竜に選ばれし赤龍帝   作:榛猫(筆休め中)

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前回までのあらすじ

大猿化したベジータに苦戦を強いられる悟空

対してイッセーはドライグに左腕を支払い力を得る

そして悟空を助けるべく戻るのだった。



遂に覚醒⁉イッセー決死の禁手化

sideイッセー

 

 

 

俺達が戻ってみるとおかしな服を着た

 

見上げるほど大きな猿?の化け物がいた。

 

 

「な、なんだよあのでかい猿は...」

 

俺が驚いている横でクリリンさんが声をなくしていた

 

 

「お、大猿だ...なんでこんなところに…まさかアイツが!」

 

クリリンさんは何か知っているみたいだが後だ、今は

 

悟空さんを探さないと!

 

急いで気を探ると微弱な気を見つけた

 

 

「見つけた!悟空さん‼」

 

悟空さんは大猿化したベジータに締め上げられていた。

 

 

「はっはっは!死ねぇぇぇ‼」

 

 

「ぐあぁぁぁぁぁっ.....!!」

 

今にもやられそうになっている悟空さんに

 

俺はいてもたってもいられず

 

 

「やらせるか‼‼悟空さん!」

 

 

「お、おい待てイッセー‼」

 

クリリンさんの制止も聞かずベジータへと突っ込んでいった。

 

 

「赤龍帝の籠手!!さらに三倍界王拳‼」

 

『Boost!』

 

突っ込みながら神器と界王拳を発動させ大猿めがけて突っ込んだ。

 

 

「うおぉぉぉぉぉぉぉぉ‼‼」

 

(ドゴンッ‼‼)

 

俺は腕を振りかぶり、大猿の腕を殴りつけた。

 

 

「ぐあっ!な、なにぃっ⁉」

 

痛みに驚いた大猿は悟空さんを落とした。

 

すぐさま悟空さんを助け出すとその場を離れる

 

 

「ちっ!くそったれ!まだネズミが一匹残ってやがったか!」

 

ベジータは自身の失態に悪態をつきながら

 

二人の姿を探す

 

俺は岩陰に身を隠し悟空さんを寝かせた。

 

 

「い...イッセー...どうしてここに...」

 

 

「二人を連れて行く途中にとんでもない

気を感じたので急いで戻って来たんですよ

そしたら大猿に悟空さんがやられかけていたので驚きました

後は俺に任せて悟空さんはそこで休んでいてください」

 

俺はそういって悟空さんに背を向け出ていこうとすると

 

 

「ま...待つんだイッセー...」

 

悟空さんに呼び止められた。

 

 

「大丈夫ですよ、悟空さん

クリリンさん達にもすぐ来るように伝えますから」

 

そう言うと俺は岩陰から跳び出していった。

 

岩陰から出るとクリリンさん達が近くに寄ってきた。

 

「イッセー!無事だったか、あの大猿についてなんだが

あいつの尻尾を切れればアイツは元に戻るはずだ

だから協力してくれ」

 

 

「いえ、クリリンさん達は悟空さんといてください

アイツは俺が倒します‼それと尻尾が弱点なんですね

ありがとうございます」

 

 

「あ、おい!待てってイッセー‼‼」

 

クリリンさんに悟空の場所とお礼を言うと

 

俺は大猿に向け跳び出していった

 

 

「やっと出てきやがったか、カカロットの奴はどうした?」

 

 

「悟空さんは俺が帰した、お前の相手は俺だ‼」

 

大猿の前に飛び出した俺はそう宣言した。

 

 

「はっはっはっは‼貴様なんぞが俺様に敵うものか‼」

 

 

「そんなものやってみなくちゃ分からねえだろ‼

輝きやがれ‼オーバーブーストォォォッ‼‼」

 

『Welsh Dragon over booster!!』

 

聞いたこともない音声とともに俺の身体が輝きだし

 

俺の身体を紅い鎧が包み込む

 

 

「ど、どういうことだ‼‼」

 

俺の異変に驚いている大猿

 

 

「これが赤龍帝の鎧(ブーステッドギア・スケイルメイル)だ!

覚悟しやがれ猿野郎‼‼」

 

俺は大猿に向かって突っ込んでいく

 

『BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoost

BoostBoost‼‼‼』

 

『相棒、これを維持できる時間は三十分だ...』

 

「それだけあれば充分だ!十分で決着をつける‼」

 

 

「鎧を着た程度で俺が倒せると思うなぁぁぁっ!!」

 

そうして俺は大猿との戦いに臨むのだった。




オッス!オラ悟空!

大猿化したベジータ相手に

鎧を着たイッセーが押していく

すっげえけど、あれじゃアイツは倒せねえ...

頼むイッセーオラが元気玉を作り出すまで耐えてくれ!

次回竜に選ばれし赤龍帝!放てクリリン!地球の思いを込めた元気玉!

ぜッてえ見てくれよな!

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