超次元ゲイムネプテューヌ Re;Birth1 Origins Alternative   作:シモツキ

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第五十四話 それぞれの開戦

ふと、思った事がある。わたし、こんぱ、あいちゃんの三人がわたし達パーティーの初期メンバーだとか最初の面子だとかと認識されているけど…実際はそんな事はない。だって、最初にダンジョン行った時はわたしとこんぱの二人だったし、あいちゃんが加入してからそこまで経たないうちにイリゼも加入したんだからね。だからその考えでいけばわたしとこんぱの二人か三人にイリゼを加えた四人が初期メンバーになる筈なんだけど…。

まぁ、ぶっちゃけ原作とそのシリーズの影響なんだけどさ、メタ発言何のそののわたしでも流石にこれをメタ理由だけで片付けるのはどうかと思うんだよね。…だからって何かする訳じゃないけどねっ!

 

「ふぅ…やっぱ地の文も担当出来ると良いよね。地の文担当ってこれぞ主人公!って感じするし」

「どこの誰に対して話してるのよ…」

「ねぷねぷはいっつもそういう発言するですね…」

「これがねぷねぷスタイルだもん。メタ発言もしなきゃボケもしないわたしなんてエロ発言しない某生徒会副会長みたいなものだよ」

 

雑談を交えながら歩くわたし達。何ヶ所も回らなきゃいけないし状況が状況だから走った方が良いんじゃないのかな?とも思ってたけど、あいちゃんの「いつどこで偽女神と会うか分からない以上下手に走って体力使うのは避けた方が良いわ」という発言の元走らず、でものんびりとはせず移動していた。

 

「ところでねぷねぷ、まずはどこから行くですか?」

「んー、取り敢えずゲーセン?」

「どこから行くですか?」

「あ、う、うん…えと、どこから行ったら良いんだろう…」

 

わたしのボケにこんぱは突っ込むでも怒るでもなく、ただただ同じ質問を繰り返してきた。…ぎゃ、逆にそういう反応が一番怖いよこんぱ……。

 

「一応聞くけど…どこか先に回りたい所はある?」

「ううん、どこからでも良いよ?」

「ならプラネテューヌからにしましょ。他国行った後戻ってまた他国行って…じゃ二度手間だし今からなら早い段階で二人に合流出来る筈よ」

 

 

二人、というのは勿論プラネテューヌ担当のMAGES.とマベちゃんの事。そして同時にわたしは気付く。イリゼが言うにはわたしの偽者はわたしよりは弱いらしいけど…それでもイリゼと『戦闘』出来るレベルだった以上女神以外が戦うのは危ないよね。うん、これはあいちゃんの言う通りまずはプラネテューヌだね!…まぁ、あの二人なら何とかなりそうな気もしないでもないけど…。

 

「おっけー、わたしもそれに賛成だよ」

「あいちゃんとねぷねぷがそういうならわたしも賛成するです」

「なら早速…と、言いたい所だけど、二人共地下プラントの行き方知ってる?」

『知らない(よ・です)』

「ま、そうよね…というかよく考えたら地下プラントへの行き道が一般開放されてる訳ないわよね。どうしたものかしら…」

 

腕を組んで考え始めるあいちゃん。こんぱはプラネテューヌ国民だからか時折あいちゃんに意見を言っている。そしてわたしは…

 

「ストーリーダンジョンだしワールドマップでカーソル合わせてぽちっとすれば良いんじゃない?」

「職員の話じゃもう地下プラント行ってるらしいから後をつける事は出来ないのよね…」

「あいちゃんの知り合いに詳しい人はいないですか?」

「…ボケ担当にとって一番辛いのは無反応だよね……」

 

何だかわたしの周りで木枯らしが吹いた気がした。うぅ、ちょっと前まではメンバーが三倍以上いたから真面目な話の最中誰かしら突っ込んでくれたのに今じゃこの扱いだよ…割とマジで早く解決して皆と合流しないと…。

 

「私の知り合い…うーん……」

「…あ、それならいーすんに訊けば良いんじゃない?世界の記録者?らしいし、プラネテューヌの教祖でもあるんでしょ?なら知ってるんじゃないかな?」

「確かに…よく思いついてくれたわねぷ子、ちょっと待ってて」

「ねぷねぷは時々鋭い事言ってくれるですね」

「えへへ、わたしはやれば出来る子だからね!」

 

と、言う訳でいーすんに連絡を取るあいちゃん。…あれ、いーすんって電話持ってるのかな?いーすんサイズの電話とかってないよね?帰ったら訊いてみよーっと。

 

「じゃ、宜しく頼むわ。…ねぷ子、コンパ、教会へ行くわよ」

「教会?」

「えぇ、イストワールが教会に話をつけて案内役用意してくれるらしいわ」

「いーすんさん、流石教祖さんですぅ」

 

三人という少数だからこそ変に話が脱線せず進む。脱線しまくりも面白いけど、こうやってしっかり話が進むのも主人公としては安心感あるね。

…とか思いながら教会へと向かうわたしとこんぱ、あいちゃんだった。

 

 

 

 

「わたし、参上!」

 

バーン!と正面の扉を開いて教会へと入るわたし。そんなわたしの後を追う形で入ってくるこんぱとあいちゃん。やっぱりインパクトある登場っていいよね。

 

「やぁ君達。イストワール様から話は聞いているよ」

「なら話が早いわ、早速案内して頂戴」

「勿論。…と、言いたい所だけど…本当に逃げなくて良いのかい?」

 

心配そうにわたし達を見てくる教会のおにーさん。ま、そりゃおにーさんから見ればわたし達は何か色々やってるっぽいだけの女の子三人だもんね。

 

「だいじょーぶ!というか、バトル要素のある作品のメインキャラが戦闘能力ゼロだと思う?」

「それは、まぁ…でも時々ゼロの子もいるしそこのおっとりしてそうな子なんて見るからに非戦闘員…」

「わたしも戦えるです!」

「何その注射器!?…ま、まぁ分かったよ」

 

こんぱが引っ張り出した注射器に驚く職員のおにーさん。まぁそれは驚くよね、突っ込みどころが濃縮されてるし。…それはともかく、いーすんに指示されてた事もあって職員のおにーさんはそれ以上言う事なく案内を始めてくれる。

 

「あれ?そう言えば、職員さんは地下プラントに向かわなかったんですか?」

「ああ、私は戦える様な強さじゃないしパープルハート様を直接止める事だけがやるべき事でもないからね」

「じゃあ、つまり職員のおにーさんはお留守番担当だったって事?」

「お、お留守番って…まぁそんな感じだけど…」

 

そう話しつつわたし達は街中から郊外へと出て、普段は行かない方面へと進む。そうして数十分後……

 

「…着いたよ、ここが地下プラントの入り口さ」

 

案内の元わたし達が辿り着いた場所。そこは所謂岩山だった。その一角に整備されたっぽい様子の入り口があり、そこの前にわたし達は立っている。

 

「これは中々手強い敵の出てきそうな場所だね…」

「よく分かったね、ここは場所が場所だけに国の設備があるにも関わらずモンスターが現れるんだ。勿論柵やら壁やらでモンスターが設備を壊さない様にしてはいるけど、道中モンスターと鉢合わせになる事は覚悟した方が良いよ」

「つまりいつも通りって訳ね」

 

あいちゃんの言葉に「だよね〜」みたいな感じに頷くわたしとこんぱ。…今更だけど、わたし達ってかなり普通の女の子からかけ離れてるよね。わたしの場合は女神だったから最初から普通じゃなかった訳だけどさ。

 

「ねーねー、職員のおにーさんも一緒に来るの?」

「勿論だよ。そこまで複雑じゃないとはいえ、決して一本道でもないからね。案内役を頼まれた以上最後まで案内しきるのが礼儀さ」

「へー、しっかりしてるんだね」

「はは、それに可愛いろりっ娘の為ならたとえ火のなか水の中!」

「草の中とか森の中とかは?」

「それは有名アニメのOPですよねぷねぷ」

 

とか何とか言いながら岩山の入り口を通るわたし達。すると早速…

 

「うぅ、なんか急に暑くなってきたんだけど…」

「この岩山まだ活動してるのね、多分この先はもっと暑いわよ」

「えー、なら冷えピタとか持ってくれば良かったなー」

 

女神でも暑いものは暑いし寒いものは寒いんだよねー。それに暑いと汗かいてべとべとになっちゃうしテンション下がっちゃうよ。これは早く偽者のわたしを倒さないと…。

 

「ほんとに暑くなってきたです……わぁ!?」

「ん?どしたのこんぱ?」

「溶岩です!わたし溶岩を実際に見たの初めてです…」

「あ、ほんとだ…落ちたら熱そうだなぁ」

「熱いで済む訳ないでしょ…こっちで合ってる?」

「合っているよ、そして次はそこの二手に分かれてる道を左だよ」

 

溶岩にちょっと驚きながら進むわたし達。言われた通り確かにモンスターも出てきたし、環境が環境だからか雑魚敵の割には強かったけど…ゲイムギョウ界を股に掛ける冒険をしてきたわたし達の相手じゃないんだよね。

そんなこんなで左に曲がった時……

 

「…………」

『…あ……』

 

艶のある紫の髪と赤みがかかった瞳、そして大仰な大太刀を持って特殊過ぎる装いをしている女性に出会った。

いや、うん…まぁ、何ていうか……わたしだよね!?女神化した時のわたしだよねこれ!?目の色ちょっと違うけどほぼわたしだよこれ!

 

「ぱ、パープルハート様!?」

「冗談でしょ…何でねぷ子の偽者がこんな所にいるのよ…」

「メーちゃんとマベちゃんはどこです!?やられちゃったですか!?」

「あの二人がすぐにやられるとは思えないんだけど…それよりも今はまずどう切り抜けるかよね」

 

どう見ても臨戦態勢に入っている偽者のわたしに対し各々武器を取り出して構えるわたし達。かなり予想外の展開だけど出会っちゃった以上戦わないとだよね…!

 

「…………」

「あ、あのパープルハート様…何故この様な事を……」

「……!下がってなさい!やられるわよ!?」

「さ、下がっていろって…理由はどうあれパープルハート様なんだ!敬愛する相手なんだ!だからきっとこれも何か理由が--------」

「…………」

 

わたし達よりも前に出て説得…というか話し合いをしようとした職員のおにーさん。けど、その言葉は偽者のわたしが地を蹴り高速で職員のおにーさんに接近した事で途切れる。

驚きで尻餅をつく職員のおにーさん。無表情のまま大太刀

を振り上げる偽者のわたし。……そこまで見えた所で…ううん、偽者のわたしが職員のおにーさんに接近した時点でもうわたしは動いていた。

二人の間に躍り出て太刀を掲げる。次の瞬間わたしと偽者の太刀がぶつかり合い、強い衝撃がわたしの腕に襲いかかる。

 

「……っ…え……?」

「…ありがとね、職員のおにーさん。だけど下がってて」

「だ、だが……」

「大丈夫、パープルハート様はいつでも皆の味方だか…らっ!」

 

再度の攻撃をかける偽者のわたしに対し、わたしはその大太刀に自分の太刀を打ち合わせる事で再び防ぐ。やっぱり強い衝撃が腕にきたけど…今度はわたしもぶつけた分さっきよりはあっちも衝撃きてる筈…!

 

「こんぱ!あいちゃん!職員のおにーさんを安全な所に避難させてあげて!」

「ねぷねぷはどうするですか!?」

「二人が戻るまで時間稼ぐよ!こういうのは相手も自分だからこそ動きが読める、ってパターンだし!」

「それねぷ子の希望的観測でしょ!…コンパ、急いで避難させるわよ…!」

 

二人が職員のおにーさんを避難させるのを一瞬見た後偽者のわたしに向き直り、今度はわたしから攻撃をかける。こういう場合女神化したわたしなら相手の動きを見極めようとするから…それを逆手にとって猫騙し!これなら意表を突ける筈…!

 

「…………」

「ってえぇぇ!?何で!?何で驚かな…ねぷぅ!?」

 

全く驚かないばかりか大太刀で横薙ぎしてくる偽者のわたし。それにわたしは辛うじて反応して防御したけど…能力の差で吹っ飛ばされてしまう。

慌てて立て直そうとするわたし。淡々と連続攻撃を仕掛けてくる偽者のわたし。ただでさえ不利な状況が更に不利になり、段々と死が近付いてきている様な感覚を覚える。

 

「あ、あれ…これ不味くない…?」

「…………」

「……っ…!さっきは格好良く言っちゃったけど…一人で戦うとか無理ゲーだよぉ!」

 

 

「……なら、手伝ってあげようか?ネプテューヌさん」

 

不意に後ろから聞こえた女の子の声。その瞬間飛び退く偽者のわたし。次の瞬間、偽者のわたしがいた所に両手剣が振り下ろされる。その使い手は…勿論、今さっきの声の女の子。

 

「もしかして…ファルコム!?」

「うん、久し振りだねネプテューヌさん」

「ナイスタイミング!渡りに船とは正にこの事だよ!…けど、どうしてここに?」

「女神様が地下プラントを破壊しようとしているって話を聞いて、おかしいと思ってきてみたんだ。ネプテューヌさんが二人いるって事は…あっちは偽者だよね?なんか雰囲気変だし」

 

そう言ってファルコムは新手の登場に警戒してるっぽい偽者のわたしを指差す。…わたしの方が偽者判定されなくて良かった…。

 

「うん、一緒に戦ってくれる?」

「勿論。偽者とはいえネプテューヌさんと戦うのはちょっと気が引けるけどね」

「見た目に騙されちゃ駄目よ。見た目はそっくりでも中身は別物なんだから、手加減なんて無用よ」

「ちょっ、あいちゃん!?」

「お待たせですねぷねぷ!」

 

わたしの左右へあいちゃん、そしてこんぱが走ってくる。二人が戻ってきたって事は職員のおにーさんの安全が確保出来たって事だし戦力強化もありがたいけど…今の言い方はちょっと……。

 

「あの、あいちゃん…あいちゃんはもう少し躊躇ってもいいと思うんだけどなぁ…」

「何言ってんのよ。合法的にストレス解消出来るいいチャンス…あ、やっぱ今の無しで」

「ねぷっ!?今、合法的とかストレス解消とか言ったよ!?」

「細かい事気にしないの!それより今は偽者を何とかする方が先でしょ」

 

物凄く強引に話を切り上げるあいちゃん。そ、そりゃ確かに今は偽者を何とかする方が大切だけどさ…後で追求させてもらうからね!

 

 

 

 

「…さて、そろそろ私も動くとしよう」

 

ギョウカイ墓場最奥でマジェコンヌが声を上げる。前回の戦闘で負った怪我も大分状態が良くなり、新たに得た力にも慣れた彼女は、作戦を次の段階へ移行させようとしていた。

偽女神を各国へ放ったのは勿論彼女。偽女神が暴れる事で女神のシェアが落ちるのは勿論、その偽女神を自分達が倒せば更にシェアを移動させる事が可能であり、仮に偽女神がやられたとしても対処の為に女神が四手に分かれてくれれば各個撃破が容易になるという、どう転がっても自身に利益となる作戦をマジェコンヌは立て、実行していたのだった。

その隣に佇むのは現実と化した仮想の魔王、ユニミテス。マジェコンヌの支配下にあるユニミテスは彼女にとっての強力な武器であり、作戦においても重要な存在だった。

 

「まずはプラネテューヌだな。憎きネプテューヌの前で魔王の猛威を振るい、文字通りどん底へと落としてやろうじゃないか!ハーッハッハッハ!

「■■■■ーー!」

 

高笑いを上げるマジェコンヌ。形容し難い唸り声を上げるユニミテス。その姿は正に魔女と魔王だった。

 

「さぁ行くぞユニミテス!プラネテューヌを落とし、我が悲願への更なる一歩を--------」

 

 

「--------そうは、させないよ?」

 

天空から何かが高速で飛来する。寸前でそれに気付いたマジェコンヌは紙一重でそれを回避するも、ユニミテスはその巨体故に回避が出来ず、飛来したそれが深々と突き刺さる。

予想だにしなかった事態に…否、攻撃に唖然とするマジェコンヌ。そんなマジェコンヌとユニミテスの前に降り立つ一つの人影。それは、純白の様な髪と濃い黄色の瞳を持ち、水晶の様な翼を有する女神の姿だった。

 

 

 

 

呆気に取られるマジェコンヌと私の攻撃で呻くユニミテスの前へと降り立つ。初撃で二人共沈める事が出来れば御の字だったけど…流石にそこまでは上手くいかない。むしろ不意打ちが成功しただけでも喜ばしかった。

 

「…ふん、何かと思えば貴様か…」

「貴女の思う様にはさせない。皆が偽女神を倒すまでここに居てもらうよ?」

 

そう言って私は長刀の切っ先をマジェコンヌへと向ける。それを見たマジェコンヌは一瞬驚いた様な表情を浮かべた後…笑い始める。

 

「ふっ…何を言い出すかと思えば…ここに居てもらうだと?前回不意を突いたにも関わらず軽く返り討ちにされた貴様が出来るとでも思っているのか?随分と面白い事を言うじゃないかイリゼ!」

「そう、私が。…試してみる?」

「あぁ試してみろ、何なら片手を使わないというハンデもくれてやるぞ?それならばひょっとしたら貴様でも擦り傷位は--------」

 

私を嘲笑うかの様な言葉を発していたマジェコンヌが急に口をつぐむ。理由は簡単、私が一気にマジェコンヌへと肉薄し、剣先でマジェコンヌの頬に擦り傷をつけながら駆け抜けたから。

剣先についた血を振り払い、反転してマジェコンヌの方を向く私。対するマジェコンヌの顔には先程までの余裕はなく、代わりに敵意が現れていた。

 

「貴様…何だ、今の力は…!」

「何って…私の、本当の私の力だよ。勿論…これもねッ!」

 

私の左に太刀と槍、右に片手剣と槌が現れ、その後方で不可視の何かが爆発すると同時に高速でマジェコンヌへと放たれる。

私がもう一人の私…原初の女神と言葉を交わした時、最後に私は光に包まれ、その瞬間に私の脳裏に幾つかの事が浮かんだ。原初の女神の…私ならではの力、私ならではの戦い方。それが私の脳裏に浮かんだ事であり、これも先程の一撃もその一つだった。

マジェコンヌは手元に槍を顕現させ、魔法との同時迎撃で四つの武器を全て叩き落として私を睨み付ける。

 

「何なのだ…何なのだ貴様は!その力は何だというのだッ!」

 

怒気の籠るマジェコンヌの声。そんなマジェコンヌに私は答える。私の決意を胸に、原初の女神を思い浮かべながら。

 

「私を誰だと思っている!始祖にして原典、守護者にして救世主であった原初の女神の生み出したもう一つの原初!もう一つの守護者!覚えておくが良い--------我が名はイリゼ!愛すべき友の為に、守るべき世界の為に貴様と相対する存在だ!」

 

そして、私とマジェコンヌ、ユニミテスによる熾烈な戦いが幕を開ける。




今回のパロディ解説

・某生徒会副会長
生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録シリーズの主人公、杉崎鍵の事。エロ(ハーレム)発言しない彼もメタ&ボケ発言しないネプテューヌもきっと誰も望んでいませんよね。

・「わたし、参上!」
仮面ライダー 電王に登場するイマジンの一人、モモタロスの決め台詞のパロディ。言うまでもないと思いますが、ネプテューヌ達は電車で教会に行った訳ではありません。

・「〜〜たとえ火の中水の中!」「草の中とか森の中は?」
ポケットモンスターシリーズのアニメの初代OP、めざせポケモンマスターのフレーズのパロディ。この時点で切ると、前者二つより後者二つがかなり楽に見えますね。

・「私を誰だと思っている!〜〜」
天元突破グレンラガンの主人公、シモンやその兄貴であるカミナ等の決め台詞の一部のパロディ。この台詞を言った時のイリゼは結構な螺旋力を生み出しているかもですね。

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