ネオ・ボンゴレⅠ世も異世界から来るようですよ?   作:妖刀終焉

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今回で4巻の話は終わりです


四人の勇者来る!

 ――少し前、東南の平野では黒いローブに身を包んだ女、アウラが掲げた"バロールの死眼"の力でペストの黒死病が解呪され、巨人が復活してしまい。大混乱に陥っていた。

 

 そんな中で――

 

「ガハハー! いっけー! ぎゅ~ど~ん!」

 

「ブモオオオオオオオオ!!!」

 

 鎧と緑色の雷に身を包んだ黒牛とそれに乗るランボが先陣を切る様に巨人に攻撃を仕掛けている。牛丼の突進力に雷の炎の特徴である"硬化"が追加され、その一撃は計り知れない。

 

 赤ん坊が戦っている。

 

 その事実に連盟の皆はランボの勇士に負けじとも士気を取り戻した。

 

 一方で"バロールの死眼"を持つアウラと対峙している飛鳥とディーン、そしてペスト。

 

 ペストなら死眼を乗っ取る事が出来るのではないかというジンの提案に飛鳥はペストのための道を拓く為、ディーンとともにアウラが発生させた雷を掻い潜りながら突っ込んでいった。

 

「ええい鬱陶しい……! ならば先にマスターから始末してやるわ!」

 

 アウラは標的を飛鳥に絞り、"バロールの死眼"による恩恵を集中し黒い光を放つ。もうペストの制止も間に合わずに、飛鳥はとっさに右手を掲げた。

 

 ――すると、

 

「ばっ……馬鹿な! 人間が神霊の御業を中和するなんて……!」

 

 アウラの言う通り、"バロールの死眼"による死の恩恵を飛鳥の右手から発している炎が焼き尽くしているのだ。

 

 そうしている間にもペストは"バロールの死眼"を奪いアウラに向けようとするも、アウラは己の手で"バロールの死眼"を半分に破壊してその内の半分を持ち去ってリンと共に逃走されてしまう。

 

 しかしこれで"バロールの死眼"による脅威は去った。

 

 ――と思ったペストは上空を見上げて固まった。

 

「……飛鳥。ゲームの再開って今日からだったかしら?」

 

「え? ……え?」

 

 上空では"アンダーウッド"で猛威を奮っていた巨龍が蠢いていたのだった。

 

 

 

 

「しししっ」

 

 玉座から降りて巨大な蝙蝠の翼をバタつかせながらジルは空中を飛び、その巨大な爪でツナを引き裂かんと向かってきた。

 

 ただの大振りの攻撃にツナは右に飛んで難なく爪を避けた。

 

(隙だらけだ!)

 

 攻撃を避けたツナはがら空きになった背中に手刀を叩き込む。

 

「しししっ、王っていうのは常にゆとりを持って物事に挑むんだよ」

 

 ツナの手刀は蠍の尻尾に阻まれた。そしてそのまま蠍の尻尾に薙ぎ払われて吹き飛ばされる。

 

「うっ……くぅ!」

 

 壁に激突する前に後ろに柔の炎を噴射してそれを逃れる。

 しかしジルは攻撃の手を緩めることなく蠍の尻尾から嵐の炎を連続で射出してきた。それはまるで獄寺が以前使っていたフレイムアローのようだ。

 

 ツナは剛の炎と柔の炎の切り替えを上手く使って射出された嵐の炎を巧みに回避していく。

 

「チッ、ちょろちょろ動きやがって。ならこいつはどうだ!」

 

 ジルは蠍の尾へと嵐の炎をチャージしていく。

 

(何だ……何か拙い)

 

紅蓮の嵐(テンペスタ・スカルラッタ)!」

 

 蠍の尾へとチャージされた嵐の炎が無数の針のように射出されてツナを襲う。

 

「ナッツ! 形態変化(カンビオ・フォルマ)。モード防御(ディフェンサ)!」

 

 直前に危機を察知したツナは手の甲にあるボンゴレの紋章がⅠへと変化させ、かつてボンゴレⅠ世が身に纏っていたマントがその姿を現す。

 無数の針と化した嵐の炎を大空のマントは次々にガードしていく。針は調和によって石となり下へと落ちていった。

 

「Xカノン!」

 

 攻撃が終わった直後にツナも反撃に出る。しかしジルもまた蠍の尾から炎を射出して相殺させた。

 

「なら、オペレーション――」

 

「おっとそうはさせねえぜ?」

 

 次は嵐蝙蝠(ピピストレッロ・テンペスタ)のような超音波による見えない攻撃。Ⅰ世のマントであれば防ぐのも難しくはないが、これではX BURNERを撃つ隙がない。

 

「X BURNERは撃たせねえよ。しししっ」

 

 様々な特性を持つが故に可能な多種多様な攻撃。おまけに先程の超音波攻撃のせいでX BURNERは封じられてしまった。

 

「あん?」

 

「何だ?」

 

 この城下町に黒い巨大な何かが大きな音を立てて降りてきた。その姿はまるで地獄の番犬とも言われる三つ首の怪物ケルベロスそのものだ。

 

『むっ、貴様は先程小娘と共にいた小童か』

 

 少し前に聞いたことのある声。姿かたちに面影は残っていなくともこの唸るような声を聞き間違える筈はない。そして決定的なのは頭に生えるその龍角。

 

「グライア……!」

 

「テメェ、グライア。何しにきやがった。オレらの邪魔はしないっていう取り決めだったろ?」

 

『フンッ、ラジエル。我は我の目的のために動いているだけだ。その小童に用はない。用があるのは……小娘、貴様だァ!!』

 

 グライアは犬の嗅覚で城下町に隠れていた耀を見つけ出し、龍角を輝かせて炎を吐いた。

 

 耀はすぐさま上空へ逃げ出した。

 

「耀!」

 

 ツナが城下町で戦っているのは耀にとっては計算外のことであった。最初こそ城の外でグライアに空中戦を挑んでいたものの、不利だと悟って城下町でゲリラ戦を仕掛ける手筈であったが、そこではツナが別の敵に遭遇していた。

 

(まただ……また私は足を引っ張ってる)

 

「何処を見ているッ!!」

 

 既に目の前にはグライアの牙が迫っていた。耀は瞬間的に避けようとしたが、避けきることが出来ずに左足から鮮血が舞う。

 

「耀!」

 

「おっとボンゴレ、お前の相手はこっちだろ?」

 

 ジルは蠍の尾をツナへと振り降ろした。ツナはそれを即座にマントで受け止める。

 

「しっかし生命の目録ねぇ……しししっ」

 

「何が可笑しい」

 

「あ? あいつのこと知らねえで一緒にいたのかよ。さっきのグライアの変わりよう見てただろ。生命の目録は持ち主を合成獣にするための生物兵器なのさ。滑稽だろ? しししっ、あいつもその内あんな化け物になるんだぜ。もっとも、化け物になる前にグライアに殺されるだろうけどな」

 

 グライアはいまや巨大な四肢を持つ黒龍へとその姿を変化させていた。

 

「違う」

 

「……違う? 何が違うってんだよ」

 

「耀は死なない。化け物にもならない」

 

 ツナは剛の炎を噴射してジルへと突っ込んで行った。

 

「無駄だって言ってんだろ!」

 

 ジルはそれを蠍の尾で迎え撃つ。蠍の尾は高速で動くツナに対して狙いを定めて、正確に振り下ろされる。

 

(そうだ。これを待っていた)

 

 ツナは片手で蠍の尾をキャッチし、離さないように力強く掴んだ。

 

「何のつも……」

 

 言いかけて蠍の尾が凍っていく様を見てそれを止めた。

 

「死ぬ気零地点突破・初代(ファースト)エディション」

 

 凍らされた尾はそのままツナが握り潰して破壊する。

 

 遠距離攻撃、そして防御の要であった蠍の尾をボンゴレの奥義によって凍らせる。それによってジルの攻撃のバリエーションは大分削られた。

 

(あり? これマズくね?)

 

「ハァ!!」

 

 ツナの拳はジルの横っ面を殴り飛ばして、そのまま壁へと激突した。それでもツナの気は治まらずそのまま追撃のためにナッツを防御形態から攻撃形態へと移行させる。

 

「ま、待てボンゴレ! お前みたいなのが最下層で燻ってていいのか? ……そうだオレらのボスに紹介してやるよ! 7^3(トゥリニセッテ)を持つお前なら幹部になるのも夢じゃねえ! どうだ。悪い話じゃねえだろ? あんな潰れかけのコミュニティとはオサラバ出来るぜ? しししっ」

 

「黙れ」

 

 右手のガントレットに膨大な量の死ぬ気の炎を集中させてそのままジルの顔面を殴り抜いた。炎はまるでナッツのような獅子のとなってジルと一緒に城壁を破壊する。

 

大空の一撃(コルポ・デイ・チエーリ)」 

 

 ジルはそのまま城の外へと吹き飛ばされていった。

 

『オオオオオオオオッォォォォォォーーーーーッ!!』

 

「耀!」

 

 耀のいた方向からグライアの断末魔にも似た絶叫が聞こえてくる。もしやと思い振り向けば、そこにグライアの姿は無く、気を失った耀と彼女を介抱するキリノの姿があった。避難したはずのキリノが何故いるのかは今は置いておいて、耀を安全な場所へと連れて行くことが先だろう。

 

「――仲間を第一に考えるのが悪いとは言わねえけど、此処へきた目的をほっぽり出すのはどうなんだ?」

 

「この声、十六夜か?」

 

 "ノーネーム"で留守番していた十六夜、そういえばもう此処へ来ていても可笑しくない頃だった。彼はグリーに乗ってこの古城まで来たようだ。いつもの学ランはもうボロボロで左肩は何かに貫かれて負傷している。

 

「十六夜。その傷は……」

 

「ちょっとしくじってな。そんなことよりこいつ(・・・)を忘れんな。ホレ」

 

 十六夜は手に持っていたガラスの欠片のようなものをツナへと投げ渡す。

 それは紛れもない十三番目の欠片であった。

 

「……あっ」

 

 ツナは思い出す。持っていたジルをそのまま城壁に吹き飛ばしてしまったのだ。

 

「あー、それとこれを持ってたやつはその辺に放り投げちまったけど。もしかしてお前が言ってた仲間だったりする?」

 

「いや、違う」

 

「そうか。んじゃこのギフトゲームを終わらせに行くか」

 

 気を失った耀とキリノを連れて、二人は黄道の間へと急いだ。

 

 

 

 

「ん……んんぅ」

 

 耀の目が覚めたのは黄道の玉座に到着してからだった。耀の手当ては途中で合流したガロロの所有しているギフトでもう済んでいる。

 

 最後に蛇遣い座の欠片を正しい場所へと嵌め込む、このゲームの第3クリア条件をクリアした。

 

「これで、終わりなんだよね」

 

「ああ、巨龍も間もなく消える。私も無力化されてゲームセットだ」

 

 しかしツナ、そして耀には何処か不安だった。ツナは己の直感から、そして耀は『あの巨龍をどう無力化するのか』そして『巨龍がレティシアの分身ならレティシア自身はどうなってしまうのか』だ。

 

 それを考えているうちに全ての契約書類(ギアスロール)に勝利宣言の通達が行き渡った。

 

『ギフトゲーム名"SUN SYNCHRONOUS ORBIT in VAMPIRE KING"

     勝者 参加者側コミュニティ "ノーネーム"

     敗者 主催者側コミュニティ "     "

 

*上記の結果をもちまして、今ゲームは終了とします

 尚、第三勝利条件達成に伴って十二分後、大天幕の開放を行います

 それまではロスタイムとさせていただきますので、何卒ご了承ください

 夜行種の死の恐れがありますので七七五九一七五外門より退避してください

 

                            参加者の皆様お疲れ様でした』

 

 

「『十二分後に大天幕の解放』!? 『夜行種は死の恐れ』!?」

 

「これってどういうこと?」  

 

 吸血鬼は太陽の光を浴びると灰になって死ぬ。

 

 これはツナでも知っていることだ。そしてレティシアは吸血鬼。これが現しているものとは、このゲームではどうやっても最終的にレティシアが死ぬ結末が待っていたということだ。

 

「そんな……そんなことって……!」

 

「三人とも……済まない。私はもう同士を……仲間を殺したくないのだ」

 

 彼女自身も、もう自分の運命を受け入れていた。仲間を傷つけるくらいなら自分が死ぬ道を選んだのだ。それがどんなに不条理なことだとしても。

 

 しかし、この場に諦めていない者がいたことも確かであった。

 

「要するに大天幕が開く前に、あの巨龍の心臓を撃てばいいんだよね?」

 

「……はっ?」

 

 滅茶苦茶な理論だが、耀の言ったことは何も間違っていない。巨龍がいなくなれば大天幕を開く必要も無くなるのだから。

 しかしそれがどれだけ無謀なことか、レティシアが一番良く知っている。

 

「だ、誰か耀を止めろッ! あの子は本気で……本気で巨龍と戦うつもりだ!!」

 

 己を縛る鎖さえなければ今にも耀を押さえ込みそうな勢いで暴れるレティシア。だが、誰も耀を止めようとはしない。

 

「レティシアもああ言ってるから一度だけ確認するが――――本気なんだな?」

 

「うん」

 

「そうか、なら俺も手伝ってやる」

 

「十六夜ッ! お前まで何を!」

 

 やれやれと肩を竦めている十六夜だが、目は真剣そのものだ。本気で巨龍を倒すつもりなのだ。

 

「馬鹿な……見損なったぞ十六夜。お前はもっと聡明な男だと思っていた。コミュニティを任せられる男だと……! なのに――――」

 

「いい加減にしろ!!!」

 

 古城中に響き渡りそうな大声にこの場にいる全員が身体を震わせた。声の主はさっきまで黙っていたツナである。

 ツナは……怒っていた。

 

「な、何を……私はただ……」

 

「みんな……みんなレティシアを助け出そうって……十六夜君も耀も久遠さんも黒ウサギもジン君も、みんな戦ってるんだ!! "ノーネーム"の子ども達だって、みんなレティシアが帰って来るのを待ってるんだ!! なのに……なのに、何でレティシアが諦めてるんだよ!! レティシアがみんなに死んで欲しくないのと同じくらいみんなだってレティシアに死んで欲しくないんだよ!!」

 

 レティシアはツナの剣幕に押されて何も言えない。何よりツナがこうも感情を剥き出しにして怒鳴りつける行為自体をレティシアは初めて見た。

 

「沢田の言う通りだ。俺は自己犠牲の出来る聖者よりも、物分かりの悪い勇者の方が好ましいね」

 

 たとえ無謀であっても、仲間を助ける手段があるのであれば彼らはそれをせずにはいられない。みんなで笑って明日を迎えることができるように。三人は走り出した。

 

 

 

 

 三人は迅速に古城の先端へと到着した。

 

「さて、作戦のおさらいだ。沢田、手段は何でもいいからあの巨龍に隙をつくってくれ。その隙をついて俺が巨龍を仕留める。春日部、其処まで運べるか?」

 

「うん……あ、ちょっと待って」

 

 グライアとの勝負の際は無我夢中で発動させていた。その時のことを思い出して、今度は自分の意思でその力を発現させる。

 

(まだ合成獣とかまだ怖いけど、そんなことは言ってられない。今は十六夜を運びきるために空を飛べて尚且つ早い幻獣を模倣する)

 

 "生命の目録"はグライアとの勝負の時と同じく杖に形を変え、耀が履いている革のブーツは白く輝く翼生えた白銀の装甲に覆われた。おそらく天馬をイメージしたのだろう。

 

「おおっ、沢田のガントレットみたいで滅茶苦茶カッコいいじゃねえか」

 

「うん、個人的にはもっと装飾とか凝りたかったけど時間がないからとりあえずこれで行く」

 

 耀も彫刻家としての血が流れているということなのだろうか。こういった芸術にも秀でているのかもしれない。

 

「行ってくる。後は頼むぞ」

 

 あれほどの巨大な敵。半端な攻撃では止まる事はないだろう。であればツナの最強の技で迎え撃つしかない。

 

 ツナは両の腕を交差させて巨龍へと向ける。

 

「オペレーションXX(ダブルイクス)

 

『了解シマシタボス。XX発射シークエンスヲ開始シマス。腕ノNEWパーツヨリ柔ノ炎ヲ噴射』

 

 肘側の噴射口から後ろへと柔の炎が噴射されていく。反対にツナの両手には剛の炎がチャージされていった。

 

(くっ、間に合うか?)

 

 巨龍はもの凄い勢いで"アンダーウッド"へ突進をしかける。巨龍を止めるための一撃を放つにはもう少し時間がかかることを悟り、ツナは焦った。

 

「――巨龍を迎え撃ちなさい、ディーンッ!!!」

 

 巨龍の突進を赤き巨人が受け止める。今にも突進に押し込まれそうで、そのボディを顎で砕かれようともディーンは何とか持ち堪えていた。

 

 ツナからすればそれは充分過ぎるほどの援護だった。

 

『ケージシンメトリー。発射スタンバイ』

 

XX BURNER(ダブルイクス バーナー)!!!」

 

 両腕からナッツを模した巨大な剛の炎を放たれ、それはまるで炎の獅子が巨龍へと喰らいつくようだ。その破壊力は通常のX BURNERの数倍以上を誇る。

 

 サラの龍角によりパワーアップしたディーンの力も相まって巨龍を止めるどころか押し返し始めたのだ。

 

「押し返せええええええええぇぇぇぇぇーーーーーーーー!!!!!」

 

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 

「――――GYEEEEEEEEEEYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAaaaaaaaaaaaaaaEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEYYAAAAAAAAAAAAAAAAAaaaaaaaaa!!!」

 

 ディーンとツナは巨龍を上へ上へと押し上げていく。

 

「大天幕が……」

 

 "アンダーウッド"を覆っていた暗雲が大天幕の開放によって太陽の光を受けて消えていく。

 

「間に合わなかったか……!?」

 

「そうでもないぜ!!」

 

 巨龍が光に照らされ透過し、その心臓が浮き彫りになった瞬間を待っていたかのように十六夜を抱えた耀は流星のごとく空を滑走する。

 

「見つけたぞ……十三番目の太陽――――!!!」

 

 十六夜は両手に抑えた光の柱を束ね、巨龍の心臓を撃ち抜いた。巨龍はそのまま光の中へと消えていき、巨龍から零れ落ちた十三番目の太陽、レティシアを日光から庇うように抱きとめて、耀は高らかに右腕を上げた。

 

 "アンダーウッド"の長きに渡る戦いに決着が着いた瞬間である。

 




ハルハルインタビューとかやってみようかな……

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