提督夫妻が鎮守府に着任しました。   作:珈琲と紅茶

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相変わらずの適当野郎です。
今回は…日常回(?)です。



8 執務中と彼女達の秘書艦決定戦

今日の秘書艦の加賀は今後の秘書艦についての返事を二人から受け、ソレをメモに書いてから台車の上に持ってきておいた書類の束を二人の前に置いた。

 

 

「…これが今までのと今日の分のモノです。…今までのは、主に着任される前に行われた作戦の指令書で既に報告書も書いてあります。後は判を押していただければ完了です。…そして、今日の分についてですが大本営からのと横須賀の大将殿の二通、今後の鎮守府運営の計画書の草案の作成ですね」

 

元々は提督代理である龍田が今まで分のをやる筈だったのだが、来ると解ってから惚けてしまい任務中以外はポンコツと化した。

…大丈夫かな?

 

悠「…佳夜、判子押しといて。俺は草案やるから。…加賀は出来上がり次第、どちらのでも良いから渡しに行ってくれ…それまで待機」

佳夜「分かったわ。…悠、一人で決めすぎよ」

「了解したわ…なら、十分程外します。」

私はそう言ってから提督室を後にした

 

 

提督室

 

加賀が退出してから執務こなしていた二人。

しかし、肝心の加賀が十分どころか二十分過ぎても戻ってこない。

佳夜「…悠、加賀さん遅いね。何かあったのかな~?」

悠「もしかしておんn!」

ドカ

佳夜「真面目に話しているから茶化さないで。」

悠「…ゴメン。でもその本で叩くのは止めて!めり込む!で、もし、あるとすれば…秘書艦関係とか…かな」

 

 

食堂

 

そこでは艦娘達による会議が行われていた。 

つまり、悠の発言は当たってはいた。

しかし、事態はもっと酷いことになっている。

それはアノ娘達も参加した上で進めているために一々中断しては取り押さえなければいけないのだ。

それでも、

長門「では、馬鹿共も大人しくなったから続きだ。今まで挙げてもらった案は全部で四つ。」

┌───────────────────────┐

 1 全体くじ引きで選出する。

 2 艦種別で何かしらの方法で一人を選出し、

  集まってからもう一度くじ引きをして選出する。

 3 定期的にジャンケンをして順番を決める。

 4 艦種別でくじを引き、順番を決め、

  その中で何かしらの方法をしてをする。

└───────────────────────┘

「その中で一つを選んでもらおう。」

最終決議で、挙手による採決に入った。

「では、一番。」

挙げた本人である夕張と開発担当予定の明石が手を挙げた。

「二番。」

これにはアノ娘達が手を挙げた。

「三番。」

これには雪風などの強運娘と賭け事好きの酔っぱらいの隼鷹が挙げた。

「四番。」

当然だが残りの娘達が挙げた。

「では、賛成多数の四番で決定する。くじは…陸奥、出来たか?」

陸奥「後は配るだけよ。」

長門「そうか、では各艦の代表は受け取りに来てくれ」

 

戦艦より大和、

高速戦艦より金剛、

航空戦艦より扶桑、

正規空母より加賀、

装甲空母より大鳳、

 

軽空母より龍驤、

水上機母艦より千歳、

重巡洋艦より古鷹・妙高・高雄、

航空巡洋艦より利根、

軽巡洋艦より天龍・球磨・長良・川内・阿賀野、

 

重雷装巡洋艦より北上、練習巡洋艦より香取、

駆逐艦より睦月・文月・吹雪・深雪・綾波・

曙・暁・初春・白露・夕立・海風・朝潮・

朝雲・陽炎・雪風・磯風・嵐・夕雲・

長波・朝霜・秋月、

 

潜水艦よりイムヤ、潜水空母よりはっちゃん、

特別艦より夕張、ドイツ艦よりビスマルク、

イタリア艦よりリットリオ、そして、

アイオワが出てきた。

駆逐艦の代表者が多いのはただでさえ多いウチの艦娘の殆どだからであり、少しでも公平にするためである。

 

 

長門「…では引いてくれ」

全員が引き終わると

「開いてみてくれ、書いてある数字が若い程、先だ。」

一斉に開いた

 

雪風「幸運の女神のキスを感じちゃいます!」

一番は雪風だったようだ。

その他はバランス良く分かれたようで文句が出てこない。…ある娘は除いて

 

大鳳「…何故」

どうやら最後だった。 

長門「では、明日より頼むぞ」

 

 

そして、終了したと同時に加賀が自分の職務を思い出して提督室に駆け込み、二人の前で土下座をしたことは秘密であり今後の二人の揺すり道具となった。

 

 

ところで彼女達が決めている間あの二人は執務をどうやっていたかというと

佳夜

・判子押し→三十分で終了。

やる事が無くなったので悠に引っ付く

→構ってくれないので押し倒す

→滅茶苦茶●●●した

→ソファで仮眠→

廊下から聴こえてくる足音で起床し椅子に座りに行く

→加賀到着。

 

・草案→半分位纏まった頃

→佳夜が引っ付く→押し倒される

→覚悟を決めて滅茶苦茶●●●した

→佳夜を寝かせてから再開

→完成して一休みしている時に廊下から足音

→佳夜が戻ってきたのを確認→加賀到着。

     

 

…途中、余計なものがあった気がするが省かせてもらう。

悠「お前は出てこなくて良い!」

佳夜「…あの人だってたまには出たいのよ。許してあげて」

悠「…佳夜が言うなら」

 




佳夜「…で、貴方は何処まで見ていたの?」
C&T「…全部」
『!?』
C&T「お願いだから●察に掛けないで!」
『なら…先ずすべき事があるでしょう』
_(..)_
C&T「…全て忘れます」
「「「…」」」
悠「待遇改善」
C&T「却下です。お楽しみだったんですから良いじゃないですか。私じゃなかったら真っ先に●ってたんですよ」
佳夜「私は?」
C&T「どのような改善方法で?」
悠「…俺とはえらく差があるな~。…何処から駄目にして欲しい?」
来るな、佳夜さん助けて!
佳夜「こんなに良いものを何故止めなければいけないの?」
来るな。来るなぁ~!…ウァァァー!!!!!

何かとこういう関係になった事が無い私ですが、
願望としてはかなり上の方にあったりします。

次を気長にお待ちください_(..)_




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