超次元ゲイムネプテューヌ Re;Birth1 Origins Alternative   作:シモツキ

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第七十七話 決戦、女神VS魔王

『はぁぁぁぁぁぁッ!』

 

鋭い軌道を描きながらプラネテューヌの街を疾駆する三人の女神。ベールとブランが線対称の様に綺麗な連携で持ってユニミテスを翻弄し、ユニミテスが二人の動く先へ予測攻撃を仕掛けようとした瞬間にもう一人の女神…私が肉薄し、抉る様な一太刀を浴びせる。

雄叫びを上げ、すぐに私へと反撃しようとするユニミテス。私がそれを見越して後ろへ跳ぶ中、ユニミテスの傷は回復していく。

 

「ちっ、真芯で捉えても駄目な訳ね…」

「やっぱ一撃にかけるんじゃいたちごっこっぽいな…」

「かといって全員で攻撃し続けるのも少々難度が高いですわ…ねッ!」

 

一度一ヶ所に集まった私達へ襲いかかる電撃の槍。放った主は勿論マジェコンヌ。散開する事で回避した私達へマジェコンヌは電撃による攻撃を続け、そこへ更に回復しきったユニミテスが合流し、電撃と光弾による二重奏を作り上げる。

独断専行する形となったネプテューヌを追ってマジェコンヌとユニミテスがいるであろう場所へと急行した私達。私達としては一度ネプテューヌを落ち着かせてから戦いに臨むつもりだったけど、どういう訳かネプテューヌは不在で、尚且つ悠長にしていられる状況でも無かった為にそのまま戦闘へと突入していた。当初の計画よりも大幅に参戦人数が減り、対して相手側は一人増え(ユニミテスとマジェコンヌが別々に動くとは限らない、とは思ってたけどね)、挙句戦場はプラネテューヌの中心街。最悪とは言わないでも、些か以上に好ましくない状況だった。

 

「ってかネプテューヌはどこ行ったんだよ!?」

「そんなのこっちが聞きたいですわよ!」

「■■ー!■ーー!」

「五月蝿い!ったく、喋れないなら黙ってなさいよ!」

 

マジェコンヌとユニミテスによる弾幕が途切れた瞬間に身を翻し、再度ユニミテスに突撃をかける私達。今回の目標でないマジェコンヌは極力無視して肉薄する。…色々ほっぽり出してどこ行ってるのよネプテューヌは…。

 

「ふっ…知りたいか女神共。ネプテューヌがどうなったかを」

「…何ですって?」

「どうなったか知りたいか、と言っているんだ」

「って事はここに一度は来てる、って訳だな?」

 

三次元機動で以ってユニミテスの攻撃範囲から逃れ、次の攻撃の機会を探る私達。そんな私達へ投げかけられるマジェコンヌの言葉。これが本当に何か知っているのか、それとも私達の気を散らす為の策なのか、その判別はつかないものの内容が内容だけについ反応してしまう。

 

「あぁ来たさ、女神化も出来ないくせに生意気に一人で突っ込んで来たぞ。イリゼも大概愚かだとは思ったが、まさかそれを上回る愚行を犯す者が居るとはなぁ」

「■■■■!」

「結果は…言うまでも無かろう。ゴム毬の様に吹き飛ばされて行方知れず、今では別の天界の住人だろう!嗚呼悲しいなぁ女神共よ!ハーッハッハッハッ!」

 

最高のタイミングで明かそうと温めておいた秘密を遂に口にしたかの様な、嬉々とした高笑いを上げるマジェコンヌ。マジェコンヌとしては忌々しい女神…特に私が対峙する前からずっとおちょくってたネプテューヌを始末出来て、尚且つそれを私達へ精神的ダメージを与える策の一つとして扱う事が出来たのならば確かに彼女としては嬉しいんでしょうね。……けど、

 

「とにかく隙を突いて攻撃しましょ、戦う中で弱点を…なんてしてる余裕ないわ」

「……何…?」

「そうですわね。なるべく街への被害も減らしたい所ですけど…」

「今回は二の次にするしかねぇな。取り敢えず人は全力で守る様にしようぜ」

「……っ!?ちょ、ちょっと待て貴様等…正気か!?」

 

私は一切それに動じない。むしろそんな私達にマジェコンヌが動揺していた。

 

「正気?てめぇに正気かどうか心配される程落ちぶれちゃいねぇよ」

「ならば私の話を聞いていなかったとでも言うのか!?」

「聞いてたわよ、その上で今に至るんだけど?」

「…貴様等…ふん、そうか貴様等やっと緩い友達ごっこを止めたのか。あぁそれなら合点が行く、仲間だ友達だという甘い事を信じたまま死んだ劣等者にならずに済んで良かったじゃないか」

 

意に介さない私達の言動を、私達が冷徹になったのだろうと勘違いするマジェコンヌ。…キラーマシンの件と言い、私は演技派なのかしらね。

とはいえ、例え勘違いでも冷徹認定されるのは不愉快であり、もう一つ見過ごせない、酷い過小評価をマジェコンヌが下しているのは紛れも無い事実。そんなマジェコンヌに対して私達は嘆息の後に降り立ち、言う。

 

「…貴女は二つ程勘違いをしていますわね」

「勘違い、だと…?」

「よく聞きやがれマジェコンヌ。わたし達はてめぇの言う緩い友達ごっこを止めた訳じゃねぇよ。そもそも軽い気持ちで友達になれる程、わたし達は因縁の無い間柄だった訳でも無いしな」

「ならば何故奴の…ネプテューヌの死に動じない!それこそが友達ごっこを止めた事実だろうが!」

「ネプテューヌの死に動じない、ね……」

 

理解出来ない、と言わんばかりに怒号を上げるマジェコンヌ。始めはマジェコンヌの勘違いに呆れていた私達だけど、こうも心外な判断をされるのは流石に我慢ならない。だから、私達は言い放つ。

 

「馬鹿言うんじゃないわよ!ネプテューヌは…女神は一人でも信じる人がいる限り、守りたいものがある限り死んだりなんてしないわ!」

「女神は義務だからではなく、自分の思いから国を、国民を守るものなのですわ!そしてその点において、ネプテューヌがわたくし達に劣る事など、万に一つもありませんわ!」

「てめぇがどう思おうが関係ねぇ!ネプテューヌは、パープルハートはここに来る!わたし達はそう信じているんだよ!」

 

叩きつける様な私達の言葉に珍しく面食らった様子を見せるマジェコンヌ。そしてこの時、私達に触発されたかの様に、マジェコンヌは勿論私達も想定していなかった者達からの声が上がる。

 

「そうだ…そうだよ!俺達のパープルハート様が来ない筈ないだろ!」

「そう、よね…私達パープルハート様の信者がパープルハート様を信じなくてどうするのよ!」

「あぁ!きっとパープルハート様は来てくれる!信じようぜ、女神様を!」

「うん!もし必要なら、さっきの女の子みたいにわたし達も戦おう!」

「……こいつら逃げてなかったのかよ…そりゃ数人位は残ってるかもしれねぇとは思ってたが……」

「やはり、女神としてネプテューヌは劣ってなどいませんでしたわね」

 

つい先程まで怯えていた様に見えたプラネテューヌ国民が…ネプテューヌの信者が今や打って変わってネプテューヌを信じ、彼女を望む言葉を口にしている。流石に瓦礫や建物の影からは出てきてはいないものの、この状況下でここに留まる事は相当の度胸、或いはネプテューヌへの盲信が必要であり、いずれにせよ私達はそんなネプテューヌの信者達へ驚きと、ある種の安堵を感じていた。

自由奔放で、無鉄砲で、始終周りを引っ掻き回すネプテューヌ。そんなネプテューヌにはしょっちゅうフラストレーションを感じさせられるし、女神らしくないと思う事が何度も…というか女神らしいと思う事の方が少なかった。……でも、無茶苦茶だからこそネプテューヌは普通なら諦めてしまう事、妥協してしまう事でも強引に突き進んでその普通を覆し、女神である私達ですら惹きつける力へと変えていった。そしてそれは、紛れもなく女神としての資質であり、ネプテューヌの魅力でもあった。

ネプテューヌの信者達の言葉を聞き、苦笑しつつも湧き立つ私達。……だが、一人だけこの状況が…ネプテューヌを信じて疑わない私達と信者を許容出来ない者がいた。

 

「……ふ……るな…」

「はぁ?」

「ふざけるなッ!見てもいない貴様等女神が!私の足元にも及ばない愚民共が!ふざけた事を抜かすなッ!」

「見苦しいですわよマジェコンヌ、貴女も女神がどんな存在なのかは熟知しているでしょう?」

「黙れッ!ならばその希望…魔王によって絶望へと堕としてやろうじゃないかッ!」

『……ーーッ!?』

 

まるで龍の逆鱗に触れたかの様に怒りを露わにするマジェコンヌ。信頼や友情を認められないマジェコンヌの姿に私達はほんの少し哀れさを感じる……が、次の瞬間、事態は急変する。

ギロリとネプテューヌの信者達が身を隠している方へと視線を向けるマジェコンヌ。その視線の意図するものに私達が気付いた時にはもう遅い。マジェコンヌの意思に呼応する様に視線の先へと身体を向けたユニミテスは自身の周囲に闇色の光弾を生み出し、私達が防衛に入る前に放つ。

今まで私達へと放ったものより些か小さな光弾の束。威力や制圧力は劣っているそれも、崩れかけの瓦礫でしか身を守っていない一般人を狩るのには十分過ぎるものであり、それを一般人、それも反応の遅れた者達が避けられる筈もない。無慈悲な光弾は、女神を信じた者達へと迫る。

 

「ハーッハッハッハッハッ!ネプテューヌよ、貴様が本当にこいつ等の言う様な女神だというのなら国民共を守ってみろ!ハーッハッハッハ!ハーッハッハッ--------」

 

国民へと飛ぶ光弾。口元を歪ませ、狂った様に嗤いを上げるマジェコンヌ。そして光弾がネプテューヌの信者の命を奪わんとする刹那--------紫の光芒が光弾に飛来する。

巻き起こる爆発、立ち昇る煙。私達に分かる事はただ一つ。その爆発が本来の目標であるネプテューヌの信者ではなく、着弾の直前に飛来した『何か』との激突によって発生したものだという事のみ。そして私達、マジェコンヌ、ネプテューヌの信者の全員がその煙を見つめる中--------声が響く。

 

「……お待たせ、皆。女神パープルハートは…国民と友達を守る為に、わたしの大切なものを壊そうとする魔女と魔王を倒す為に……わたしは戻ってきたわ!」

 

力強さと優しさ、決意と覚悟の籠った、凛とした声が響き渡る。そして裂く様に内側から吹き渡る風によって晴れた煙の中から現れる、プラネテューヌの女神の姿。

その瞬間、プラネテューヌの国民が…歓喜に包まれる。

 

 

 

 

「全く…いつも貴女は遅いのよ、ネプテューヌ」

 

わたしの元へと駆け寄ってくる国民を宥め、出来る限り安全な所へ逃げるよう指示しつつもノワール達の元へと合流するわたし。そのわたしへと最初に声をかけたノワールは怒っている様な、でもどこか嬉しげな、そんな不思議な表情を浮かべていた。

 

「遅いって…わたしは皆よりも早く来ていたのよ?」

「来ていた?……まさかどこかへ隠れていたんですの?」

「いいえ、ちょっとあそこで死にかけていたわ」

 

怪訝な顔をしつつ疑問を口にするベールに対し、わたしは簡単に説明する。つい先程わたしが激突し、一部が崩壊した建物を指差しながら。

 

「…まさかお前、あそこに吹っ飛んでたのか?」

「えぇそうよ」

「もしや、女神化してない状態で?」

「えぇそうよ」

『……ほんとどうなってる(のよ・んですの・んだよ)ネプテューヌの身体は…』

「ふふっ…それより勝手な行動してごめんなさい、もっと冷静になるべきだったわ」

 

もしわたしが冷静だったらもっと事が上手く進んだ…とは限らないけど、無謀且つ皆に多大な迷惑をかける行動をしてしまったというのは純然たる事実。自身を顧みた事もあってそれを反省し、皆に頭を下げるわたし。

数秒後、顔を上げたわたしを待っていたのは…目を丸くした三人だった。

 

「え、いや、ちょっ…ど、どうしたんだよネプテューヌ…」

「……?どうもこうも、反省したから謝ってるだけよ?」

「あ、貴女そんなキャラでしたっけ…?」

「失礼ね、わたしだって反省はするし悪いと思ったら謝るわよ」

「…まさか…こいつはネプテューヌの偽者なんじゃ……」

「前回ラストの格好良い流れから復活したわたしを偽者扱い!?皆わたしを何だと思ってるのよ!?」

 

せっかくヒーローチックな復活&登場を出来たのだからここは一つクールビューティーでいこう、と思っていた矢先にこれだった。まぁ普段のわたしがわたしだからこっちも非がないとは思わないけど…幾ら何でもこれはあんまりじゃないかしら……。

と、そこはかとなくゆるゆるとした雰囲気が広がり始めた時、その雰囲気を破る様に電撃が迸る。

 

「……っ…随分と乱暴な方法で水を差すわね…」

「こんな場で和気藹々と雑談し始める貴様等が悪いんだろうが!」

「それは……ちょっと言い返せないわね…貴女が真っ当な突っ込みしたら微妙な雰囲気になるでしょうが…」

「そ、それはすまない…って、だから和気藹々と雑談をしようとするなと言ってるだろうが!いやそもそも…何故だ!何故貴様は女神化出来ているのだ!」

 

手に持つ槍の切っ先をわたしに向け、睨みつけながらわたしを問い詰めるマジェコンヌ。わたしはつい先程妙な扱いを受けた事もあり、今度は一拍置いた後満を辞して返答を述べる。

 

「--------無理を通して道理を蹴っ飛ばしたからよ」

「いや流石にそれは説明になってねぇよ…それについてはわたし達だって気になってんだ、ちゃんと説明してくれ」

 

マジェコンヌではなくブランに突っ込まれるわたし。わたしとしてはマジェコンヌに突っ込みを入れられるつもりだったから若干拍子抜けだったけど…まぁマジェコンヌがわたし達並みのギャグ要員になるのはそれはそれでアレだし、これが妥当かもしれないわね。

 

「説明、ね…正直に言った方が良い?」

「あぁ、正直に言ってくれ」

「……分からないわ」

「……は?」

「だから分からないのよ、気付いたら力が湧いてきたって言うか何て言うか…」

 

頬をかきながら言葉を返すわたし。文字通り、何故わたしが女神化出来たのかは本当に分からなかった。ただ、それでは話が進まないので取り敢えず皆の声が聞こえて、わたしの心に勇気が浮かび上がると同時に身体に熱が走った事を口にすると……

 

「……まさか…」

「ベール?貴女まさか理由が分かったの?」

「ネプテューヌ本人ですら分からなかったのに?」

「えぇまぁ一応…あくまで可能性ですわよ?」

「それで構わねぇよ、教えてくれ」

 

推理中の探偵や警部の様に顎に指を当てるベールに視線を集めるわたし達。この場で理由を判明させて置いた方が良い、と判断したのか、それとも単に興味を惹かれたのかマジェコンヌも攻撃の手を休め、わたし達の方を見ている。その中で、ベールは口を開く。

 

「…まず、皆はマジェコンヌが前にシェアは物理法則を超えた奇跡そのもの、と言っていたのを覚えていまして?」

「えぇ…確かにいーすんを手に言っていたわね」

「そしてイリゼはもう一人の…原初の女神と呼ばれていた、オデッセフィアの女神によって『作り出された』女神だと言う事も覚えてまして?」

「そりゃ勿論…って、まさか……」

「そのまさかですわ。恐らくネプテューヌは新たな力に目覚めた訳でも、ましてや女神の力が戻ってきた訳でもなく……人々が望む、新たなパープルハートとして生まれ変わったのですわ」

 

ベールの言葉に息を飲む。わたしが…生まれ変わった……?

 

「いや、そんなまさか…そんな事あり得るってのか…?」

「他に理由を思い付きまして?それに、わたくしにはもう一つこの仮説を押す理由がありますわ」

「もう一つ……?」

「えぇ、それは……こう言う事ですわッ!」

 

ベールが一度言葉を切り…次の瞬間ブランに向かって至近距離からの刺突をかける。わたしとノワール、そしてマジェコンヌまでもが唖然とする中ブランは咄嗟に戦斧を引き上げ、柄でもって辛うじて槍の軌道を逸らす。

 

「……ッ…ベールてめぇ何のつもりだよッ!」

「手荒な手段を用いた事は謝罪しますわ。…そして、その上で質問しますわ。ブラン、天界で戦っていた頃のわたくしがここまで速い一撃を放てると思いまして?天界で戦っていた頃の貴女が今の至近距離からの一撃を逸らす事が出来ると思いまして?」

「…どっちも出来ねぇだろうな……つまりこう言う事だろ?シェアには力がある、だからわたし達が天界で戦っていた時間に比べれば下界での戦いはずっと短いにも関わらず飛躍的に強くなったんだ…って」

「…それは分かったわ。でも…わたしは女神の力を失っていたのよ?そのわたしがここに残った一部の信者の想いだけで女神に生まれ変われるって言うの?」

「あぁそれならば…あれを見て下さいまし」

「あれって……え、テレビ局?」

 

ベールの示した先にいたのはカメラやマイク、ペンとルーズリーフ等携えた人達。その姿はどう見てもテレビ局員、そして各種マスメディアの記者だった。個人的な事を言えば彼等も安全な場所にいてくれた方が安心出来るのだけど…今回はむしろ感謝しなきゃの様ね。あの人達のおかげでこの戦いが『全国に』伝わったんだから。

 

「…最初に言いましたけど、あくまでもこれは仮説ですわよ?」

「仮説でも説得力があるならそれで十分よ、どうせ間違ってたら後でイストワール辺りが教えてくれるでしょうし」

「それよりも今やるべき事は…」

「今度こそユニミテスを倒す事、ね」

 

ユニミテスに、マジェコンヌに改めて向き直るわたし達。ベールの説明を聞いていた様子のマジェコンヌは憎々しげな表情を浮かべ、呪詛の様に言葉を紡いでくる。

 

「シェアの力で生まれ変わった?信仰の力で飛躍的に強くなった?…クソがッ!あぁそれはあり得るな!だが…長い時間をかけ、入念な準備をし、その末にやっと私は女神の力を得、魔王を創造出来たのだぞ!なのに何故貴様等は行き当たりばったりの末に同じ境地へと辿り着けるのだ!こんな事認められるかッ!」

「……だったら、はっきりさせましょ。どちらがより強い思いを抱いているのか、どちらが本当に強いのかを」

 

怒号を上げ、わたし達へ肌に感じる程の悪意を向けるマジェコンヌと、マジェコンヌの意思を反映させているかの様に咆哮を上げるユニミテス。そんな両者へわたし達はそれぞれの武器を構え、己の志と誇りを持って対峙する。

わたしの側に立つのは信頼のおける仲間。わたし達に力をくれるのは大切な国民。ならば、もう負ける気はしなかった。

そして、わたし達とマジェコンヌ、ユニミテスの戦いは最後の佳境を迎える--------。




今回のパロディ解説

・「〜〜いつも貴女は遅いのよ〜〜」
イナズマイレブンシリーズの初代主人公、円堂守の名台詞の一つのパロディ。キャラ的にはむしろネプテューヌがノワールに言いそうですが…逆もまた有りでしょう。

・「〜〜無理を通して道理を蹴っ飛ばしたからよ」
天元突破グレンラガンにおける主人公の兄貴、カミナの名台詞の一つのパロディ。性格はかなり違いますが、この台詞においてはネプテューヌもカミナもぴったりですね。

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