爆走暴走激走疾走!!俺の名前はヴォルボロス!!   作:メガネ愛好者

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タイトル通りグラ婆回です
さて…いったいどうなってしまうのやら…


グラ婆の悩み

 

 

『はぁ……』

 

『ん~?溜息ついてどうしたん?グラ婆』

 

現在は夜、俺とキティちゃんが賢者タイムで溶岩風呂に入っている時間帯です。…別にやましいことをヤッタ後じゃないッスよ?そもそも種族違うし

溶岩飲みながら温まる溶岩に体を伸ばしていると、近くで溶岩は飲んでいないものの一緒に浸かっているグラ婆が悟られないようにしたのか小さく溜息をついた

ただまぁ…雰囲気的に暗かったのでなんとなく気づいてたからその溜息も聞き逃さなかったけどね

 

『む……いや、何でもないわい』

 

『そうか?結構深刻そうな感じだったようにも見えるんだけど?後キティちゃん?尻尾噛みつかないで』

 

『うまうま』ガジガジガジガジ…

 

ホント俺の尻尾噛むの好きね?キティちゃん

おかげさまでキスマークならぬカミマークがついちゃってるんですよね。まぁ噛み千切らない分マシなんだけどさ

後俺の尻尾をラングロにブッ刺してフォークに刺したミートボールみたいに見立てるのはやめてよ。アイツ刺した後の俺の尻尾が納豆並みに臭いんだよ

…あれ?納豆なら美味しいんじゃね?

 

まぁそれは今はいいや、とにかく悩みがあるなら聞いてみるか

 

『何か悩みあんなら相談してよグラ婆。だが解決するかは知らねー』

 

『無責任じゃのう、お主』

 

『責任とるなら走りたい』

 

『お主の脳には走ることしか刻まれておらんのか?』

 

『イェアッ!!』

 

『肯定なのだな』

 

っと、いかんいかん。話がずれてきた。やっぱり俺が相談役とか向いてねーわ

それでも頑張ろうと思っちゃう系男子です!!さぁ!!仕切り直しパーリーだッ!!!

 

『とりあえずマグマ飲んで落ち着こう』

 

『いやワシは飲まんぞ?何やら知らぬが飲んでしまえばお主等と同類になってしまうではないか』

 

『え?嫌な感じ?』

 

『ワシも歳だ。故にこれ以上ボケたくない』

 

『『あー…』』

 

『その納得したような雰囲気が誠に気にいらん。キティまで同意しおって…』

 

『ハロー!!キテ『それ以上はいけない』

 

くっ!?何故こうも話の論点がずれるってんだ!?誰のせいだ?一体誰のせいだぁ!?俺だぁあああ!!!

後今は朱いんだから真っ白子猫の名を出しちゃいかんよキティちゃん?だからといって食いしん坊キャラの悪魔猫妖怪でもないんだから再び俺の尻尾を噛じろうとすんな

 

『だめ?』

 

『可愛くいってもダメ』

 

『なら何を噛めって言うんですかぁ!!?』

 

『いやそんな鬼気迫るもので言われても…とりあえずあそこにいるアグにゃんにでも戯れてきなさい』

 

『わかった!!』

 

たまたまそこを通り過ぎてたアグナコトルが『!?』みたいな感じで俺に視線を送ってきた

いやいいじゃん別に。甘噛みされるだけで多分死なないと思うからさ?後で溶岩あげるから許してちょ☆

 

『アアアァァァグ、ニャァァァアアアアアアン!!!』

 

『理不尽だああああああああああ!!!』

 

『アグにゃん…良い奴だったよお前は…ただ走れないがためにこんな扱いに…』

 

まぁそれでも魔強化されて通常種よりも断然速くなったキティちゃんに追いつかれない辺り、いい泳ぎっぷりだぜアグにゃん!!

ただそれやられると俺の作ったコースがボロボロボロスになるから参加できないのが悔やまれるね

 

因みに俺の好きなモンスター第四位です。カッコイイよね!あの炎の竜って感じがたまらないぜ!!

未だに飛竜種と古龍種が出てきていないのは別に嫌いなわけじゃないよ?ただそれ以上に他種のモンスターが好きってだけ

今のところ順番的には両生種、獣竜種、牙竜種、海竜種か…見事に飛ぶ奴がいないねっ!!

まぁそりゃそうか。何せ俺の好きな基準は大地を縦横無尽に闊歩する奴等だからね。周りを荒らしながら大地を駆けて迫りくるのが迫力あっていいんじゃないか!!皆さんはどう思います?

 

『さてと…それで?何悩んでるんです?』

 

『…あれはほおっておいていいのか?』

 

『戯れてるだけです。気にしないで』

 

『いやキティの爆爪でアグナの尾が『いいんです』よくはなかろう!?』

 

『それよりもグラ婆です。正直言って結構心配してんだからな?俺にとって大事な恩人だし、初めての友人なんだからさ』

 

『そ、そうか…何やら照れるな』

 

そう言って縮こまるグラ婆に萌えを感じた俺は正常だ!!

いやだってふとした仕草ってギャップがあっていいやん?例えそれがグラ婆でもさ

それに今の世には結構いるじゃん?ロリババァみたいな年老いても可愛かったり綺麗な人達

グラ婆に関しては磨きあがった漆黒の鎧の様な甲殻が綺麗です。ブラボー!おぉブラーボー!!

 

え?それ以上に普段がぶっ壊れすぎてまともじゃないって?知らんな

 

『……なんというか…スランプなのだ、最近』

 

『スランプ?』

 

『うむ…お主等を見ているとな?我の砲撃にちと物足りなさを感じてきてのう…そう考えてしまったせいか出力が若干下がった気がするのだ』

 

『え?マジで?あれでスランプ?』

 

グラ婆が隠れる程の大岩を貫いてその向こうのハンター達を一撃死させて火力不足?

え?グラ婆は何を目指してんの?まさか青眼の白竜の滅びのバ〇ストストリ〇ムや破滅を体現す星光、スタ〇ライトブレイカ〇でも目指してんの?

……………目指してそう

因みに丸に入る言葉は全部同じです

 

『俺から見たら絶好調だと思ってたんだけどなぁ…』

 

『お主等と比べると…な。お主等の爆走が大空に咲き誇る花火というならば、ワシは一時の輝きしか発さん線香花火の様なものだ…』

 

『イヤイヤイヤイヤッ!!?アレで線香花火は無いでしょ!?』

 

『じゃがなぁ…』

 

どうやら原因は俺達のせいみたいだわ

まぁいつも俺達を見送ってくれているグラ婆は俺達の走りを見ているからな、比較してしまうこともあったんだろうな

それでも磨きのかかったグラブッパなんだけどさ?以前に通常種のグラビームと撃ちあった時、拮抗することなく貫いたよね?

 

…十分な気がするのは俺だけか?

 

『もうちと派手に、というか…迫力が欲しいのだ。全てを飲み込み、何物をも寄せ付けぬ…そんな……そんな圧倒的破壊砲がワシは欲しい!!』

 

『火力チートを目指すんですねわかります』

 

もう十分に何処か螺子が外れてるっぽいグラ婆でした。だってそれを求める瞳がもう正気じゃなかったもん

 

に、しても…うーん……どうすればいいかなぁ………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時、火山が噴火する音を聞いた俺は一つ案を閃くのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なぁ…マジでやめねぇか?ここって最近噂の火山だよな?」

 

「ここの奴討伐しないとランク上がらないじゃない、しょうがないわよ」

 

「マミィ、パピィ…私、この難関を乗り切ってみせます!!」

 

「呼び方統一したのはいいけど前と名称代わってないか?」

 

以前ディノバルドを討伐して(もらって)名を上げた四人のハンターが火山に出向いていた

今回の討伐目標は空の王者と名高い火竜リオレウス、その竜の討伐に四人のハンターは緊張を隠せないでいた

 

何せ今までの道のりは………短かったのだから

 

何せこの四人がクエストを受けて行く先々に…走滅竜が狙ってたと言わんばかりに現れ、討伐目標を吹き飛ばしていたのだから

とは言っても毎回現れるわけではない、走滅竜が現れないときは自分達の力を持って討伐してきたのだ。そのおかげでこの四人もそこそこ腕がついてきた

ある意味では感謝の対象なのだが…捕獲対象まで問答無用で昇天させるのでそこは迷惑極まりなかったりする

 

今回も現れないかと期待はするものの、現れたとしても空を飛びまわるリオレウスに対しては素通りしそうであてにならない

何せ依然、空を飛んでいたクルペッコの真下を素通りしていったからね。…その後クルペッコが震えながら飛び去ったのは言うまでもない

 

そんな四人は今噂の火山、「気がついたら熱線に焼かれてた、もうあそこに行きたくない火山」でリオレウスを捜索していた

ぶっちゃけその名前を考えた奴はセンスが無いと思う。それならまだ「突発的熱線火山」の方がいいだろう

 

「はぁ…いつグラビームが飛んでくるかわからないとか…もう帰りてぇ…」

 

「もう何件も被害が出てるみたいだけど…深く考えても仕方ないし、さっさと倒してさっさと帰れば問題ないでしょ」

 

「あ、あれですかね?とても…大きいです」

 

「なんか不穏だなその言葉」

 

そう考えながら各々武器を構え、リオレウスと対峙する

リオレウスもハンター達に気づいて威嚇に咆哮を放ち、空へと飛びあがった

 

四人のハンターとリオレウスの死闘が、今始まる…!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギュウウウウウウウウウウウウン!!

 

 

『ガァ―』

 

 

「「「「……………」」」」

 

 

事は無かった

 

空に飛びあがったリオレウスは、タイミングよく放たれたグラビームに悲鳴を上げる暇も無く飲み込まれるのでした

 

しかし、それは報告に合ったものとは全く異なる熱線だった

 

 

 

何せ規模が違う。それこそ街一つを滅ぼしかねない程の奔流なのだから

 

 

 

最早それは熱線とは言い難かった

まさしく砲撃、空を埋め尽くす程の炎…いや、マグマの奔流が火竜を飲み込み、地に落としたのだった…

 

 

「…帰るか」

 

「そうね…」

 

「それじゃあ剥ぎ取りしに行きましょう!!」

 

「一番適応したよな、お前」

 

 

そんな中、四人のハンターは無事に帰還し、無事にハンターランクを上げるのでした

 

役得ってやつですね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その奔流を放ったグラビモス事、グラ婆はというと…

 

 

『ふははははははははは!!!清々しい気分だ…!!!これぞ我が求めた威力!!全てを覆い滅ぼしつくす圧倒的破壊砲だあああああ!!!!!』

 

『あちゃー…ぶっ壊れちゃった☆』

 

『なっかま♪なっかま♪』

 

 

朱色の甲殻と化したグラ婆は夜空にその堂々たる姿を見せるかの如く咆哮を上げるのだった

因みに今の砲撃は空に試し撃ちで撃っただけで、リオレウスに当てる気は一切なかった

ただ巻き込まれただけである。ご愁傷様です

 

 

 

 

 

 

 

話は少し遡る

その原因となった一言が…これだ

 

 

 

『ならどっかの部位で溶岩を吸収し続けて範囲拡大の無限放射~とかやってみたら?』

 

『……………無限放射……………』

 

 

 

つまり溶岩を取り込めって言ってるのだが、グラ婆は無限放射という魅力にひかれて嫌がっていた溶岩飲食をしてしまうのでした…

その結果、グラ婆の大きな尻尾に変化が現れる

 

尻尾がホースのように変わり、溶岩を吸い続ける部位へと変異した

 

ついでに鎧も朱色へと変貌するのだが、それ以上に目を見張る変貌だ。頭の螺子も吹き飛んだのはいうまでもない

尻尾から溶岩を供給し続け体内に蓄積、供給と同時に放出を行うことによって、溶岩が尽きない限り延々と高威力の砲撃を放つことを可能とした

 

まさに固定砲台の極致、砲撃者の夢

どこぞの神を喰らう者達の誤射姫もこれを聞いたら狂喜乱舞するだろう

 

 

 

 

こうしてまた一つ、この世にキチガイが生まれるのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『グラ婆…うぅ…最後の良心がぁ………』

 

ただ一体、グラ婆の変化に涙を流す炎戈竜がいたとかいないとか

 

 




ここの火山の溶岩には何か変な薬品でも混ざっているんじゃなかろうか?

実ははっちゃけたかったグラ婆、堪えていた感情を解き放つ回なのでした
その結果リオレウスさんは犠牲となったんや…タイミングが悪かったばっかりに

そしてここで登場アグにゃんです
本当の最後の良心はアグにゃんでしょうね、きっと
これからも胃を痛めることになりますが、頑張ってくださいねアグにゃん?

『理不尽だ…』

後更新はここで一旦止まります。次回は未定なので気長にお待ちください
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