英雄になりたいけどなれない少年の物語   作:木戸 真人

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あとがきでキャラクターの自己紹介を書いていきます。
応援・感想・アドバイスよろしくお願いします。
第二話です。





キリトとクライン

「「おーい、そこのお兄さーーーん」」

誰かに呼ばれた気がする。しかも、二人同時に。

声のした方を振り向いてみると、プレイヤーらしき男二人が立っていた。

片方はバンダナをつけた青年、もう片方は黒髪の少しつり眼の少年。

自分も中学二年で一応少年なのだが。

「「あんた、ベータテスターだろ?あの、少しレクチャーしてくれないか?」」

息ピッタリである。

「えっと、あんたら知り合いなの?」

「「いや、全然全く」」

ここまで人の息のそろったところみたことない。

「まぁ、いいけど…俺はキリト。よろしくな。あんたらが言った通りベータテスターだ」

「俺はクラインって言うんだ」

「俺はトキアだ、よろしく」

「クラインにトキアか、じゃあ、まず外に行こうか」

「「おう!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無事、ベータテスターを見つけることができた俺はキリトという黒髪の青年にレクチャーしてもらっていた。キリトの教え方がうまいのかすぐにソードスキルという必殺技みたいなものがすぐに使うことができたのだが…

「かーっ、全然当んねー!」

「だから、ちゃんと相手を見ろって」

「だって、あいつら動きやがるしよう」

そう、クラインのソードスキルがうまく発動しないのだ。まぁ、バグなんかではなくただクラインの技術が足りないだけだが。

「おい、トキアも手伝えよ。クラインと同じ曲刀使いだろ?」

助けを求めるキリトの言葉に対し、俺は

「無理。今忙しい。」

と落ちていた石をいじりながらそっけなく返答する。

「はぁー」

キリトの大きなため息。だって、教えるとなってうまく発動できなかったら恥ずかしいし。

休憩の終わった俺は、手に持っていた石を適当に投げ捨て、曲刀をもって<フレンジーボア>という名のイノシシの前に立ち、剣を構える。軽く力をため、剣を持った右手にライトエフェクトが現れるのを感じ、あとはシステムにまかせ、地面をけり剣がぶれないように制御しながらイノシシにふりかざす。イノシシに攻撃がヒットした感触を感じながら。イノシシが四散していくのを眺める。ステータスを開き、あといくつでレベルアップなのかを確認すると残り100という数字が。さっきまで101だったので、あのイノシシの経験値は1ということになる。

「遠いな」

と一人打ちひしがれていると、近くからクラインの喜ぶ声が。

クラインの方に近寄ってみると、ようやく一体あのイノシシを倒したらしい。

「おめでとう、クライン」

とクラインに称賛をあげると

「おう!中ボス倒すことができたぜ!」

などと意味の分からないことを言っていた。経験値1で中ボスはないだろう。

「おい、今のやつ、ほかのゲームではスライム相当だぞ」

「まじで!?」

キリトの無慈悲なツッコミ。もう少しのってあげるとかすればいいのに。

 

 

 

 

 

 

 

ある程度いい頃合いなので俺とクラインは落ちる?(ログアウトのことらしい)ことにした。

キリトはまだ遊んでいくらしい。三人でたわいない話をしながら俺はログアウトボタンを探しているとあることに気づいた。

「ログアウトボタンがない」

 

 

 

 




トキア
性別;男
年齢;14歳
誕生日;5月7日
武器;曲刀
おばけが苦手



キャラクターの紹介に関しては後々追加していく予定です。

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