役人転生〜文部科学省学園艦教育局長に転生した私はどうしたらいいのだろうか〜 作:トマホーク
作りが荒いのはご愛敬!!
……メインの作品書かなきゃ(滝汗)
むぅ……。
原作通りに話が進んでくれないともちろん困るのですが……やっぱりいい気分ではありませんね。
本日、みほちゃんが黒森峰女学園から大洗女子学園に転校しました。
黒森峰に忍ばせていた密偵によれば、私の謀略の成果か生徒間での軋轢はそれほど見受けられないとのことでしたが……。
という事はつまり、しほさんに叱責されて落ち込んでいるという事です。
まぁ、しほさんの立場的にも性格的にも叱責が免れないのは分かっていましたけど。
なので、みほちゃんに少しでも元気になってもらおうと応援メッセージを綴ったメールを送っておきました。
それで返信を待っていたらこんなメールが届きました。
[from.常夫]
みほが……みほが家出を……僕はどうしたらいいんだ。
野郎からのメールはどうでもいいんですけど……。
とりあえず返信しときましょうか。
[from.廉太]
犬と一緒に探しに行けば?
[from.常夫]
真面目に聞いてくれ!!娘の一大事なんだぞ!!
うわ……3秒で返信してきました。
[from.廉太]
分かってるよ、この大バカ者め。
というか、家出のレベルじゃないよね?
出奔レベルだよね(笑)
[from.常夫]
あああああああああああああッ!!!!!!
僕はどうしたらいいんだ!!!!
というか何故みほは父親の僕に一言も相談してくれなかったんだ!!!!
[from.廉太]
嫌われているんじゃない?
ざまぁww
[from.廉太]
あ、ちなみにみほちゃんね。
私には色々相談してくれてました。
[from.常夫]
は?
何で?
[from.廉太]
これが信頼の差というものか……。
悲しいけど現実なのよね、これ。
[from.常夫]
あああああああああああああッッ!!!!
みほおおおおおおおおおッッ!!
何故なんだーーーー!!
何故父さんに言ってくれないんだーーーー!!!!
[from.廉太]
だから、お前が頼りにならないからだろ?
ちなみにみほちゃんがしほさんに叱責されていた時、お前はどこに居たんだよ?
[from.常夫]
……地下牢。
しほさんに閉じ込められてた。
[from.廉太]
役立たずが、ペッ。
[from.常夫]
しょうがないだろーー!!
僕がしほさんに勝てる訳ないんだからさーー!!
僕だってさ、みほの為に動きたかったよ!!
けどさ、両手両足を縛られて地下牢に放り込まれたらどうしようもないじゃないか!!
[from.廉太]
役立たず役立たず役立たず役立たず役立たず役立たず役立たず役立たず役立たず役立たず役立たず。
[from.廉太]
あ、そうそう。
みほちゃんの希望を聞いて転校先の学園をピックアップしたり、転校手続きのあれやこれやをやってあげたらみほちゃんすっごく喜んでた(笑)
[from.常夫]
え?
ピックアップした学園?
なにそれ?
[from.廉太]
みほちゃんの転校を手助けしたのはこの私だ(ドヤァ)
[from.常夫]
貴様かぁーーーー!!みほをたぶらかしたのはーーーー!!!!
くぁwせdrftgyふじこlp!!!!
……常夫がバグってしまったようなので暫く放っておきましょう。
しかし彼とは長い付き合いなので、ついつい弄り過ぎてしまいますね。
戦車道を通して知り合ったミリオタ仲間で気心を知っているからでしょうか。
あぁ、そう言えば常夫としほさんをくっ付けたのも私でしたね。
しほさんが常夫に一目惚れしたのを知った私が原作の為に2人をくっ付けようと頑張って。
2人の結婚を反対していた西住かほさん(西住流戦車道の家元であり、しほさんのお母さん・みほちゃんのお祖母さん)の説得をやることになり。
何故か、かほさんに西住流戦車道の教えを叩き込まれ。
そして私が西住流戦車道を体得すると、しほさんと常夫の結婚が許されたという。
……改めて思い返すと……なんなんですかね、これ。
まぁ、こんな事があったからこそ西住家とはかなり親しい付き合いをさせて頂いていますけど。
あと、何気にかほさんに気に入られました。
それらが唯一の戦果?と言えるのでしょうかね。
あ、みほちゃんからのメールが来ました。
[from.みほ]
メール、ありがとうございます。
色々と助けて頂いたのに、気にも掛けて頂いて。
これからは心機一転、大洗で頑張ってみます。
……本当に出来た子ですねぇ。
神よ、私に時間を下さい……。