仮面ライダー~みんなで叶える奇跡の物語~   作:銀河 流星

9 / 56
《これまでのあらすじ》
仮面ライダー、本郷雄介と一文字修也は改造人間である。彼らを改造したショッカーは世界征服を企む悪の秘密結社である。仮面ライダーは人間の自由と平和の為にショッカーと戦うのだ。
遂に、修也が洗脳から解かれた。そして、ショッカーを裏切り雄介と共に立ち上がった。
そして、ことりの母、南真衣香から頼み事をされる……。


第三章「激闘!第1回ラブライブ!」
第八話「転入生は噂の仮面ライダー」


 

 

(真衣香)「何なら、うちの学校に着ても良いのよ!ちょうど男子生徒にしか頼めない事があるの。引き受けてくれるかしら。」

(二人)「え、えーーーーー!!!」

(雄介)「で、でも……ここは確か女子高のはずですよね?男子が居たら可笑しくないですか?それに、俺達は、改造人間ですよ!?普通の人じゃない今、俺達を生徒のみなさんが受け入れてくれると思いますか?」

(真衣香)「受け入れるわよ、生徒が無理でもね……。それに、貴方達のすぐ近くに自分の存在を受け入れてる人達が居るじゃない?」 

俺は、そう言われると自分を抱きしめてる穂乃果を見た。しかし、穂乃果達は理解不能の顔をしていた。俺は、穂乃果の頭を撫でるとことりのお母さんの方を向いた。

(雄介)「わかりました。ことりのお母さんに免じて頼み事を引き受けましょう。なぁ、修也!?」

(修也)「そうだな……俺らは、1人じゃないから……。大丈夫だろう。」

 

こうして、俺らは、ことりのお母さんの頼み事をを引き受ける為に、理事長室に向かった。

 

(真衣香)「入って良いわよ!」

(二人)「「失礼します!」」

俺らは、少し緊張しながら理事長室に入った。俺の体には、あちこちに包帯や絆創膏で傷を隠してた。

(真衣香)「まず、貴方達には自分の年から卒業まで、この音ノ木坂の男子生徒になってもらいたいの!勿論、通学に掛かる費用は学校側が負担するわ。そのかわり、貴方達には重大な任務があるわ。」

(修也)「重大な任務とは?」

(真衣香)「今度のオープンキャンパスで貴方達は、確実に注目を浴びるわ。そこで、アンケートの結果次第では、音ノ木坂の正式な廃校が決定するわ。勿論、スクールアイドルμ’sにも、頑張ってもらって廃校を止めたいの!力を貸してくれるかしら。」

(雄介)「それって……穂乃果達が悲しむんですよね……。」

(修也)「だったら、俺らに拒否権はありません。」

(真衣香)「貴方達は、本当に心強いわ。お願いね!これ、貴方達の制服よ。明日から着てきてね。」

(修也)「あ、明日から!?」 

(雄介)「分かりました。」 

(修也)「え、ちょっと待って!!雄介、お前は住むところあるの?」

(雄介)「一応な。」

(修也)「あぁ~~~!!どうしよう……、俺の、俺の住むところがない!!!」

そう言えば、修也は今日ショッカーから解放されたから住むところがないのだ。

(雄介)「あ、そうか……。お前、住む家無いんだったな。」

(修也)「そうなんだよ!俺、これから野宿か!?」

(雄介)「まぁまぁ。その話は後でしよう。」

俺は、そう言うととりあえず理事長室から出ると、穂乃果達と合流した。

(穂乃果)「どうだったの?」

(雄介)「何か、お世話になるわ。」

(海未)「それは……どう言う意味でしょうか!?」

(雄介)「明日から俺と修也、この生徒だから。」

 

俺が言うと、みんなはしばらく固まった。

 

そして、全てを理解すると、

 

「「「「「「「え、えーーーーー!!!」」」」」」」

 

と驚いた。その後、俺らは、家に帰ることにした。え、修也は?ってあいつの事は少し置いといて……。

俺は、真新しい制服を見ていた。

(雄介)『明日から、俺は穂乃果と同じ音ノ木の生徒なのか……。』

俺は、そう考えていた。楽しみであり、不安であった。もし、学院内でショッカーとの戦闘が起こったら俺は、変身出来るのだろうか!?

(穂乃果)「雄君、どうしたの?」

穂乃果が心配そうに聞いてきた。

(雄介)「うん、まだ心配なんだ。」

(穂乃果)「そうなんだ……。穂乃果には、雄君の辛さは分からないけど……でも、相談にのるからね!何でも相談してね!」

そう言うと、穂乃果はエプロンを着けてキッチンに向かった。

(雄介)「たまには、俺が料理するわ。」

俺は、穂乃果への日頃の感謝を込めてチャーハンを作ることにした。でも、料理自体数年ぶりだから、腕が落ちてない事を祈りながら……。

 

 

【修也編】

俺、一文字修也は人生最大の修羅場に居ます。

二人の美少女の部屋に……、俺一人男……。これは、ショッカーの試練よりキツい……。

(絵里)「どうしたの?元気無いみたいだけど……。」

俺の幼馴染みの一人、絵里は心配そうに聞いてきた。

絵里は、ロシア人のお祖母ちゃんが居て運動、スポーツ共にできる学院の顔だった。彼女の友達希は、見た目だけで破壊力が……嫌、決していやらしい事を思ってるわけでは……。

(希)「修也君何考えてるの!?まさか、知らない間にうちらが大人の身体になってるからっていやらしい目で見ちゃ駄目やで!」

(絵里)「それ本当なの!?修也、いつからそんな変態になったのよ!」

希の言葉に過剰反応するかの様に顔を赤くした。

(修也)「嫌、待て!!俺はそんな男ではない!!」

希は、巫女の仕事をしてるせいか、人の心を読んだり、スピリチュアルパワーで、占いと全部当ててしまうのだ。嫌、待て。それでは俺がまるで、まるで変態みたいな人ではないか!

(絵里)「じゃあ、説明してくれるかしら!?」

 

 

 

俺の試練はこれかららしい……。

 

 

【凜の家、凜編】

今日は、色んな事があったし、海外に居る彼にも報告したいと思って電話をかけた。そして、二人が生きてたことショッカーと言う悪の組織に捕まってた事も話した。

(???)「へぇ~、先輩達生きてたんだ!」

(凜)「そんなんだにゃ!しかも、あの頃憧れてた仮面ライダーになって帰ってきたんだよ!」

(???)「そうか……。俺も、そろそろそっちに帰ることが出来るかもしれないから期待しといて。」

(凜)「わかったにゃ。明日かよちんに伝えておくね!」

(???)「あぁ。中々会えなくて悪いな。でも、これが終わったらにしばらく日本で暮らせるから……その時に一杯話聞くから。じゃあ。」

そう言うと電話はきれた。私は、久しぶりにみんなで集まれるそう思うと、私は、ベランダに出て星を眺めた。 すると、一つの流れ星が……。

(凜)「どうか、みんなで楽しく過ごせる日が来ますように……。」

私は、そう願うと再び自分の部屋に入り寝た。

 

 

 

 

 

《翌朝》

 

俺は、何故かいつもより起きた。すると、目の前には、ぐっすり寝てる穂乃果の姿があった。

(雄介)『え、穂乃果!?何で、穂乃果が……って動けない……。』

いつもなら別々に寝るのだが、穂乃果は、まるで恋人のように抱きつきながら寝ていた。しかも、凄い気持ち良さそうに寝てる。

(雄介)『まぁ、良いか……。』

俺は、そう思うと穂乃果の頭を右手で撫でた。

 

(穂乃果)「ん…雄君……、大好き……。」

 

今、俺は聞いてはいけない乙女心を聞いてしまった様な気がする…。次第に俺の顔は赤くなった。だが、穂乃果の恋は叶わぬ恋なのだ。それは、俺が一番よく知ってる事だ。もし、このままショッカーとの戦いが激化すれば、俺は海外や色んな所に行かないといけない……。

そうすれば、大切な人を作る訳には行かないのだ。

 

(雄介)『何考えてるんだ……俺は……。』

 

すると、俺の身体中に改造手術跡が出てきた。一日に1回は、出てくる現象だ。跡、怒りの感情等感情にも左右されやすい……。

俺は、これを見ると二度と普通の人間には戻れないと自覚するのであった。

 

 

【修也編】

やっぱ、睡眠の時間は最高だ!

俺は、あの後凄い勢いで説教を受けた。しがし、すぐ許してくれた。しかも、この家には、二人だけじゃなく絢瀬亜里沙(あやせありさ)と言う中学生も居た。彼女は、絵里の妹で姉がやってるスクールアイドルμ’sのファン第一号と言ってた。そんなこんなで俺のハーレム生活が始まってしまったが……、俺この先やっていけるのか?

俺は、自問自答しながら真新しい制服に身を包んだ。そして、鏡の前に立つとそこには、メスを入れた跡が残ってた。これは、雄介と同じ改造手術の後だ。

(修也)「俺達、改造人間が恋など出来ないのはわかってる……。」

俺は、そう言うと傷が消えるのを待った。そして、リビングに向かった。

 

リビングには、絵里を亜里沙が待ってた。

(絵里)「遅いわよ、早くしないとご飯冷めるわよ!」

(修也)「悪いな……って、これまさか絵里の手作り!?」

(絵里)「そうだけど……嫌だった?」 

(修也)「嫌、喜んで食べるよ!」

(亜里沙)「お姉ちゃん、昨日部屋で凄い喜んですよ!修也さんが帰って来たって。」

(絵里)「ちょっと、亜里沙!恥ずかしい事言わないで!さぁ、食べましょう」

そう言うと俺達は朝食を摂った。やっぱり絵里何でも出来るな……。 

(修也)『流石は「賢い、可愛い、エリーチカ」だな。』

俺は、そう思うとご飯をいただいた。

 

 

 

【雄介編】

俺は、すがすがしい朝だった。ついさっきまでは……。

あの後、おやじさんから連絡が来て、「ショッカーが出現した」との情報だった。俺は、連絡を受けると寝てる穂乃果を起こさないように家を出だ。そして、サイクロン号で向かった。

 

現場では、新たなショッカーの改造人間、鳥の力を持った鳥型改造人間バードと、ショッカーライダーが3体居た。

(雄介)「そこまでだ!」

俺は、現場に着くと、そう叫んだ。そして、ヘルメットを外した。

(バード)「貴様は本郷猛か?」

(雄介)「本郷猛!?違う、本郷雄介だ!」

俺はそう言うと左腕を腰の位置へ。右腕を左斜め上方向へ伸ばすと、そこから、右腕を円を描くように回して右斜め上方向へ持ってきた。

(雄介)「変身!」

と叫ぶと、俺は右腕をある腰の位置へ左腕を右斜め上方向へ動かした。

それと同時に体内からタイフーンが出現しバックルの部分にある風車がもの凄い勢いで回転しだした。そして、俺の体は仮面ライダー1号の姿に変わった。しかし、相変わらず仮面は出現しなかった。

 

(バード)「おのれ、やれ!ショッカーライダー達よ!」

「「「ヒーー!!」」」

と叫ぶと3体のショッカーライダーは俺を囲んだ。そして、一斉に指ミサイルを発射してきた。俺は、空か高くジャンプすると、指ミサイルを全てかわした。そして、ショッカーライダー達は、とお互いの指ミサイルを受けて爆発した。

(バード)「クッソ、仮面ライダー……裏切り者のくせに……。」

(1号)「俺は、今非常に怒ってる分かるか?」

(バード)「さぁな、知らないね!」

そう言うと、バードは、空高く飛び体当たりしてきた。俺は、それをキャッチしてバードを地面に倒すとそのうえにのっかった。 

(1号)「俺が機嫌が悪いのは二つある。一つは……、俺の睡眠を邪魔したこと!!」

そう言うとバードの顔面にパンチをした。

(1号)「二つ目は……、人の有意義な時間を邪魔した事だ!!」

そう言うともう一回バードにパンチを放った。そして、バードから少し、距離を置いてバードが立ち上がるのを待った。バードはフラフラな状態で立ち上がると、俺は、バードに向かって走りだしてそのままライダーキックを放った。バードは、かわす余裕もなくライダーキックを受けて爆発した。俺が元の姿に戻ると、そこに、絵里をサイクロン2号に乗せて修也がやってきた。

サイクロン2号は、俺の乗ってるサイクロン号とは少し違う。それは、おやじさんが区別をつけるためだとか……。

(修也)「この調子だと、倒したか……。」

(雄介)「あぁ。おかげで、有意義な時間が削られた。俺、穂乃果を連れて学校行くわ。」

そう言うと、俺はサイクロン号を走らせた。

 

 

家に着くと俺は、寝てると思ったが全然違った。穂乃果は既に起きてて、俺の帰りを待ってた。

(穂乃果)「あ、帰ってきた。お帰りなさい!」

(雄介)「起きてたんだ。」

(穂乃果)「穂乃果だって一人で起きれるもん!」

(雄介)「誰だよ、人のベットで気持ち良さそうに寝てたの?」

(穂乃果)「そ、それは……もう!早く食べよう。」

穂乃果は誤魔化す様に食べるように行った。その証拠に顔が赤かった。

 

 

俺は、穂乃果を後ろに乗せるとサイクロン号を走らせた。

 

 

【校門前】

(海未)「穂乃果達、遅いですね…。」

(ことり)「すぐ来ると思うよ。」

二人が校門前で、待ってるのが見えた。俺は、そのまま、サイクロン号で校舎内に入った。

(雄介)「二人とも、おはよう!」

(海未)「雄介……、貴方は朝から目立ちすぎます!さっきテレビで見ましたが人前で変身して、バレたらどうするんですか!?」

(雄介)「ちょっと待て、そもそも、俺が仮面ライダーだというのは、誰もが知ってるはずだけど……。だって昨日仮面修也に破壊されてるし、修也だって、昨日そこで変身したの、バッチリ撮られてただろうし。」

(海未)「それは……、そうですけど……。」

(雄介)「それに……、俺はお前らの傍に入れればそれで良いんだよ!サイクロン号置いてくるわ。」

俺は、そう言うと駐輪場にサイクロン号を置いた。見ると修也のサイクロン2号が置いてあった。

(雄介)「修也来るの早っ!!」

俺は、そう呟くと理事長室に向かった。

 

 

【穂乃果編】

今日の教室は騒がしかった。みんな、雄君や修君の制服が自分達の制服と似てるからっと言って期待していた。

 

「ねえねえ、転入生って仮面ライダーなんでしょ?」

「そうそう、この前の戦い中継見たけど格好良かったね!」

「しかも、イケメンでしょ?」

「そうそう!間近で見るの初めて~。」

 

(海未)「す、凄い雰囲気ですね。」

すると、海未ちゃんが小声で話してきた。

(穂乃果)「そうだね……、昨日の今日なのに……。」

(ことり)「ほら、先生来たよ!」 

ことりちゃんがそう言うと、山田先生がやってきた。

(山田先生)「それでは、転入生を紹介する前に……席替えをしたいと思います。」

すると、先生は急に席替えを提案した。

 

 

【雄介編】

何でだろう……、非常に長い……。教室では、喜びの声や悲鳴が飛び散った。 

 

 

 

そこから数分後……。  

 

 

 

席替えも終わり、先生呼ばれて俺達は教室に入っていった。

(山田先生)「今日から一緒のクラスで頑張る事になった本郷君と一文字君ね!はい、じゃあ自己紹介してくれる。」

(雄介)「はい、初めまして、今日からこのクラスの一員になります本郷雄介です。宜しく。」

(修也)「同じく一文字修也です。宜しく。」

(山田先生)「はい、じゃあ二人の席は窓側ね。高坂さん、南さん、宜しくね!」

そう言うと俺らはそれぞれの席につき、授業を受けた。

 

 

【ショッカー本部】

(首領)「海外での実験は成功したようだな、死神博士。」

(死神博士)「はい。対ホッパー用のナノロボットは、海外のある地域で実験を行い成功しましたが……、最新型のホッパーVersion3が裏切りました。彼以外は、強い戦闘用ホッパーが出来上がりました。」

(首領)「死神博士は、海外でホッパーVersion3を殺せ!ゾル大佐は、早速戦闘用ホッパーを連れて裏切り者の()()()()()()どもを殺せ!」

(ゾル大佐)「はっ!分かりました。」

こうして、ショッカーの新たな作戦が幕を開けようとしてた。

 

 




《次回予告》
こうして、始まった雄介達の高校生活。しかし、彼らが待ち受けていたのは苦労の連続だった。そんな中ショッカーは、音ノ木坂学院のオープンキャンパスを妨害しに来る!果たして、穂乃果達のファーストライブは成功するのか!?
次回、第九話
      「ファーストライブ」 
にご期待下さい。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。