下層へと降り、待ち受けていたのは魔獣ヤコンだった。
順番で決まっていた相手は悟空が相手をする。
暗闇の中、俊敏に動き、悟空を狙うが、悟空は容易にそれらを躱していく
戦いが進み、
side三人称
宇宙船最下層、バビディが水晶から様子を見て絶句して言う。
「......ば......爆発した...ヤ...ヤコンが......な...なんで...なんで爆発したんだよ......」
「......愚かな奴だ...どうやら敵の手に引っかかったようですな...。奴の光のエネルギー限界を超えて食べすぎたから......」
ダーブラの推測もあながち間違いではない......。
「ち...ちがう....へ...変だったよいまのは...。
ヤ...ヤコンは...最後の一瞬で...一瞬で...い...一気に膨れ上がった......
た......ただ者じゃないよ...あいつらやっぱり......」
バビディは何か違和感を感じ始めているようだ。
「・・・・・・いいです。わかりました。バビディ様の不安を消してさしあげましょう......」
ダーブラも意を決したように話す。
「ステージ
...そしてたちまちのうちに魔人ブウの玉を奴らのエネルギーでいっぱいにしてみせますよ」
その言葉にバビディは不安げに問いかける。
「ダ...ダーブラ...お...おまえがやられたらもう おしまいなんだよ...。勝算はあるんだろうね......」
その言葉にダーブラは不敵に笑って......
「勝算? フッフッフッフッ...わたしは魔界の王なのですよ...三千キリであろうが四千キリであろうが、私にパワーで勝るものなど全世界で存在しません......」
◆◇◆◇◆sidechange◇◆◇◆◇
さらに下層に降りてきた俺たちは次の対戦相手が出てくるのを待っていた。
「遅いなぁ、いつまで待たせる気なんだろ」
悟飯が中々出てこない対戦相手に一人呟く。
「そう焦るなって、きっと飛び切りの戦士を用意してくれてんだろ? ところで、天下一武道会はどうなっちまったかな」
「俺たち、まとめて抜けちゃったもんな......」
もう失格になって続けてるかな?
「フンッ オレはこんなところでつまらん野郎どもを相手するより、天下一武道会お前たちと戦いたかったぜ」
「僕も、父さんや兄さんと戦うの楽しみにしてたんだけどな...」
「それは俺もだよ、今の俺が父さんにどれだけやれるか試したかったんだけどな...」
「それはオラもさ、悟誠はあん時オラを超えてたかんな、
あははは...あれはデメリットが大きすぎて中々そうできないのが欠点だよな......
「ははは...十八号の奴、うまくやってくれてるかな......」
「そういや悟飯、次おめえの番だけどちゃんと修行してたか?」
「え? あ、はい、兄さんにつけてもらいました」
だってあんだけ鈍ってたら情けないもんな......
俺があんなだったらジ(おい...)バーダックさんやドライグにぶちのめされてるよ......
『赤龍帝ともあろうものが落ちぶれていて良いわけがないだろう』
まあ、そうなんだけどさ......
「あの時見たときは随分鈍っていたというのに、殆どその勘を取り戻しているな」
俺がやったんだ、中途半端にはさせねえぞ!!
と、そんな話をしていると扉が開き、次の対戦相手が現れた
オッス!オラ悟空!
次の相手はダーブラか、悟誠と戦った時と雰囲気が違う...悟飯、気い抜くなよ!!
ん?なんだ悟誠、ベジータがどうかしたんか!?
次回!龍に選ばれし赤龍帝!
最強はオレだ!魔人べジータ爆誕!
ぜってえ見てくれよな!