竜に選ばれし赤龍帝   作:榛猫(筆休め中)

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界王「前回までのあらすじだ、
全滅しかけたz戦士達の元に間一髪で到着した悟空とイッセー

だが、その状況はあまりにひどいものだった...

仲間を殺された怒りに震えてイッセーは

ナッパを自身の界王拳で圧倒していく。

手も足も出ずやられたナッパはベジータに助けを求めるが...

「動けないサイヤ人など必要ない!死ねぇ!」

自らの仲間を殺したベジータに驚愕する戦士たち

さてさて、どうなる?


遂に出るか!悟空限界を超えた界王拳

sideイッセー

「へっ!汚ねぇ花火だ」

 

俺達はこの光景に驚いていた。

 

あのベジータとかいうサイヤ人は仲間のはずだった

 

変態改めナッパを粉々に吹き飛ばしたのだから

 

その光景を見てクリリンさんが言う

 

 

「あ、あいつ...自分な仲間を消し飛ばしやがった...」

 

すると、ベジータは此方を向き

 

 

「次は俺が相手だ、ナッパのように行くと思うなよ?」

 

俺を睨みつけてくる、だけど

 

 

「残念だけどあんたと戦うのは俺じゃないぜ?」

 

 

「なに?では誰が戦うつもりだ?」

 

俺の言葉にベジータが不審な顔をして問うてくる

 

 

「アンタの相手はこの人だ、それでいいですよね?

悟空さん」

 

 

「あぁ、イッセーにだけ戦わせるつもりはねえ...

オメエはクリリンたちを頼む」

 

その返事に俺はクリリンさん達の元へ向かう

 

 

「俺の相手はカカロットか、いいだろう

カカロットを殺した後は次はお前だ小僧」

 

 

「オメエにイッセーの番はねぇさ」

 

そうして、二人は構えをとる

 

俺達は邪魔にならないように二人を連れ少し場所を離れた。

 

sideout

 

 

sideクリリン

 

俺は目の前の光景に驚きを隠せないでいた。

 

なんたって、悟空がサイヤ人相手に互角に

 

渡り合ってるんだ、驚かないわけがない

 

 

「す、スゲエ...悟空の奴どれだけ修行してきたんだよ」

 

悟空とサイヤ人の戦いも凄いが何よりも驚いたのは

 

イッセーにだった。こいつは初めて会った時は

 

悟飯より少し強いくらいだったのに

 

今じゃ見違えるほど強くなってやがる...

 

 

「いえ、悟空さんの方が押されてます...」

 

イッセーのその言葉で悟空の方を見ると

 

 

確かに押され始めていた。

 

悟空は気をまた溜め始めているみたいだ

 

こっちにまで圧力が来てる...

 

 

「体保ってくれよ!三倍界王拳‼‼」

 

すると悟空の身体は先程より赤く輝いていた

 

そのままものすごいスピードでサイヤ人に

 

突っ込んでいくそのまま二人はすごいスピードで

 

ぶつかり合っていくその様子は悟空がサイヤ人を

 

押していた。

 

 

「悟空さん...あれだけ界王様に言われてたのに...」

 

イッセーがそうつぶやいている

 

まさか悟空の奴かなり危険な技を...

 

 

「絶対に許さんぞぉぉぉぉ‼‼

もうこんな星など要るもんか!地球もろとも

粉々に打ち砕いてくれるわぁぁぁ‼‼」

 

そう言ってサイヤ人の奴は真上に飛びあがり

 

構えを取った、な、なにをする気だ⁉

 

 

「まずい、二人ともすぐにここを離れます!

ここにいたら巻き込まれちまう!」

 

イッセーが何かを察知してそう叫ぶ

 

すぐさま俺達はその場から離れるのだった。

 

sideout

 

 

side悟空

 

 

「避けられるものなら避けてみろ

貴様は助かっても地球は粉々だぁ‼」

 

奴から尋常じゃない気を感じるくっ...こうなったら

 

 

「賭けるしかねえ!

三倍界王拳のぉかぁめぇはぁめぇ...」

 

ベジータに奴も気を溜めながら言ってくる

 

 

「俺のギャリック砲はだれにも止められんぞぉぉ‼

地球もろとも宇宙に塵になれぇぇぇ‼‼」

 

その言葉とともに奴は技を放った。

 

 

「波ぁぁぁぁぁぁ‼‼」

 

それと同時にオラもかめはめ波で迎え撃つ

 

二つの技がぶつかり合い拮抗する

 

仕方ねえ、こうなりゃ使うしかねえ‼‼

 

 

「界王拳..四倍だぁぁぁぁ‼‼」

 

自身にかけていた界王拳さらに上げた。

 

すると、撃っていたかめはめ波がギャリック砲を押し戻していく

 

 

「なっ!なにっ⁉うおあぁぁぁぁ‼」

 

ベジータはそのままかめはめ波に呑み込まれ飛んで行った。

 

 

「うっ!く.くく..っ!はぁ...はぁ...はぁ...」

 

やべえ体に負担をかけすぎたみてえだ...

 

身体が想像以上に動かねえや...

 

 

「孫、やったでねえか!」

 

そんな声に振り返るとヤジロベーが走ってきていた。

 

 

「え...?ヤジロベーなんでオメエがここに?」

 

ヤジロベーはオラの前で止まると話しだした。

 

 

「なんだ、気づいてなかったんだわにぃ

おみゃあともあろう者がよっぽど必死だったんだなや」

 

 

「へへへ...まあな...」

 

少し苦笑してそう返す

 

 

「しかし、あんなどえりゃあ奴よくぶっ飛ばしたわにぃ

やあっぱたいしたたまげた野郎だわ!」

 

そう言って軽くオラを叩いてくる...が

 

 

「ぐあぁぁぁぁぁっ‼‼」

 

あまりの痛みに叫んじまった...

 

 

「な、なに?どしたん?」

 

 

「身体に無理な技を使っちまってな...」

 

戸惑いつつもそう聞いてくるヤジロベーになんとか

 

答えるけど正直かなりきつい

 

 

「へぇ~まぁ普通じゃなかったもんやな」

 

 

「そ、それよりヤジロベー..オメエ逃げた方がいいぞ...」

 

 

「な…なんで?ま、まさか...」

 

ぎくりと顔を変えるヤジロベー

 

そのまさかで間違ってねえよ...

 

 

「奴は生きてる、あれぐれいで死ぬような奴だったら

苦労はねえ...」

 

 

「で…でもよ、平気やにゃーきゃ?おめえの方が

どえりゃあ強かったでねぇ」

 

 

「言っただろ...オラ無理してっから体がガタガタなんだ

もう限界に近いかもな...」

 

そう言うとヤジロベーの奴呆けた顔して

 

 

「そ、そか...じゃあ...な、が、頑張れよぉ?」

 

そうい言って走り去っちまった...

 

オラはそれを見送るしかできなかった。

 

そのすぐ後に奴が戻ってきやがった...

 

ちくしょう、タフなヤローだ...

 

こっちはも限界だってのによ...

 

 

「さっきはよくもやりやがったな、こうなったら

大猿に変身して貴様をぶっ殺してやる!」

 

そういって奴は手に光り輝く何を作ると空に向け放った。

 

 

「弾けて‼混ざれ!」

 

すると、光の玉は光を強くし弾けた

 

それを見た奴は...

 

 

「俺の大猿は半端じゃないぞぉぉぉぁぁぁぁ...」

 

姿が変わっていき巨大な猿になりやがった。

 

へへへ...こりゃ不味いかもな...

 

オラはこいつにどう立ち向かうか考えを巡らせるのだった。

 




オッスオラ悟空!

遂にベジータが大猿になりやがったぞ!
オラの身体は限界だってのにどうすりゃいいんだ...
もうこうなりゃあの技にかけるしかねえ!

次回!竜に選ばれし赤龍帝
激突!大猿ベジータvs赤龍帝イッセー
ぜってえ見てくれよな!

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