ソードブレイヴ
伝説の12本の剣と呼ばれし異世界の剣。その剣は光と闇が対立され、一つの属性に2本、光と闇に6本ずつ存在する。
NepFile 3
ソードブレイヴの所有者の証、右眼は光、左眼は闇と分類され、属性ごとに発光する色が違う。この証を持つ者は、ソードアイズと呼ばれていた。
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お姉ちゃんは剣を振る度に次々にスピリットは消滅してますが、一方わたしのほうは鋼の翼を持つ一角のドラゴン型のスピリット一体に苦戦してます。
グルルルル……!
お互い睨み合い、わたしは武器を力強く握り、出方を窺ってます。
(このままじゃわたしが倒されちゃう……なら!)
わたしは最大限の力を解放し、女神候補生の姿に変えました。女神候補生は、女神と同じ様に姿を変えることが出来ます。ただ、力は女神よりは下回ってますがそれでもわたしは戦いに勝ち続けてます。
「国を守るため、あなたにはここで倒れてもらいます!」
この状態なら、まともに戦えるはず!そう確信したわたしは再び剣を振りました。
ですが――――――――
ガキンッ!
「きゃっ!?」
やっぱり力はスピリットのほうが上でした。力の差で剣は思わず手を放してしまい、腰を大地に落としてしまいました。同時に、いつもの姿に戻ってしまい、ドラゴンの力に驚き手が震えてしまいました。
「そんな……女神化しても歯が立たないなんて……」
女神化しても勝てない以上、勝つ術はない。そんなわたしを待ってるのは「死」の一文字だけ。
ごめんお姉ちゃん、わたしはもうここまでみたいだよ……。
わたしは潔く眼を閉じ、死を待ちました。
「危ない!」
諦めかけた次の瞬間、お姉ちゃんの声が耳に入った。眼を開けてみると、視界にはお姉ちゃんがスピリットと鍔競り合ってる姿があった。
「お姉ちゃん……?」
「ネプギア、大丈夫?」
その言葉と同時にわたしに手を差し伸べ、わたしは立ち上がりました。
「お姉ちゃん、ごめん。わたしにはお姉ちゃんの様にはなれないよ。だって、あのドラゴンでさえ、わたしには倒せないし……」
わたしは全力でも倒せなかったショックで俯きました。
「そんなことはないよ!わたしだって、最初はスピリットを倒せなかったかもしれない。でも、この40枚のカードのおかげでわたしはこのスピリットの群れを倒してきた。ネプギアもその時が絶対来るよ!」
絶対……?
「見ててネプギア、わたしの……変身!」
お姉ちゃんは一度、剣を地面の刺し、デッキホルダーのカードを取り出し、天に捧げました。同時にお姉ちゃんが女神の姿に変え、プロセッサユニットが装着されました。
しかし、お姉ちゃんがいつも装着するプロセッサユニットが炎に包まれ、赤紫をベースとした
「最初と装備が違う……?」
お姉ちゃんはその姿に戸惑いました。どうしたんだろう……?
『わたし自身がレベルアップした。君の妹を励ます思いがわたしに応え、装備も見栄えが良くなり、能力もパワーアップした』
お姉ちゃんからなにか声がした!?もしかしてお姉ちゃんが言ってたドラゴンってこの声のこと?
「確かにいつもより力を感じる」
お姉ちゃんが確認を終えたところでお姉ちゃんは再び剣を手に取りました。その瞬間、剣の形状が西洋剣からお姉ちゃんが得意の刀剣に変わりました。
『ネプテューヌ、《天星龍クェーサー・ドラゴン 》の角には十分に気を付けたほうがいい。急所が狙われ死に陥る可能性がある』
お姉ちゃんのドラゴンが忠告を受けた後、ドラゴンとお姉ちゃんがぶつかり合い、ドラゴンの角と刀は火花を散らしました。
「てぇい!やぁ!」
お姉ちゃんの掛け声は荒原に響き、ドラゴンと互角に戦ってます。
やっぱりお姉ちゃんは凄い……見たことのない生物と戦えるなんて……。
グオォ!
ドラゴンは角でお姉ちゃんを貫こうとしましたが華麗に避けられ、お姉ちゃんがカウンターを放ちました。
グアァァァ!!
ドラゴンは急に叫びだし、後退しました。
『見事だネプテューヌ!今斬った部位は急所だ!』
今お姉ちゃんが斬り当てた部位は首。こんな間近にあったなんて。
「弱点がわかった以上、そろそろ決めるわ」
その言葉と同時に、お姉ちゃんは2枚のカードをホルダーから出しました。
そのカードは《ライトブレイドラ》、《荒天竜スーパーセル・ドラグーン》。
『
三枚のカードが剣の窪みに填め、お姉ちゃんは空に剣を捧げた。
その時、雷雲がお姉ちゃんに集中し嵐が巻き起こりました。
「《サンダーボルテックス・スラッシュ》!」
嵐の中で雷が剣に落ち、剣に電流が走る。そのエネルギーを利用して刀剣の先の部分が本体と離れ、浮遊し、回転し始めました。
「やぁ!」
左右に刀剣を振り、その動きに操られてるかのように刀剣の先は動く。
ドラゴンの首は切り裂かれ、さらに叫び声を上げる。
そして高く上がった刀剣の先は本体の振り下ろす動作で刀剣の先は首の後ろを斬りました。
――――――――ううん、¨叩き斬った¨のほうが合ってるかもしれません。
グアァァァァ……!
クエーサー・ドラゴンは断末魔の叫びを上げ、爆発しました。同時にコアと呼ばれる青い石が飛び散り、一枚のカードが残りました。
「ふぅ、終わったわ」
『お疲れ』
お姉ちゃんは女神の姿からいつもの姿に戻り、力を抜くように息を吐きました。お姉ちゃんの戦いを見届けたわたしは、お姉ちゃんの元へ走って行った。
「お姉ちゃんはやっぱり凄いよ!わたしじゃ適わなかったのに倒しちゃうなんて!」
あの戦いを見たら凄いとしか言いようがない。
「ううん、一番凄いのはシャイニングドラゴンのほうだよ。シャイニングドラゴンは倒せない相手を倒せるように力をくれた。もしいなかったらわたしは倒せなかったかもしれない」
お姉ちゃんがいつもと違う顔をしてる……それぐらいお姉ちゃんのドラゴンに感謝してるんだ。
「ネプギアもいつかわたしと同じような力が来るよ、諦めないかぎりね!」
¨諦めない限り¨――――――――本当に来るならお姉ちゃんの言葉を信じるよ。
「さ、帰ってプリン食べよ!いーすんが待ってるよ!」
お姉ちゃんがわたしに笑顔を見せた。
「そうだね――――――――」
何か視線を感じたわたしは再び武器を手に取り、警戒を始めました。
「誰ですか!?隠れてないで出てきてください!!」
声は届いてるはずのものの、出てくる気配が感じない……バーチャフォレストには物陰に隠れる場所はほとんどない。このもしかして気のせい……?
「だ、誰かいるの?」
お姉ちゃんは驚愕し、刀剣を構えました。
視線は感じたのに物音が聞こえない……。
「お姉ちゃん、気のせいだったから大丈夫だよ」
「なんだ、驚かさないでよネプギア。じゃ、行こっ!」
お姉ちゃんは無邪気に国へ歩いて行きました。
あの視線、一体何だったんだろう……誰かに見られてた感じはしてたのに……。ここ最近は疑問ばかりです。
「どったの?プリン嫌だった?」
お姉ちゃんが振り返り、申し訳なさそうな目でこちらを見た。
「あ、ううん。早くプリン食べようよ!」
わたしは遠くにいるお姉ちゃんに向かって走り、自分の国に戻りました。。
誰かに見られてるかも気づかずに。
Seve The Data……
どうも、作者です。ついに最新話が出来ました!なんとか書ききれたものの、睡眠時間が少なくなってしまった……。
早速ですがカードのコンボ技いかがだったでしょうか?《サンダーボルテックス・スラッシュ》のイメージとしては仮面ライダー電王ソードフォームの俺の必殺技パート5(正式名称ではエクストリームスラッシュ)が一番近いですね。何気に元ネタが電王の技が多いような気がする……。
それと改めて思うとギアちゃんの扱いが酷いですね……wまぁ、お約束というかなんと言えばいいのか……まぁこれからギアちゃんも出していく予定なのでそれで勘弁して!ギアちゃん!
因みに新コーナー開設するです。あくまでも予定ですが