劣等生が精霊使いに転向しました。   作:暁 琴葉

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タグやあらすじにもある通り、原作の細かい設定や面倒事、大筋すら大幅にすっ飛ばしています。一応、精霊剣舞祭を目指そうとは思っていますが、何分処女作なので色々変わるかもしれません。また、暇な時の急な思いつきで書いていますので、恐らく、というか間違い無く不定期更新になります。それでも良いという方は、どうぞ!


プロローグ

―西暦1995年、人類が初めて異能を観測して以降、有力国家による異能の研究が進められた。当初、異能は「超能力」と呼ばれていた。 研究が進められていく過程で、「超能力」は、「魔法」によって再現可能となったが、全く同じではない。「魔法」は「超能力」と比べると発動までに時間がかかる一方、「超能力」では決して持ち得ない程の汎用性を手に入れた。一見してプラスマイナス0のようにも思えるが、共有・普及が可能になった事実は大きい。無論、才能は必要だが、高い適性を持つ者だけがプロと呼ばれるレベルまで熟達出来る、という意味では、芸術分野、科学分野の技能も同じ。超能力は魔法により技術体系化され、魔法は技能になった。「超能力者」は「魔法技能師」(―略称、魔法師)になった。つまり、異能はその世界の住人にとって得体の知れない存在ではなくなったのだ。だが、そんな世界で育ってきた少年―司波達也でさえ、現在の自分の身に起こっている出来事に驚きを禁じ得なかった。今のこの状況は、例え魔法を使ったとしても、決して起こりうるはずのないことだった。

 

―達也は森の中にいた。月明かりで十分な光量が確保できているため、視界に問題はなく、近くを小川が流れているせいか、蝉が鳴いているというのに暑苦しさも感じられない。ここまでは良い。夜分である事を除けば達也がいつどんな場所に居ても、それは個人の自由であり、また夜分である事を考慮しても、達也の実力を知る者ならば大して咎めもしないだろう。強いて言えば、達也一人という所に若干の違和感を感じるが、達也の知り合いは全員が本人に対して(本人は不本意だろうが)「ちょっと変わった人」という共通認識を持っている事を持っているため、さして気にしないだろう。問題は、達也はつい先程まで、()()()()()()()()()()()()()妹の深雪と深雪の〈護衛者〉(ガーディアン)である桜井 水波(さくらい みなみ)を連れて買い物をしていたということだ。

(どういう事だ…?)

―達也はこの現象を引き起こしたであろう目の前の人物に顔を向けた。

 

―それは、一人の少女だった。年の頃は達也と同じくらいだろうか、身長はやや低めで、腰にまで届こうかという栗皮色の髪、顔はよく整っており、大きな瞳が可愛いらしいさ与えている。だが、今この場で最も印象深いのは彼女の服装だろう。神社でもないのに巫女のような装束を着ており、その上から西洋風の古ぼけたローブを羽織っていた。顔が整っているのも手伝って不自然というほどではないが、何処となくちぐはぐな印象を受ける。しかし、少女はその森の中にあって、よく映えた。月明かりに照らされながら星を見上げているその姿は、神秘的ですらあった。

その少女は、達也に気付いたのか、その容姿に似合わぬ妖艶な仕草で達也に顔を向けると、にっこりと微笑んでこう言った。

 

『初めまして、私達の世界へようこそ。』




いやー、ss書くのって意外と大変で驚きました。1000字以上でないと投稿出来ないとか…。どうやって文字数稼ごうかマジで焦りました(笑)!こりゃあ当分更新出来そうにないんで、まぁ週一くらいのペースで進められればいい方だと思ってます。と言っても、不定期なんでどうなるかわかんないですけどね!きっとなんとかなるでしょ!
内容と動機は不純で巫山戯てますけど、やるからにはより良いものにしよう思っています。宜しくお願いします。
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