あの後一夏と千冬はというと真耶とイオによって医務室まで運ばれた。その後は、時期に目が覚めると言うことだったため二人はその部屋を退室してから数時間が経ち医務室にある窓からは月明かりが照らしだされるころにやっと千冬は目を覚まし自分が今医務室のベットの上にいることを理解した。今日の出来事を思い返していくそして今日の戦闘で命が言った言葉を思い出しゆっくり思い出していく
『・・・・何をいまさら言うのですか?僕の事を捨てておいて?』
『言葉ではどうとでも言えます。私が・・・・僕が右目を無くしたときも一度も来てくれなかったくせにいまさら何を言うんだ!!!!!!』
『僕がどんなにがんばったとしてもいつも一夏お兄ちゃんしか見て僕の事は見てくれもしなかったくせに!!!!今更何のつもりだ!!!!!!』
「(あの時私は、何も言い返せなかった。いや、言い返せるわけもなかったあの子にとってそばにいてほしいときに私は何もしてやることができなかった。・・・・それどころか私は、オルコットを助けるためと言え命に刀で切りかかってしまった。)」
再度今までの事と今日の自分がした行動を後悔したがそれはもうすで気づくのが遅すぎた。だが私は
「・・・・一夏起きているか?」
隣で寝ているはずの一夏に声をかけた。
「・・・・起きてるよ。千冬姉」
「私は、どこで間違ってしまったんだろうな・・・」
私はただ力なくもう一人の弟に聞く。
「いや。千冬姉だけのせいじゃない・・・・俺も間違ってたんだ」
「そうか・・・・。私は命が賢い子だからといってそれに甘え命のことをまったく見ていなかった。心のどこかで命なら大丈夫だと思ってしまっていたんだろうな」
「俺もそう思ってた。いつも命は、いろんなことをがんばって結果を残してた・・・俺なんかよりずっとがんばってたのに俺はそれが無理をしてたことだって気づいてやれなかった」
一夏がそう言いさらに言葉を続けた。
「あのさ千冬姉」
「・・・なんだ一夏」
「俺さ。命がアメリカに行くとき見送りに行ったんだけどさその時命に”いつでも帰って来い”って言ったんだけどさ命はただ俺にただ”バイバイ”ってだけ言われたんだ。その時初めて弾の前でみっともなく大泣きしちまったんだ・・・・」
「すまなかったな一夏・・・・命にも言ったが今更言っても遅い。私のことを怨んでくれてもいい。私は、今までちゃんとしていたつもりで実際はただお前達に辛い思いをさせていただけだった」
一夏は、千冬がそういうと自身にかかっていた毛布を深くかぶり
「・・・千冬姉がどれだけ俺たちの事を育てるためにがんばってたのかは知ってるつもりだから。俺は怨みも憎んだりもしな。だけどさぁ、せめてあの時は命のそばにいてやってほしかった」
病室の中にかすかにすすり泣く声がしたが千冬は、それを聞こえていないフリをして
「今まで本当にすまなかった」
そう言い。目を閉じるとその瞳から涙が頬を伝っていった。
◇
場所が変わりそこはIS学園の寮の一室の浴室で。サァァァァァ・・・・・。
シャワーノズルからの熱めのお湯が噴出し水滴は肌に当たって弾け、またボディーラインをなぞるように流れていく。白人にしては珍しく均整の取れた体とそこから生まれる流線美はちょっとしたセシリアの自慢だ。しゅっと伸びた脚は艶かしくもスタイリッシュでそこいらのアイドルには引けをとらないどこか勝っているくらいである。
胸は同じ年の白人女子に比べると幾分か慎ましやかではあるが、それが全身のシルエットラインを整えている要因でもあるので本人としては複雑な心境だという。しかしそれも白人女子と限定すればの話であって、日本人女子と比較すれば充分どころか大きいくらいだ。
その胸にシャワーを浴びながら、セシリアは物思いに耽っていた。あの後わたくしが目を覚めると医務室のベットで誰がここまで運んできてくらたのかと山田先生に聞くとあのボルキュスさんだと言うこと
(今日の試合、いえあれを試合と言えるものではありませんでしたわね。あれは一方的な暴力―――――)
わたくしは、無様と言っていい様な命乞いまでもしたがその時の彼の声は私の事を恐怖で染めようとしていた同時にどこか悲しさと狂気のような雰囲気があった気がしたがそれは、たまたまそう思ってしまっただけなのかもしれない。
彼の戦い方はまる子供がアリの手足を楽しむかのように1本1本引き抜いていくかのような感じがした。そこまで自分と彼との間には圧倒的な実力差があった。
ボルキュス・・・・アメリカの将軍であり男性でも使えるISコアを造った人ISに乗っている女性からは恐怖の象徴とされている人物だったがいざ見てみたらそれはまだ幼い少年だった。右目には眼帯をしていたがなぜしているのかは分からない。そのせいもあって自分がその見た目だけを見てあの子供は対したことはないと思い込んでしまった。
その結果が無様な命乞いまでしそのみに恐怖を刻み込まれた。彼のこと考えると体が震えだしその体を抱きかかえるかのようにすると今まで自分がしたことを思い出しさらに震えが増した。
「(彼は、アメリカの英雄で現在の将軍だ。そんな人物に対して私は、あそのようなことをしてしまった・・・)」
その結果で自分に対して本国がだまっているとは思えない。今彼・・・いやアメリカとの関係を悪くなってしまえば取り返しのつかないことになってしまうであろうとそして今後自分にくる罰のことを考えると最低でも
代表候補生の除名であると考えつく
「わ、わたくしは、・・いや、そんなの嫌」
私はそう考えまた強く体を抱きかかえながらシャワールームの中で膝を付き泣いた。
◇
アメリカのとある一室にてIS学園行われたボルキュスとセシリアオルコットによる決闘の映像を見ていた。
人数は、10人ほどの男性でそのうちの一人はイギリスの大使であるがその顔色は真っ青であるそれにたいしてその他の男性その中でも一人の青年はとても顔色がよく楽しそうな顔をしている。
『い、嫌こないで。こっちにこないで!!!!!』
『た、たす・助けてください・・助けてください』
セシリアオルコットがそう言うと青年を筆頭に笑い声があがった。
「さっきまでの伊勢はどこにいったのでしょうね」
その間も大使の顔色はどんどん悪くなっていくが初老の男性が声をはっし
「・・・さて、今回のこの件に関してどう対応したものかな」
ビクっと反応し、ついにきたかと身構えた。
「私としては、今回はとくに彼女とイギリスにはペナルティーはなくてもいいと思いますよ」
青年がそう言い
「ふむ。君がそういうのであればそうしよう」
「そういうわけで”大使”殿今回はこれでおかえりいただいて結構ですよ」
大使は、頭を床にこすりつけるかのように土下座をするとこれ以上青年の機嫌を即なわないうちにいそいそと部屋から出て行った。
「さてみなさん、この愉快な茶番劇の映像はここまでにしましょうか」
青年の一声でその部屋は静かになった。
「ところで”アズラエル”よ。近々IS学園で行われるクラス代表選を見にいくとのことだが君がわざわざ出向くこともないのでは?」
「いやいや。私はIS学園には私の友人に会いにいくだけですよみなさん」
「はぁ・・・・そういうことか」
呆れたかのようなため息がでると
「他には何かありますかな?」
「「「「・・・・・・」」」」」
「特にないようですね」
そうアズラエルがいうと
「青き清浄なる世界のために」
『青き清浄なる世界のために』
そう復唱すると彼ら”ブルーコスモス”と呼ばれる者達による集まりは解散となった。
設定
ブルーコスモス
この小説では、原作の反コーディネイターとは違い。
表向きは自然保護団体であるが裏では反女性つまり男尊女卑の至高の持ち主である経済界のトップたちにようる集まりである。