春二Side
ええと、みなさん初めまして、織斑春二です。今日は一兄と共に藍越学園の試験を受けに来ています。だけど、一兄は落ち込んでる、……何でだろう。一兄が落ち込んでるなんて。
「一兄、どうしたの?」
「ん? いや、今日久しぶりに箒の夢を見て……」
ああ、成る程。箒って言うのは一兄と僕の幼なじみで一兄の初恋の人。
「それで?」
「……あの時の俺は無力だった。そうおもったんだ」
「……今ではすごい強くなってない?」
一兄はあれから死ぬ気で修行して千冬姉を秒殺するところまで成長した。
「まあ、そうだけどな」
「ならどうしたいの?」
僕達はそんな事を話しながら試験会場まで向かっていると……、
「っ!!」
「ん? どうしたの一兄?」
何故か急に一兄が元気になった。どうしたんだ?
「……今、箒を見かけた」
「ええっ? 本当?」
「ああ、捜しに行ってくる!!」
そして、一兄は走り出した。
「あっ!! 待ってよ、一兄!!」
本当に一兄は箒ちゃんの事になるといてもたってもいられなくなるよね。仕方ないな。
僕は一兄を追いかけていって……、
……数分後……
「一兄~、どこ~!!」
迷子になりました。
「ううっ、こうなったら近くの部屋に入って試験を受けてやる。一兄なんて知らない」
僕は手短にあった部屋のドアを見つけ、開けるとそこには……。
「……IS?」
そこにはパワードスーツ、IS ラファール・リブァイブがあった。
「何でここにあるんだろ? まあ、僕には使えないんだけど」
そう、ISは何故か女性にしか使えない。僕はおもしろ半分でさわってみたら……。
ピキ~ン!!
体に電流が走った。えっ何? もしかして、動くの?
僕は試しに、装着してみて手を動かすと、動いた。……どうなってるんだ?
『ええと、次の子は……って!! 君は男子!?』
あっ……見つかった。
次回は一夏があの人と戦います。