仮面ライダー~みんなで叶える奇跡の物語~   作:銀河 流星

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第四十六話「μ'sとA-RISEの海外合同ライブ!?(中編)」

【雄介編】

目を覚まし、窓を覗くとそこは雲の上だった。

俺と修也と翔一とμ'sは、A-RISEに誘われた海外合同ライブへの会場となるアメリカニューヨークへと向かう為に飛行機に乗っていた。隣りは、勿論と言ってもいい程穂乃果かぐっすり眠っていた。

(雄介)「あれから、一年経とうとしてるんだな。」

俺は、穂乃果を見てそう呟くと再び外の景色を見る。すると、今までの戦いが走馬灯のように蘇ってきた。

穂乃果との再会……。

それが全ての始まりだった。

あの再会がなかったら……俺はここには居ないのかも知れない……。

(雄介)「穂乃果、今までありがとう。そして、愛してる。世界中で誰よりもな。」

俺は、ついついそう呟いてしまった。

起きてたらヤバイな……これ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「起きてるよ?私も大好きだよ!」

 

 

 

 

穂乃果は、そう耳元で呟いてきた。

俺は、驚いて思わず機内で叫んでしまった。

(絵里)「ど、どうしたのよ……雄介。」

(修也)「朝からうるさいぞ?」

(雄介)「ご、ごめん。だって、穂乃果が!!……ってまた寝てる。」

穂乃果の顔を見つめたがぐっすり寝ていた。しかし、顔はさっきより満足そうに寝てた。それが狸寝入りだとすぐ分かった。

 

 

 

 

 

 

機内でそんな会話をしてると数時間かけてニューヨークへ着いた。

全員無事にホテルへ着くと早速歌う曲について考えた。

(絵里)「今回のイベントは、一日目と二日目に恋愛ソングそのうちの二つが新曲。そして、三日目と四日目はそそのグループを象徴する曲のうち二つが新曲ね。計8曲分かしら。」

(海未)「流石に恋愛ソングは……難しいですね。経験が無いので。」

(希)「大丈夫やで海未ちゃん。何て言ったってこっちには、4人も恋愛を経験してるんやから。特に、絵里ちと穂乃果ちゃんは、付き合ってるしね!」

(絵里)「ちょっと、希!!」

(穂乃果)「私達まだ付き合ってないよ!!」

(にこ)「まあ、恋愛ソングは穂乃果と絵里に任せて。こっちは、新曲を考えましょ?」

穂乃果達の事は、完全にすっぽかしてにこを中心に最終日に歌う新曲二つを考える事にした。

(海未)「ユメノトビラを超える新曲ですか……。」

(真姫)「難しいわね。私は、4曲作らないといけないから。まぁ、頑張るけど……なるべく早く歌詞が欲しいからお願いね!」

(海未)「分かりました。ではまず、三日目にμ'sの出先の歌にしたらどうでしょうか?」

(真姫)「で、最終日にはμ'sのこれまでの曲ね……いい考えだわ。」

こうして、曲の構成は決まった。

後は……。珍しくノートを広げてる穂乃果と初めての歌詞作りで悩んでる絵里の姿だった。

(修也)「大変そうだな……絵里達。」

(雄介)「手伝わないのか?絵里の旦那。」

(修也)「ば、馬鹿いえ!俺はまだ……。」

そう言いながらも顔を赤くする修也に日頃の恨みとしてどんどんからかってやろう!

(雄介)「まぁ、そう言わずに手伝ってやれよ。絵里があんなに困るの小学校以来だぞ?」

(修也)「そ、そんなに!?てか、何でそんなに困ってたんだ???」

(雄介)「それはな……。」

俺が言おうとしたら絵里と穂乃果もこっちを向いていた……。

(絵里)「お二人さん、良かったら手伝ってくれない?

……てか、手伝って!!」

「「は、はい……」」

俺達は、そう言うと手伝う事にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【丈二編】

場所は、アメリカから日本へ。

俺は、夜な夜な起こる日本各地の停電について調べていた。それは、ノバショッカーが絡んでいるからだ。

それを知ったのは、雄介達が日本を経ってからの夜のニュースで流れた《ノバエネルギー》だった。ノバグループが作り出した次世代型エネルギーだそうだ。

確かに凄い発明だが、それはショッカーが改造手術で使用するエネルギーにすぎない。それに、あれは膨大な電気で瞬間的に1000キロワットを超えるほどの威力だ。そんなのを使えば、たちまち日本のライフラインは消滅する。

俺は、オヤジさんである立花文雄と相談してノバグループの本部となっているビルを探し出す事ができた。

そして、今文雄さんの家に居て作戦会議をしていた。

(丈二)「後は……あいつらが帰ってきたらすぐに殲滅にかかりたいと思ってます。」

(文雄)「そうか……こっちも準備出来た。」

(丈二)「オヤジさん、俺がくだらない改造手術をしたせいでオヤジさんまでに迷惑が……。」

(文雄)「別に大丈夫だ。これぐらいは……な。」

そう言うとオヤジさんは、倒れてしまった。

(丈二)「お、オヤジさぁぁぁぁぁん!!!」

俺は、慌ててオヤジさんを近くの病院へと連れて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【雄介編】

俺達は、何とか歌詞を作る事が出来た。穂乃果と俺は、冬の切ない気持ちを片思いに表現した歌詞を。修也と絵里は、硝子の様に儚い乙女心を……。そして、μ'sみんなで考えた冬の恋愛ソング2曲……。後は、後半の曲なんだが……。

只今、海未が絶賛混乱中…。

(海未)「このままでは、みんなをがっかりさせてしまいます……。」

(雄介)「そんなに、悩むなよ。」

(海未)「悩みます!!」

そう言って海未は、頭を抱えた。三日目は、μ'sの始まりの曲「START:DASH!」、「僕らのLIVE 君とのLIFE」を歌う予定だが、総決算と言える歌詞が思い浮かばないらしい。

(雄介)「なぁ、こういうのに口出ししちゃいけないと思うんだけど……。一曲目はさ、みんなずっと一緒って的な歌詞にしたら?」

(海未)「みんなずっと一緒!?そう言うなら、雄介が書いてください。天才試験A級なんですか!!」

そう言われると俺は、海未からノートを受け取った。そこには、「最後のページ」「ありがとう」「笑い話」などの思い出を中心とした言葉が並んでいた。

(雄介)「海未……この二曲は、書くけどアンコールとかの為にもう2曲用意しとけよ。自分が今まで見てきたμ'sを聞いてる人に伝わるようにな!」

俺は、そう言うと作詞作業に移った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【海未編】

雄介は、ずるいです。

いつも穂乃果と仲良くしてて……。

天才で、頭の回転も早くて……。

そして、何よりみんなを守れる力があって……。

正直、嫉妬します。

(穂乃果)「あ、海未ちゃんだ!!」

そんな私に声をかけたのは、私を見たことのない世界へ連れてきてくれた穂乃果でした。

(穂乃果)「どう?歌詞できそう?」

(海未)「それが……雄介に任してしまいました。でも、アンコール用とかの為に2曲は、これから書きます。」

(穂乃果)「そうか……。なら、私達も頑張らないと!!」

(海未)「何故です??」

私は、首をかしげて聞いた。穂乃果からしたらそれは、簡単な事でした。

(穂乃果)「A-RISEより凄いパフォーマンスをして、アンコールをして貰って海未ちゃんの歌詞を歌うんだよ!!だって、今までμ'sの歌は全部海未ちゃんが作ったんだよ!そんな海未ちゃんが書いた曲を歌えないで合同ライブを終えたくないもん!じゃあ、練習してくるね!」

そう言うと穂乃果は、再び練習用のステージへと向かった。

その姿がμ'sを語っていたのに私は、気づくと今まで悩んでた自分が可笑しくなってついクスクスっと笑ってしまった。そして、ノートを広げて椅子に座る。

(海未)「さて、頑張りますか!!」

そう言うと私は、μ'sを象徴する曲を作るために作詞をし始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【雄介編】

俺は、2曲書き終えると真姫に見せて曲をお願いした。

 

 

 

 

 

 

 

 

そうして、μ'sの持ち曲10曲が無事完成した。

ステージ順は、先にA-RISEが歌いその後にμ'sが歌うと言うことに決定した。

本番当日の朝。みんな、ガチガチでいつも以上にパフォーマンスにキレがなかった。

(翔一)「凛たち大丈夫かな?」

(修也)「やはり、異国の地だから……不安なのか?」

(雄介)「嫌、違う。焦りだ。」

(翔一)「焦り!?」

修也と翔一は、驚くが俺は、見ててわかる。穂乃果のあの顔は、焦ってる顔だ。修也の事も一理あるが、本番で歌う曲に海未の歌詞は一曲も入ってない。だからだろう……。一生懸命やって海未の書いた曲を歌おうと言う気持ちが焦りに繋がってると確信した。

そして、俺はある提案を思いつく。

(雄介)「良し!散歩に行こう!」

俺の提案にμ's全員が驚いた。しかし、誰も反対することなく街を散歩し始めた。

 

(絵里)「でも……どうしてライブ前に散歩を!?」

(雄介)「お前の旦那が異国の地で不安があるんじゃないかって言ってたからさ。」

(修也)「雄介……帰ったら覚えてろよ!!」

そう言いながら黒いオーラを出しまくってる修也だった。

(希)「でも、変やね。練習中は不安だらけだったのに……ここを歩いてると普通に普段の下校と思っちゃうんや。」

(凛)「それ凛も思ったにゃ!!でも何で???」

(穂乃果)「きっと似てるんだよ。ここは、日本のアキバに。」

凛の質問に穂乃果が答える。そう、その答えはμ's全員の答えでもあった。

(絵里)「そう言われれば……そうね。それに、今回は修也も見てくれてる。前回、UTXで踊った時とは大違いって所をA-RISEに見せてやりましょ!」

(海未)「そうですね!負けっぱなしではいられませんしね!!」

(穂乃果)「じゃあ、ここでやろうよ!掛け声!!」

そう言うと穂乃果達は、丸くなった。

(穂乃果)「行くよ!1!! 」

(ことり)「2!」

(海未)「3!」

(真姫)「4!」

(凛)「5!」

(花陽)「6!」

(にこ)「7!」

(希)「8!」

(絵里)「9!」

自分の番号を言い終わると9人は、肩を組んだ。

(穂乃果)「μ's!!」

とニューヨークの街に穂乃果の声が響き渡る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「「「「「Music……start!!!」」」」」」」」」

 

こうして、その日の夜、合同ライブがスタートした。

μ'sは、まず全員で「それは僕たちの奇跡」を歌い、穂乃果とことりと花陽の3人ユニットPrintempsで

「No EXIT ORION」を歌うと最後にのぞえりという名前で希と絵里が「硝子の花園」を歌い今日は、幕を閉じた。

何故か、ポイント制になっており、

今のところμ's20点、A-RISE15点だった。

このまま順調に時間だけが過ぎたが……。

 

 

 

 

 

三日目の夜、事件は起こった。

 

 

 

 

 

 

 




《次回予告》(CV.本郷雄介)
三日目も順調にライブが行われた。俺達は、ホテルに帰ろうとすると
「穂乃果が、いない!!」
と言いながら俺は、暗闇の中ニューヨークの街で探すが中々見つからない。
そこには、ノバショッカーが絡んでる事が明らかに!?

第四十七話「μ'sとA-RISEの海外合同ライブ!?(後編)」



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