ポケットモンスター〜Fire・memories〜   作:追憶の英雄

4 / 10
第4話 進化と友情

前回までのあらすじ

 

コラッタが群れのリーダーと勝負して勝つ

 

その際に新たな技、『でんこうせっか』を覚えた。

 

コラッタの成長を、見てソウヤはゲットを、決める。

 

1番目のジムのあるニビシティを目指すためにトキワの森に来てる。←いまここ

 

〜トキワの森〜

 

おれ達が今いる場所で、昼夜問わず薄暗く迷路のように入り組んでるためはじめて通る際はなんども迷いさらにはどくばりを使うビードルをはじめとした虫タイプのポケモンが多く生息してるため虫タイプの好きな虫取り少年などのトレーナーがおり最初に草タイプのフシギダネを選んだトレーナーにとっては最初の難関でもある。

 

まぁ、最初にヒトカゲを選んだおれには関係ないけどね

 

「おっ!あれは……」

 

おれの視線の先には一匹のビードルがいた。

 

ビードル……『けむしポケモン』

 

頭と尻尾にはどくばりがあり身体が小さいとは言え油断ならない

 

実は、おれが旅に出たらゲットしようと考えてた虫タイプはビードルだった。

 

「よっしゃあ!ゲットしてやるぜ!」

 

ゲットしようとモンスターボールを構えるとビードルがこっちに気がついて襲いかかってきた。

 

「ヒトカゲ、ひのこだ!」

 

「カァゲェー!」

 

ひのこがビードルに当たるとビードルは目を回して倒れた。

 

「よし!いまだ!」

 

カタ!カタ!

 

ピン!

 

「ビードル、ゲットだぜ!」

 

よし、あとはトキワの森をぬけるだけだな。

 

ど、思ってた時期の自分もいました。

 

「やばい……完全に迷子だ(汗)」

 

絶賛、迷子中です☆

 

……はい、反省してます。

 

ヒトカゲとコラッタが呆れた目でこちらを見てきた。

 

「とりあえず……今日はここで野宿しよう。」

 

おれは、リュックの中から野宿セット一式(テント、寝袋、リザードンパジャマ)を取り出すとテントを組み立てヒトカゲをモンスターボールに戻し(ヒトカゲの尻尾の火がテントに引火したら大変なので)コラッタとテントの中に入り寝た。

 

〜翌朝〜

 

テントをたたみコラッタ以外のポケモンをモンスターボールから出したら昨日ゲットしたはずのビードルがいないことに気がついた。

 

もしかして、昨日おれが寝てた間にモンスターボールから出て逃走したのか?と慌てていると気の根っこにあるポケモンがいることに気がついた。

 

黄色のさなぎだった。

 

「もしかして……」

 

昨日のうちにビードルからコクーンに進化したのか?

 

確かに虫タイプのポケモンは普通のポケモンに比べると進化は早いが

 

1日でコクーンに進化するのはちと早すぎやしませんかね?

 

虫タイプの進化の早さに驚きながらもいなくなってた訳では無いことに安心した。

 

「戻れ!コクーン」

 

コクーンをモンスターボールに戻すと野宿セット一式をリュックにしまいトキワの森を抜けるべく出口へと向かって歩いていった。(出口は昨日のうちに確認済み)

 

「おい!そこのお前!おれと勝負しろ」

 

森の中を歩いてるとむしとり少年が勝負を挑んできた。

 

「売られた勝負は買うのが礼儀だ、いいぜ」

 

ジムに挑むための経験値だ!頑張るぜ!!

 

「出てこい!トランセル!!」

 

むしとり少年が出したポケモンは緑色のさなぎだった。

 

トランセル……キャタピーの進化系でバタフリーの前か

 

「なら……おれは」

 

こいつだ!

 

「コクーン!お前の出番だ」

 

昨日、進化したばかりのコクーンだ!

 

「コクーン、どくばりだ!」

 

コクーンが身体からどくばりを出すとトランセルに命中した。

 

「くっ!なら、トランセルかたくなるだ!」

 

トランセルはかたくなるで防御をあげた。

 

「よし!なら、もう一回どくばりだ……!」

 

コクーンがどくばりを出そうとしたら突然、ポッポの群れがやってきた。

 

そして、コクーンに狙いを定めると急降下してきた。

 

「させるか!こいつはおれの大事なポケモンだ!!」

 

ヒトカゲとコラッタをモンスターボールから出すとコクーンを庇うようにして立った。

 

「ヒトカゲはひのこ!コラッタはたいあたりだ!」

 

ヒトカゲとコラッタに指示を出すとおれは木の枝を手にして構えた。

 

おれは、木の枝で応戦しながらもむしとり少年の方をちらりと見た。

 

むしとり少年とトランセルはなんともなかったようなので良かった。

 

〜 〜 〜

 

最初はヒトカゲとコラッタが優勢だったがポッポたちはやられてもすぐに立ち上がり襲ってくるため疲労が溜まりあっという間に形勢逆転となった。

 

「ポッポォ!」

 

そのうちの一匹が再びコクーンに狙いを定めて襲いかかった。

 

「させるかぁ!!」

 

おれは、木の枝を捨てるとコクーンの元へと行き体を張ってポッポから守った。

 

「大丈夫だ……コクーン……お前はおれが絶対に守ってやる!」

 

ポッポの攻撃を受けながらも笑顔でコクーンに言う。

 

「おい!ポッポども、これ以上やるってんなら……このおれが相手してやる!!」

 

いずれ、最強のポケモントレーナーになるんだ!こんなとこで躓いてる暇なんかねぇんだよ!!

 

「ポッポォ!!」

 

群れのリーダーのポッポが鳴くとそれを合図にほかのポッポたちが集まってきた。

 

「いいぜ……おまえら!まとめてゲットしてやる!!」

 

「ポッポォ!!」

 

リーダーのポッポがやれぇ!と鳴くと一斉に襲いかかってきた。

 

「なにがあっても、おれはおれの仲間を守り抜く!!」

 

もう、あのときのような思いはしたくねぇんだよ!

 

「コクンー!!」

 

バチー!

 

コクーンが前に出るとポッポの一斉攻撃を受け止め体が青白く光った。

 

「まさか!これは」

 

進化の光……!

 

「スピ!」

 

コクーンが羽化してスピアーが出てきた。

 

「スピ!スピスピ!」

 

両手と尻尾のどくばりを使いながらもポッポたちを蹴散らした。

 

ポッポは、スピアーの猛攻に怯んだのか蜘蛛の子を散らすように逃げていった。

 

「トランセル!!」

 

むしとり少年がトランセルの名前を叫んだので振り向いたらポッポがトランセルを掴み自分の巣へと戻ろうとしていた。

 

「スピアー!トランセルを助けるんだ!」

 

スピアーは、4枚の羽を使うとポッポを追いかけた。

 

そして、追いつくと両手のどくばりを乱れた動きをした突きをしていた。

 

「あれは……!」

 

図鑑をかざすと技の名前が判明した。

 

『みだれづき』

 

そうか……進化と同時に覚えたんだな!

 

ポッポは、スピアーのみだれづきに驚いたのか掴んでいたトランセルを落とした。

 

「スピアー!」

 

スピアーは先程よりもスピードをあげるとトランセルをキャッチした。

 

そして、むしとり少年のもとへと行きトランセルを渡した。

 

「ありがとう!」

 

むしとり少年はトランセルが無事で安心していたようだ。

 

「ポッポたちのせいで、バトル出来なかったな!」

 

「おう!でも今度は負けないぜ!トランセルがバタフリーに進化したらバトルしようぜ!」

 

「……おう!」

 

むしとり少年のトランセルがバタフリーに進化したら再戦しようと約束しておれたちはトキワの森を後にした。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。