俺、本郷雄介は小学校卒業と同時に悪の秘密結社ショッカーに捕まり肉体精神共に改造された。俺は、富士山でホッパー2号こと一文字修也と戦ったが、敗れてしまう。そして、ショッカーは俺と関わって来た人を皆殺しにしようとした。俺は、急いで東京に戻り変身した。
そして、新作のホッパー1号を倒し遂に修也と二度目の対決の火蓋が切られる。
(ホッパー2号)「今度は、俺が相手だ!行くぞ!!」
と言うと、ホッパー2号は俺に向かって走り出してきた。俺は、そんなホッパー2号を迎え撃つことにした。だが、ホッパー2号の繰り出すパンチやキックは、とてつもなく強かった。俺は、それを受け流すのに精一杯だった。
(ホッパー2号)「どうした!?反撃も出来ないのか?まぁ、やらなければ死ぬ、それが勝負の世界だ。さぁ、死ね!仮面ライダーよ!」
と言うと、ホッパー2号はさらに強いパンチを放った。俺はそれを腹部に受けた。
(1号)「クッ……!!」
俺は、あまりの痛さに膝を地に着けてしまった。
(ホッパー2号)「まだまだ!!」
そう言うと、ホッパー2号は俺の顔面に蹴りを入れて俺を吹き飛ばした。俺は、立ち上がろうとするが、意識がもうろうとし始めた。
(ホッパー2号)「どうだ!?これで、分かっただろ?貴様の力では、俺に勝てない…。これで、終わりだ!!本郷雄介!」
そう言うと、ホッパー2号は俺に向かってパンチをした。俺は、かわそうとしたがかわしきれずパンチを左眼辺りに受けた。と、同時に……。
「ピキピキッパーーン!」
仮面が壊れる音と同時に俺の左眼辺りの仮面が壊れた。俺の、左顔が丸見えになってしまった。
(1号)「不味い、ここままじゃ……また……、やられる……。」
俺は、そう呟くがホッパー2号は俺の首辺りに掴んで持ち上げた。俺は、もがくが……、抜け出せない状態だった。
(ホッパー2号)「苦しいか……、このまま死ねよ、旧作が!!」
(1号)「俺の……拳には……、何万人の命が……懸かってるんだ……、こんな…簡単に……死ねるか!!」
俺は、そう言うとホッパー2号の腹部を思いっ切り蹴るとその反動で宙返りをして地面に着地した。ホッパー2号は、至近距離からのキックが痛かったのか膝を地面に着けるがすぐ立ち上がった。そして、俺に向かって走り出し俺と組み合った。俺は、左右に揺らすが中々体勢を崩す事はなかった。
(1号)「何故、何故お前はそんなにショッカーに忠誠出来るんだ!?修也。」
(ホッパー2号)「貴様にその名で呼ばれる資格はない!それに、俺はお前より戦闘員の時の時代が長いんでね……あそこは、そう易々とした忠誠じゃあ、生き抜けないからな……。ショッカーを逆らえばどうなるか……エリート改造人間なら分かるよな?」
その喋り方は、ホッパー2号としてではなく普通の人間一文字修也の喋り方だった。
(1号)「修也!まさか……、記憶が?」
俺がそう言うと、修也の仮面は赤く光り出し俺の左顔を殴った。そして、俺の仮面は確実に破壊された。
(1号)「仮面が!?」
(穂乃果)「雄君!!!」
少し離れた所で俺と修也の戦闘を見てた穂乃果が叫んだ。恐らく、仮面が割れて素顔が見えて心配したんだろう。
俺は、自分の手を顔に当てて確認するが、そこには仮面はなく肌の感触だった。
「おーーーーっと!!!皆さん見て下さい!あれが仮面ライダーの素顔です。なんと言うべきでしょう……い、イケメンとしか、言い様がないくらい美形です!!」
校門前では、テレビ局のアナウンサーが、そう叫んだ。しかし、修也は休む暇なく俺を襲ってきた。その時、
彼は再びショッカーの洗脳にかかっていたのだ。
(雄介)「駄目だ!俺には……、俺には修也を殺すことは出来ない……。」
(ホッパー2号)「死ね、裏切り者……。」
そう言うと、修也は空高くジャンプして、ライダーキックの体勢を作った。俺は、何も身動き出来なかった。そして、そのまま修也のライダーキックを受けてしまった。
(雄介)「うっ……うわぁぁぁ!!!!」
俺は、叫びながら数メートル先に飛ばされた。身体からは、大量の火花が散った。
そして、俺はとうとう身体の自由が効かなくなった。そして、修也が一歩、また一歩と俺に歩み寄って来た。 俺の心のどこかで、敗北の文字が浮かび上がったその時だった。
(穂乃果)「雄君!立ってよー!立ち上がってよ!雄君は、仮面ライダーだよ!今の世界には必要なんだよ!仮面ライダーが……、だから、だから立ち上がってよ……。雄君!!!」
遙か遠くから、穂乃果の声が聞こえてきた。それは、俺への声援に聞こえた。
(海未)「雄介、私は貴方に謝らなければなりません。貴方をショッカー……、嫌、あの化け物と同類と言いましたが、それは違いました。貴方は、あの日から……、正真正銘の仮面ライダーです!だから立ち上がって下さい!仮面ライダーとして!!」
と言う海未の声、強がりの海未がこの時は珍しく泣き声の様だった。そして……、
「「「ライダー!!ライダー!!ライダー!!」」」
いつの間にかこの音ノ木坂学院でライダーコールが巻き起こった。
(ホッパー2号)「何故だ!こいつはお前らの事を……「裏切ってない!」…ん!?」
(穂乃果)「雄君は、何も悪くない!そして……、貴方も何も悪くない!悪いのはショッカーだよ!貴方だって優しい心の持ち主なんでしょ!?だから、雄君を殺さなかったんだなよね?」
(ホッパー2号)「言われなくても……こいつを殺すのが俺の指名だ!」
(海未)「そんな気持ちでは、雄介に勝てません!」
海未が修也の発言に即答した。
(ホッパー2号)「何!?」
(海未)「昔から正しい心の持ち主が最後には勝つんです!貴方には分かりませんか!?雄介がどうして、ここまで弱い人の為に体を庇っているのか?」
(ことり)「海未ちゃんの言うとおりだよ!雄介君は、いつも人の事を第一に考えて行動してるんだよ!そんな……。」
(海未)「そんな……。」
(穂乃果)「そんな……、」
「「「今の貴方なんかに絶対負けない!!」」」
3人の声が、周辺に響き渡った。俺は、それを聞いて心の底から嬉しかったし、謎の力が湧いてきた。そして、俺の心は叫んだ。
「こんな所で負けられない!俺を信じた穂乃果、ことり、そして……海未の為にも!!!」
すると、俺はその場で立ち上がった。
「み、見て下さい!先ほど仮面をつけた謎の戦士の蹴り技を受けた仮面ライダーですが……、今再び立ち上がりました。頑張れ-!!仮面ライダー!!」
仮面のない俺を仮面ライダーと呼んで良いのか?
俺は、少し疑問を覚えたがそこは気にしないようにして、俺は修也を見た。
(ホッパー2号)「な、何故だ!?何故貴様は立ち上がるんだ!?」
(雄介)「何故って……決まってるだろ……俺が、俺が仮面ライダーだからだ!!」
「ワァーーーー!!!」
俺のセリフと共に歓声が湧き上がった。
(ホッパー2号)「仮面ライダー……。」
その時、俺は謎のテレパシーを受け取った。
「修也君は、操られてるだけなの!あの仮面の左側の耳の辺りに、洗脳に装置があるの!あれを破壊して!」
俺は、その人の声を信じた。
そして、修也の左耳辺りを狙ってパンチしようとしたが、かわされた。
(ホッパー2号)「大人しく死ねば良いのに……。貴様も懲りないな……。」
(雄介)「俺は、必ずお前を救ってみせるから!修也。」
(ホッパー2号)「五月蝿い!死ね!」
そう言うとホッパー2号は、俺の顔面めがけてパンチをしてきた。俺は、それを左手で受け止めた。
(ホッパー2号)「何!?」
(雄介)「目を覚ませ!修也!!そして、食らえ!正義のこもった……ライダーパンチ!!!」
俺はそう言うと声の指示通り左耳辺りにライダーパンチを放った。修也は、それを受けると左耳辺りから火花が散り、修也はその場に倒れてしまった。
(雄介)「修也!修也!」
俺は、修也の名前を連呼したが修也の返事は無かった。
「そこまでだ!本郷雄介!」
俺は、音ノ木坂学院校舎の屋上を見た。そこには、新手の改造人間の姿があった。
(雄介)「貴様は!?」
(コブラ)「俺の名前は、コブラ。貴様を倒す者だ!」
そう言うと、コブラは屋上から飛び降りてきた。
(雄介)「クッソーーー!!行くぞ!」
俺は、そう言うとコブラとの戦闘に入った。
【修也編】
俺は、目の前が真っ暗になり気がついたら周りには何もなかった。
(修也)「ここは!?」
俺はそう呟く。すると、謎の声が聞こえてきた。
「お願い、未来を守って!!」
(修也)「未来!?」
こうして、俺は謎の声と共にショッカーの洗脳を解こうとしてた。
【穂乃果編】
どうして!?やっとホッパー2号と言う改造人間を倒したのに、屋上に新手が潜んでたなんて……、穂乃果知らなかったよ。でも、目の前には既に限界を超えてる雄君の姿だった。
どっちが有利なんかは穂乃果にも分かるよ……。でも、
穂乃果にはあの人は逆転の起爆剤になる。そんな気がしたの……。
【本編】
俺は、コブラの腕にあるコブラの顔で攻撃され吹き飛ばされた。
(雄介)『体が……動かねぇ……。』
しかし、コブラの攻撃は止むこと無く俺を襲ってきた。俺は体から火花を散らしながら攻撃を受けた。
(コブラ)「どうした!?本郷雄介。ホッパー2号を倒したときの勢いはどこに行った!?」
(雄介)「そんなの……知るかよ……。」
(コブラ)「強がるのも今のうちだ。行け、戦闘員!」
俺は、戦闘員が出現すると……、目の前の光景に正直、驚きを隠せなかった……。出現した戦闘員は10人……。
そいつらの学校全て俺と同じホッパーだった。
(コブラ)「ショッカーは、お前らホッパーの力をそのまま再現した量産型ホッパーを造り出した。そうだな……、強いて言うなら……ショッカーライダーとでも言っておこう。」
(雄介)「ショッカー……ライダー……だと!?」
(コブラ)「やれ!!」
「ヒー!!」
そう言うと、10体のショッカーライダーは、俺に向かって走り出した。俺は、それぞれのショッカーライダーを
迎え撃ったが。やはりと言うべきか……強かった。
ショッカーライダーとは言え、スペックは修也をベースにしてる。パンチを受ければわかる。そして、防御力も向上していて凄い手強い。
(ショッカーライダー)「ヒー!!」
1人のショッカーライダーが叫ぶと、ショッカーライダーは一列に並び、両手を突き出した。
(雄介)『この構えは……、まさか!!』
俺が察したときは既に遅かった。ショッカーライダー達は、指ミサイルを放ってきた。俺は後ろに、多くの人が居るのでかわせなかった。大量のミサイルを受け……、火花を散らしながら俺の体は地面に倒れ様とした……。そして、俺の意識は……深い闇の中に落ちようとした……。
(穂乃果)「雄君!!!」
(海未、絵里、にこ、真姫)「「「「雄介!!」」」」
(花陽)「雄介さん!」
(ことり、希、凜)「「「雄介君!!」」」
最後に聞こえたのは……、俺を呼ぶ9人の声だった。
《次回予告》
「君は何者なんだ!?そして、俺は何者なんだ!?」
俺、一文字修也の本当の記憶とは!?今明かされるショッカーに拉致された日の真実。
そして……、彼の決意とは……!?
次回、第七話
「正義!仮面ライダー2号誕生!」
にご期待下さい。