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さてさて、始まりましたー!私のエピソードだよ!
―――――――え?私が主役なら別の作品でやれって?
わかってないなぁ、このソウルコロシアムシリーズはソードアイズ編の主役はわたしに選ばれたからわたしが中心に進むんだよ!
「へぇ~、じゃあどうしてmk2の主役はあなたじゃないのかしら?」
黒髪のツインテールのぼっち女神のノワールは呆れたかのように言った。
いやいや、mk2は色んな事情があったからネプギアに譲った訳だし、でも神次元になってから主人公は私に戻ったから……え?今回はネプテューヌだけが主役じゃない?そもそもネプテューヌ以外にも話しを作るって?
えぇ~!?それは聞いてないよ!え?今どうなってるか話せって?もうせっかちだなぁ。
突然だけど今、わたし達……いや、ゲイムギョウ界がピンチだよ!だって、クザラット工場という廃墟型ダンジョンに魔王を倒すことが目的のゲームのスライム型モンスターが突然変異で剣のような鋭い羽が生えてちびっこいドラゴンになったり、ドット風のマスコット的な鹿が老けたタンポポとウサギになったりこれは完全に世界に異変が起きてるよ!!
「それにしても倒してもキリがないわね。なにか弱点があればいいけれど」
「それなら私に任せて!こういう時こそ主人公が弱点を見抜けられるんだよ!」
私は集中を高めてモンスターの弱点を探った。
そして数秒後……。
「ごめん、無理だった」
ノワールは「信じた私がバカだったわ!」との言葉と一緒に私の頭を手の平で叩きだした。
「いったーい!もうノワールってばムキになりすぎだよ!大体味方に攻撃するのは混乱状態になった時だけだよ!やって欲しくないけど!」
「あなたの頭が混乱してるから私が我に返させたのよ!」
さすがノワール、ツッコミが通常運転だよ。
「こうなれば武力行使で片づけるわ!アクセス!」
ノワールは掛け声と共に、光に包まれ姿を変えた。
女神には二つの状態があり、先ほどまでは人間だったけれど、今のノワールは女神化状態になっている。その姿は銀髪に変わり、黒をベースにしたレオタードに、さらにおまけとしてメカメカしい装甲、プロセッサユニットを装着した。そう、女神化することで、ステータスがアップするのだ!そして、女神化した彼女にはもう一つの名前がある。その名は『ブラックハート』!ラステイションの女神だ!
って、ナレーション風にやってみたけどどうかな?
「いつまでぼけ~っとしてるかしら?この連中を片づけてさっさと会議を行わなきゃこの世界は終わるわよ!」
「おっとそうだった、私も女神化しないと」
一応説明しとくけどわたし、プラネテューヌの女神なんだよね~。まぁ、女神らしくないって言われるのがオチだけどねー。
ん?ノワールの後ろになにかが向かってる?いや、これ疑問系じゃなくて『本気』と書いて『マジ』だよ!
「ノワール!後ろー!!」
「ネプテューヌ!いつまでもふざけてないで女神化し……!?」
いきなり光弾みたいなのがノワールが振り向いた瞬間光弾をまともに受けてしまい、ノワールは吹っ飛ばされた。
「ノワール!」
落ちて来るノワールを受け止め、わたしはノワールを呼びかける。でも、返事がない。
「い、いきなりなによ……!?」
ホントだよ!後ろから攻撃してくるなんて御法度だよ!
「さすが異世界の力。たった一枚のカードで女神にこれほどのダメージを与えるとはな」
野太い声で感心するのは太った黒いジャケットを着てる中年のおじさんだ。えっ誰……?
「さっきの光弾、まさかあなたが……!?」
ノワールはこのおじさんが誰か知ってるそうだよ。まさか最近ラステイションのシェアが激上がりしてるのは毎日ノワールがおじさんと夜な夜ななことを――――――――
「してないわよ!売春なんか絶対にしないわ!」
「ねぷぅ!?また読まれた!?」
「……なあ、漫才を続けてると話が進まないんだが……」
黒いジャケットのおじさんが困ったそうな表情で言う。
「あっ、すっかり忘れてたよ。ノワールにどうして攻撃したの!?」
「……お前たちに説明する必要があるようだな。俺はこの世界に不満があった、何故不満を持ってまで生きなければならないのか……」
なんか無理矢理シリアスに戻そうとしてるけど、大丈夫なの?
っていうか、もう第1話書き直したのは3回目だよ?
「この不満を消すにはどうすればいいのか……それがあのスピリットという種類のエネミー、それと……スピリットを封じ込めたこのカード」
おじさんはわたしたちにBSと書かれた紋章を真ん中に黒いカードを見せびらかす。
「このカードは【スピリット】を封じ込めた一枚の紙切れ。このカードで【スピリット】同士戦わせ、異次元の人類はその戦いを……【バトルスピリッツ】と呼んだ」
「【バトルスピリッツ】……?それとこの現象となにが関係してるのか理解できないわ……」
「まだわからないか……。このカードには女神でさえも超える力を秘めてる……つまりだ……これを知った人類は40枚以上のデッキを作り上げ、世界を手に入れようとするということだ」
「嘘……!?カードだけで女神を超える……!?」
もしこの話が本当なら、女神を必要としない世界が出来ちゃうってこと……!?
「……そんなバカげた話、誰も信じたりしないわ……!」
ノワールはその説を否定し、ダメージがまだ回復してないにも関わらず立ち上がる。
「信じないのなら……見せてあげよう」
おじさんが内ポケットから出した右手に持ってるカードと左手に透き通るような青い石が4つ。
石とカードが光だし、石は輝きを失いカードは消滅する。
その直後、ノワールとわたしの下から茨が生えわたし達を包むドームが生成された。
「こんなもの……すぐに斬れば時間稼ぎにもなら……!?」
ノワールが斬り込もうとした瞬間、わたし達に疲れが襲い掛かり、わたしたちは意識を朦朧とする。
「一体なにが起きてるの……!?」
「【スピリット】以外にも、【ブレイヴ】、【マジック】などの種類があり、それぞれ役割がある。その茨で出来たドームはマジックカードによるもの、マジックは一度っきりだが強力な力を秘めている」
そんな……カード一枚でこんな力が……!
「そのマジックは【ソーンプリズン】、茨から発散する目では見えない粉末は肉体を疲労させる効果がある。実に強力だ」
「確かにこれは強力だよ……。力が入らない……よ……」
ダメだ……喋るだけでも疲れる……。
「【バトルスピリッツ】があれば世界を変えられる……。君達が目覚めたころにはもうラステイションは俺の手の中だ。まずはラステイションから変えるとしよう」
その言葉を言い残し、わたし達に背を見せて去ろうとした。
このままじゃラステイションだけじゃなくゲイムギョウ界までが……早く……止めないと……。
その心を強く、立ち上がろうとしたけど全く力が入らない。
もう……動け……な……。
わたしはもう、起き上がる力さえも出ず、静かに眠った。
――――――――――君の力はそんなものなのか?
ここは一体?わたしが目にした光景は廃墟じゃなく、多くの剣が岩に刺さってる荒地―――――いや、剣の墓場と言っても過言じゃなかった。
『君はここに来るのは初めてだろう』
鋭いイケメンボイスの主は膝、胸、頭に鋼鉄を身に着けてる赤き鱗を纏った竜人だった。
「君は?」
『わたしは赤き龍のスピリット、【
スピリット!?待って待って待って!まだ戦う準備が出来てないよ!
『待ちたまえ、わたしは敵ではない』
「敵じゃない?じゃあ味方?」
『立場的にはそうだ。とりあえずわたしの話を聞いてほしい』
この竜はなにか不思議な力を感じる……。
もしかしてだけどこの異変に関わることなのかもしれない。そう考えれば……。
「わかった、手短にお願いするよ」
わたしはシャイニング・ドラゴンと名乗る竜に耳を傾けることにした。
「わかっていると思うが、君だけではヤツを倒すことはできない」
そんなことはわかってるよ。でも戦わなきゃラステイションが……。
『そこでだ。目には目を、【バトルスピリッツ】には【バトルスピリッツ】だ。わたしも力を貸そう』
来たぁ!序盤のテンプレ!
見た目はエンシェントドラゴンみたいに筋肉質じゃないけど、期待はしてもいいんだよね!
でもさぁ……思ったことがあるんだけど――――――――
「わたし、わからない場所で君と会ってるからあそこに戻ったら貸せないんじゃ……」
『その点については問題ない。今の君の状態は夢を見てる、その夢に入り込みこみ、語り掛けてるんだ』
女神もスピリットも心を覗けるの……?このシリーズ……。
『だが貸す前に名を聞きたい。これから共に戦う仲だからな』
あぁ、そういえばまだ名乗ってなかったよ。
「わたし、ネプテューヌ!プラネテューヌの女神なんだ」
『あぁ、よろしく頼む。ネプティーヌ』
ネプテューヌだよ!確かにわたしの名前は呼びにくいんだけど、パートナーになるんだからちゃんと言えるようにね?
「時間がない。君の後ろに刺さってる錆びた剣を引き抜き、新たな力を手に入れるのだ!」
錆びた剣を探すべく、周りを見渡し岩場に刺さる輝く剣の中一本だけ錆びて輝きを失った剣が一本だけあった。
これを抜けば……力が……!
シャイニング・ドラゴンの言う通り剣の持ち手を握り、錆びた剣を抜いた。
その錆びた剣は光を放ち目の前が真っ白になった。
―――――――――――――っ!
わたしはふと気が付き、精神を集中させ姿を変える。
その衝撃で茨は吹き飛び、わたしの行動を制限する障害をなくした。
『ネプテュース……なのか?』
『だからわたしは……いえ、今はプラネテューヌの女神パープルハートよ』
『最近の人間は変身が出来るのか……』
正確には【女神化】よ。わたしの姿は普段の子供の体とは異なり、全くの別人と言われるレベルよ。
右手になにか違和感を感じ、見てみると40枚のデッキがわたしの手に握っていた。
『それが君の使うデッキだ。これぐらいあれば今は十分でだろう』
これが……わたしが使うデッキ……。
『これで私の力を貸すことが出来るようになった。さぁ、私の力をイメージするのだ!』
ドラゴンのイメージ……私はシャイニング・ドラゴンのイメージを脳裏に浮かる。
その瞬間、プロセッサユニットがドラゴンの色に変わり、胸当て、肩当て、膝当てが自動的に装備される。
「プロセッサユニットが変わった……!?」
『本来、【バトルスピリッツ】はスピリット同士戦わせるのが一般的だがこれは違う。実体を持つ魂と実体を持たない魂が共鳴し、強大な力を生み出すものだ』
魂同士が共鳴し、力を生み出す……これがスピリットの力……。
デッキを入れるホルダーから一枚のカードが自ら出て行き、太陽の光から錆びた西洋の剣が降って来て私の目の前に刺さる。その瞬間、剣の錆びが崩れるように取れ輝く聖剣の姿へ取り戻した。
『それは【輝きの聖剣シャイニング・ソード】だ。わたしの能力は【ブレイヴ】というスピリットの生きる装備品を無償に召喚する能力を持っている』
「生きる装備品?」
『【ブレイヴ】についてあとで説明しよう。さぁ、剣を今一度抜くんだ!』
言われた通り、再び輝く聖剣を抜く
抜いた瞬間、聖剣は光り東洋の刀に変形する。
『【輝きの聖剣シャイニングソード】が片刃の
シャイニング・ドラゴンが驚いてる……?いや、まずは奴を止めないと!
プロセッサのウイングを利用し、わたしは低空飛行でジャケットの男を10秒で追った。
「……ん?まさかお前も女神だったとは……。しかも手に持ってるのはソードブレイヴ……いや、それの進化形―――――」
ジャケットの男がブツブツ言ってる間にわたしは斬りかかる。が、男はこの斬り込みを避けられ髪だけが斬られた。
「無駄口ばかり言ってると、命はないわ」
ドスの聞いた声でわたしは男に警告する。
「まあいい、お前が女神だろうと関係ない。その剣を貰おうか。【ストームアタック】!」
ジャケットの男は足に風を纏い、わたしに蹴りを入れた。
その蹴りは【ソーンプリズン】と同じように疲れが襲う。でもこんなところで負ける訳にはいかない!
『その意気だ!ネプテューヌ!その意志の強さがカードに対する強さになる!』
だったらなおさらのこと、ここで斬り込む!
蹴り込んだ足をがっちり掴み、片手に刀をしっかり握る。
「はああぁぁぁ!!」
男の肉体を斬り込んだその時、金属を叩いた感覚を得た。
「これは……!?」
布の切れ目から機械が見える。でも機械ならこの攻撃で壊れるはず。
「悪いな、俺は人造人間だから並みの人間のように軟じゃないんだ」
そんな……人造人間だなんて予想外よ……!
「俺を倒せばすべてが終わると思っているだろう?それは大きな勘違いだ」
「大きな勘違い……?じゃあどうして【バトルスピリッツ】に関することを知ってるのかしら?」
「この知識は【バトルスピリッツ】の一部に過ぎない。すべてを知ってるのは……
BANG・DAI……?確か株式会社の中に |BANG・DAI NAMCO Corporation<バンダイナムココーポレーション>というのがあるけど、それになにか関連性が……?
「奴はこの力以外にも様々な力を封じてるカードを所持している。俺もBANG・DAIから力を貰った」
『わたしもその男の名を知っている。その男がこの世界で起きる現象の要因の一つなのか?』
男……?BANG・DAIというのは人の名前なの……?
「そこまでは知らん」
「その男は今どこにいるの?」
シャイニング・ドラゴンに続いてわたしも問う。
「わからない。だがお前もカードを持つならばいずれは会う、いずれな」
いずれ……その人がなにを企んでいるかわからないけど、その男を探せば……!
「もういいだろう、その手を離してもらおう……かっ!」
ジャケットの男は足を振り払い、掴んだ手を離してしまった。
その瞬間、ジャケットの男はスタングレネードのレバーを外し空に投げ光を放つ。
視界と聴覚が一瞬妨げられ、治った時には既に男の姿はなかった。
『逃がしたか……』
「そのようね」
ノワールをお姫様抱っこ状態で担ぎ上げ、わたしたちは草原を後にした。
犯罪組織マジェコンヌの事件、タリの事件もこの次元で起きたけど……それ以上の混乱が待っていることに違いないわ……。
でもどんな難関だろうとわたしは乗り越えて見せる……!シャイニング・ドラゴンと共に!
Save The Data……
どうも、アポロです。もう第一話書き直すのは3度目ですね……、本当に申し訳ございません……。色々見直しが必要だったので……。
とりあえず主要人物の名前と一話を変えただけなのでそれ以降のストーリーに影響はないので多分大丈夫だと思います。
では最新話でお会いしましょう!