仮面ライダー~みんなで叶える奇跡の物語~   作:銀河 流星

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第五十一話「史上最強にして最悪の改造人間…爆誕!」

【穂乃果編】

時だけが流れる感じがした……。

目の前では、脈もなく意識もない雄君……。

少し、目線を上げればほほ笑みを浮かべてるノバショッカー幹部の改造人間ウルガ……。

悔しいよ……。

このままじゃ終われない!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、そう思うとウルガの持ってる卵がこちらへやってくる。

 

(2号)「穂乃果!それに触れるな!!」

(V3)「ダメです!!ジュンになってはいけない!!」

 

しかし、私は決意した……。

そうするしか道がないと……。

 

『ねぇ、貴方はどうしたい!?』

 

その一言で私の景色が変わる。

当たりには、美しい花畑が地平線へと広がっていた。

そして、少し離れた所には大きな水溜りがあった。

 

(穂乃果)「ここは!?」

『ここは、貴方自身の心の中……。』

(穂乃果)「穂乃果の心の中……。」

『私は、色んな人に寄生してはその人の闇の力だけを食べてきた。そして、全身に闇の力が溜まった時、私は姿を現すんだけど……今回は、違う……。』

(穂乃果)「どういう事!?」

 

すると、私の目の前に私にそっくりな姿をした人が現れた。

 

(ジュン)『これは、貴方の身体の中にいる時に出来た姿……。そして、これがしばらくの間私の本体になるの。』

(穂乃果)「貴方がショッカーに狙われてる最強で最悪の改造人間ジュン???」

(ジュン)『昔は、そう呼ばれてた。でも、仮面ライダーや貴方達μ'sの優しさや強さ、それに邪悪に立ち向かう勇気を見てきた。だから、もう、最悪な改造人間と言う肩書きは捨てないとね。』

 

そう言いながらジュンは、ウインクして来た。それを見てると確かに私に似てる……。

 

(ジュン)『そんな、貴方でも……闇があった。』

(穂乃果)「え!?」

 

ジュンは、真剣な表情でさっきより低い声でそう言う。

 

(ジュン)『闇の気を探すのが上手い私が分からないぐらい普段の貴方は、素晴らしい娘よ。でも、今日は違った。貴方の愛する者が殺されたのを目の前で見て復讐や悲しみ、憎しみの心が芽生えてきてる……。このままじゃ、私はまた最悪の改造人間になってしまう……。』

(穂乃果)「でも……。雄君は、もう……。」

(ジュン)『諦めちゃダメ!最後まで希望を…仮面ライダーを信じて!それがこの1年私が貴方から教わった事よ。』

(穂乃果)「最後まで……希望を仮面ライダーを信じる……そうだよね!雄君は、いつだってこんなピンチを退けてきたもんね!」

(ジュン)『うん!今の貴方は、最高に可愛いよ!!』

 

そう言いながらジュンは最高の笑顔で答える。

 

(ジュン)『でも、多分ショッカーやノバショッカーを粉砕する力は必要だよね。いくら翔一君や進化した修君でも、ウルガやイーグラには、敵わない。それほど、アイツらは強いわ。』

(穂乃果)「じゃあ、どうすればいいの??」

(ジュン)『一つだけ……一つだけ、方法はあるわ……。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【修也編】

俺は、毒トカゲ男やガニゴウモリを倒すとノバショッカーのウルガやイーグラとの戦っていた。

 

(ウルガ)「しつこいですね。なら、これはどうだ!!」

 

そう言いながらウルガは鋭い爪で俺の身体を引っ掻いてくる。

 

(2号)「まだだ!!まだ、終われない!!俺は……俺は、何度でも立ち上がる!!それが、仮面ライダーだ!!」

(イーグラ)「お前も出来損ないだな!1号と一緒にあの世行きだ!!」

 

そう言いながらイーグラのサーベルを突き刺し俺を吹き飛ばしてくる……。

立ち上がろうとすると今度は、バッファルが体当たりして来た。

もろに受けた俺は、変身が強制解除された。

 

(絵里)「修也!!」

(修也)「絵里は逃げろ!!!」

 

俺は、そう言った時、イーグラにサーベルで腹部を刺されてしまった……。

その後、強く刺したサーベルを、抜いたイーグラはウルガの所へ向かっていく……。

 

(絵里)「修也ーーーーーーーーーー!!!」

 

絵里の声が微かに聞こえる中、俺は、そのまま息をしなくなった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【翔一編】

(翔一)「お前達だけは、絶対に許さない!!よくも先輩達を!!!」

 

俺は、既に強制解除されていたので何もすることが出来なかった。勿論、悔しいよ。だって、憧れてた1号と2号が揃って怪人に殺されたんだから……。

 

(丈二)「落ち着け、風見。今は、この状況をどうするかどうかだ!!」

(翔一)「そんな事は分かってる……でも!じゃあ、誰が日本を守るっていうんだよ!先輩達を簡単に殺せるあんな、バケモノ相手にどう戦えって言うんだ!!」

(真姫)「二人とも、傷が広がるから落ち着いて……。」

(凛)「ここで、喧嘩はみっともないにゃ。」

 

俺達の喧嘩を真姫と、凛が止めに入る。

しかし、凄まじい強さで周囲を圧倒するウルガ達ノバショッカーに何も出来ない俺達は、無力なのか!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そんな事ない!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絶望の淵に立たされた俺たちにそう明るく声をかけたのは……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰でもない、μ'sのリーダー高坂穂乃果だった……。

 

(海未)「穂乃果、無事だったんですね!」

(穂乃果)「うん。でも……雄君が……。」

 

そう言いながら泣き出す穂乃果……。

しかし、彼女の目には負の感情はこれっぽちも見せなかった。

 

(ウルガ)「何故だ!?何故、絶望しない!?ほかの奴は、みんな絶望したのに……何故、お前だけは無傷なんだ??」

(穂乃果)「分からないみたいだから教えてあげる!」

 

 

 

 

 

穂乃果の後ろに居たもう1人の穂乃果に俺達は、驚いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【穂乃果編】

私の後ろでは、既にジュンが実体化していた。

 

(ウルガ)「史上最強にして最悪の改造人間ジュン……。復活したのか、なら我らと一緒に世界征服を!!」

(ジュン)「遠慮するわ。私は、貴方達を破壊する。」

(イーグラ)「貴様、裏切る気か!?」

(ジュン)「私は、最初から貴方達に従う気はないわ。それに、このμ'sと仮面ライダーの人達と一緒にいた時間が今回の私を誕生させたの!」

(穂乃果)「そういう事!じゃあ、行くよ?ジュンちゃん。」

(ジュン)「うん、行こう!」

 

そう言うと私達は、声を合わせた。

 

「「メタモルフォーゼ!!」」

 

すると、激しい光が私達を包み込む……。

 




《次回予告》(CV.ジュン)
身体の奥から守りないという思いが湧き上がってくる……。
それが力になってくる……。
今の私なら負けない!!
行こう!穂乃果!!みんなを守る戦いに!!


第五十二話「誓いのキス……」
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