IS IS学園って本来は女子校だから恋愛は基本的に百合なはずだよね?   作:セキエイ

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第一に軍事や政略に関しては素人です、結構間違っているところもあると思います。ご容赦ください。
後、作者はいたって真面目です(笑)。



プロローグ

「「わたしはまあ趣味が写真の撮影でしてね、その日も愛用の一眼レフで沖に方を撮っていたんですよ。小さい頃海の近くで育ったもんでなんか海を見ているとほっとするんですよね。で、これです(写真をそっとみせる)あんまり綺麗ではありませんが。緊急速報のメールが携帯に入った時は驚きましたよ、ええ本当に。3・11からこっち、速報には敏感でしてね。でも内容が『世界から日本めがけて弾道ミサイルが放たれたから、避難して下さい』ってもっと驚きましたよ、吃驚仰天って奴ですよね、しかも逃げ場所って無いですよねこれ(少し大げさに笑う)。

記者さん、この写真に写っているのわかるでしょ? 白騎士ですよ 」」 ある雑誌の記事より抜粋

 

「「……なんだ、あれは?人、じゃないよな_____?。編隊各機にも見えているというのか、くそやっぱり人間なのか、あれは…?」」 白騎士事件を受け|緊急発進(スクランブル)した自衛隊機の音声ログ

 

「「みんながみんな、それこそ新しいおもちゃを買った幼稚園児みたいだったよ。そんな感じだから恥も外聞も国際法も無視して日本海に侵入したんだろうね。でも日本政府はミサイルの対策に追われたり領海侵入の裏づけを取ったりで、多分情報が飽和してたんだろう(笑)。例の目標も弾道ミサイルを全部撃墜させると直ぐに日本を横断して太平洋公海移動してな、しかもものすごいスピードでさ。各国の艦隊もアイドルの追っかけみたいにして、目標を追いかけたよ。まあ俺ら海兵隊もこのときばかり例に漏れず、追っかけてさ。(中略)

えっなんだって、ISは女しか使えない?だったらあの時の世界の軍隊の野郎共は本当に追っかけやってたんじゃねーか」」 出典不明(某国の海兵隊兵士とその友人のチャットと思われる)

 

「「ふざけんな! アイツは俺達にカタナと銃口を向けてきた。死者ゼロだなんて国や国連が言いふらしてるらしいが俺は知っているぞ。この事件で行方不明(・・・・)になった戦友達が、一週間後訓練死や事故死扱いになったという事を! 白騎士?冗談じゃない、アイツはただの悪魔だよ」」 同じく出典不明(某国海軍基地のPXでの会話と思われる。尚当人も数日後行方不明になった)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

某国の現地時間で、現在午後10:03。

上空一千メートル、その国のレーダーサイトはおろか衛星の走査網にも掛からない飛翔体の格納庫に、一人の少女がいた。

与圧と酸素の供給は行われているが、気温はそこそこに低く呼気が白く曇る。

競泳用水着のそれに酷似した暗色のボディスーツを纏った少女は、後は後部に控える隔壁の開放を待つのみであった。

手元に置かれた携帯端末には現時点及び規定の作戦遂行期間中の気象その他諸々の状況が、リアルタイムで更新されていた。

このまま行けば天候は曇り、元々降水量が少ない地域であるから雨が降ることは考えらず、逆に曇りである分上空への索敵は甘くなるだろう。

こちらに圧倒的なアドバンテージがある上にこの気象条件、まさに僥倖といえる。

 

午後10:05

 

僅かなアラームと、ごうとなだれ込んでくる暴風に、色素が薄く癖が強い頭髪を激しく撫ぜられた。

ざっと手でそれを直す。

非常灯の赤い光が眩しい格納庫の奥でぽっかりと口を開けて構える上空一千メートルに、少女は飛び出した。

 

 

かちかち、と全身が特有の輝きを発さずに複合装甲に包まれていく。

小柄なその身が、現代に蘇った最強の鎧をまとっていく。

 

 

特殊輸送機として改造した自衛隊のB2が、濃い雲の中に割り込んでいった。

 

 




次回 主人公(女)の名前がばれます!!!!
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