「銀時ィイイイイイイイ!!!!!」
あれ?高杉!?って倒れてんの俺じゃね!?
それに見た事ある風景なんだけど、これって
「テメェ、何で俺を庇った!?!?」
あぁ、やっぱりあの時か。
「待ってろ!!今助けをっ!!!それまでくたばんじゃねぇぞ!!」
俺がお前を庇って死んだ日の光景。
無理だ。俺を運ぶな。何度叫ぼうが、俺にはもう届かねーよ。
「なぁ。約束したばっかじゃねぇか。死ぬなってよォ!!先生を助けてねぇうちに、テメェが先にくたばんなよ!!!!」
高杉…。
「目を開けろよ。頼むから…冷たくなるなよ…。オイ、銀時ィ…」
ハッ。お前がここまで弱々しい姿見せるとはな。その屍を捨てろ高杉。それを踏み越えて今、護らなきゃいけねぇ奴らんとこに戻れ。お前だからこそ頼めるんだぜ?同じろくでなしとしてな。
「ちくしょう。ちくしょうがぁあああああ!!!!!」
伝えるこたぁ、もう出来ねぇけど俺を仲間として見てくれてありがとうよ。
そして悪りぃな、先生。俺を拾ってくれて感謝してんぜ。
俺は大丈夫だ。どうやら、神様みてぇな奴が俺に新しい人生を与えてくれた。俺に護るべき妹まで出来たんだ。
そっちには戻れないけど、あんたが教えてくれた魂は忘れねぇ。
あんたの弟子になれて良かったよ。
じゃあな。
「ねぇ。」
「ねぇってば!!起きてよ!!」
「起きろっていってんでしょーがこのクソもやしがぁああああ!!!」
「ぎゃぁああああああああ!!!!!!!」
思いっきりソファーから蹴落とされた銀時は絶叫して転がり込んだ。
「ちょっ!オマッ!!もうちょっと優しい起こし方できないの!?これだからゴリ…いだだだだっ!!!せっかくの銀さんのストレートヘアーがぁ!!禿げるからっ!!引っ張らないでぇ!ここちゃあああああん!!??」
先程まで前世の自分の死に際を見ていた銀時は完全に現実に引き戻された。
彼を起こした金髪の少女、心理【ここり】は完全に怒っていた。
「え?何?俺なんかした?」
彼女の殺気に尋常じゃないほどに顔が青くなっていく。
「ねぇ?銀兄さん?今日、私休みだから一緒に出かけようっていったわよね?」
心理の殺気は尋常じゃないの理解している。何せこの学園都市で暗部組織に入っているのだから尚更、恐ろしい。
「そー言えば、そうだったっけかなー?」
あははっと乾いた笑みで汗だくになる銀時に彼女はさらに追い打ちをかける。
「朝の9時って言ったんだけど…今、何時?」
見せられたスマホの時間表示に
「ジュ、ジュウイチジデゴザイマス」
片言で正直に答えた。
「こんの、空っぽ頭がぁ!!あんたの頭ん中、演算能力しか詰まってねぇのかコラァ!!」
「悪い、悪かったって!だから髪だけはやめてって話聞いてる!?」
「聞くわけないわよバカ兄貴」
涙目で訴えるも、怒りで沸騰している妹には届かない。
手に力を込めてブチっと髪の毛を毟り取った音に銀時は
「ノォオオオオオ!!!!!!!」
二回目の悲鳴をあげた。
駄文ですが色々とよろしくお願いします!