ポケットモンスター〜Fire・memories〜   作:追憶の英雄

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マサラタウン〜ニビシティ
第1話 旅立ち


ポケットモンスター、縮めてポケモン……この星の不思議な不思議な生き物。

 

その数は、100、200……いやそれ以上かもしれない。

 

〜 〜 〜

 

マサラタウンのオーキド研究所に2人の少年が訪れていた。

 

「オーキド博士……俺たちになんか頼みたいことでもあるのか?」

 

2人の少年のうち、茶髪の少年がオーキド博士と呼ばれてる人に用件を聞いた。

 

「ふむ……君たちに頼みたいのはポケモン図鑑の完成なんじゃよ。」

 

「ポケモン図鑑の完成……ですか。」

 

「ああ、そうじゃ……ほんとうなら、わしがやるべきなんだが年なんもんでな。」

 

「もちろん、ポケモンもあげよう。」

 

机の上に3つのモンスターボールが並んでいた。

 

その中には、カントー地方初心者のために用意された炎タイプ水タイプ草タイプのポケモンが入ってる。

 

草タイプは、たねポケモンのフシキダネ

 

フシキダネは、カエルのような体に背中にはタネを背負っておりそのタネが少しずつ成長していくことによりつぼみ、花へとなる。

 

炎タイプは、とかげポケモンのヒトカゲ

 

ヒトカゲは、尻尾に炎が灯っておりその炎が消えたら死んでしまうため消えないように心掛けなくてはならない。

 

水タイプは、かめのこポケモンのゼニガメ

 

生まれたときからかたいこうらをもっておりながいくび、手足をしまい防御、みずてっぽうを発射する。

 

この、3匹は、三竦みの関係にあり草タイプのフシキダネは水タイプのゼニガメに強く、水タイプのゼニガメは炎タイプのヒトカゲに強く、炎タイプのヒトカゲは草タイプのフシキダネにつよい。

 

「ソウヤ、お前が先に選んでいいぜ。」

 

茶髪の少年が青い髪の毛の少年にポケモンを選ぶ順番を先に譲った。

 

「おれの相棒(パートナー)は……こいつだ。」

 

ソウヤは、真ん中のモンスターボールに近づくと手に取った。

 

ソウヤが手にしたヒトカゲの入ってるモンスターボールは普通のモンスターボールとは違い炎のマークが描かれていた。

 

「なら、俺はこいつだ!」

 

茶髪の少年は、ゼニガメの入ってるモンスターボールをてにとった。

 

「二人とも、パートナーポケモンのことは大切にするのじゃぞ!ほれ図鑑じゃ」

 

オーキド博士は、ソウヤと茶髪の少年にポケモン図鑑を渡した。

 

図鑑を貰ったソウヤが、研究所を出ようとしたら茶髪の少年が

 

「待てよ!ソウヤ!せっかくポケモン貰ったんだしバトルしようぜ!」

 

と、いいバトルを申し込んだ。

 

ソウヤは、それにため息をつくと

 

「ここだと、迷惑がかかる……外でやるぞ」

 

〜外〜

 

「ゼニガメ、出てこい!」

 

「ゼニゼニィ!」

 

ゼニガメは出てくると元気よく鳴いた。

 

「ヒトカゲ、お前の出番だ!」

 

「カゲェ!」

 

ヒトカゲのしっぽの炎が赤く燃え上がる。

 

やる気になった証拠だ。

 

「先手必勝だ!ヒトカゲ、ひっかく」

 

「ゼニガメ、甲羅にこもって防御だ!」

 

「カゲェ!」

 

「ゼニィ!」

 

ヒトカゲのひっかくがきまるよりも先にゼニガメが甲羅にこもって防御した。

 

「ゼニガメ!たいあたりだ!」

 

甲羅から手と足、首をだすと素早い動きでヒトカゲにたいあたりをした。

 

「大丈夫か!ヒトカゲ!」

 

たいあたりによって吹き飛ばされたヒトカゲを心配し声をかける。

 

「カゲェ!」

 

ヒトカゲは、まだ大丈夫だ!と言わんばかりに鳴くと立ち上がった。

 

ボォッ!

 

ヒトカゲのしっぽの先ほどよりも激しく燃え上がった。

 

「猛火か!」

 

ヒトカゲは、とくせいの猛火を発動した。

 

「ヒトカゲ、ひのこだ!」

 

猛火発動によるひのこがゼニガメを襲う。

 

「まずい!ゼニガメ、甲羅にこもれ!」

 

「ゼニ……ゼニィ……」

 

ゼニガメは甲羅から首を出すと目を回し倒れた。

 

「ゼニガメ、戦闘不能!ヒトカゲの勝ち!」

 

「よくやったぞ!ヒトカゲ!」

 

ソウヤとヒトカゲはハイタッチをした。

 

「戻れゼニガメ……」

 

茶髪の少年は、ゼニガメをモンスターボールに戻すとソウヤをキッと睨み

 

「次は負けないからな!」

 

という、セリフをいい去っていった。

 

「おれ達も行くか!」

 

「っと……その前に!」

 

クルリと方向転換をするとオーキド博士の元へと歩いていき

 

「オーキド博士、行ってきます!」

 

と、元気よくいった。

 

「ああ、頑張っておいで!」

 

(頑張れ、お主らにはポケモンがついてるのだから)

 

夢に向かって第一歩を歩き始めた少年の背中を見ながらオーキド博士は激励の言葉を心のなかで述べた。

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