ベジータの尻尾を切り落とし、なんとか元の姿に戻すことが出来たイッセーたち
なんとか元気玉を命中させることに成功する、
戦いがようやく終わりを告げたかに見えたのだった
sideイッセー
「おい、起きろ相棒」
その言葉に目覚めると目の前にはあの赤い龍帝
ドライグがいた。
「あれ?ここって...」
以前にも一度来たことがある
「そうだ、ここはお前の夢の中だ」
ドライグがそう説明してくれる
「でも何でここにいるんだ?」
俺は確か大猿の尻尾が切れてアイツが元の姿に戻って
悟飯くんに限界まで力を溜めた力を譲渡したところまでは
覚えてるが...
「お前は孫悟飯に力を譲渡した後倒れたんだ
今はあいつらがあのサイヤ人の相手をしている」
「!!…こうしちゃいられねえ!」
俺は足早にドライグに背を向け歩き出す
「おい、相棒どこに行くつもりだ...?」
「決まってんだろ!早く目覚めて悟飯くん達を助けに
行くんだよ!」
「相棒らしいな、じゃあ行くか」
「あぁ!」
俺は夢から目覚めるのだった。
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目覚めるとそこにベジータの姿はなく
喜んでいるクリリンさんとボロボロになりながらも笑っている
悟飯くんと悟空さんがいた。
サイヤ人の奴は倒せたのか?
そう考えながら体を起こすとある物が目に入ってきた
それは切り落とされたサイヤ人の尻尾だった。
俺はそこまで歩いていくと
(なあドライグ神器は宿主の思いに応えてくれるんだったよな?)
『あぁ、だがそれがどうかしたのか?』
(今から俺が思うイメージってできるか?)
そうすると俺はあることを考える
『あぁ、それは可能だろうな』
(良かったぜ、なら早速やるから頼むよドライグ)
『任せておけ...相棒』
俺は尻尾を拾い上げると神器の宝玉の所にち近づけると
「俺の思いに応えろぉぉぉ‼赤龍帝の籠手‼‼」
すると、籠手の宝玉の所が光だし尻尾が籠手に吸収されていく
(成功...したのか?)
『ちゃんと成功しているぞ相棒』
ドライグの言葉に安心していると
腰のあたりに違和感を感じたので見ると
「な、なんじゃこりゃあぁぁぁ‼」
尻尾が生えていた。
その叫び声に気づいたクリリンが寄ってくる
「イッセー!お前起きてたのかって...いぃっ…‼」
俺の姿を見て驚いているようだ
それもそうだ俺自身も驚いているんだから
「い…イッセーお前どうしちまったんだよ?
お前、なんで尻尾なんか...」
俺がどう説明しようか悩んでいた時
空からある者が降ってきた。そう、サイヤ人だ
サイヤ人はそのまま地面に叩きつけられると動かない
それを見たクリリンさんがサイヤ人の所まで行き
「...とんでもない奴だったけど、墓ぐらい作ってやるか」
そう話した時だった。
「......貴様らの墓をか」
先程まで動かなかったサイヤ人がいきなり目を開けたのだ
「いぃぃぃっ⁉」
三人が驚きを隠せないでいる俺も驚いてはいるが
何があったのか分からなかったためそこまで驚いてはいなかった。
サイヤ人はなんとか体を起こすとクリリンさんを殴り飛ばすと
悟飯くんのほうへと歩いていくと
「ふんっ!たあぁぁぁぁぁ‼‼」
気を爆発的に放出させた
「「「「うわぁぁぁぁぁぁ‼‼」」」」
俺達は吹き飛ばされてしまった
ヤバい...ダメージが大きすぎる...
なんとか仰向けに寝返りを打つと光の玉が目に入った。
『Saiyan Power moon is taken!!』
「なん...だ?...‼‼‼」
突然体にとんでもない力があふれ出した
それと共に俺の姿が徐々に変わっていく
『相棒、それは大猿化だ』
(大猿化?ってことは...)
『相棒の想像通りだ、お前は奴の尻尾を取り込みサイヤ人となった
だからあの玉を見て大猿化し始めた』
俺はそのまま巨大化していき大猿へと変わった
見ると、もう一体大猿がいた。
感じられる気からして悟飯くんだとわかった
大猿は手当たり次第に周りを破壊し始めた。
俺は大猿を止めようと動こうとする...が
「「悟飯...‼サイヤ人だ‼イッセーと一緒にサイヤ人をやれぇ‼‼」」
悟空さんとクリリンさんが叫ぶと暴れていた大猿がベジータへと
標的を変えたようだ、途中チラリと俺の方を見てこくりと頷き
ベジータへと向かって言った。
俺は大猿の邪魔をしないように今ある力を溜め始めた
「イッセー‼聞こえるか?」
声が聞こえ振り返るとクリリンさんがこちらに飛んできていた。
「良かった、お前は理性があるんだな...今は悟飯が
時間を稼いでくれてる...だからお前は今撃てる全開の技で
アイツを倒してくれ」
『分かりました、クリリンさんは危ないので
悟空さん達と離れていてください』
「あぁ、わかった!頼むぞ」
そう言うとクリリンさんは悟空さんを抱えると飛んで行った
『相棒、もういけるぞ?』
ドライグからの合図が来た。待ってたぜその言葉!
『喰らえ!サイヤ人‼‼ドラゴン波だぁぁぁぁ‼‼‼』
俺は左腕を構え残っている気力を全て打ち放った。
ちょうど尻尾を切られた悟飯くんはなんとかそれを回避したが
サイヤ人は回避できずもろにドラゴン波を食らった。
「うっぐあぁぁぁぁぁぁ‼‼」
かなりのダメージを受けたサイヤ人はそのまま地面に落ちた。
『Reset!』
その音声と共に俺の姿も元に戻った。
「はぁ…はぁ…うっ…‼」
まだ死んでいなかったベジータはリモコンのようなものを捜査していた
そのすぐ後ボールのような機械がサイヤ人の近くに降りてきて
サイヤ人の奴は船に乗り込もうと体を這っていく
「逃がしてたまるか...‼‼」
クリリンさんがやってきてサイヤ人を逃がすまいと追いかける
「待て!...殺された皆の恨みだ!覚悟しろ!」
そう言いながら何処で拾ってきたのか刀を振り降ろす
が、それはサイヤ人には刺さらなかった。
「なっ⁉なんで止めるんだイッセー!」
そう、俺がギリギリのところで刀を止めたからだ
「悟空さんに言われたんすよ」
そういって悟空さんの方を見る
「なんだって?悟空が?」
そう言いながらクリリンさんも悟空さんの方を見る
《すまねえな…イッセー…クリリン…そいつを…
行かせてやってくれ…オラ…今度はオラ一人の力で倒してえんだ…》
「...分かったよ、お前には我儘を言う資格があるもんな...」
《ありがとな…クリリン…》
そんな風に二人が話している間俺はサイヤ人の様子を伺っていた。
乗るのに苦労していたようだったので少し手を貸してやると
「き…貴様…何のつもりだ…」
「何のつもりもねえよ...悟空さんがあんたを見逃すって言ってんだ
だから俺はあんたが無事帰れるように手伝いをしてやるだけさ」
『Boost!』
「赤龍帝の贈り物!」
『Transfer‼』
俺は一段階倍化をしてベジータに譲渡してやった。
「これで少しは動けるだろ?気を付けて帰れよ...」
サイヤ人の奴はなんとか宇宙船に乗り込むと
「よく覚えておけよゴミ共…もう奇跡は起こらんぞ…
今度会った時は皆殺しだ…‼精々楽しんでおくんだな…」
そう言うとボールは閉まり飛んで行くのだった。
俺達は地球を守り抜いたのだ。
オッス!オラ悟空!
ベジータをなんとか倒したオラ達だけどまだ殺された
仲間たちを生き返らせなきゃなんねえ…へ?クリリン達オメエ神様の故郷に行くんか?
オラ達も行きてえよ
次回!龍に選ばれし赤龍帝!訪れた平和 次の行き先はナメック星?
ぜッてえみてくれよな!