IS 織斑家の弟   作:黒曜

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第七話

現在アメリカは、中東の小国であるクリシュナ王国と交渉が行われていた。クリシュナは、小国ではあるが水産業が盛んだそして何よりレアメタルが豊富に採掘されているためとても豊かな国だ。その採掘されるレアメタルの中にボルキュスが造るISのコアに必要な素材があったためアメリカのロキス書記長がクリシュナとそのレアメタルの採掘権についての交渉をしている。

 

 

 当初は、この交渉に渋っていたクリシュナ外交官だがその外交官を下がらせクリシュナの天才技術士といわれているシギュン・エルステルに代わった。彼女からの条件としては、アメリカの技術提供であった。これはもちろんコアのことだが現在このコアを使ったISは、アメリカ軍全軍に配備されているわけではないためかなりつらい。

 

 

 現在配備されているのは、開発者であるボルキュス将軍の大隊に120機でさらにワシントンにテロ対策などのため300機配備されて後は近くの基地に2~5機配備されいる程度のためそんな中でコアの提供はきついがクリシュナは、もしもこれが受け入れられない場合は採掘権を渡さないだけではなく輸出もしないと言ってきたそのため仕方なくコアを提供することになった。

 

 

 現在クリシュナ王国にあるISは、全部で15機で第二世代ファブニルだけとなってはいるがロキス書記長は、これ以外にも何か隠していると確信を持っていた。

 

 

「っく!!あの小娘にしてやられた!!!」

 

 

「書記長落ち着いてください」

 

 

 

「・・・・あぁすまない。少し感情的になりすぎた」

 

 

「コアを提供することになったのは痛手ですがなんにしろこれで採掘権を得ることができたわけですし今回はこれでよかったということで」

 

 

 

「・・・嫌、今回手に入った鉱山はもともと我等が欲していたとこではなく第三希望の場所だ。はっきり言って今回の交渉はこちらの負けだ」

 

 

 そう言うとロキスは、苦虫をつぶしたような顔になった。

 

 

 

「何にしてもとりあえずは今回は手にいることができただけでもよかったと思うしかないようですね」

 

 

「あぁ。そう言うことにしておくことにしておこう・・・それでバデス主席将軍補佐官新造艦のほうはいつごろ完成する予定なんだ」

 

 

 

「順調に行けば夏までには完成するかと・・・・」

 

 

 

「それにしてもボルキュス将軍には驚かせるばかりだな新造艦の設計図に新型戦車にパワードスーツといった物のを日本にいくまでに残しておいてくれるとは、こちらとしてもありがたいが」

 

 

「確かに将軍は、まだ若いですがしっかりとしておられますしそのおかげで我等はまたこうして戦場に立つことができました」

 

 

 

 そう言うと二人は、笑みを浮かべ報告書に目を移した。そこに書いてあった物は”アーセナルギア”

 

”アウターヘイブン”と命名されている巨大戦艦の報告書であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 私達は、アメリカとレアメタルの採掘権についての交渉をしにきたけど最初の外交官ではアメリカのロキス書記長に言いくめられそうになったために私が代わった。そして、私はコアの提供を採掘権の譲渡の条件にした。さすがのロキス書記長もまだ全軍に配備が終わっていないコアの提供は渋ったが輸出停止を言うと提供してもらえることになった。

 

 

 

「シギュン様。お疲れ様でした今回の交渉はうまくいきましたね」

 

 

「ええ。そうね今回の交渉で私達はだいぶ利益ができましたが向こうはあまり利益がでなかったみたいね」

 

 

 私は、護衛として一緒に来ていたナルヴィ・ストライズ上等重騎士にそう言った。

 

 

「・・・ですが今回私達は、利益を取りすぎましただから」

 

 

「何か事件があればアメリカは、こちらにそれを理由に攻めてくると?」

 

 

「えぇ。間違いなく攻めてくるわ」

 

 

 ナルヴィは、そんなことないと言うが今回の交渉相手であるあのロキス書記長なら絶対攻めてくるであろうと思った。それにもしも攻めてくるのでは、アメリカには最強のカード持っているこの間のクーデターをすぐに鎮圧したあのボルキュス将軍がいる。彼は、軍や政府にたいしてもかなりの発言力を持っているとも聞く。だがその姿は一度も見たことはない。

 

 

「それよりシギュン様先ほど報告がありましたがアメリカ軍のボルキュス将軍が日本のIS学園に編入したという報告が」

 

 

 その報告を私は聞くと彼に接触して何とかロキス書記長をとめてもらえないかと考えた。まずそのためにも

 

 

「・・・ナルヴィすぐにクリシュナに戻って日本のIS学園に私たちも編入する準備をするわよ」

 

 

「へ?何言ってるんですかシギュン様!」

 

 

「今のうちに何とかボルキュス将軍に接触してロキス書記長を説得してもらう・・・」

 

 

「・・・本気ですか」

 

 

「えぇ。アメリカは、今の調子でなら早くて夏には戦力が整うわ最低でも秋には完璧に・・・・だから時間がないの」

 

 

 

「わかりました」

 

 

 そう言うと二人は自国に戻るために空港に移動した。

 

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