「ここが幻想郷か...すげぇな。」
俺は、幻想郷の雄大な自然に驚いていた。
「外の世界でも相当田舎に行かなきゃこんな大自然にはお目にかかれないぞ。」
とりあえず幻想郷の自然を堪能したところで、俺はこれからのことを考えることにした。
「さあてこっからどうすっかなあ...」
幻想入りした者が最初に行く所はほとんどが博麗神社だろう。
博麗神社には、幻想郷でも屈指の力を持っている博麗霊夢がいるのだ。だから、妖怪に襲われるのを防ぐためにも行って損は無いだろう。
「それに、今のうちから幻想郷の有力者と仲良くなれたらいざという時になんとかしてくれるかもしれないしな。よし、博麗神社に行こう。」
俺は博麗神社を目指して歩き始めた。
一時間後...
「ぜ、全然見つかんねー...まじどこにあるんだ?博麗神社。」
あれから一時間、歩き回ったが全然見つからなかった。
「もうこれ人里にいった方がいいんじゃないかな。」
俺が探すのを諦めかけていた時、草むらから何か飛び出してきた。人間のようだ。
「ようやく人に会えた~。これで博麗神社の場所が聞けるぞ!ちょいとそこのお方... なんてこったい」
俺が話しかけたのは、妖怪であるルーミアだった。
「っ!!まずいトリガーオン!!!」
ルーミアは、見た目こそ可愛らしいが本当は人喰い妖怪だ。能力も闇を操る程度の能力と強力なものを持っている。
だから、危険度はMAXだ。一応トリオン体に換装したから即死はしないだろうが、正直今の俺じゃ歯が立たない可能性がある。
だからさっさと逃げようと後退しはじめた時、声をかけられた。
「ねえ?あなたは食べれる人類?」
まじか...
「あ、えーとそのだな、お、俺はあまりおいしくないから喰わないほうがいいぞ。」
「なんちゃって冗談だよ~。だってあなた不味そうだもん。」
「お、おうそうか。」
何でだろうどこかでめっちゃ落ち込んでる自分がいる気がする。
「ところで、君は博麗神社がどこにあるか知ってるかい?」
「ん~?何で博麗神社に行くのか~?」
「俺、博麗神社に用があってさ(嘘)だから博麗神社に行きたいんだ。」
「そういうことなら、案内してあげるよ~。」
「ありがとう。優しいなルーミアは。」(なでなで)
は!ついついやってしまったヤバい怒られるかも...
「す、すまんルーミアついやっちまった」
「え~やめなくてよかったのに~」
何ィ!今ルーミアは何て言った?
「も、もっと撫でてもいいのか?」
「うん、いいよ~」
やったぜ!こんな美少女の髪を撫でることができるだなんて。こりゃ一生分撫でとかないとな。
こうして俺達は博麗神社に向かうのだった。
「そういえばさ、あなたの名前はなんて言うの?」
「そういえば自己紹介がまだだったな。俺の名前は
「ふ~ん蒼也って言うんだ。あなたも知っていると思うけど私はルーミア人喰い妖怪だよ。」
「じゃあさ、ルーミアこれから俺と友達になろうぜ。」
「別にいいけど、一つ聞いていい?」
「ん?なんだ?」
「あなたは、何で私を怖がらないの?私は人間を喰うんだよ。」
「でも、俺のこと喰わなかったじゃん。」
「でも、もしかしたら今喰わないだけで後から喰うかもよ?」
「たとえ、そうだとしても俺はお前と友達になるな。」
「何で、そこまでして友達になりたいの?」
「何でって、そりゃお前が優しいからに決まってんだろ。」
「たとえ、後から俺を喰ったとしてもあの時俺を食べなかったのは事実だし、現に今こうやって案内してくれてるだろ?
それだけでも、俺は十分優しいと思うんだ。だから、優しい人とは友達になりたい。そんなんじゃだめか?」
「わ、わかったわよ。そこまで言うんだったら友達になってあげるわよ。」
「おっ、ありがとな。やっぱりルーミアは優しいよ。」
「も、もう蒼也のばかぁ」
「あらら、怒られちゃったな。」
そうして、見事友達となった俺とルーミアは博麗神社にたどり着いた。
ワールドトリガー語録解説
トリガー:ネイバー文明の根幹を支えるテクノロジー
トリガーホルダーに入れるチップ状の物がトリガー
トリオン体:トリガーを起動している間使用者の肉体は
トリオンで作られた戦闘用のボディと入れ替えられる。
このボディは生身の攻撃はほとんど通らず
また、運動能力も生身の体より大幅に強化される。
このボディのことをトリオン体と言う。
トリオン:トリオンとは、トリガーの動力源である生体エネルギーのこと。
トリオンはトリオン器官と呼ばれる見えない内臓で生み出されている。