超次元ゲイムネプテューヌ Re;Birth1 Origins Alternative   作:シモツキ

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第七十八話 激戦の果てに

「よいしょっ、と……」

 

教会から凡そ数百メートル程離れた病院。他の場所の例に漏れずマジェコンヌとユニミテスの襲来により動揺の広がりつつあったこの場所は、国の中心機関である教会の職員が次々と運ばれてきた事によって更なる騒ぎを見せていた。

 

「うぐっ…申し訳ない、ね……」

「お気になさらないで下さい、それに職員さんが悪いんじゃないんですから」

 

職員さんを病院へと運ぶ担当と瓦礫を撤去して安全を確保する担当に分かれ、重傷の職員さん達を運び始めてからはや数往復。最初は二重の騒動によってまともな対応の出来ていなかった病院側だったけど…流石にそこは医療のプロ、二往復目には受け入れ準備が完了しており、運んだ職員さんをすぐに任せる事が出来る様になっていた。

 

「瓦礫担当に比べれば軽いとは思うけど…やっぱ大人の男ってなると重いわね…」

「力抜けてる分余計にそう感じるよね…さて、まだ運べてない職員さんがいるし急がないと」

「…あれって、ネプテューヌさん達が行った方だよね…」

 

教会へと戻ろうとした所でサイバーコネクトツーがある一方向を指差す。そこからは煙が立ち昇っており、そこで起きているのは只事ではない事が火を見るよりも明らかだった。

 

「……大丈夫かな、ネプテューヌ達…」

「後を追った三人は勿論、女神化出来ないねぷ子もそう簡単に死ぬ様な奴じゃないにゅ。だから心配は不要だにゅ」

「まぁねぷ子はブラン様とは別ベクトルでタフだもんね、所謂ギャグ補正って奴かしら」

「…ギャグ補正ってシリアスパートの時ってかかるんだっけ…?」

「……さぁ…」

 

少し遠い目をしながら返答をするアイエフに私は冷や汗をかく。いや、そりゃ根拠も無しに返答するのは無責任なんだろうけどさ…ここはかかるわよ、とか大丈夫でしょ、とか言ってよ…不安が取り除かれるどころか加速しちゃうって……。

 

「……では、行ってみてはどうですか?(´・ω・)」

「……え?」

 

そう声をかけてきたのはイストワールさん。イストワールさんはサイズの関係で職員さんも瓦礫も全く運べない為、専ら病院の人とのやり取りを担当していた。そのイストワールさんの言葉に私は目を丸くした(…気がする。鏡無しに自分で自分の顔を見る事は出来ないからね)。

私は一度、ノワール達がネプテューヌの後を追おうとした時に一緒に行こうとした。けどその時はマジェコンヌとユニミテスという強敵相手に怪我が治りきっていない、不安要素の残る私は連れていけない、という判断をされたし、私もその判断が妥当だと思ったから素直に引き下がったのだった。…イストワールさんもそれを知ってる筈なのに何故……。

 

「勿論イリゼさんが止められた事は知っていますし、その判断が間違っているとも思っていませんよ?…ですが、貴女は女神です( ˘ω˘ )」

「……つまり?」

「合理的な思考を経た上で感情を優先するのも有りだという事です。人の思いを力にし、想いを叶える女神が感情を軽視なんて本末転倒ですから」

「感情を優先するのも有り、か…」

 

別に感情を軽視していた訳ではないし、イストワールさんが言った事が私にとって衝撃的だった訳でもない。けど、自分の中で考える事と外部から言われる事では内容が同じでも感じるものは違う。これはその典型だった。

 

「その通りだにゅ、暴走しない限りは理詰めな女神より感情に実直な女神の方が好感が持てるにゅ」

「うんうん、それに不安要素を完全にゼロにする事は殆ど無理だからね。そこら辺はイリゼさんの判断次第だよ」

「と、皆さんも言っていますよイリゼさん。勿論行く事でノワールさん達の懸念が当たる結果を招く可能性もありますから、行かないという選択も有りです( ̄^ ̄)」

「選ぶのはあくまで貴女よ、どうするのよイリゼ?」

 

それぞれの観点から皆が私に声をかけてくれる。それはあくまで一意見であり、これは学校のテストじゃないから確実にどちらかが正解でどちらかが間違い、という訳でもない。……だからこそ、私は皆の、私自身の考えを踏まえて、選択を下す。

 

「…職員さんを助けるのは、私が抜けても大丈夫かな?」

「心配要りませんよ、つい先程救急隊が教会の方へ向かったのでそちらは十分人手が足りていますd( ̄  ̄)」

「なら良かったです。……私はやって後悔するのも嫌だしやらないで後悔するのも嫌。だから…」

「だから?」

「……後悔しない方を、選ぶよ。…行ってきます」

 

後悔するかどうかは行動、過程に対する結果だから今どちらが後悔しないで済むのかは分からない。けど、だったら感情の求める方を選び、その上で後悔しなくて済む様に私が頑張れば良い。……なーんて考えは楽観的だしそういう考えをしている人程足元を掬われ易い様な気もするけど、私だって女神何だからこの位の事はちょちょいのちょーい…とはいかずとも、何とか出来る位にはなりたい。

そうして私は女神化し、そんな子供じみた…でも私にとっては真剣そのものの願いを翼に込め、戦場へと飛翔した。

 

 

 

 

紫の閃光が斬り裂く。黒の迅雷が抉る。緑の流星が穿つ。白の魔弾が削り取る。そして--------それを受けても尚、悪意の魔王は戦い続ける。

 

「何なのよ全く…三十年寝ていた刑事だってここまで不死身じゃないわよ…ッ!」

「こうも回復が速いと自分達のやってる事が全部無駄に思えてきます…わねッ!」

 

光弾による弾幕を突破したノワールが正面からの斬撃を仕掛ける…と見せかけて直前で急上昇。巨大な腕で持って返り討ちにしようとしたユニミテスの攻撃は宙を切り、それによって出来た小さな隙を突く様にわたしとベールが突撃。辛うじて反応が間に合ったユニミテスは被害を減らそうと防御態勢を取り……その結果、完全にノーマークとなった背をブランが強襲し、大きな傷を与える。

速度もタイミングもほぼ完璧と思える程の連携で与えた一撃。だが、その傷もユニミテスにとっては許容範囲であり、ものの数秒で回復してしまう。

ユニミテスの治癒能力を甘く見ていた訳ではない。けど、治癒能力はわたし達の予想を遥かに超えていた。そしてもう一つ……

 

「あぁ無駄さ!どうせ貴様等にユニミテスを倒す事など出来ん!仮に四人がかりでユニミテスを上回ろうが、こちらには私もいるのだからな!」

「私もいるって…てめぇは相変わらず傲慢だなッ!」

「はぁ?だったらこっちには私が…」

「ノワールそこ争う所じゃないわよ!?」

 

わたし達四人の力をコピー(わたしの力は完全に奪われたけど)した事で飛躍的に向上した能力で持ってわたし達の連携を崩そうとしてくるマジェコンヌ。もし先程の攻防において敵がユニミテス一体のみであったなら、わたしとベールは防御の上から攻撃を叩きつける事で多少はダメージを与えられていた筈だし、ノワールも上空からブランに続いて仕掛ける事が出来た。しかしながらマジェコンヌがいる為に、わたし達は攻撃の成否に関わらず一撃離脱の戦法を取らざるを得なくなり、ユニミテスの治癒速度を超える攻撃が出来ずにいた。…普段散々馬鹿にしてるし今後も馬鹿にするでしょうけど…この強さだけは認めざるを得ないわね……。

 

「…いっその事、ユニミテスを後回しにしてマジェコンヌを狙ってみるか?」

「無理でしょうね、回復されるとはいえ攻撃自体は当たるユニミテスと違ってマジェコンヌは攻撃を当てる事すら難しいわ」

「それに単純な攻撃力と攻撃範囲ならばマジェコンヌよりユニミテスの方が上、わたくし達以外に注意が向いた場合は……」

「…プラネテューヌの女神として、それは絶対避けたいわね」

「だよな…とはいえこのままだとユニミテスのシェアエナジーが切れるより先にわたし達の集中力かスタミナが切れるぜ?」

 

マジェコンヌの攻撃を凌ぎ切り、マジェコンヌとユニミテスから十数メートル程離れた所で集合するわたし達。対するマジェコンヌ達はわたし達が決め手を持っていない分有利である事、しかしながら何か一つでもあればこの戦況が逆転する可能性もある事の両方を理解しているのか無理に攻める事はせず、わたし達の出方を伺っている。

 

「……だったら、わたしがマジェコンヌを引き付けるのはどう?三人がかりでなら或いは…」

「…それは些か以上に無理があるという話ですわ」

「数分なら今のマジェコンヌでもきっと止められるわよ、第一今よりキツい状態でイリゼは持ち堪えたんだからわたしだって……」

「イリゼの場合は多分、時間稼ぎに有効な手札が何枚もあったのよ。それに…ここは周りの被害を気にしなくていいギョウカイ墓場とは違うわ」

「……それは、そうね…」

「おまけに三人がかりでもユニミテスを倒し切れるかどうかは怪しいからな。四人がかりなら何とか可能性はある、って所だろ」

 

この戦闘においてわたし達が中々勝てずに…もっと言えば若干ながら劣勢に立っているのはひとえに『状況が悪い』という事だった。先制攻撃というアドバンテージを取られ、更にそれによってわたし達はロクな準備も無しに戦闘する事になり、おまけに戦闘には全員参加する事が出来ず、何より戦場がわたしの国の街中であった。勿論最後の要素のおかげでわたしが女神の力を取り戻す…もとい、女神に生まれ変わる事が出来たのだけど…総合的に見ればこの状況は不利に働いているとしか言いようがない。

……けど、泣き言を言っていたってしょうがないわね。

 

「…ねぇブラン、さっき貴女ユニミテスのシェアエナジーより先にわたし達の集中力かスタミナが切れるって言ったわよね?」

「ん?あぁ、言ったな」

「……集中力が切れたとか、スタミナが持たなかったとか、それは確かに勝てない理由にはなるでしょうけど…皆、負けたとしてそれで納得出来る?」

『出来(ないわ・ませんわ・ねぇな)』

「そうよね。…じゃあ、もう選択肢は一つじゃない?」

 

そう言って皆に苦笑気味の顔を見せるわたし。すると皆もわたしの顔を見て同じ様に苦笑をし、各々武器を構え直す。それはもう空元気、或いは一種のヤケだった。長期休暇の最終日、溜まりに溜まった課題に対して、どう考えても一日では終わらないと分かっていても何とか終わらせようとするのと同じ、諦める訳にはいかないから自身を奮い立たせ、同時にそんな自分と同じ状態にある仲間を自嘲しているのだった。

だけど、そんな空元気とヤケが何かを生み出すかもしれない。もしかしたら、諦めずに頑張って良かったと思える様になるかもしれない。何より、諦めたら絶対に後悔すると分かっている。だから、わたしは心の中で今一度言おうと思う。

--------もう、選択肢は一つじゃない?

 

 

 

 

ネプテューヌ達とユニミテス、マジェコンヌが戦っている一角がギリギリ見える距離にあるビルの屋上に私はいた。何となく『戦闘をただ静観する、敵か第三勢力の強キャラ』みたいな雰囲気を醸し出したくなったけど、ふざけてる場合ではないので邪念を振り払ってその戦闘を見つめる。

 

「…私が即座に参戦すればある程度は持ち直せるかもしれない、けど……」

 

私が離れた場所で観察に徹している理由は二つ。一つはネプテューヌが女神化しているのを見て驚いたから。圧倒的不利、って様子じゃないみたいだし僅かな時間を惜しんで動揺したまま参戦するよりは、落ち着いた状態で参戦した方が安全だからね。そして、もう一つの理由は…勝つ為、だった。

戦況を見る限り、ネプテューヌ達四人でも一見すれば互角に見える位にはやり合えている。けど、それはあくまで素人視点での話。それなりとはいえ戦いを経験した人や、戦いを前提に生み出された私の様な存在ならこの戦況にある感想を抱くと思う。『恐らく一人増えても多少有利になるだけだし、一人抜けても多少不利になるだけだろう』という感想を。

これはやはりユニミテスの異様な治癒能力の高さが関係している。私…というか女神なら、大概の相手には防御や回避をされなければ致命傷を与えられるし、大概の相手と正面からやり合う事が出来る。けど、ユニミテスはその両方が通用しないから私が参戦しても即勝利、とはいかないし、マジェコンヌもマジェコンヌで価値を焦らない(マジェコンヌは不遜で傲慢だけど、ああ見えて戦況を見極める目も冷静に判断する頭も持ち合わせているから油断ならないんだよね)から恐らく一人抜けても即全滅、という事もありえないと思う。

そして、一度戦場に姿を現してしまったらもう後戻りは出来ない。だからこそ、私は若干の優劣を動かすのではなく、戦闘の決め手となれる手段を探していた。

 

「……やっぱり、マジェコンヌを何とかするのが一番かな」

 

現状ではネプテューヌ達の攻撃がユニミテスの治癒能力を超えられていないけど、それはマジェコンヌの迎撃があるのが大きい様に見える。故にマジェコンヌを引き離す事が出来れば四人がマジェコンヌを押し切る可能性は充分にありうる。だから、今私が皆に出来る最高の援護といえば--------。

 

 

 

 

「……っ…そろそろ…決着したいものね…」

 

光弾と電撃を避け、突進を躱し、刺突を弾き、一撃を与え、即座に離脱する。何度も何度もそれを繰り返した結果、わたし達は強烈な要素が一つあれば勝てる事、そして始めは感じなかった疲労が今ではあからさまに感じる様になってきた事を認識する様になっていた。

 

「ふん、相変わらずのしぶとさだな女神共」

「しぶといのはそっちのユニミテスの方でしょうが…!」

 

仕切り直し以外では全力で仕掛け続ける必要のあるわたし達と違って、ユニミテスのフォローをするだけで何とかなるマジェコンヌは未だ余裕の表情を浮かべている。それでいて油断している様子を見せないからこそ厄介であり、同時に少なからずわたし達を焦らせる要因となっていた。

 

「ジリ貧になる事は分かってましたけど…分かっててもキツいものはキツいですわね…」

「だな…だが、退く訳にはいかねぇよ」

「ここで引いたら女神の名折れだものね」

「えぇ、まだ勝てないって決まった訳じゃないわ。それにまだわたし達はやれるわ」

 

そう言ってまたわたし達は飛ぶ。そもそもわたし達に退くなんていう選択肢は無いし、仮にあったとしても選ぶ気なんて毛頭ないんだから。…でも、それはわたし達の考え、理想の話。現実はジリ貧状態だし、このままいけばそのうち集中力もスタミナも切れて一気に瓦解する事が目に見えている。

だけど、まだ終わってはいない。わたし達四人が連携し、全力で持ってユニミテスにぶつかればきっと勝てるとわたし達全員が分かっている。だから、わたし達には後一手が必要だった。強烈な、強力な一手が--------

 

 

「--------『天舞陸式・皐月』ッ!」

 

その瞬間、一陣の光芒とも思える程の一閃がマジェコンヌへと突き刺さった。辛うじてマジェコンヌはその一閃に反応し、槍で持って防御を行うも……接触の瞬間、更に速度を増した一閃に押し切られ、一閃諸共瓦礫の中へと吹き飛んでいく。

 

「いっ……けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!」

『……ーーッ!』

 

一閃とマジェコンヌが瓦礫へとぶつかり轟音を立てた瞬間、わたし達四人は同時に地を蹴り飛翔した。願ってもいない、千載一遇のチャンス。魔王を討つ、最高のチャンス。例えそのチャンスがどれだけ特異であっても、それを逃すわたし達じゃない。

 

「これで決めるわよッ!」

「私の…私達の手で持って沈めてやるわッ!」

「さぁ、レクイエムを奏でて差し上げますわッ!」

「喰らい…やがれッ!」

『『ガーディアンフォース』ッ!』

 

ユニミテスは迫り来るわたし達を打ち払おうと腕を振るう。それをわたしとノワールが受け流し、同時にベールとブランがユニミテスの両腕に鋭い一撃を放つ。更に腕の圧力が緩んだ瞬間に反撃と言わんばかりに手を斬り裂くわたしとノワール。その瞬間、ユニミテスの動きが一瞬止まる。そしてそこからは、わたし達の怒涛の連撃が始まった。

上から、横から、下から、前から、後ろから。斬撃が、刺突が、打撃が。単発攻撃が、連続攻撃が。四条の光となったわたし達がユニミテスの全身を引き裂き、貫き、消滅させていく。

ノワールとベールが一瞬攻撃を緩める。わたしとブランが離れる。次の瞬間、ノワールとベールが織り成す剣と槍の嵐がユニミテスを襲う。わたし達ですら捉えきるのが容易でない圧倒的なる乱撃。

更にブランが空を駆け、上空からユニミテスへ向けて突貫する。全速力を、全体重を、そして重力をも載せた戦斧の一撃が、頭上から足元まで切断するかの様に叩き込まれる。

そして、三人の攻撃によってプレッシャーも圧巻さも失われたユニミテスの正面に、全身全霊をかけて肉薄したわたしがいた。国民が、わたしが大切だと思う人達が背中を押してくれて、一閃が…イリゼが最大最高のチャンスを与えてくれて、ノワールとベールとブランが共に戦ってくれた。だから、わたしはその皆に感謝をしながら…その皆を害そうとする魔王を討つ意思を胸に--------大太刀を振り抜く。

わたしが大太刀を振り抜き、大太刀に斬られた空気が音を鳴らし--------戦場は、静寂に包まれた。




今回のパロディ解説

・ちょちょいのちょーい
マクロス30 銀河を繋ぐ歌声のヒロイン、アイシャ・ブランシェットと彼女に影響された(と思われる)主人公リオン・榊の台詞。…まぁ、割と誰でも言いそうな台詞ですけどね。

・三十年寝ていた刑事
THE LAST COP主人公、京極浩介の事。まぁユニミテスと普通の人間とを比べるのは幾ら何でも無理がありますね。…普通の人間と呼べるのか微妙ではありますが。

・「〜〜レクイエムを奏でて差し上げますわッ!」
機動戦士ガンダムSEED Destiny登場キャラ、ロート・ジブリールの名台詞の一つのパロディ。言うまでもありませんが、別にベールは戦略兵器を使った訳ではありません。

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