本編も朝からスタートなので…
「日常物」程、書く時間を考えないと思い付かないですね。
海上 ある一室
…あれから何時間経ったのだろうか。
ふと、テレビ下の時計部分を見ると「06:30」を表示していた。つまり、寝てから三時間。
我ながら人離れしている…
あの一言から覚えている限りだと「21:00~」やっていて、思い出される獣のようなやり取り…張り切り過ぎだ。
さて、朝食でも作っとくか。
嫁は一度寝るとサイレンが鳴らない限りは起きない。
俺はメニューを考えつつ身嗜みも同時に整える。
勿論慎重に行動しているから、呼ぶまでは寝ておいてくれるだろう。
…寝顔最高!
海上 船内の廊下
制服を来て一人で歩き回っていると
「「おはよう御座います!葉山中佐殿!」」
二人の士官が挨拶してくれた。
「おはよう。…確か…君達、名前と階級を教えてくれるかい?」
見たところ、大将の教え子だった筈。
「はい、私は坂井勤です。階級は少佐。ついさっきまでは当直に入っていました。」
背は私より五センチ位高く、あまり物怖じせずに話してくれる。
…クマがあまり無い様に見えるが若いのだろう。
制服を着ているがかなり屈強そうだ。
「同じく、少佐の高橋光博です。今回は、貴方の様な方をお連れするのは光栄です!」
彼もまた高く、なかなかの体つき。今言っていたことは
どうやら、本心なのだろう。
隣に居た坂井は頷いていた。
「そうか、坂井君に高橋君か。ところで、坂井君…昨日はどうだったかな?」
聞こえていたのなら口止めしておかないと後で良い笑い物だ…
「…な、何も有りませんでしたよ。」
…絶対聞こえたな。
高橋君、君ももう少し表情を隠せるようにしてくれ。
…ニヤけ過ぎだ。
「…この事は内密にね。」
表情を笑顔にしたつもりが二人とも「此の世のモノとは思えないモノを見た後」の様に首を縦に降り続けていた。
…やり過ぎたか。
だが、これ位しないと効き目は無いからな。
「…では、またね。後、言おうとしないでね。大将がどんな風になるか分かってるでしょ」
二人は聞こえて無さそうだが放置しよう。
さて、キッチンに行くか…
鎮守府(柱島泊地)
「05:00」
艦娘達が各自の部屋で寝ている為静かではあったが、
食堂では間宮が朝食の準備をしていた。
本日は和食らしく、辺りには香ばしい匂いと米特有のあの匂いと味噌汁の匂いが混ざり合って、凄まじく幸せになれそうな空間が広がっていた。
「(さて、一区切り付き次第少し休憩しましょうか…)」
彼女はかなり早く準備している。
後々の為にも必要なるからである。
「06:00」
本日の遠征組が食堂にやって来た。
最初に来たのは暁型四姉妹。
その旗艦となる川内型の「川内」。
次に来たのは練習巡洋艦の「香取」。
それに睦月型の「如月、文月、望月」。
高雄型の「摩耶」。
各自、眠そうにしながらも朝食を受け取りに来る。
それを見てしまうとやはり、自身が艦娘で良かったと笑顔になる。
何せ出撃の際はキリッとしているのに、こんな顔を見せられればそうなるだろう。
「07:00」
あの子たちが出発してから30分。
さて、戦争だ。
まだ顔が固い加賀と連れてきた赤城が来ていた。
私は、此の二人の為だけに早起きしているようなもの。
今日位はある分で済めば良いのですが…
…やはり、無理でしたか。流石は一航戦。
血も涙も無い。
ですが、食べてもらえるのは良いことです!
…他の方の分も急ぎで用意いたしまょう!
海上 自室のキッチン
ふと、俺は考えていた。
…アイツと結婚した自覚があまり無い。
いや、有るにはあるのだろう。
だが、心配だ。
俺の知っている他の鎮守府の提督は「艦娘と結婚」しているか「引っ張り廻している」のどちらかで勿論「一人」である。「二人」なんて以ての外だろう。
それに、自身としても嫁にしても、仮とはいえ艦娘と「ケッコン」する事にもなるだろうから。
…先のことはその時考えるか。
さて、今回は手軽にサンドイッチにするか!
15分位経ち
付け合わせと丁度良いモノもあったからそれも追加で…
…よし、起こしに行くか!
自室の作業兼寝室
隣の部屋に入ると、相変わらず寝ていた。
それも、色々脱げながら…
「起きろ、朝食出来たぞ」
言いながら近づくが…
しかし、起きない。
それどころか抱きついてくる。
…タチが悪い。いや起きてるだろう!
「…冷めるから早く起きてくれないか」
「…?、…!?、…わ、解った」
紅くなりながらも飛び起き、着替え始めた。
結婚して無ければまずあり得ない光景。
そのままキッチンに向かってから食事をしに甲板に向かった。
さて、少し短いですが此処で切ります。
艦これ自体はやっているのですが、文章としての自然な
口調を表現するのは努力が要りますね。
今回は割と適当。
誤字脱字が有りましたら教えてください!
割と抜けてると自覚はしてますが注意しきれない…
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