ISビーストブラスト   作:汰灘 勇一

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第十八話「七人の転校生」

春二SIDE

 

「お、男?」

 

 今日来た転校生、七人の内、四人が男だった。転校生の後ろには女の先生がいた。見たこと無いけど

新任の先生?

 

 あれ? 一兄と箒ちゃんが耳と塞いでいる。どうしたんだろう?

 

「「「「キャアアアアッ!」」」

 

「「「「ノワアアアアッ!」」」」

 

 クラスの女性の嬉しい悲鳴で僕らは軽く気絶しかけた。な、何なんだ?

 

「どうした、お前ら自己紹介しないのか?」

 

 全然ダメージを受けていない千冬姉は黒髪の男の子をせかす。

 

「はい! グランツェーレ都市学園から来ました日立イヅルです! 趣味はマンガを書くこと、将来の夢はヒーローになることです!」

 

 ……すこし、痛い自己紹介だね。

 

「同じく、グランツェーレ都市学園から来た麻木俊だ」

 

「釘宮ケイです。趣味はお菓子作りです」

 

 うん? 髪の長い女の子の声、箒ちゃんに似てるな。

 

 箒の方が可愛いぞ by一夏

 

「入江環なのら~よろしくなのら~」

 

「駿河アタルだ。趣味は機械いじり。よろしく」

 

 少し間抜けそうな女の子にオタクっぽい男の子。

 

「シャルル・デュノアです。フランスから来ました。こちらに僕と同じ男子のISの操縦者がいるということで来ました」

 

「ほら、ボーデヴィッヒ挨拶をしろ」

 

「了解しました、教官」

 

 金髪の男の子、シャルルの次に千冬姉にせかされた銀髪の眼帯をつけた女の子。

 

 うん?教官? ってことはドイツ関係?

 

「ラウラ・ボーデヴィッヒだ」

 

 ボーデヴィッヒさんはちらりと駿河って名乗った人の顔をみると、僕の方へ近づいて手を振り上げる。

 

「……やれやれ、物騒だな」

 

 気が付くと、一兄がボーデヴィッヒさんの手を掴んでいた。

 

「っ! 貴様! 離せ!」

 

「悪いな兄として弟を傷つけるやつは許すわけには行かないんだ」

 

「……そうか、貴様が教官の自慢の弟の織斑一夏か。落ちこぼれの弟と違って優秀なんだな」

 

「っ!」

 

 ボーデヴィッヒさんに言われて、僕は固まった。確かに僕は落ちこぼれだ。千冬姉と一兄に守られてばかりだ。

 

「てめえ、春二をバカにしたな?」

 

「それがどうしたというんだ?」

 

「俺の家族を侮辱するってことは俺を敵に回すって事だぜ……覚悟は出来てるんだろうな?」

 

「っ!」

 

 一兄の殺気のこもった視線に少しおびえたボーデヴィッヒさんはナイフを取り出し構える。一兄もどこからか日本刀を取り出し、対抗する。

 

「やめろ! 織斑達はさっさと着替えに行け!」

 

「「……はい」」

 

 千冬姉に止められ、お互い武器をしまい、一兄は僕たちを引き連れて教室を出た。

 

「いたわ、噂の転校生がいるわ!」

 

「ものどもであえ、であえ!」

 

 噂を聞いた他のクラスの女子に囲まれました。……あなたたちはどこの武家屋敷ですか?

 

 でも、このままだと更衣室に行けない。どうするか。

 

「何やッてんだ。先行くぞ?」

 

 そういうと、一兄は壁を走って登り、天井を走って廊下の先に着地した。

 

「どうした? お前らも出来るだろ?」

 

『出来ねえよ!』

 

 僕らは息を合わせて突っ込んだ。あんなのが出来るのは一兄か千冬姉ぐらいだよ!

 

 僕らは一兄をみてポカンとしているみんなの間をかき分けて更衣室に行った。

 

 

「すごいね織斑一夏君」

 

 更衣室で着替えていると、イヅルさんがさんが一兄に声をかけた。

 

「そうだな、ふつうはあんな動きできねえぞ」

 

「あれ、人間技じゃないだろ?」

 

 すると、駿河さん、さんが一兄に声をかけた。

 

「そうだな、ふつうはあんな動きできねえぞ」

 

「あれ、人間技じゃないだろ?」

 

 すると、駿河さん、麻木さんも続ける。

 

「そうかな? あ、あと、俺のことは一夏って呼んでくれ。織斑は俺以外に二人いるからな」

 

「僕も春二でお願いします」

 

「うん、わかった。僕のことも、イヅルって呼んで」

 

「俺はアサギで」

 

「じゃあ、俺もスルガって呼んでくれ」

 

 僕と一兄は転校生組である、イヅル、アサギ、スルガは笑顔で握手した。

 

 残りの男子の転校生であるデュノアさんは、遠く離れたところから顔を赤くしながら僕たちの着替えを見ている。

 

「どうしたのデュノアさん?」

 

「う、ううん! 何でもないよ! あと、僕のことはシャルでいいから」

 

「う、うん……」

 

 何で顔を赤くするのかな?

 

 そう考えながら着替えている。

 

「でも、着るの大変だよな」

 

「うん、色々引っかかって」

 

「引っかかる!?」

 

「「「「うん?」」」」

 

 僕たちの話を聞いて顔を赤くするシャルル。どうしたんだろう?

 

 その後、着替え終わった僕たちはアリーナに行った。

 

「みんな、今日は専用機持ちに模擬戦をしてもらう。戦うのは麻木とオルコット、釘宮とラウラ。入江とフォン。駿河とデュノア。織斑兄と日立だ」

 

 今日は二組との合同訓練を行うことになっている。イヅルたちと模擬戦か……って

 

「お、織斑先生、イヅルたちも専用機を持ってるのですか?」

 

「ああ」

 

「「「「えええええっ!?」」」」」

 

 僕たちは驚いてしまった。何でイヅルたちは専用機持ってるの!?

 

「なぜ専用機を持っているかは機密事項なので言えん。ほら、オルコット、麻木さっさと準備しろ二人とも」

 

「は、はい!」

 

 千冬姉にせかされてISを展開するセシリアさん。

 

「アサギ、ブルー1、ブラストオフ!」

 

 アサギがそう叫ぶと蒼いマスクに蒼い鎧のISを装備していた。その手には鞘の様なマシンガンが。

 

「はああっ!」

 

 セシリアさんが手をふるうとピットがアサギに向かって飛んでいく。アサギはピットの攻撃を避ける。アサギが反応できない角度から攻撃してくる。当たると思っただが、機体が反応したように避けた。

 

 何だろうあれ?

 

 あと、そう言えばあの見たことない先生は誰だろう。

 

「あの、織斑先生、その織斑先生の隣にいる見たことのない先生は?」

 

「ああ、紹介が遅れたこの人は」

 

「グランツェーレ都市学園から来ました涼風凛です。よろしく」

 

 涼風凛先生はそういうと、ステックタイプのアメを出してきた。僕はそれを受け取り舐めた。うん、美味しいです。

 

「キャアアッ!」

 

 気が付くとセシリアさんが吹っ飛ばされてシールドエネルギーがゼロになった。

 

「ま、また負けました……」

 

 負けて落ち込むセシリアさん。あとで僕が慰めてあげよう

 

「次はラウラと釘宮!」

 

「「はいっ!」」

 

 

 

 

 




今回、シャルとラウラとともに転校してきたのはギンガ機攻隊マジェスティツクプリンスのキャラです。

次回はラウラとケイ、鈴とタマキ、シャルとスルガの戦いの結果だけ書いて一夏とイヅルの戦いになります
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