竜に選ばれし赤龍帝   作:榛猫(筆休め中)

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サイヤ人編
サイヤ人対地球人?赤龍帝の本領発揮だ!


俺が目を覚ますとそこは深くえぐれた穴のようなところだった。

 

 

「ってて...何処だよここ..」

 

ふらつく頭を押さえなんとか立ち上がる

 

 

「だしてぇ!だしてよぉ...‼」

 

見るとそこには白いボールのような機械があった

 

声はその中から聞こえてくる

 

中をのぞいてみると、悟飯くんが閉じ込められていた。

 

悟飯くんは俺を見つけると

 

 

「い゛..い゛..イッセーのお兄ち゛ゃぁん‼

ごごからだじでぇ...‼」

 

ものすごい勢いで泣き始めた。

 

 

「あぁ!すぐに出してやるからないくぜ!ブーステッドギア‼」

 

俺は悟飯くんを助けるため力をため始めた。

 

 

イッセーsideout

 

 

 

 

 

悟空sidein

 

 

ピッコロの切り札を打たせるために

 

時間を稼いでいたオラだけど

 

ラディッツの猛攻に手も足も出ねえ...

 

へへへっ...こりゃやばいかも知んねぇな...

 

 

「受けてみろー‼魔貫光殺法‼‼」

 

ピッコロの大技が放たれた。

 

これが当たれば勝てるかもしれねぇ、

 

辺りに爆炎が広がるこれでやったか?

 

徐々に煙が晴れていく...そこには

 

来ていた鎧?が少し砕け

傷を負ったラディッツが立っていた。

 

 

「よ...避けやがった..!」

 

ピッコロが技を避けられたことに唖然としている

 

 

「この俺様の体に傷をつけるとは..貴様許さんぞ!」

 

ラディッツがピッコロに意識を取られてる

 

今なら!こいつの尻尾を掴める!

 

オラはなんとか体を起こしラディッツの尻尾に手を伸ばした。

 

 

「くたばれぇ‼‼...⁉」

 

良し!掴んだぞ奴の尻尾を

 

奴の動きが途端に鈍くなった。

 

 

「はっはっはっは...油断したなぁ尻尾を掴んだぞ..っ!」

 

 

「ぐっ...‼き、貴様...いつの間に...!」

 

力が入らねえだろ?オラがそうだったかんな‼

 

 

「いまだピッコロ!もう一回今の奴を‼」

 

オラは大声でピッコロに叫んだ。

 

あの威力だ、ちゃんと当たればこいつを倒せる‼

 

「でかしたぞ悟空‼しっかり尻尾を捕まえておけ!

この技はあと一回が限界だ...」

 

 

「か..カカロット...貴様..たった一人の兄を..っ殺す気か‼」

 

ラディッツがの奴が懸命に何か喋っているが気にしねえ

 

 

「うるせえ!オメエなんか兄貴じゃねえって言っただろ!..

オラのことも殺そうとしたくせに‼勝手なこと言うな...!」

 

 

「も..もう辞めた..‼大人しくこの星から出ていく...」

 

 

「騙されるなよ?孫悟空..嘘に決まっている!」

 

 

「・・・・・」

 

オラはその言葉を信じて尻尾を離した。

 

 

「孫悟空‼‼」

 

離した瞬間ラディッツはいきなりオラに攻撃してきた。

 

攻撃に当たり、オラは吹っ飛ばされていく

 

 

「うぐぁっ...‼」

 

追い打ちをかけるようにラディッツはオラを踏みつけ

 

高らかに言った。

 

 

「愚か者めが!貴様のような間抜けは珍しいぞ!」

 

そう言ってラディッツはオラを踏みつけながら高笑う

 

すると、{ドゴオォォォォォン‼}

 

悟飯たちがいるはずの穴から爆発音がした。

 

その直後悟飯が穴から跳び出してきた。

 

 

「ご...悟飯...‼」

 

 

「ぐぐぐぐぐぐっ.....‼お父さんを‼虐めるなぁ‼」

 

悟飯が叫びながら凄い速さでラディッツに

 

突進していく

 

 

「⁉⁉⁉....ニヤリ」

 

だが、ラディッツはそれを難なく回避し悟飯に

 

止めを刺そうと手を向ける

 

 

「このガキ‼」

 

 

「や、やめろぉ...!!」

 

オラの制止の声も聞かず奴は悟飯に向けて

気功波を放った。

 

悟飯は力を使い果たしたのか倒れたまま動かない

 

そのまま気功波に呑みこまれる直前

 

一つの影が悟飯の前に立ちふさがった。

 

その影は悟飯を庇うように気功波を浴びたのだった。

 

 

sideout

 

 

イッセーside

 

穴から飛び出た俺が最初に見たのは

 

悟飯くんがラディッツの攻撃に呑み込まれそうに

 

なっている光景だった。

 

このままじゃ悟飯くんが‼そんなことさせるか‼

 

考えるより先に体が動いていた。

 

俺は赤龍帝の籠手で倍化しまくって跳ね上がった身体能力で

 

悟飯くんの前に立ちはだかり攻撃を受けた。

 

 

「ぐあぁぁぁぁっ‼‼」

 

あまりの激痛に意識が飛びそうになりながらも

 

俺は悟飯くんの様子を見る

 

「・・・・・・・」

 

良かった、無事だ...

 

俺は悟飯くんを穴の近くに置くと

 

ラディッツに向け歩き出した

 

ラディッツは驚いたように後ずさる

 

 

「何故だ!何故倒れん⁉

雑魚があれを食らえば骨も残らんはず...」

 

俺は黙々と歩を進めながら答える

 

「あぁ、いてえよ..今でも激痛に

意識がどっかに飛んでっちまいそうだよ...

でもな!そんなことどうでもいいくらい!

お前がムカつくんだよ!!」

 

『DragonBooster‼‼』

 

 

「うおぉぉぉぉぉぉ!!」

 

俺は猛スピードでラディッツに突っ込んでいく

 

 

「ば‼馬鹿な‼せ、戦闘力1850だと⁉くっ‼

ふざけるなぁ‼俺が地球人如きに負けるかぁ‼」

 

自棄になって気功波を打ってくるが

 

≪バシンッ‼‼≫と右腕で気功波を弾く

 

 

「なっ⁉くそう...」

 

ラディッツは逃げだそうと空に飛びあがる..が

 

 

「逃がすか...馬鹿‼」

 

ジャンプだけで跳び上がったイッセーに捕まれた

 

 

「ぐっ‼触れるな雑魚がぁ!」

 

 

「うるせえ‼吹っ飛べクソ猿人‼‼」

 

俺はそのままラディッツを地面に殴り飛ばした。

 

地上に勢いよく落ちたラディッツは

 

そのまま悟空によって拘束されたが

 

最早抵抗するだけの気力は残っていなかった。

 

 

「く..くそっ‼離せ!カカロット!」

 

 

「ピ、ピッコロやれぇぇぇぇ‼」

 

 

「魔貫光殺法‼‼‼」

 

勢いよく放たれた閃光はラディッツと悟空を貫いた。

 

それを見届けた俺は、

 

 

「へ、へへ...ざまーみろ...!」

 

その言葉を最後に俺は意識を手放したのだった。

 

その後悟空さんが死んだ後にクリリンさん達が来て

 

俺の様子を見て悲しんでいたことを知るのは

 

また別の話...

 

 




トランクス「はい、今回はここまでです。どうだったでしょうか?
僕はイッセー君にはまだまだ強くなってもらいたいですと思っています

それではまた次回お会いしましょう!

seeyounextnovel!!

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