仮面ライダー1号と2号は、
時限爆弾を作動させたゲルショッカー首領と共に
太平洋の海へと消えていった。
誰もが終わりを告げたと思っていたが……。
第四十三話「あれから……」
【穂乃果編】
あれから数日過ぎた。
私の部屋には、雄君の変身ベルトタイフーンと壊れかけていた仮面が飾られていた。そして、サイクロン号も玄関前に残っている。
何ていうか、そうすることで雄君がいつも近くに居ると思ったんだ。
ラブライブ!は、A-RISEが優勝して伝説になった。
μ'sは、予選ファイナルで落ちてしまった。
私だけじゃない、絵里ちゃんだって凄い心に傷が出来てる。
そんな中、今月は3月……。
絵里ちゃん達の卒業式が近づいていた。
私は、来年度生徒会として活動を続けていたからあまり、μ'sの方に顔を出せてなかった。
雄君は、今どこで何をしてるのか……。
気になるけど答えなんて分からない……。
(モブ)「穂乃果!そろそろ生徒会室で会議やるよ?」
(穂乃果)「分かった!!」
そう言うと私は、会議の為生徒会室へと向かった。
【ナレーション】
ここは、静岡のとある海岸。
そこに今2人の青年が海に流されてきた。
(??)「か、果南ちゃん!!見て見て、人が!!」
(?)「早く引き上げないと大変だよ!?」
(果南)「そうだね……啓介君!ちょっとお願い手伝って!!」
そう言いながら子供4人で彼らを引き上げる。
恐らく何日も冬の海に沈んでたのに……
身体に異常は何も無かった。
しばらくすると青年達は、目を覚ました。
(??)「穂乃果……ここは!?」
(千歌)「穂乃果って人じゃないよ!私は、高海千歌。小学生なんだ!貴方達は?」
(雄介)「雄介……本郷雄介。」
(修也)「一文字修也……。」
そう、彼らはゲルショッカー首領と太平洋の海に消えた仮面ライダー1号、2号だったのだ。しかし、ファイナルライダーパワーを使い改造人間としての力はほぼなくなっているはずなのに何故か超人的な形で生き残った。
(雄介)「何だよ……神様のケチだな。俺達は、まだ死んじゃいけないのか……。」
(啓介)「あんた達一体……。」
その時だった。黒づくめの格好をした戦闘員らしき奴らが俺達を囲んだ。千歌達は、怖くなりその場にしゃがんだ。
(修也)「何者だ!?」
修也がそう言うと戦闘員の後ろから1人の女性が姿を現した。雄介達は、彼女を以前見たことがある。
(雄介)「お前は、イーグラ!!」
(イーグラ)「ショッカーが滅んだ今、我らノバショッカーが世界征服の実現をする!その手始めとして仮面ライダー1号と仮面ライダー2号を殺せ!!」
イーグラがそう言うと戦闘員達は、雄介達に襲いかかった。タイフーンすらない状態でまともにやっても勝てないと判断した雄介達は、千歌達を連れて逃げることにした。
【雄介編】
(啓介)「離せよ!」
突然、そう言われた俺は啓介を離すと、いきなり殴かかってきた。
(雄介)「何をするんだ!?」
(啓介)「仮面ライダーなんだろ?何で変身しないのさ??変身すれば、簡単に倒せたじゃないか!!」
(修也)「それが出来たなら苦労しない。」
(曜)「どういう事!?あ、私は渡辺曜です。」
(雄介)「俺達は、さっき現れた軍団の前に日本で暗躍してたショッカーと言う軍団と戦っていた。そして、首領と共に改造人間の全ての力を使い太平洋の海へと消えたんだ。」
(果南)「全ての力って……」
(修也)「そう、俺達には仮面ライダーとしての力はほぼ残ってないってこと。仮に戦闘員を倒せてもその上にいる怪人って言う奴らには手も足も出ないんだ。それがあの女性をした怪人でもね……。」
(千歌)「そんなの……やってみなきゃ分からないよ!」
俺は、その一言を幼い頃の穂乃果とリンクさせてた。
昔、俺や海未、それにことりが水溜りを飛ぶという遊びで穂乃果だけ飛べなかった。しかし、「やってみなきゃ分からない」といって何度も挑戦してた。そして、急にガチガチだった身体が緊張がほぐれて水溜りを飛んだ。
そんな事が走馬灯に蘇ってきていた。
(雄介)「分かった。最後までもがいてみよう。」
俺は、そう言うと千歌の家から電話を借りてある人へ電話した。
(雄介)「すまん、急なのは分かってるが再改造手術を行って欲しい。ノバショッカーと言う新たな敵が出現した。頼む!……本当か!?ありがとう!!」
そして、数時間後……。
結城丈二による再改造手術が開始された。
【穂乃果編】
今日は、卒業式当日……。
私は、いつもより早く学校へ行くと準備をしようとしていた。しかし、私の周りを戦闘員が囲んできた。
(穂乃果)「な、何!?」
(ウルガ)「最強改造人間ジュンの力……私にくれませんか?」
(穂乃果)「そんなの、知らない!!」
(ウルガ)「なら……力づくでもいただきます!!」
そう言うと青年は、怪人に姿を変えた。私は、怖くなり足が動かなくなった。
(穂乃果)『助けて!雄君!!』
そう思ってるけど、怪人は私の首を掴んできた。
(V3)「V3キック!!」
その腕にめがけてV3が、キックで狙って蹴りこんでくれたおかげで私は、解放された。
(V3)「早く逃げるんだ!!」
(穂乃果)「ありがとう!翔一君!!」
私は、そう言って急いでその場から逃げ出した。
遂に最終章スタート!!
ノバショッカー編ですね。
今回は、ウルガの狙ってるのはアレクサンダーアイコンではなく……あの力だそうです。
この設定久々に使った気が……。
果たして、絵里達の卒業式を上手く行う事が出来るのか!?
それでは、次回予告です。
《次回予告》(CV.風見翔一。)
突然のごとく現れた新たな敵、ノバショッカー……。
彼らは、何故穂乃果を狙うのか!?
理由もわからないまま激しい戦闘を繰り広げるが、凄い勢いで押されてしまう……。
そして、あのショッカーも穂乃果を狙っていた。
その時、あの男が遂に帰ってくる!!!
第四十四話「帰ってきた……」