうとした。俺はかわす力も残っておらず……。
(3号)「死ね!!仮面ライダー1号!!!」
と叫びながらライダーキックを放ってきた。俺は、避ける力もなく受けてしまった。
(1号)「うわぁぁぁぁぁ!!!」
俺は、3号のライダーキックを受けると火花を散らしながら後ろに吹き飛ばされた。
すると、変身が解けてしまい仮面ライダー1号の姿から元の人間の姿に戻ってしまった。
(穂乃果)「雄君!立って!!立ち上がって!!雄君が死んだら誰がみんなを守るの!?雄君ー!!」
微かに穂乃果の声が聞こえてくる……。しかし、俺は立ち上がるの気力は残ってなかった。
そして、時が経つにつれ自覚してくる……。
(雄介)『俺は、3号に負けた……。』
【穂乃果編】
私達は、両手を後ろで結ばれていて首にはショッカーマークの首輪があった。そして……、私の大好きな音ノ木坂の制服が無惨に切られていた。
(首領)「ハッハッハッハッハ!本郷雄介嫌、仮面ライダー1号は、我々が作った仮面ライダー3号に敗れた。ショッカーの完全勝利だ!!」
(穂乃果)「違う!!雄君は、負けないよ!」
(首領)「五月蝿い!小娘。お前もショッカーの改造人間として、我がショッカーに向かい入れてやる!戦闘員達よ、この小娘達を連れて行け!!」
すると、数人の戦闘員は雄君を持ち上げて連れて行こうとした。その時、
(2号)「待て、ショッカー!!」
修也君達だ!!
(穂乃果)「修君!!雄君を助けて!!」
私は、思いっきり叫んだ。
私は、ショッカーに捕まるより……。
雄君が再び人を殺す姿を見る方が……
辛い……。
(首領)「仕方ない……戦闘員!本郷雄介を置いてこの小娘達を連れて行く!そして、ショッカー史上最強最悪の改造人間ジュンの誕生だ!!ワッハッハッハ!!」
そう言うと首領を中心にショッカー軍団はそれぞれの車に乗り、ショッカー本部に向かった。
【修也編】
(修也)「待て!!クッソ……。」
俺は、雄介を助けたが……穂乃果達は、ショッカーに連れて行かれてしまった。
(翔一)「凜!!クッソー!」
翔一は、専用マシンを出し、後を追いかけようとした。
(修也)「待て!ここは雄介の命の方が先だ!!」
俺は、そう言うと仮面を外し救急車を呼んだ。
【雄介編】
俺は……
負けた……。
3号にも……過去の俺にも……
結局何も変わってなかったんだ……
悔しい……
もっと力が……
「雄介!!!」
「先輩!!!」
(雄介)「……ハッ!!」
俺は、目を覚ますとそこは西木野総合病院だった。
(修也)「やっと目を覚ましたか……。記憶覚えてるか!?」
(雄介)「あぁ。覚えてる……。傷も酷くないし、すぐショッカーを……ッ!!」
俺は、起き上がろうとしたら腹部に強烈な痛みが走った。
(翔一)「まだ、傷が閉じてません!今日は絶対安静にして下さい!」
(雄介)「俺が、動けない間にも穂乃果達はショッカーの改造人間になってしまう……。それだけは、絶対避けたい!」
(翔一)「先輩、俺は良く分かりません。何で先輩達は、そこまでして守ろうとするんですか!?俺は、正直人助けより復讐を目的に日本に来た。でも、先輩達は違う。人間の為にいつもそうやって身体を犠牲にしてる……。どうしてそこまで出来るんですか!?」
(雄介)「それはな……俺達が仮面ライダーだからだ。それ以上でも以下でもない。今のショッカーから弱き人々を守れるのは俺達しか居ないんだ。例え、この身体がボロボロになっても人類の自由と平和だけは守り抜く!俺は、ある人とそう誓った。」
(翔一)「ある人!?」
(雄介)「別世界のダブルライダー……。本郷猛、一文字隼人。この2人だ…。」
(翔一)「本郷猛に一文字隼人って、あの仮面ライダーの!?」
(雄介)「そうだ。俺達は、昨日まで時空を超えてたんだ。」
(翔一)「そんな、不思議なことが……。」
(雄介)「だから、俺は行く!ショッカー本部に…。」
その時だった。
「仮面ライダーの諸君に告ぐ!明日の正午、我らショッカーはこの小娘達を最強最悪の改造人間ジュンに改造する。そして、私の花嫁としてショッカーに向かい入れるのだ。ワッハッハッハ!!」
ショッカー首領の声が日本全国に流れた。そして、彼は確かに……。「ジュン」と言った。
(修也)「もしかして、最強最悪の改造人間ジュンって……!?」
(雄介)「あぁ。急ごう!!」
俺は、そう言うとベットから起き上がった。
そして、俺はあるところへ向かった。
「ガラガラガラガラ!!」
そこは、もう何十年も使われてないガレージ。そこには、亡き親父の遺品が沢山あった。
電気をつけると、そこには色々な機械があった。そして、中央には俺と同じ型のタイフーンがあった。
(雄介)「通りで気になった訳だ…。俺の親父本郷猛は、昔改造人間になってたんだ。そうなると、このベルトは親父の肩身か…。でも、自分の力であいつを倒したい。親父……。見ててくれ、俺の戦いを……。」
俺は、そう言うと親父のタイフーンを持ってガレージを後にした。
俺は、サイクロン号を走らせた。向かった先はおやじさんの家。
(文雄)「どうした。雄介……。随分酷い傷じゃないか…。」
(雄介)「おやじさん!これから、俺はショッカー本部に行きます。そこで、あの技を使おうと思ってます。もし、俺のタイフーンが壊れたら……。親父の意志の入ったこのタイフーンを体内に入れるのを手伝って下さい。」
(文雄)「わかった。それを本当にこれで良いんだな……。」
(雄介)「ありがとうございます。」
俺は、そう言うとタイフーンをおやじさんに預けておやじさんの家を後にした。
俺の身体に何が起こるか分からない禁断の技……。
しかも、1回しか使えない……。
きっと、親父は知ってたんだ。俺が後に仮面ライダーとなってショッカーと戦う事を……。
(雄介)『親父……行ってくる……。』
俺は、そう誓うとヘルメットを被った。
「待て!その技だけは使わせない!!」
俺の後ろには、修也と翔一が居た。
(翔一)「先輩、その技は危険過ぎます!使用しないでください!」
(雄介)「それは、無理だ……仮面ライダーとして……嫌、一人の人間として何も出来ない人を放っておく訳にはいかない!」
(修也)「もう、もうなっても知らないぞ!」
(雄介)「俺は必ず穂乃果達を連れて帰る気だ。」
(翔一)「先輩……。」
俺は、そう言うとショッカーのアジトにむかった。
【穂乃果編】
ここが、雄君が改造された部屋……。
私達9人は、大幹部地獄大使にショッカー本部の中を回っている。
(地獄大使)「今日から飯はこれを食べるんだ!ショッカーの自信作だ!」
そう言うと地獄大使は人の肉や内臓が盛られた皿を持ってきた。そこから、匂う嫌な匂いが凄く苦手だった。
(穂乃果)「これを食べるの?」
と、同時に雄君が今まで何を食べてたのかが分かった。
(穂乃果)『穂乃果達、本当に改造人間として生きる運命なのかな?』
私は、自分に問いかけた。
すると、雄君の声が聞こえてきた。
(雄介)『そんな運命……俺が全て破壊してやる!!』
(穂乃果)『え!?雄君どこなの?』
(雄介)『待ってろ!!俺が命に代えて助ける!!』
やっぱり、雄君には敵わないや……。
雄君は、どんな時でも穂乃果達を守ってくれる。【本物のヒーローなんだから!!】
信じてるよ……雄君……。
必ず……穂乃果達を守ってね!!
私達がショッカーに改造されるまで……、
残り、
17時間……。
【雄介編】
俺は、一人で日が出るのを待った。ニュースで知ったんだか、夏頃開催のラブライブ!の予選が終了したんだ。そして、東京都ブロック予選の順位が出た。
「μ’s……ランキング外」
テレビ画面にμ’sの文字はなかった。ランキング上位20チームが東京都ブロック本戦に出場する。ブロック本戦では、それぞれ1回だけライブを行い投票する。そして、人気のチームが見事ラブライブ!の全国本戦に進める。
俺は、非常に申し訳ない気持ちで一杯だった。俺が彼女達の足を引っ張っただけに……。
「ピンポーン」
その時、誰が家の呼び出しベルを押した。俺は、玄関に行きドアを開けると……そこには、おやじさんの娘の真優が居た。
(雄介)「どうした!?」
(真優)「今日、ショッカーにやられたって聞いて……それで
、どうしても傍に居たくて……。入って良い??」
(雄介)「あぁ。俺は、そう言うと真優を家の中に入れた。」
(真優)「何か、緊張する……。」
(雄介)「そうか!?俺は、いつも穂乃果と居るから慣れてるかな……。」
(真優)「高坂さんってどんな人?」
俺は、突然の質問に驚きの表情を浮かべたが……、真優の質問に答えることにした。
(雄介)「そうだな……穂乃果は、元気で馬鹿でオッチョコチョイだけど……一度決めたことは最後までやり通す事が出来る凄い人で……俺は、そんな穂乃果が……好きなんだ。」
俺は、真優にありのままに言った。確かに四年間の年月は離れてるけど……それでも、穂乃果を何一つ変わらなかった。
(真優)「そうなんだ……ねぇ!」
その時、真優は俺を押し倒すとそのままキスをし始めた。
(雄介)『何だ!?このキス……変に舌を絡めてくる……。』
俺は、そう思った。そして、真優はキスをやめた。
(雄介)「何すんだ!!真優?」
(真優)「雄介が穂乃果ちゃんの事好きなのは、分かってる。小さい頃から知ってたよ!でも……でも!!真優だって雄介のこと……好きなんだから……。穂乃果ちゃんには、負けたくないんだもん!!今日ぐらい真優を愛して……。」
そう言うと再び真優はキスをして来た。俺は、傷の関係もあって変に身動きが取れない……。すると、真優は今度は来ている制服のネクタイを外し、Yシャツのボタンを一つずつ開け始めた。
(雄介)「真優、止めてくれ。俺は、無理矢理こう言う行為をしてもその人を愛せない……。」
すると、真優の手は止まった。
(雄介)「俺を好きになってくれたのは、嬉しい……。でも、こう言うのは苦手なんだ。俺は、キスも全て俺が心に決めた人としかやらないんだ……。」
(真優)「そうだよね……。ごめんね、雄介いつも穂乃果ちゃんしか話してないから構ってもしかっただけなの……。」
そう言うと、真優は家を飛び出し自分の家に帰った。
(雄介)『やれやれ、俺ってそんなに穂乃果としか話してないか???それにしても疲れたから今日は寝よ。』
俺は、そう言うと自分の部屋に行き寝た。
明日、何が起こる!!
そんな予感がした。
《次回予告》(CV.本郷雄介)
「ファイナルライダーパワー!!チャージ!!!」
と叫ぶ俺……。
「雄介止めろ!!!」
それを必死に止めようとする修也……。
粉々になって砕け散るタイフーン……。
そして、時間と共に薄れていく記憶……。
『さようなら……穂乃果……みんな……。』
次回、第十五話
「暴走~デットヒート~」
にご期待下さい。