ポケットモンスター〜Fire・memories〜 作:追憶の英雄
前回までのあらすじ
トキワの森の出口付近でむしとり少年にバトルを申し込まれた
トランセルVSコクーンという虫ポケモン同士の戦いにポッポの群れが襲いかかってきてコクーンが標的にされた
コクーンを守るためにポッポたちと木の枝で戦うが数の多さで押され気味だったなかコクーンが羽化してスピアーに進化
トランセルを連れていこうとしたポッポをみだれづきで撃破
むしとり少年とバタフリーに進化したら再戦しよう!と約束してトキワの森を出た←いまここ
「あんちゃん、ニドランの里に行ったかい?」
「ニドランの里ですか?」
バトルを終えた後おじさんが教えてくれた。
「ああ……」
おじさん曰く、ニドランの里はニビシティにある山を登ったさきにあるらしくポケモンなしで行くのは厳しいらしい。
なるほど……興味深いな
図鑑を埋めるためにも行ってみるか
おれは、おじさんにお礼を言うとニドランの里に行くためにニビシティにある山を目指した。
この時、おれはまだ予想してなかった。
ニドランの里に行くのがあれほど大変だったとは……
おじさんの言ってた山にたどり着くと登山するために準備を開始した。
先程、ニビシティの博物館に立ち寄りもらったパンフレットによるとこの山は素人がなんの準備もせずに入ると危険らしく登山するための準備と許可が必要で許可はニビ登山許可局というところに行けばしてくれる。
ただし、その許可が降りるためには条件がある。
山に登っても大丈夫なレベルのポケモンがいること(山に出てくるポケモンのレベルは9)
それと、登山準備をしっかりと整えておくことである(こちらもニビ登山許可局が用意してくれる)
と、いったことを行ってやっとニビ山(山の名前)に登ることができる
おれは、ヒトカゲたちをボールから出した。
山を登りながらレベル上げもしようと考えてる。
「さーて!ニドランの里を目指しますか!」
まってろよ!ニドラン!!
意気揚々と登山を開始した。
最初は、平坦な山道で楽だったが登るにつれて高低差が激しくなりさらにはまともな道ではなくなってきたので段々と辛くなってきた。
さらに、野生のイシツブテなどが襲ってきてヒトカゲたちの体力も限界に近かった。
山の中腹には小屋があるのでそこを目指して歩くことにした。
空が暗くなりはじめたころ、山の中腹に辿り着いた。
小屋の中には小さなポケモンセンターがあるのでそこでヒトカゲたちを回復させて1泊することにした。
「ジョーイさん、お願いします」
ヒトカゲたちの入ってるモンスターボールをジョーイさんにあずけるとソファーに座って休憩した。
「お前さんもこのうえのニドランの里を目指してるのかい?」
そんな俺に登山客の1人が声をかけてくる。
「はい……でもまさかここまで大変だったとは」
ポケモンがいてくれてよかったよ……ほんとに
じゃなきゃ登れる気がしないわ
「ははは……だろうな!この里はニビシティのジムリーダーのタケシが管理してるんだよ!だから岩タイプのポケモンたちも強い」
どうりで他のポケモンたちと強さが違うわけだ……ジムリーダーが管理してたらそりゃ強くなるわ
「だから、ここはジムに挑戦するトレーナーたちにはとっておきの修行場所なわけだ」
なるほどね……それはいいことを聞いた。
最初は、ニドランをゲットするために行くつもりだったがヒトカゲたちを育てながら目指すのも面白いな
「まぁ、登山頑張れよ」
ガッハッハと笑いながらおじさんはそういった。
「はい、ありがとうございます!」
おじさんといれかわるようにジョーイさんがやってくる
「お預かりしてたポケモンはみんな元気になりましたよ。」
「ありがとうございます!」
俺はヒトカゲたちのモンスターボールを受け取ると小屋の二階にある登山客のための泊まる場所で1泊して次の日の朝早くにニドランの里を目指すことにした。
「ジムリーダー、タケシさんか……どのくらい強いんだろうな?」
ジムリーダーだからそこら辺のトレーナーよりは強いんだろうけど……
「でも、俺とヒトカゲたちなら負けない!」
ヒトカゲたちももちろん!と鳴いた。
〜次の日〜
昨日、言ったとおり朝早くに起きた俺達は頂上目指して再び歩き始めた。
昨日同様、野生のポケモンたちが襲ってきたがヒトカゲたちは難なく倒した。
そして、ついに頂上についた。
「ここか……確かにニドランの里と呼ばれてるだけあるな」
ニドラン♀とニドラン♂がたくさんいた。
体が白くて毒があまりないのがニドラン♀で体が紫で毒が多いのがニドラン♂だ
「おう!お前も来てたのか!」
この声は……
「トオルか……」
こいつも来てたのか
「お前もゲットするためにきたのか?」
「おう!」
相変わらずこいつは元気だな……こんな朝早くから
まぁ、俺もだけどな
俺とトオルが会話してたら比較的体が小さいニドラン♀とニドラン♂が歩み寄ってきた。
「ん?どうしたお前ら」
ずいぶんと人懐っこいな
「なぁ、もしかしたらこいつら俺達にゲットされたいんじゃないか?」
……!
「そうなのか?」
ニドラン♀とニドラン♂が頷く。
「そうか!」
「おれは、こいつにするよ!」
ニドラン♂をトオルはゲットするらしい
なら、おれは……
「こいつだな」
ニドラン♀をゲットする
俺とトオルはモンスターボールを構えるとそれぞれゲットするポケモンに向かって投げた。
ピンッ!という音がなるとモンスターボールの動きが止まった。
「よろしくな、ニドラン!」
ボールが動いた
よろしくということなのだろう
こうして、俺とトオルは新しい仲間をゲットした