仮面ライダー~みんなで叶える奇跡の物語~   作:銀河 流星

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《これまでのあらすじ》
俺、本郷雄介は小学校卒業と同時に悪の秘密結社ショッカーに捕まり肉体精神共に改造された。カメバズーカーとの交戦以来、数日ぶりにショッカーが出現した。俺は、サイクロン号に乗りショッカー戦闘員バイク集団と戦う。その後俺と同じ姿をした改造人間に襲撃を受けた。そのまま彼は、音ノ木坂で穂乃果達を襲おうとするが、俺に気付くと逃げてしまう。そして、穂乃果達からの信用をなくし俺は、再び1人になった。そして、富士山にてホッパー2号こと幼馴染みの一文字修也と戦うが……。


第五話「雄介、正義を賭けた変身!」

雄介がホッパー2号との戦闘に敗れてから三日経った。

 

 

【ショッカー本部】

(首領)「良くやった。ホッパー2号よ。これで、世界征服が思い通りに進みそうだ。」

(ホッパー2号)「いえ、これも全ては首領様の為に……。」

そう言うと、ホッパー2号は、次の作戦に移った。今、正義の味方が居ない今、攻めるしかないと思ったのだ。 こうして、第二の東京侵略作戦を行う様にした。まずは、裏切り者を知ってる人達がかよう音ノ木坂を襲うことにした。そして、戦闘員と、謎の改造人間を連れてショッカー本部を出た。

 

【音ノ木坂学院】

(穂乃果)「雄君、怒ってるかな?」

休み時間、穂乃果は落ち込みながらそう呟いた。

(海未)「もう2度と、雄介に会えないのでしょうか?」

海未は、数日前自分が雄介に言った事を後悔しながら、雄介に謝りたいと言う気持ちがあるが……、その日を境に雄介の姿とサイクロン号の姿はなかった。

(絵里)「グズグズしても…仕方ないわ!練習しましょ。ファーストライブまで時間がないわ。」

絵里は、そう言って練習を始めた。 

穂乃果達は、スクールアイドルを初めてからもう、三日経ち3週間後に控えた学校公開での部活動紹介の場面でライブを行うことに、更に夏頃開催が決定した第1回ラブライブ!に参加エントリーをした。これから、全国20位以内に入り込まないと本戦には出場できないのだ。

しかし、穂乃果達は雄介の身を心配した。よって、練習に身がはいらないのだった。

 

 

放課後になり、いつも通り屋上にやって来た9人。だが、活気はなかった。

(にこ)「どうしたのよ!もっと、気合い入れなさいよ!」

(穂乃果)「にこちゃんには、分からないよ。」

(にこ)「何よ!?」

(穂乃果)「雄君が、どんだけ傷だらけになって戦いから帰ってきてるのかなんて……。」

(海未)「確かに、穂乃果の言うとおりです。ですが、そんな雄介を裏切った私達に責任があります。」

(穂乃果)「海未ちゃん……。でも……、雄君が死んでたらもう2度と……「穂乃果!!」。」

穂乃果はその後、何か言おうとしたが、絵里に止められた。

(絵里)「まだ、死んだと確定したわけじゃ。それに、希の占い結果を信じましょう。」

後ろで希がタロット占いをしていた。希の占いは昔から良く当たると評判なのだ。8人は希の占いを待った。

 

 

 

そして、

(希)「占いの結果出たで。雄介君は、まだ生きてると思うけど……、これから死の危険性が大ってカードが言うんよ。」

(穂乃果)「やっぱり、穂乃果探してくる!」

と言うと、穂乃果は勢い良く学校を後にした。

 

 

【穂乃果編】

私は、もう一回立花さんに雄君の話を聞くことにした。

 

「ピーンポーン!!」

 

「はーーい!」

と言う声と同時にドアを開けたのは、私と同い年の立花真優ちゃんが居た。

(穂乃果)「初めまして。高坂穂乃果と言います。あの、文雄さんは、居ますか?」

(真優)「今は、居ないけど……でも、そろそろ帰ってくるわ。話があるなら、上がってる?」

(穂乃果)「良いんですか?ありがとうございます。」

私は、そう言うと座敷に案内された。

(真優)「ねえ、私と少し質問しても良いかな?」

(穂乃果)「はい、どうぞ。」

(真優)「何で、雄介を裏切ったの!?」

その質問が来た。多分、この前の話は真優ちゃんも居たか、どこから聞いたのかもしれない。 

(穂乃果)「じ、実は、雄君と同じ格好をした人に襲われてみんなそれを雄君だと誤解しちゃったの……。」

(真優)「何で!?貴女は、目の前で雄介がホッパーじゃなくて仮面ライダーとして戦ってるのを見たでしょ!?何で、信じてあげなかったの?私なら信じるよ!雄介を信じられなかった貴女に雄介を渡さない!」

私は、真優ちゃんの話を聞いていて少し、驚いた。まさか、雄君に想いを寄せてたなんて……。でも、今苦しんでる雄君の傍に居られないのが悔しい……。

(穂乃果)「確かに、真優ちゃんの言うとおりだよね……、今まで身体を張って色んな敵から守ってもらったのに…そんな雄君を追い詰めちゃった……。でもね、真優ちゃん。私も雄君への想いなら負けないもん!」 

(真優)「高坂さん……、良いわよ、受けてたつわ!」

(穂乃果)「真優ちゃんは、高校どこ?」

(真優)「私は、UTX学園よ。」

(穂乃果)「す、凄い……。」

(真優)「でも、穂乃果ちゃんはズルいよ。」

(穂乃果)「何が!?」

私は、真優ちゃんが言った言葉が気になった。

(真優)「だって……、学校以外は雄介と二人きりでしょ?」  

(穂乃果)「う、うん。」

私は、改めて真優ちゃんに言われると何か照れるけど私、この間の件が来るまでは雄君と同じ家に住んでたんだ……。

(真優)「チューとかしたの?」 

(穂乃果)「え、え!?」

(真優)「だって、良くテレビドラマや漫画で男と女の人が一緒の空間に居たらチューとかしてるじゃん?だから、穂乃果ちゃん達もしてるのかな?って思ったんだけどどうやら、まだ雄君のファーストキスは、残ってるようね。安心安心。」 

と、真優ちゃんは言ったが……実は、雄君のファーストキスは、穂乃果が取っちゃったんだ。テヘヘ。

でも、言えない……。小学校の時に階段から落ちて雄君に助けてもらったらたまたま口と口がくっついた何て……言えないよ。

(真優)「あれ?穂乃果ちゃん……顔赤いよ!もしかして……雄介とキスしたの?」

(穂乃果)「え!?ち、違うよ~そうじゃないよ~!」

私は、全開に否定したが真優ちゃんは話を聞いてくれなかった。

(真優)「じゃあ、えっ…「ちょっと待って!!話すからそれ以上言わないで~~!!」」

私は、真優ちゃんの喋ってるとを止めた。

そして、説明しようとしたその時、海未ちゃんから電話がかかってきた。

(海未)「穂乃果、大変です!!雄介が再びショッカーの仲間に……。」

(穂乃果)「え……。」

その時、私は目の前がまっくらになった。

 

 

 

【本編、音ノ木坂学院】

あの後、穂乃果が学校を出てから数分後に何人かの戦闘員を連れてホッパーと、雄介が変身後の姿でがやって来た。

(海未)「ゆ、雄介、貴方何でそっちについてるんですか?」

(ホッパー1号)「俺は、もう迷わない……、俺の名前は、ホッパー1号。ショッカーの一員として、貴様らを……殺す……。」 

(ホッパー2号)「で、今日から俺がホッパー2号って訳だ。宜しくな。嫌、これから死ぬ運命の奴によろしくはないか……。やれ、戦闘員!」 

 

「「「「ヒーー!!」」」」 

 

と言うと戦闘員はそれぞれに散らばり、音ノ木坂学院を襲い始めた。

学院内は平和な空気から一気に混乱になった。全職員は、生徒を安全な場所へ。メディアも来て、大騒ぎになった。

 

「再び、あの仮面ライダーらしき人物が先日秋葉原を襲った集団を連れて、ここ、音ノ木坂学院にやって来ました。」

 

テレビのアナウンサーの声と共に映し出されたのは、2人のホッパーと、数人の戦闘員だった。

 

 

【穂乃果編】

私は、海未ちゃんからの電話を受けて音ノ木坂学院までやって来たけど……。そこには、大量のメディアと警察や自衛隊で埋められた校門が視界に入った。

(穂乃果)「すみません、ここを通して下さい!」

(警官)「駄目だ!ここを通す訳にはいかない!嬢ちゃんは、早く帰って…。」

(穂乃果)「通して下さい!友達が……友達がまだ校内に居るんです!」

(警官)「国民の安全は、ちゃんと守るから……。早く帰りなさい。」

(穂乃果)「でも……。」

私は、諦めて帰ろうとしたその時、

 

「ブーーーーン!!」 

 

聞き慣れたエンジン音……、私は思わず音のする後ろを振り向いた。そして、エンジン音は次第におおきくなると、私は確信した。

 

(穂乃果)『か、帰ってきた……。』

 

 

 

 

【本編】

俺は、あの後、富士山崖から落ちるとしばらく気絶してたがら無事に目を覚まし、急いで東京に向かった。おやじさんの家に向かう途中、修也と姿形、更にはベルトと、全て俺と同じ姿のホッパーを見かけた。

彼らが向かう方角は……、音ノ木坂学院……。

俺は、急いで音ノ木坂学院に向かうが、まだ傷が回復してないのだ。しかし、このままでは2度と人から信用されなくなるよりましだと思い、俺はサイクロン号を走らせてきた。

 

目の前には大勢の人で溢れた音ノ木坂学院の校門前、そこには肩を落としてショックを受けてた穂乃果が居た。

 

(雄介)「ほ、穂乃果!?」

(穂乃果)「え!?ゆ、雄君……。エンジン音がサイクロン号だったからそうだとは、思ったけど……どこ行ってたの?」

(雄介)「え、あー。ちょっと富士山まで行ってた。大体の状態は、分かった。乗れ、あの壁越えるぞ!」

(穂乃果)「うん。」

そう言うと穂乃果、俺の後ろに乗った。俺は、穂乃果が乗ったのを確認するとスピードを上げて近くの壁を越えた。すると、そこにはショッカーの戦闘員と修也ともう1人の俺が居た。

(雄介)「お前……。」

(ホッパー2号)「生きてたか……。まあ、良い。ここで死ね!」

(ホッパー1号)「貴様が本郷雄介か……。俺は、新たなホッパー1号だ。貴様はここであの世に送ってやる!」

俺は、2体のホッパーを確認すると、体内からタイフーンを出現させた。

(海未)「ゆ、雄介……。」

(雄介)「海未、穂乃果、みんな…確かに俺は、あいつらと同じ存在、改造人間だ。お前らと違うし、2度と元の身体には戻れない……。でも、これだけは聞いてくれ。俺は、俺の信じた正義の道を行く。その先が地獄でも……、ホッパー1号、2号!今度は、必ず倒す!行くぞ」

俺は、そう言うと左腕を腰の位置へ。右腕を左斜め上方向へ伸ばすと、そこから、右腕を円を描くように回して右斜め上方向へ持ってきた。

(雄介)「変身!」

と叫ぶと、俺は右腕をタイフーンのある腰の位置へ左腕を右斜め上方向へ動かした。

それと同時にバックルの部分にある風車がもの凄い勢いで回転しだした。そして、俺の体は仮面ライダー1号の姿に変わった。

 

「見て下さい!やはり、仮面ライダーは実在しました。人々の危機に仮面ライダーが駆けつけてくれました!突然現れた少年が仮面ライダーに変身しました!」

 

(ホッパー2号)「これが……、仮面ライダーの変身か……。行け、ホッパー1号、お前だけで十分だろう…。」

(ホッパー1号)「任せな。行くぜ!」

と言うと、ホッパー1号は俺に向かって両手を突き出した。

(ホッパー1号)「食らえ、指ミサイル!」

と言う、指から小型ミサイルが発射された。

俺は、かわすがよけるスピードがだんだん弱くなり、ミサイルを受けてしまった。

(1号)「クッ……。」

(ホッパー2号)「おやおや、どうやらまだ傷が残ってるようだ。」

俺とホッパー1号が戦闘してる所から少し離れた場所で、ホッパー2号は、その様子を見ていた。

(1号)『どうすれば……どうすれば良いんだ?』

俺は、考えた。その時だった。

 

(穂乃果)「迫る~ショッカー。地獄の軍団!」

この歌、どこかで……、そう、当時放送されてた【仮面ライダー】のオープニング曲「レッゴーライダーキック」だった。穂乃果は、歌い出すとその場に居る人達全員で大合唱になった。

 

「こ、これは……、見て下さい!あの仮面ライダーのオープニング曲「レッゴーライダーキック」の大合唱が起こっています!」

 

そして、俺はその歌からホッパー1号を倒す方法を教えてもらった。そう……、あの技だ!

(1号)「みんな、ありがとう!」

俺はそう言うと、左腕を腰の位置へ。右腕を左斜め上方向へ伸ばすと、そこから、右腕を円を描くように回して右斜め上方向へ持ってきた。俺は、

(1号)「ライダーパワー全開だ!!」

と叫ぶと、右腕をタイフーンのある腰の位置へ左腕を右斜め上方向へ動かした。

そして、空高くジャンプして、空中で一回転すると、ライダーキックを放った。

ホッパー1号は、それを見ると指ミサイルで対抗してきたがら、ライダーキックがホッパー1号に当たると直前まで、当たらなかった。しかし、数発体に当たり火花を散らしたがライダーキックは、見事命中し、ホッパー1号は、その場で爆発した。

 

「やりました!本物のライダーが勝ちました!!これで残りは、一体です。我々は、特撮の世界ではなく本物のライダーキックを見たのです!」 

 

テレビ局のアナウンサーが五月蝿かったが、俺は残りのホッパー2号こと一文字修也との決戦に挑む!




《次回予告》
圧倒的な強さを持つホッパー2号に苦戦する俺、更にショッカーの新手の改造人間も出てきて絶体絶命のピンチ!!俺は、ボロボロになりながらもショッカーとの戦闘に集中した。

次回、第六話 
      「激突!雄介VS修也」
にご期待下さい。
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