仮面ライダー~みんなで叶える奇跡の物語~   作:銀河 流星

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《これまでのあらすじ》
俺、本郷雄介は小学校卒業と同時に悪の秘密結社ショッカーに捕まり肉体精神共に改造された。ある日、謎の少女ジュンのおかげで記憶を取り戻し、スパイダーを倒してショッカーを裏切った。


第三話「新生活」

「雄君!雄君ってば!!もう、起きてよ-!!」

俺は眩しい朝日と少女の声で起こされた。

目を開けると、そこにはサイドポニーテールの髪型をした穂乃果が立ってた。

(雄介)「な、何で……穂乃果が居るんだ?ここは俺の家だろ?」

(穂乃果)「何でって昨日から同居するって話になったじゃん!」

あ、そう言えばそうだったか……。

 

【時をさかのぼるほど……。数十時間前】

(雄介)「えーーー!!!穂乃果が俺の家で同居!?」

(希)「それしかないと思うんよ。」

(海未)「確かに……。この調子だと、ショッカーの存在を知ってる穂乃果が一番狙われやすいですね。」

(雄介)「だからって何で俺の家何だよ!?それに、俺転居しようと思ってるし……」

(8人)「「「「「「「「え、えーーーー!!!!」」」」」」」」

(穂乃果)「雄君いなくなっちゃうの?」

(雄介)「こんな化け物と一緒に居るの嫌だだろ!?」

俺がそう言うと、みんな黙り込んでしまった。まだ、俺が改造人間である事を認めたくないらしい。

(穂乃果)「それでも……それでも、雄君なのには変わりないよ!!」

(雄介)「穂乃果……。」

(穂乃果)「確かに…普通の人間じゃないかもしれない……。でも、雄君の心は何一つ変わってないんだよ!」

(絵里)「そうね。確かに最初は、ビックリしたわ。でも貴方は貴方である事に変わりないわ。」

(海未)「そうです。自分に自信を持って下さい。それに、穂乃果みたいなおっちょこちょいには、雄介がついてた方が安心です。」

(真姫)「いっその事みんなで一緒に住めば!?」

この時、真姫は大きな爆弾発言をした。

(雄介)「嫌、無理だから……。」

こうして、同じく一人暮らしの希は絵里の家に、俺と穂乃果は新しい部屋探しを始めた。いろんな人から新婚ですか?と聞かれた。正直身が重たかった。頑張って探したが結局見つからなかった。そこで、翌日が祝日って事もあり希の家を借りて一泊して、明日家を探すことにしたんだった。

 

 

(雄介)「そうか…ここは希の家だったか……。」

俺はそう言うと起き上がり、リビングに向かった。

リビングには、久しぶりの手料理が並んでいた。昔、俺が高坂家に泊まると良く「穂乃果が作る!」とか言って手料理を作っていたのを思い出した。

(穂乃果)「ねぇねぇ雄君は、今まで何食べてたの?」

(雄介)「あまり聞かない方が良いぞ。と言う料理という物を食べたことない。」

(穂乃果)「そうなの!?」

そう言うと、穂乃果は驚いた顔した。そう、ショッカーの改造人間の食事は、手術中で失敗して死んだ人、訓練中に死んだ人の肉を食べていたなんて……穂乃果には言えない……。

俺はそう思うと、穂乃果と向かい合って食事をした。何となく凄い変な気持ちだ……。こう言う感情がある限り俺は、人間であると実感してる。食事してると俺は、あるとこに気づいた。

(雄介)『あれ!?穂乃果……顔赤い様な気が……。きのせいかな?』

俺は、少し穂乃果に不安感を覚えた。

 

【穂乃果編】

(穂乃果)『ヤバいよ~、緊張する……。』

何でだろう…。雄君を見てると、穂乃果の心臓の鼓動が激しくなる……。これって……もしかして……。

(穂乃果)『ナイナイナイ。穂乃果に限ってあり得ないよ~。』

私は、そう思いながらドキドキの朝を過ごした。

 

 

 

【本編】 

穂乃果と一緒に朝食を終えると、それぞれ着替えて希の家を出た。そして、待ち合わせの場所に行くと

みんなが待ってた。 

(海未)「穂乃果、遅いですよ!」

(ことり)「穂乃果ちゃん今日も遅刻だよっ!」

(穂乃果)「違うよ!雄君が起きなかったからいけないんだよ!」

(雄介)「嫌~、久し振りにあんな気持ちの良い寝方をしたよ~。」

(凜)「え、今まで寝てなかったのかにゃ?」

(雄介)「あぁ。俺、ついこの間まで、3時間しか寝てないから。それに、ベットや布団じゃなくて床直で寝てたから布団が気持ちよくてつい~」

(にこ)「でも本当に信じられないわ。雄介、あんた本物なの?」

昨日、居なかった矢沢にこ(やざわにこ)は、俺の言うことを疑った。

(雄介)「あぁ。肉体以外は本郷雄介だよ。この先は知らない方が身のためだよ。」

そう言うと、みんな暗い顔した。昨日居た8人は、俺の体がどうなったのか知ってるが、たまたま居なかったにこは俺の過去も俺の体野事も知らない。

まあ、これ以上広めると誰かの命を落としかねない……。

俺は、そう考えると神経をピリピヒさせた。

 

 

 

俺らは、店に着くと、早速部屋の案内を聞いた。

そして、俺はみんなから近い一軒家にした。これから、ショッカーの攻撃が更に凄さを増すだろう……。その時の為に俺は一軒家にした。でも、考えすぎかな?一応、9人分の合鍵も用意した。と、同時に

(雄介)『こんなんで、こいつらを救えるのか?』

と思った。

また、その家はおやじさんの家に非常に近かったのでもし、俺がショッカーとの戦闘の時とかは穂乃果の面倒を見てもらえると思ったなのだ。それに、()()まだショッカーに捕らわれたままだった。俺は、親友の奴を守ることは出来なかった。だから、必ずショッカーから救いたいと思った。

 

 

 

こうして、俺は賃貸住宅を購入し引っ越しの準備をした。 

(文雄)「おぉ!雄介、どうした!?」

(雄介)「あ、おやじさん!」

(穂乃果)「誰!?」 

(雄介)「紹介するよ。こちらは、立花文雄さん。俺のサイクロン号を作ってくれたんだ。」

(穂乃果)「そうなんだね!初めまして、高坂穂乃果と申します!」

(文雄)「あ、君が……。そうか宜しく穂乃果ちゃん。でも、雄介。どうしてお前はここにいるんだ!?」

(雄介)「あ、おやじさん。お願いがあります。俺がショッカーとの戦闘してる間。こいつの面倒を見てて下さい。」 

(文雄)「まぁ。良いが……気おつけろよ。」

(雄介)「はい。これから、宜しくお願いします。」

(文雄)「まだ、迷ってるのか?」

おやじさんは、そう言った。確かに俺はまだ悩んでる。ショッカーを裏切ると言うことの重さを知ってたからだ。それに、おやじさん達だって危険にさらすことになる。それほど、ショッカーの情報収集能力は侮れないのだ。

(雄介)「はい……。迷ってます。」

(文雄)「そうか……。それなら、自分で納得の出来る答えを

出せ。俺には、それしか言えんよ。但し、これだけは言っておくぞ。お前の今の身体を頼りにしてる人が世界中に居ることを忘れるなよ。」

おやじさんは、そう言うと何処かへ向かってしまった。

 

荷物の整理を終わり、時計を見ると時刻は既に正午を過ぎていた。

(穂乃果)「お腹空いたよ~。」

(雄介)「良し、何か買いに行くか!」

俺は、そう言うと穂乃果は「本当に!?」と言うと、飛び起きて準備した。

俺は、サイクロン号にエンジンをかけると少しだけサイクロン号を吹かした。サイクロン号の独特的なエンジン音が周囲に響き渡る。少し遅れて穂乃果がやってきた。すると、穂乃果は俺の後ろに座って俺の腰辺りに腕を組んだ。俺はそれを確認するとサイクロン号を発進させた。俺は、穂乃果が好きそうなパン屋に向かった。

 

(穂乃果)「ねぇ、何でパン屋なの?」

(雄介)「何でって、お前パン好きじゃん。」 

(穂乃果)「そうだけど……他にも食べたいよ!」

(雄介)「じゃあ、何食べたいんだ?」

俺は、そう言うと穂乃果は考えると、俺に行きたいところを言った。

(穂乃果)「ファミレス!!雄君、ファミレス行こうよ!」

(雄介)「しょうがないな……、今日だけだぞ。」

(穂乃果)「ヤッターー!!」

俺が言うと穂乃果は、嬉しくて興奮状態になってた。

(雄介)『何か……海未が居たら怒られそうだな。』

俺はそう思いながら、進行方向をファミレスに変更した。

すると、

 

「ドカーーーーーーン!!!」

 

一発の爆発音が秋葉原に響いた。

俺は、すぐ向かいたいが穂乃果の安全が確保されるまで穂乃果から離れられなかった。俺は急いでおやじさんに電話して迎えを待った。数分後おやじさんは、車に乗ってやってきた。俺は穂乃果をお願いして急いで現場に向かった。

 

 

しかし、そこには何もなかった……。

既にショッカーは、姿を消していてそこには、無残に崩壊してる建物や、皮膚が破けてる人の姿があった。

(雄介)『どうして……ショッカーはこんな酷いことをするんだ!?』

俺は、自問自答した。そして、こんな事をしてるショッカーを俺は許せなかった。

 

「来たな、裏切り者の本郷雄介!」

 

誰かが俺を呼んだ。だが、この呼び方をする集団は一つしかない……ショッカーだ。

ビルには見たことない改造人間がいた。

(カメバズーカー)「ズーカー!!俺様は試作品の改造人間、カメバズーカー様だ。」

(雄介)「カメバズーカー……だと!?」

「その通り!」

すると、昨日現れたゾル大佐がカメバズーカーの後ろから現れた。

(ゾル大佐)「こいつは、お前とは違う作りで出来た新種の改造人間だ。行け、カメバズーカーよ。裏切り者を殺せ!」

そう言うと、カメバズーカーは背中にある大砲を俺に向けて発射してきた。俺は何とかかわすが……

 

「ドカーーーーーーン!!!」

 

(雄介)「うわぁぁぁ!!」

カメバズーカーの相当な破壊力のある一発の爆弾の爆風を受けて俺は吹き飛ばされてしまった。

(雄介)「……クッ…。」

俺は、頭から血が流れてた。見るとあちこちから出血してた。

(ゾル大佐)「どうだ!!ショッカーの科学力を持ってすれば、当時史上最強の改造人間と呼ばれた貴様よりは強い改造人間が作れるんだよ!」

(雄介)『ここは、変身するしかないようだな…。』

俺は、そう思うとゆっくりと立ち上がった。

そして、

(雄介)「カメバズーカー……行くぞ!!」

と叫ぶと、俺は体内からタイフーンを出現させた。

 

「おい、見ろよ……あのベルトって」

「あぁ。昔、テレビでやってた俺達のヒーロー……仮面ライダーだ!」

 

俺は、タイフーンを確認すると左腕を腰の位置へ。右腕を左斜め上方向へ伸ばすと、そこから、右腕を円を描くように回して右斜め上方向へ持ってきた。

(雄介)「変身!」

と叫ぶと、俺は右腕をタイフーンのある腰の位置へ左腕を右斜め上方向へ動かした。

それと同時にバックルの部分にある風車がもの凄い勢いで回転しだした。そして、俺の体は仮面ライダー1号の姿に変わった。

(カメバズーカー)「やっと、姿を現したか……俺様が相手だ。」

そう言うとカメバズーカーはビルの屋上から飛び降りてきた。そして、カメバズーカーとの戦闘が始まった。カメバズーカーは重い一撃で攻撃してくるからパンチの一発が痛い……。気がつけば、少し押されてる。

(1号)『クッ…どうすれば……。』

すると、カメバズーカーの重いパンチが俺の腹部に直撃した。

(1号)「うぅっ……」

あまりにも強烈だったので、地面に膝をつけてしまった。

 

「「頑張れー!ライダー!!」」

 

何人かの人たちが俺に向かってそう言った。そう、この格好は、間違いなくテレビでやってた仮面ライダー1号の姿なのだ。新種の改造人間に負けるような真似は出来ない!

俺は、立ち上がると目の前に居るカメバズーカーをジッと見た。そして、俺はそのまま垂直にジャンプして空中で一回転して

(1号)「ライダー!!キック!!」

と叫びながらカメバズーカーに向かってライダーキックを放った。ライダーキックは、カメバズーカーの顔面に命中した。俺は地面に着地するとヨロヨロになってるカメバズーカーを見た。しかし、まだ倒したとは言えない。

(ゾル大佐)「おのれ……裏切り者の本郷雄介め。カメバズーカー!ここは、退くぞ!」

(カメバズーカー)「覚えていろ!仮面ライダー。」

そう言うと、ショッカーの姿はなくなった。俺はサイクロン号を呼んでおやじさん達の元へ急いだ。

 

 

(文雄)「おぉ!帰ってきたな。」

手を振りながら、俺の帰りを待ってたおやじさんと穂乃果の姿があった。

(雄介)「おやじさん、ありがとう。」

(穂乃果)「雄君、大丈夫!?」

多分、穂乃果は俺の体のあちこちから血が出てるのを気にしたんだろう……。

(雄介)「あぁ。大丈夫だ。それより、ファミレス行くぞ!」

そう言うと、穂乃果は笑顔を見せて俺の後ろに乗った。

 

 

【ショッカー本部】

(首領)「ポッパー2は、順調か!?死神博士。」

(死神博士)「はい。ポッパー1より、腕力、脚力共に強くしてあります。自分と同じ姿で、自分と同じ技で苦しむポッパー1の姿をが思い浮かびます。」

(首領)「そうか……」

すると、1号と非常に似た姿をしてるが、少し、ボディーカラーが違った。彼の場合は1号の青の部分が黄緑色になっており、肩から腕にかけて一本のラインが入っていた。更に最大の違いは、ベルトの色だった。白の1号に対して彼は赤かった。

そして、ショッカーのポッパー1抹殺計画が発令された。

 




《次回予告》
「貴方は最低です!」
海未の叫ぶ声……。
「結局は同じ存在なんだよね……雄君もあの人達も……」
穂乃果の悲しそうな声…。
「私達の前から消えて!」
絵里の声……。
ショッカーの仮面ライダー抹殺計画が実行された。
そして、もう一人のホッパーの出現により雄介と穂乃果達に狭間ができてしまう。

次回、第四話
      「もう一人のホッパー。」
にご期待下さい。 
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